福岡沙織がアイスクロス・ダウンヒルのクラッシュドアイスに初参戦

アイスホッケー、ダウンヒルスキー、スノーボードクロスの要素を取り入れたアイスクロス・ダウンヒル競技の世界選手権シリーズ、ATSXレッドブル・クラッシュドアイスワールドチャンピオンシップ。2月3日にフィンランドのユバスキュラで第2戦が行われ、日本からは山本純子(35=北海道)に加えて、福岡沙織(25=神奈川県)が初参加する。

レッドブル・クラッシュドアイス第2戦の練習をこなす福岡沙織 ©Sebastian Marko/Red Bull Content Pool

大会には2010年、2012~13年、2015~17年に出場している会社員の山本に加えて、今回より参戦する福岡。テレビで見たのをきっかけに本世界大会への参加に向けてハードトレーニングを重ね、1月27日にサンクトペテルスブルク(ロシア)で開催したライダーズカップから出場している。2人の日本女性が参戦する本大会は、レッドブル・クラッシュドアイスイベントのなかで今シーズン唯一自然の地形を利用したコース。初めて日中での開催となる。最高時速80kmのスピードで23カ国から集まった選手がコースを駆け抜ける中、日本人選手の頑張りも期待。

レッドブル・クラッシュドアイス第2戦 ©Sebastian Marko/Red Bull Content Pool

大会の様子はレッドブルTVで2月3日20時より生中継で視聴できる。

●福岡沙織
高校時代、部活でバレーボールに励むかたわら、フィギュアスケートやアイスホッケーにも興味を持つ。数年前に山本純子が出場していたレッドブル・クラッシュドアイスをテレビで見たことをきっかけに参加を決意。すぐに山本と連絡を取り、競技についての説明やアドバイスを受けながら独自に練習を開始する。2018年1月27日にサンクトペテルスブルクで開催したライダーズカップから参加するが、レッドブル・クラッシュドアイス特有の壁である上り坂を越えられずリタイア。次戦となるユバスキュラ大会では完走を目指す。

福岡沙織 ©Sebastian Marko/Red Bull Content Pool

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ペダルをこがないパンプトラックが世界選手権開催…日本でも8月に予選会

レッドブル・パンプトラック世界選手権が2018年に初開催される。9月7日にスイスのレンツァーハイデで行われることになり、3月10日から世界各国で代表選手選考レースが開催される。日本でも8月5日に北海道の赤井川で行われると発表された。

©Markus Slavik / Red Bull Content Pool

パンプトラックとはペダルをこがないで、身体の重心移動やコースの傾斜を利用して加速力をつけてゴールを目指す新種の種目。機材としてはMTBやBMXが使われる。コースには幾多のコブやコーナーがあり、選手はそれを利用してスピードを維持する。レースは一斉スタート形式とタイムトライアルがある。

©Sven Martin/Red Bull Content Pool

予選会は3月から8月末まで21レース。オランダ、インドネシア、フィリピン、ニュージーランド、インド、南アフリカ、チリ、レソト、オーストリア、米国、エストニア、タイ、フランス、英国、カナダ、リヒテンシュタイン、イタリアなど世界中で回されるという。

各選考会の男女トップ4に世界選手権出場枠が与えられ、優勝者の渡航費は招待扱い。

©Sven Martin/Red Bull Content Pool

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