室屋義秀はオーバーGで失格…レッドブル・エアレース千葉大会

レッドブル・エアレースの第3戦千葉大会が5月27日、千葉県の幕張海浜公園で決勝レースが開催され、前年のワールドシリーズチャンピオンで千葉大会の3年連続優勝をねらった室屋義秀(ファルケン)がオーバーGで失格するという波乱があった。

室屋義秀がレッドブル・エアレース千葉大会を飛ぶ © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

27日の決勝は午後2時から出場14選手が1対1でタイムを競うラウンドオブ14が行われた。予選を3位通過した室屋の対戦相手は最下位から3番目のマット・ホール(オーストラリア)。じつは第2戦のフランス・カンヌ大会優勝者で、現在ワールドランキング2位という優勝候補だが、予選結果が思わしくなく、室屋と対戦することになった。

対戦では先にフライトしたホールが好タイムでフィニッシュ。この記録が室屋にプレッシャーを与え、レース序盤に上空に旋回する場面でオーバーGという失格。まさかの決勝初戦敗退となり、会場に詰めかけた室屋ファンはガッカリ。

優勝はホール。2位は米国のマイケル・グーリアン。3位はチェコのマーティン・ションカ。

レッドブル・エアレース千葉大会を制したマット・ホール © Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

優勝のマット・ホールを中央に左が2位グーリアン、右が3位ションカ © Gardi/Red Bull Content Pool

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