夏のパフォーマンスを変えるひんやり感…C3fitクーリングシリーズ

高機能コンプレッションウエアブランド「C3fit(シースリーフィット)」は、着ることで涼しく快適になるスポーツウエア「C3fit Cooling series(クーリングシリーズ)」を3月28日から発売する。暑い日のスポーツシーンでの涼しさと快適性を重視した新商品。取り扱いはゴールドウイン。

2017年に一部店舗で販売をして大変好評のアイテム。2018年は商品バリエーションと販売店舗を拡大する。C3fit Cooling series(クーリングシリーズ)は、持続涼感とUVカット機能が特長の高機能ウエアシリーズだ。熱伝導性の高いしなやかなナイロン素材により着用時のひんやり感と涼感が続く。従来のスポーツマーケットでの接触冷感素材よりもさらに細い糸を用いていて、非常に薄い素材でありながらもUPF値25以上(白色で計測)のUVカット効果。ストレッチ性と吸汗速乾性に優れ、運動中のさまざまな動きに追従し、かいた汗もすばやく乾かす。

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クーリングVネックロングスリーブ。カラーはホワイト、ブラック、ディープネイビー。5500円(税別)
クーリングアームカバー。カラーはブラックとホワイト。2000円(税別)

【主力商品と特徴】
①持続涼感
吸水性が高いナイロン扁平糸を使用した熱伝導性が高い素材とフラットな編み組織による心地よい涼感。従来のコンプレッションウエアに比べて余裕がある着用感で、効率よく空気を取り込み涼しさが持続。
②吸汗速乾
異形断面糸による吸水拡散性と速乾性
③UVカット
UPF値25以上
④動きやすいストレッチ性
さまざまな動きに追従する高いストレッチ性
⑤高めのエリと長めの着丈
首元の日焼けを防ぎ、運動時にも背中が出にくい安心の着丈。

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激しいペースの変化の中で3選手がメイン集団に…ランカウイ参戦のキナン

マレーシアを舞台に行われているアジア最大級のステージレース、ツール・ド・ランカウイは3月19日、第2ステージを実施。208.3kmで争われ、キナンサイクリングはサルバドール・グアルディオラ、マルコス・ガルシア、トマ・ルバの3選手がメイン集団でフィニッシュ。引き続きトップが見える位置で今後のステージを走ることになる。

ツール・ド・ランカウイ第2ステージ ©︎ KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

前日の第1ステージでは気温40度近い暑さの中でのレースとなり、キナンは5選手がトップと同タイムのメイン集団内でフィニッシュ。唯一、椿大志がリタイアとなったが、残る5人でこの先の戦いを継続していくことになる。

第2ステージは、ゲリク(Gerik)からコタ・バル(Kota Bharu)までの208.3km。前半に4級と1級のカテゴリー山岳を越え、その後は平坦が続く。後半はタイとの国境地域を進み、東シナ海に面した街へとフィニッシュする。チームとしては逃げでのレース展開も視野に入れながら、大会2番目の長距離ステージへと挑んだ。

そうして始まったレースは、序盤から逃げ狙いのアタックが頻発。キナン勢も中西やルバらが果敢に前をうかがい、一時先行する場面こそあったものの、逃げを決めるまでには至らない。スタートから28km地点に設けられた4級山岳を前に6人が先行し、これを集団が容認。キナン勢5選手も集団に待機し、レースを進めた。

しかし、続く67.8km地点に設定された1級山岳に入ってメイン集団がペースアップ。有力スプリンターをふるい落とそうと動いたチームが出たことによって、メイン集団の人数が急激に絞られる。ルバ、グアルディオラ、ガルシアは前方にポジションを構えたが、山本と中西は後続グループへと下がる。その後の下りを利用して集団復帰を試みたが追いつくことができず、そのままグルペットで完走を目指す形になった。

勢いを増したメイン集団は、120km地点を過ぎるまでに逃げメンバーを吸収。その後は新たに逃げを狙う選手や、強い風を利用して集団の分断を図るチームなどが出るも、いずれも決定打とはならず。集団待機のキナン勢3選手も問題なくレース後半を走った。

ステージ優勝争いはスプリント勝負となったが、キナン勢は安全なポジションを確保してフィニッシュラインを通過。グアルディオラがチーム最上位となる26位、ガルシアが32位、ルバが43位と続いた。また、トップから13分15秒差で山本と中西を含んだグルペットがレースを終えている。

第2ステージを終えた時点での総合順位は、グアルディオラが33位、ルバが39位、ガルシアが41位。いずれもトップから11秒差に位置している。また、チーム総合順位は前日から5つ上げて13位としている。

翌20日の第3ステージは、コタ・バルからクアラトレンガヌ(Kuala Terengganu)までの166km。南シナ海沿いを南下するルートは、山岳ポイントが設けられておらず、終始フラットなコースレイアウト。最後は同国東岸の主要都市であるクアラトレンガヌの街へとフィニッシュする。ラスト3kmはテクニカルなコーナーが数カ所待ち受けていて、集団内の激しいせめぎ合いが予想される。

トマ・ルバ

トマ・ルバのコメント
前日の第1ステージはオールフラットに近いレイアウトだったことから、スプリンターがいないわれわれは安全に終えることが仕事だった。一方で第2ステージは、少しハードな局面もあり、サルバドールとマルコスと3人でその状況に対処した。こうした動きはこの先に控える山岳ステージに生かされると思う。
コンディションはよいと感じている。明日と明後日はフラットなコースが控えているので、走りをコントロールできれば第5ステージ(山岳ステージ)に100%の調子で臨めるのではないかと思っている。
この大会に出場できることは大きなモチベーションになっている。今の調子でどこまでできるかややれるだけやってみたい。もちろん、チーム最大目標のツアー・オブ・ジャパン(TOJ)やツール・ド・熊野も視野に入れている。ランカウイ後のレースも含めて、TOJと熊野につながる走りを意識していきたい。

ツール・ド・ランカウイ第2ステージ結果(208.3km)
1 リッカルド・ミナーリ(イタリア、アスタナプロチーム) 5時間18分20秒
2 マッテーオ・マルチェッリ(イタリア、アンドローニジョカットリ・シデルメク) +0秒
3 パオロ・シミョン(イタリア、バルディアーニ・CSF)
4 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、アスタナプロチーム)
5 マルコ・クンプ(スロベニア、CCCスプランディ・ポルコヴィチェ)
6 ルカ・パシオーニ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア)
26 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
32 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team)
43 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
114 山本元喜(KINAN Cycling Team) +13分15秒
124 中西健児(KINAN Cycling Team)

個人総合時間
1 リッカルド・ミナーリ(イタリア、アスタナプロチーム) 8時間47分13秒
2 ソー・ジュンヨン(韓国、KSPO・ビアンキアジアプロサイクリング) +5秒
3 マッテーオ・マルチェッリ(イタリア、アンドローニジョカットリ・シデルメク)
4 メクセブ・ドゥバサイ(エリトリア、ディメンションデータ) +7秒
5 パオロ・シミョン(イタリア、バルディアーニ・CSF)
6 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、アスタナプロチーム)
33 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +11秒
39 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
41 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team)
109 山本元喜(KINAN Cycling Team) +13分26秒
116 中西健児(KINAN Cycling Team)

ベストアジアンライダー
1 ソー・ジュンヨン(韓国、KSPO・ビアンキアジアプロサイクリング) 8時間47分18秒
44 山本元喜(KINAN Cycling Team) +13分21秒
49 中西健児(KINAN Cycling Team)

スプリント賞
1 リッカルド・ミナーリ(イタリア、アスタナプロチーム) 23pts

山岳賞
1 ベルナルドアルベイロ・スアザ(コロンビア、マンザナポストボンチーム) 19pts

チーム総合
1 アンドローニジョカットリ・シデルメク 26時間22分12秒
13 KINAN Cycling Team +0秒

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アスタナのリッカルド・ミナーリがツール・ド・ランカウイで区間勝利…総合でも首位に

マレーシアで開催されているツール・ド・ランカウイは3月19日に第2ステージが行われ、アスタナのリッカルド・ミナーリ(イタリア)がゴール勝負を制してプロ初勝利を挙げた。

ツール・ド・ランカウイ第2ステージを制したリッカルド・ミナーリ © Dario Belingheri/BettiniPhoto

「とても暑くて、山岳も厳しく、さらには208.3kmという長距離だった。上り坂でいったんは脱落してしまったが、チームメートともにダウンヒルで第1集団に復帰することができた。最後はアシストの力を受けていいスプリントができた」とミナーリ。

初日に首位に立ったバルディアーニCSFのアンドレア・グアルディーニ(イタリア)が脱落したため、区間1位のボーナスタイムを獲得したミナーリが総合成績でも首位に立った。

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カステリ、SRAM、METが大阪と東京で一般展示会…試着や購入も

Castelli(カステリ)2018年春夏モデル、SRAMコンポーネント、METヘルメットの一般向け展示会を輸入代理店のインターマックスが開催する。日時は大阪が2018年4月7日(土)11:00~19:00、東京が同14日(土)11:00~19:00。大阪会場はオーガニックビルB1(大阪市中央区南船場4-7-21)、東京会場はGallery ZOOMAN(東京都渋谷区神宮前3-21-18)

castelli TRY ON!
2016年から春夏・秋冬と開催してきたcastelli TRY ON! 今回は2018年春夏モデルを中心に展示をし、実際に試着できる。実際に見て手にとって、着られる空間を提供する。一部のモデルに関してはその場で販売も行う予定。2018シーズンはツール・ド・フランス&ブエルタ・ア・エスパーニャを制したスカイをサポートするカステリ。さらにジロ・デ・イタリアのリーダージャージのサプライヤーを務めるなど、活躍の幅を広げている。実際に選手が着用するものと同じ作りのワンピースや、悪天候時に着用するレインウエアなど、なかなか店頭では見ることのできないモデルを実際に試着できる。(一部のモデルでは試着ウエアの用意がない場合も)

SRAM EXPERIENCE
2018シーズンもカチューシャ・アルペシンをサポートしてUCIワールドツアーをともに戦うSRAM。チームが使用する無線電動コンポーネントRed eTapをはじめ、DoubleTapによる独特の操作性が人気を集める機械式コンポーネントのRed/Force/Rivalシリーズ。近年Discロードの普及とともに確実にシェアを拡大している1x11(ワンバイイレブン)。SRAM EXPERIENCEではこれらの製品の展示はもちろん、気になる操作感や変速性能を実機で体験することができる。世界3大コンポメーカーの一角を担い、ロードバイクのみならずトライアスロンやシクロクロスでも注目を集めるSRAMの性能が試せる。

MET day
2018年モデルMETヘルメットの展示・試着会。最新のトレンタ3Kカーボンや、スプリンターの愛用するマンタHES、フィッティング感に定評のあるリヴァーレHESなどのレーシングヘルメットから、街乗りや通勤・通学で活躍するヘルメットまで、2018ラインナップのほとんどが用意される。

SCICONの輪行バッグ「エアロコンフォート」のパッキング体験を実施。自分のバイクを持参してパッキングすることも可能。

入場自由だが、事前に来場予約をする。3000円以上を購入するとカステリマグカップがもらえる。来場予約は、下記の項目を明記して tryon(アットマーク)intermax.co.jp までメール送信すればいい。
〈予約者氏名〉
〈来場予定人数〉
〈来場予定時間〉

◆問い合わせ先
株式会社インターマックス
tryon(アットマーク)intermax.co.jp

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