スパークルおおいたとパールイズミが提携…記念プレゼントも

JCL所属のプロサイクリングチーム、スパークルおおいたレーシングチームパールイズミは、2023年1月からカスタムウエアキットの供給や共同開発、サイクルイベントの共同開催などの取り組みでパートナーシップを締結した。

スパークルおおいたレーシングチームとパールイズミがパートナー締結

創業73年に入るパールイズミは、41年前にサイクリスト向けのオーダーウエアサービスを開始。プロ選手やホビーレーサーに質の高いオリジナルウエアを提供し続けてきた。日本ナショナルチームのウエア提供を40年以上続ける活動に加えて、スパークルおおいたを迎え入れることによって、より高機能なウエアづくりを目指す。

スパークルおおいたレーシングチーム

スパークルおおいたは、2021年に発足しJCLに所属、2022年はJCLバンクリーグ優勝、JCLチームランキング2位でツアーを終え、2023年1月よりメンバーを10名としUCIコンチネンタルチームとしてより積極的に活動していく。

スパークルおおいたレーシングチームのジャージ

「2023シーズンよりサイクルウエアをサポートしていただくこととなりました。 日本のサイクルフィールドを支え続け、世界最高峰の品質と快適性、また、一秒でも速く走りたいという選手の思いに応えるべく開発を進めるたゆまぬ努力。その結晶でもあるパールズミのサイクルジャージを身に着け、2023 年 シーズンを走れることにチーム、選手は楽しみにしています」とチーム監督兼GM黒枝美樹。

「2020年、新型コロナウイルス感染拡大が猛威をふるい、世界中が混沌とする中、黒枝兄弟とともに6人の仲間はチームを結成し、現状の環境の中で何かができるのではないかと、さまざまなことに取り組んできました。今後もさらなる高みを目指し、2023年よりUCIコンチネンタルチームとして活動し、パールイズミとともに、すべてのサイクリストが快適に楽しく走れる環境づくりに取り組んでいきます」

Sparkle Oita Racing Team T シャツ(M/L)

パートナーシップ記念のプレゼント

スパークルおおたレーシングチームとパールイズミがパートナーシップを記念し、①マグカップ(5個)、Sparkle Oita Racing Team Tシャツ(MかLサイズ、5枚)、計10名にプレゼント。以下のフォームより応募。抽選で当選した人にプレゼント商品発送。

スパークルおおいたマグカップ

●プレゼント応募フォーム
●パールイズミのホームページ

ニュージーランド・サイクルクラシック第1Sでキナンのカバナ2位

ニュージーランド・サイクルクラシックが1月11日に開幕し、KINAN Racing Teamのライアン・カバナが第1ステージで2位になった。終盤の駆け引きから抜け出し、そのまま逃げ切ったメンバーでのステージ優勝争いだった。

ニュージーランド・サイクルクラシック第1ステージでライアン・カバナ2位 ©KINAN Racing Team / Syunsuke FUKUMITSU

チームにとって3年ぶりとなる南半球・ニュージーランドでのシーズンイン。通算3度目の出場となる。大会初日から大雨に見舞われ、レース距離が短縮された。

ニュージーランドでは唯一のUCI(国際自転車競技連合)公認の国際ステージレースで、これまで数々の名選手を輩出した登竜門的な位置づけのレースでもあるこの大会。KINAN Racing Teamは2019年の初出場以来シーズン開幕戦として臨んでいて、2023年は新型コロナ禍を乗り越えての3年ぶりの出場を果たしている。  

今回の舞台となるのは、大会前半が首都ウェリントンから北東へ100kmほど進んだ街・マスタートン。後半に入るとウェリントンへと移って、全5ステージで争われる。  

久々の参戦に大きな歓迎を受けているチームは、過去に出場経験のある山本元喜、トマ・ルバ、新城雄大の既存の主力組に、ライアン、孫崎大樹、ドリュー・モレのニューフェイスが合流。新たなメンバーとの融合も、今季初戦の重要なテーマに。直前まで行われていたオーストラリア選手権で好成績を挙げたドリューとライアンには、開催地のメディアも注目しており、KINANメンバーとして早くも真価を問われる場ともなる。  

ニュージーランド・サイクルクラシックのキナンレーシング ©KINAN Racing Team / Syunsuke FUKUMITSU

そうして迎えた第1ステージは、拠点のマスタートンを出発し北へ針路をとってアルフレッドトンとを往復するルート。アルフレッドトンでは35kmの大周回を2回めぐり、マスタートンへと戻る。  

例年ハイスピードで展開するのが大きな特徴の今大会にあって、この日選手たちを苦しめたのがスタート以降強まる一方の雨。次第に風も強くなっていったことから、レース進行中にアルフレッドトンの周回を1回に短縮。ステージ距離は123kmに変更された。  

プロトンでは悪天候をついてアタックする選手が出るものの、どれも脅威とはならず。KINANメンバーも危険を回避しながら集団内でのポジションを押さえて進行。膠着状態が続いたが、100km地点を過ぎて均衡が破られる。地元ニュージーランド選手の飛び出しをきっかけに、数人の追走グループが形成される。ライアンがこれに乗じ、やがて先頭までブリッジ。先頭が5人でまとまると、集団に対して少しずつリードを広げて優位な状況を作り出した。  

この状況にメイン集団は前を行く選手たちを追い切れず、ライアンたちの逃げ切りは濃厚に。フィニッシュへ向かう最後の1kmは急坂区間。好位置をキープして上ったライアン。最後はジェームス・オラム選手(ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング)との一騎打ちとなり、先着を許したものの、バッドコンディション下でのレースで2位と上々の走り。後続にタイム差をつけてのフィニッシュで、残りのステージを見据えても好スタートとなった。  

残る5人も終始メイン集団でレースを進め、ステージを完了。翌日へとつなげている。  

大会初日からイレギュラーな格好となったが、第2ステージからは一層激しいレースになることが予想される。次はマスタートンから南下し、マーティンバラを折り返す127.3km。中盤に登坂区間が控えるが、後半は下り基調で、フィニッシュはスプリントが予想されている。

●キナンレーシングのホームページ

ファンアールトがW杯2勝目…ピドコックは世界選手権欠場

ベルギーのワウト・ファンアールト(ユンボ・ビスマ)が、1月8日にベルギーのゾンホーフェンで行われたシクロクロスワールドカップでライバルのマチュー・ファンデルプール(オランダ)に差をつけて優勝。2022-2023シリーズで2勝目。

ファンアールトが1月8日にベルギーのゾンホーフェンで行われたシクロクロスワールドカップで優勝した ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

砂区間でファンデルプールを突き放す

ゾンホーフェンの砂区間はワールドカップシリーズで最もテクニカルなコースの1つと言われるが、ファンアールトはほぼ完璧な走りを見せつけ、レース序盤から先行すると、後ろを確認することはほとんどなかった。

ライバルであるファンデルプールは、先行したファンアールトを早めにキャッチし、中盤戦でプレッシャーをかけようとした。しかし、ファンデルプールは深い砂のセクションでコースアウトするなどで、すぐにファンアールトに30秒以上遅れを取る。

ファンアールトは最後まで気を抜かず、2位ファンデルプールを80秒引き離して、地元のファンに手を振ってゴールした。ベルギーのローレンス・スウィークが3位。

ファンアールト ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

28歳のファンアールトは、「ファンデルプールは突然ボクの前で転倒し、そのアクシデントで大きなギャップを作ることができた」。

「明日はチームキャンプに出発する。走りに磨きをさらにかけるためには、太陽の下で何マイルも走る必要がある」

ファンアールトがワールドカップで優勝 ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

ピドコックがシクロクロス世界連覇に固執せずロード練習に集中

英国のディフェンディングワールドチャンピオン、トム・ピドコックは今回のワールドカップレースに出場しなかった。シクロクロス世界選手権は2月5日にオランダのホーヘルハイデで開催されるが、ピドコックが欠場することが確認された。

2023ブエルタ・ア・エスパーニャの全日程はスペインがベースに

2023ブエルタ・ア・エスパーニャのコースが発表された。8月26日にスペインのバルセロナで開幕し、9月17日に首都マドリードにゴールする。大会序盤にピレネー山中のアンドラやフランスのツールマレー峠を訪問するが、全21ステージはほぼスペインをベースとして行われる。

2023ブエルタ・ア・エスパーニャは8月26日から9月17日まで

総距離は3158.3km。

  • 4=平坦ステージ
  • 2=平坦ステージで最後が頂上ゴール
  • 6=起伏がちなステージ
  • 7=山岳ステージ
  • 1=チームタイムトライアル、1=個人タイムトライアル
  • 2=休息日

2023ブエルタ・ア・エスパーニャ日程

8月26日(土) 第1ステージ バルセロナ=チームタイムトライアル 14.6m
8月27日(日) 第2ステージ マタロ〜バルセロナ 181.3km★★
8月28日(月) 第3ステージ スリア〜アリンサル(アンドラ) 158.5km★★★
8月29日(火) 第4ステージ アンドララベリャ(アンドラ)〜タラゴナ 183.4km★★
8月30日(水) 第5ステージ モレリャ〜ブリアナ 185.7km★★
8月31日(木) 第6ステージ ラバイドゥイショー〜ハバランブレ天文台 181.3km★★★
9月1日(金) 第7ステージ ウティエル〜オリバ 188.8km
9月2日(土) 第8ステージ デニア〜ショレトデカティ 164.8km★★★
9月3日(日) 第9ステージ カルタゲナ〜カラバカデラクルズ 180.9km★
9月4日(月) 休養日
9月5日(火) 第10ステージ バリャドリード=個人タイムトライアル 25km
9月6日(水) 第11ステージ レルマ〜ララグナネグラ・ビヌエサ 163.2km★★
9月7日(木) 第12ステージ オルベガ〜サラゴサ 165.4km
9月8日(金) 第13ステージ フォルミガル・ウエスカラマジア〜ツールマレー峠(フランス) 134.7km★★★
9月9日(土) 第14ステージ ソブテールドベアルン(フランス)〜ララベアグア 161.7km★★★
9月10日(日) 第15ステージ パンプローナ〜レクンベリ 156.5km★★
9月11日(月) 休養日
9月12日(火) 第16ステージ リエンクエスプラジャ〜ベヘス 119.7km★
9月13日(水) 第17ステージ リバデセジャ〜アングリル峠 122.6km★★★
9月14日(木) 第18ステージ ポラデアランデ〜ラクルズデリナレス 178.9km★★★
9月15日(金) 第19ステージ バニェザ〜イスカル 177.4km
9月16日(土) 第20ステージ マンザナレスエルレアル〜グアダラマ 208.4km★★
9月17日(日) 第21ステージ サルスエラ競馬場〜マドリード 101km
★は難易度

●ブエルタ・ア・エスパーニャのホームページ

DSMがスコットと契約延長…グループメーカーのシンクロスも

ワールドツアーチームのDSMは、スコットとのパートナーシップをさらに2年間更新した。スコットは、プレミアムバイクと高性能ヘルメットの公式サプライヤーとしてを引き続きサポートしていく。スコットスポーツグループの一員であるシンクロスは、自転車コンポーネントのスポンサーとしてのパートナーシップを拡大し、チームDSMの公式サドルサプライヤーになった。

DSMが2023シーズンに投入するスコット

ツール・ド・フランス女子で最初のマイヨジョーヌ獲得も

DSMは2021年にスコットと契約。チームDSMは、2022年は最新型のフォイルRCの開発に共同参画した。チームはグランツールのステージで優勝し、2022ツール・ド・フランスファムの第1ステージで優勝し、最初のマイヨジョーヌを着用するなど活躍した。

スコットスポーツのパスカル・デュクロ副社長は「チームDSMはワールドツアーチームとして大きな成功を収め続けており、スコットにとって素晴らしいパートナーだ」と評価する。

「キープチャレンジの哲学を持つチームは、イノベーション、テクノロジー、デザインに対する私たちの情熱とシームレスに調和している。チームはスコットと同じハイパフォーマンスの目標によって推進されている」とデュクロ副社長。

DSMのスコットバイク

DSMのCEOであるイワン・スピークブリンクは、「私たちはプロのロードサイクリングに変化をもたらすという情熱を共有している」という。

「スコットは、高性能レーシングバイクの開発において卓越した実績を持っている。まったく新しいフォイルRCの最近の導入により、スコットは再びこの評判に応えた。今後数年間、スコットとその業界をリードするエンジニアリングチームと協力し続けることができることに興奮している」

【フランスのおすすめホテル】プールサイドの部屋はプライベートデッキとネコも

南西フランスのカルカッソンヌは「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」と言われる中世から栄える都。このカルカッソンヌの郊外にあるペノーティエ(Pennautier)という小さな町がある。インターネット予約サイトでここにラ・ベイティナ(La Beytina)という宿を見つけて予約していた。

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【フランスのおすすめホテル】プールサイドの部屋はプライベートデッキとネコも

●eSIM、トリファのホームページ