マッテオ・トレンティンがヨーロッパ選手権優勝…サガンは途中棄権

英国のグラスゴーで開催されているヨーロッパ選手権は最終日となる8月12日に、自転車ロードレースの男子が行われ、イタリアチームのマッテオ・トレンティンがマチュー・ファンデルポール(オランダ)とワウト・バンアールト(ベルギー)をゴール勝負で制して優勝した。ヨーロッパ選手権は陸上競技、体操、競泳、自転車競技、ゴルフ、ダイビングが行われ、ヨーロッパチャンピオンを決める大会。

ヨーロッパチャンピオンのマッテオ・トレンティン(イタリア)を中央に、左が2位マチュー・ファンデルポール(オランダ)、右が3位ワウト・バンアールト(ベルギー)

トレンティンはプロチームとしてはオーストラリアのミッチェルトン・スコットに所属している選手。この大会は世界選手権と同様に国別でチームを組んで出場し、ダビデ・チモライのアシストを受けて最後のゴール勝負をトレンティンが制した。トレンティンは1年間、ヨーロッパチャンピオンジャージを着用する。

世界チャンピオンで、2016年の大会優勝者であるペテル・サガン(スロバキア)は残り85kmで先頭集団から脱落し、途中リタイア。序盤から大集団の後方に位置していたサガンは、追撃を試みることなく、途中でレースから離れた。

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