山本元喜がロードレース日本チャンピオンジャージをお披露目

キナンの山本元喜がナショナルチャンピオンジャージをお披露目した。6月24日に開催された全日本自転車競技大会ロードレース・男子エリートで優勝。自身はエリートカテゴリーで初めて、そしてチームにとっても創設4年目にして初となる同カテゴリーでの日本チャンピオン輩出となった。これにより山本元喜は2019年の同大会前まで日本チャンピオンジャージを着用し、チーム活動に臨んでいくことになる。

ナショナルチャンピオンジャージを着用する山本元喜 ©︎KINAN Cycling Team / Satoru KATO

日本チャンピオンジャージは、チームジャージサプライヤーのChampion System社製。白地に2本からなる赤の縞、左胸には日の丸があしらわれる。さらに、メインスポンサー「キナン」のコーポレートロゴが胸・両袖にプリントされている。また、ビブショーツも日本や日の丸を想起させる白と赤の2色を用いている。

7月15日に開催されたJBCF石川サイクルロードレースでチャンピオンジャージデビューを果たした。今後もチームが、そして日本自転車界がが誇る王者として、レースやイベントなどの活動に従事していきたいという。

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これがリゾートっていうものです…アルプスは最高に気持ちいい!

ツール・ド・フランス取材者日記第10ステージ。乾いた空気と草原のにおい。アルプスはさすがに気持ちいいです。山小屋風のホテルは水回りなどが清潔で、レストランはテラス席も用意されているので、防寒具を着込んで外で食事をするのもオススメです。

この日のゆでたまごはまあ成功かな

この日の朝はジョギングに出発したとたんに雨が降ってきてしまい、わずか1kmでホテル戻り。やることがなくなったので、すぐ近くの修理工場にクルマを回して、空気入れを1ユーロで使わせてもらったら、なんと「気圧が高すぎる」というオチに。ちょっと安心したというか、新たな疲れが感じられたというか、とても微妙でしたが、このころには青空も広がって、晴れ晴れとした気分でツール・ド・フランス取材に。

ラ・クルーザにあるホテルはコース上で、実はコースが大きく迂回しているのでゴールのル・グランボルナンまで6kmでたどり着きました。途中で女子レースのラクルス・ツール・ド・フランスがやって来たのでプロカメラ機材を初めて取り出して撮影。終わったらもう何度も訪れているル・グランボルナンのサルドプレスへ。

早朝からツール・ド・フランス公式ブティックが沿道に出現

ここは町の人たちが地元の特産物を用意してもてなしてくれます。前夜もサボワ料理でハムやサラミにちょっと食傷気味でしたが、それでもオススメを聞いて皿に盛ってもらい、そしてもちろんサボワ地方のワインを味わってみることに。サボワは赤も白もロゼも生産されているんですね。

サルドプレスには午前中に到着していたので、しっかりと原稿もフィニッシュ。帰路はもう勝手知ったるルートで、ここで渋滞するとか完ぺきに把握できていて、連泊のためすでにキーを持っているホテルへ。宿が確保されているというのが安心感になり、落ち着いていい原稿を書く秘けつです。

グリエール高原の未舗装路を走る © ASO

最初の休息日の記者日記     第11ステージの記者日記

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休息日じゃなくて、これじゃ疲労日…ツール・ド・フランスで心身を癒す時間はない

ツール・ド・フランス取材者日記の休息日編。ベルギー国境のルーベからアルプスのアヌシーまでの長距離移動。その前日の第9ステージが終わってからランスまで200kmは南下していたので、この日は残りの580kmを走る必要がありました。最高速度130kmで突っ走るのも慣れなくて抜かれまくりでしたが、後半は一転して大渋滞に。ガソリン残量が少なくて、気が小さいボクはもうホントにドキドキ。

ラ・クルーザにあるホテル「モンターニュ」。2泊で120ユーロ

事故渋滞の高速道路を降りて、しばらくして見つけたスーパーマーケットの看板を目指して、さらに目的地を変更。田舎町にあったカルフールでようやく燃料を入れたんですけど、もうこの日はサルドプレスで仕事する時間がないので目的地をホテルに変更。

ところが頼りとした狭い道はまさかの土砂崩れで通行止め。岩だらけの林道があったのでスタックしながら迂回。そして、もうすぐホテルにたどり着くぞというときに空気圧の警告ランプが出て、ますます不安な気持ちに。フランス語のマニュアルを熟読したら、どうやら空気を入れ直せば解決しそうなので、心を落ち着かせてホテルにチェックインして原稿を2本。朝ごはんを最後に食事を取ってなかったので、午後9時にテラス席でサボワ料理。大ビール「グラン」を1杯だけにして、部屋に戻ってから残りの原稿を書く余力を残しておきました。

NBAバスケットのスーパースター、トニー・パーカーが休息日にツール・ド・フランスを訪問したそうです

グランリ(キンズサイズベッド)の清潔なシーツが心地よかったです。クルマが壊れていないという希望が持てたので、ちょっとだけ気を取り直し、長距離移動の疲れを取るために寝ることにしました。

この日の走行距離は結局600km超。祝杯をあげたかったが、まだクルマの安否が分からず

第9ステージの記者日記     第10ステージの記者日記

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