必勝体制でツール・ド・北海道に挑む…NIPPO・ヴィーニファンティーニ

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが9月7日(金)より3日の日程で開催されるツール・ド・北海道に参戦。好調な中根英登やマルコ・ティッツァを軸に勝利のみをめざして戦う。

ツール・ド・北海道に出場するNIPPO・ヴィーニファンティーニの5選手

2018年で32回目の開催を迎えた伝統あるステージレース「ツール・ド・北海道(UCIアジアツアー2.2)」が9月7日に開幕。秋を迎えた道東・道央地域を舞台に3日間にわたり熱戦が繰り広げられる。チームのメインスポンサーであるNIPPOは第1回大会からスポンサーを務めていて、チームにとっては絶対に負けられない一戦となる。

2018年は旭川近郊を発着とし、大雪山周囲を反時計回りに回り、帯広や北見に立ち寄るルートで、3日間の総走行距離は536kmと長めに設定された。帯広市をスタートし、北見市にフィニッシュする174kmの第2ステージは標高1000mを超える2つの山岳ポイントが設定されていて、今大会の最難関ステージ。

NIPPO・ヴィーニファンティーニは、夏からのシーズンで調子を上げる5選手が出走。チームのキャプテンを務めるのは、8月末に開催されたアジア競技大会で日本の銀メダル獲得に大きく貢献したクライマーの中根。そしてヨーロッパ超級のブエルタ・ア・ブルゴスで区間トップ3フィニッシュの好成績を残したティッツァとニコラ・バジョーリの登坂に強いオールラウンダー、ワールドツアーのツール・ド・スイスで山岳賞ジャージを着用したプロ1年目のフィリッポ・ザッカンティ、そしてアシストとして力強くチームの好成績を支える西村大輝がエントリー。誰もが勝利をねらえる布陣で、一つでも多くの勝利をつかむべく戦っていく。

中根英登のコメント
今回はみんな登れるメンバー。誰もが勝利をねらえるので作戦の幅が広がるし、なによりとてもチームの雰囲気がいい。また自分もアジア大会に引き続き、調子のよさを感じている。調子のよさとチームワークをしっかり噛み合わせて、チーム一丸となって勝利を挙げられるように頑張ります!

西村大輝のコメント
今シーズン最初の日本でのレースとなるツール・ド・北海道を迎える。いい走りができるよう全身全霊をかけて走りたい。応援よろしくお願いします。

大門宏監督のコメント
近年、昨年を除き札幌スタート、ゴールが多かったツール・ド・北海道だったが、今年は久しぶりに道東(北見)を訪れるステージとなり、三国峠とともに今から楽しみにしている。
今年はベテランの中根を軸に若手中心のメンバーで構成した。この時期は同じ時期に参加する中国遠征もスケジュールに入ってるために、メンバーの選考は簡単ではないが、イタリア人メンバーのティッツァとバジョーリは4月から決めていた。ザッカンティは登坂区間で能力を発揮してくれることを期待して起用した。西村は当初、中国遠征のメンバーだったが、同年代のイタリア人選手と一緒にすることで少しでも刺激を受け、自覚、意識が一層変わるきっかけになればと期待して選出した。
我々のチームのメインスポンサーのNIPPOは、長年にわたり大会を支えているスポンサーの一つ。毎年、結果を期待されている大会であることは言うまでもないが、中根もイタリア人メンバーも、北海道が終わってからイタリアで大事な連戦も控えているので、ぜひステージで勝って、成長途上の若手にとっても自信につながり、スポンサーの方々にも喜んでいただける記憶に残る大会になることを願っている。

ツール・ド・北海道2018
開催期間/2018年9月7日(金曜日)〜9日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.2
開催国/日本

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ツール・ド・北海道のハッシュタグ #TDHkd2018

9月7日 第1ステージ 旭川市〜新得町(185km)
9月8日 第2ステージ 帯広市〜北見市(174km)
9月9日 第3ステージ 北見市〜当麻町(177km)