2月開催のドバイツアーでキッテルとカベンディッシュが激突へ

2月6日から10日まで開催されるドバイツアーに16チームが出場する。1月15日に主催者が発表した。ワールドツアー9チーム、プロフェッショナルコンチネンタル5チーム、コンチネンタル1チーム、UAEナショナルチームが参戦する。1チームは7人編成で、中東の平たんコースで開催されることから、スプリンターに有利で、2017年はマルセル・キッテルが総合優勝した。

2017ドバイツアーを制したマルセル・キッテル

出場チームはアスタナ(カザフスタン)、バーレーン・メリダ(バーレーン)、BMC(米国)、クイックステップフロアズ(ベルギー)、ディメンションデータ・ケベカ(南アフリカ)、カチューシャ・アルペシン(スイス)、ロットNLユンボ(オランダ)、トレック・セガフレード(米国)、UAEエミレーツ(UAE)がワールドツアーチーム。コフィディス(フランス)、ラリーサイクリング(米国)、ノボノルディスク(米国)、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア(イタリア)がプロフェッショナルコンチネンタルチーム。コンチネンタルチームのミッチェルトン・バイクエクスチェンジ(中国)とUAEナショナルチームがこれに加わる。

カチューシャ・アルペシンのマルセル・キッテル、ディメンションデータ・ケベカのマーク・カベンディッシュの参戦が予定され、優勝候補の最有力となる。トレック・セガフレードのジョン・デゲンコルプ、UAEエミレーツのアレクサンドル・クリストフも強豪スプリンターだ。

2017ドバイツアー

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ジロ・デ・イタリアが4賞ジャージのマドリーナ発表

ジロ・デ・イタリアは、ミラノファッションウイークの最終日となる1月15日に、2018年大会で使用する4賞ジャージのマドリーナ(スポンサー)を発表した。101回目となる大会は5月4日から27日まで。

2018ジロ・デ・イタリアのリーダージャージ

個人総合成績のマリアローザ(ピンク色)のスポンサーはエネル。スプリント賞のマリアチクラミーノ(シクラメン色)はセガフレード。山岳賞のマリアアッズーラ(空色)はメディオラヌム銀行。新人賞のマリアビアンカ(白色)はユーロスピン。

ミスイタリアのアリーチェ・ラケーレ・アルランク

個人総合成績のマリアローザ
スプリント賞のマリアチクラミーノ
山岳賞のマリアアッズーラ
新人賞のマリアビアンカ

リーダージャージはカステリ製。空気抵抗の低減と軽量化が特徴で、重量は124g。3Dロゴが斬新だ。発表会にはミスイタリアのも参加し、「国民的な大会の発表会に同席できてとてもうれしい」と語った。

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2018ジロ・デ・イタリア に フルーム が参戦表明

アニソン界のカリスマ作曲家、梶浦由記がスポーツ紙裏面でフルーム愛を語った

1月16日付けの東京中日スポーツ裏面でアニソン界のカリスマ作曲家、梶浦由記さんが自転車ロードレーサー、クリストファー・フルームへの思いを語った。

音楽コンポーザー、梶浦由記

作詞・作曲・音楽プロデューサーとしてアニメやゲームの劇中伴奏音楽からNHK看板番組のテーマ曲まで担当する梶浦さん。音楽界のカリスマ的存在は、プライベートで自転車ロードレースのフルーム(英国)の大ファン。裏面の全面記事では梶浦にツール・ド・フランスへの熱き思い、仕事の合間に気分転換として乗るサイクリングのことを聞いている。

「鉄の精神力と鉄の自制心。負けず嫌いで悔しいはずなのに、負けたときは言い訳もせずに勝者を称える。ジェントルマンのふりをしたオオカミ。わりと日本人好みで、そんなところがカッコいい!」と梶浦さん。

クリストファー・フルーム。2017ツール・ド・フランス