たまに連泊できるとうれしいことがたくさん…ナポレオンが作った町へ

ツール・ド・フランス取材者日記の第2ステージ。開幕地となる自治体は最初の3日間をホストすることが基本なので、チームや関係者が滞在するホテルも連泊となります。ツール・ド・フランスの現場において連泊はとても貴重です。初日に手洗いで洗濯物をすませたら部屋に干しておける、2日目はチェックインのタイムリミットを気にすることがない、ホテルを探すことなく自宅に帰ったように気分になれるなどメリットが多いんです。

Etape 2 – Mouilleron-Saint-Germain / La Roche-sur-Yon © ASO

第1ステージが終わってからボクも2連泊となる海沿いのホテルへ。1泊1部屋70ユーロという、まあよくあるホテルです。2人で泊まれば半額です。満員になるほどのレストランが併設されてリゾート気分は味わえます。

翌朝は、白い壁の平屋が並ぶリゾート地をジョギング。小さな町にもパン屋があって、朝食のバゲットを買いに来る人が集まってきます。自転車に乗った親子も。いいなあ、こういった気持ちいい朝が迎えられるなんて。

しばらくすると森の中のサイクリングコースを発見したので、そのままランニング。踏み固められた未舗装路なので、太めのタイヤなら問題ないですね。サントルビーユ(町の繁華街)まで5kmほどの森林ラン、気持ちよかった。

この日は連泊なので手洗いのお洗濯

お仕事としては80年ぶりにツール・ド・フランスを迎えるラロシュシュルヨンへ。ナポレオンが作った町で、その昔はナポレオンシュルヨンという名前だったようです。3日前のチームプレゼンテーションはナポレオン広場で行われていて、町のあちこちにナポレオンとついた場所が点在します。

この日は暑かったので、サルドプレスではUSB電源のブック型扇風機が大活躍。ひととおりの原稿をすませましたが、寝るところが確保されている安心感があって、のんびりとお仕事。通勤路を帰るように50kmをドライブしてホテルへ。部屋に干しておいた洗濯物が意外にも乾ききっていなかったのは海沿いだからでしょうね。

ナポレオンが作った町、ラロシュシュルヨンのおもてなし
ホテルにレストランがあると気楽。ネコちゃんは女のコとのことでした

日が沈むと暑くもなく寒くもなく、テラス席で1人のんびりと夕食を楽しみました。

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