レッドブル・エアレース開幕戦は2月2、3日…アジアでも2戦開催へ

レッドブル・エアレース2018が2月2〜3日のUAE・アブダビで開幕する。合計8戦となり、8月4〜5日の第5戦、11月(日程未定)の第8戦がアジアでの開催となる。開催地は未発表となるが、2017年までに引き続き日本の千葉市が招致活動を継続している。

©Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

2017年は日本のベテランパイロット、室屋義秀が悲願のシーズン総合優勝を達成。2018年も連覇をねらって開幕地のアブダビに乗り込んでいる。

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シリーズは2月21〜22日にフランスのカンヌ、5月26〜27日にヨーロッパ(開催地未定)、6月23〜24日にハンガリーのブダペストを経て第5戦はアジアへ。さらに8月25〜26日にロシアのカザン、10月6〜7日に米国のインディアナポリスで行われる。最終戦は再びアジアだ。

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日本の大観衆が集まった千葉大会は現在のところカレンダーにリストアップされていないが、これまで同様の開催に向けて調整を続けているようだ。

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バルデがツール・ド・フランスの石畳区間を試走

AG2Rラモンディアルのロマン・バルデ(フランス)が2018ツール・ド・フランスのコースとして採用された15カ所のぱべ(石畳)区間を試走した。同行したのはチームメートのオリバー・ナーセン、トニー・ガロパン、ジュリアン・デュバル、シルバン・ディリエ。バルデは過去2年のツール・ド・フランスで総合2位、3位と上位に食い込む実力者で、33年ぶりのフランス勢の総合優勝を期待されている。

2018ツール・ド・フランスのコースとなる石畳の悪路を試走するAG2Rのバルデら

北フランスの悪路を試走したのは1月26日。2日後に南フランスのマルセイユで開幕戦のグランプリシクリスト・ラマルセイエーズを控えていての動きだった。7月15日に開催されるツール・ド・フランス第9ステージのアラス〜ルーベ間に断続的に15カ所のパベが出現する。この日はこの時期の北フランスにありがちなどんよりとした天候で、ぬかるんだコースを走った。

「今日は楽しめた」とバルデ。「7月にし烈な戦いが待っていても、この経験が生かされると思う」

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欧州ロードシーズンの開幕戦と位置づけられるグランプリシクリスト・ラマルセイエーズがフランスのマルセイユで開催され、AG2Rのアレクサンドル・ジェニエがゴール勝負を制して優勝した。チームは前身のカジノ時代となる1998年にマルコ・サリガーリ(イタリア)が優勝して以来、これで同大会20勝目。

グランプリシクリスト・ラマルセイエーズはAG2Rのアレクサンドル・ジェニエが制した ©Frédéric MACHABERT

「スタート台に並んだ7選手はみなミスすることなく完ぺきにレース展開をこなしてくれた。残り1kmからロマン・マルデが素晴らしい仕事ぶりで、残り250m地点で最高のポジションに位置することができた。最高のシーズンインができて満足している」とジェニエ。

アレクサンドル・ジェニエ ©Vincent Curutchet

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