DAZN(ダゾーン)がジロ・デ・イタリアなど60レース配信…ワールドツアー60%カバー

スポーツチャンネルのDAZN(ダゾーン)は1月28日から、2018年の自転車ロードレース配信を開始する。ライブのほか見逃し配信やハイライトが楽しめる。2017年に引き続いてジロ・デ・イタリアなどを配信し、UCIワールドツアー37レースのうち21レースをライブで配信していく。

ジロ・デ・イタリアは2017年に続いてDAZNで配信される

メジャーレース以外にもUCIヨーロッパツアーのHC(超級)、クラス1の大会、英国やフランスのナショナルチャンピオンシップ、若手選手の登竜門であるツール・ド・ラブニールなど世界各国から合計60レースを日本語コメンタリーつきでライブ、見逃し、ハイライトで楽しめるようになる。

メジャーレースとしてはミラノ〜サンレモ、ジロ・デ・イタリア、イル・ロンバルディア、アブダビツアーなどRCSが主催するものをはじめ、ロンド・ファン・フランデレン、アムステルゴールドレースなどのクラシック大会が含まれる。ツール・ド・フランス主催社のASOが運営するレースはない。

また、世界のロードレースの今を伝えるドキュメント番組「inCycle」を3月から全24回字幕つきで配信予定。

DAZNのUCIワールドツアー配信予定

DAZNの1〜2月配信予定

DAZNの問い合わせページ

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日本のソックスメーカー「RxL」とNIPPOチームがパートナー契約

日本のソックスメーカー「R×L(アールエル)」とNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは2018シーズン、新たにスポンサー契約を締結。自転車競技向けに追求された最高品質のソックスが世界を舞台に戦うチームに供給されることになった。

R×Lは高機能スポーツソックスブランドを目指し、2008年からランニング専用ソックス、2010年から自転車専用ソックスの販売をスタート。そのものづくりは選手自身の肌とシューズをつなぐだけにとどまらず、自身のパフォーマンスを最大限に発揮するために作られている。またR×Lのコンセプトである『完成なきモノ作り』が示すとおり、完成された商品はラインナップにはひとつもなく、日々研究、開発、創造を行って日本から世界へ誇れる最高の品質を届けているという。

チームが使用するモデルはR×L BIKEのフラッグシップモデルの「TBK-300R」をベースに、さらに薄く軽く、さらにダイレクト感を増して、足と靴の間で生じるわずかなパワーロスも起こさない設計に変更された(選手はよりダイレクトな履き心地を好みより軽量にするためTBK-300Rの足裏にあるシリコンは削除される)。

イタリア・ブレシアに本社をおく世界最大規模の靴下編機メーカーLONATI社が開発した編機により、今回R×Lがサポートするチーム仕様のBIKE専用ソックスが作られている。イタリアの機械と日本の技術力(特許製法)というソフトの融合という意味では、チームと同様に2つの国の力が合わさって完成された。

R×Lのホームページ

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