世界一アツい氷上バトル、レッドブル・クラッシュドアイスに山本純子、安床ブラザーズ、佐藤つば冴参戦

日本初開催となるアイスクロスダウンヒルの世界大会「レッドブル・クラッシュドアイス横浜2018」が12月7日(金)、8日(土)に神奈川県横浜市の臨港パーク特設会場で、開催される。10月18日に大会アンバサダーの武井壮、スポーツディレクターのクリスチャン・パピヨン、大会出場予定選手らが登場してその意気込みなどを語った。

レッドブル・クラッシュドアイス横浜大会への意気込みを見せた(左から)大会ディレクターのクリスチャン・パピヨン、安床エイト、山本純子、佐藤つば冴、安床武士、大会アンバサダーの武井荘

レッドブル・クラッシュドアイスは2001年に初開催、2010年より世界選⼿権として毎年開催されている。夏季国際競技⼤会で正式種⽬になったスケートボードやサーフィンに続くべく、冬季五輪⼤会で正式種⽬化を目指しているアイスクロスダウンヒル競技最⼤規模の⼤会だ。

10年のキャリアを持つアイスホッケー出身の山本純子がレッドブル・クラッシュドアイスの第一人者。北海道の苫小牧ケーブルテレビに勤務しながら世界各地を転戦する。2010年に国内で開催されたクラッシュドアイス日本代表選考会で優勝し、本大会に派遣されたのがきっかけだった。

日本の第一人者、山本純子が初開催となる日本大会への意気込みを語った

「クラッシュドアイスって滑るっていうよりも飛んでいくって感覚なんです」という山本。
「今までで一番いい練習ができているので頑張りたい。日本が開幕戦となって海外選手も力を入れてきます。日本のみなさんも会場に足を運んでいただき、トップ選手の走りを見てほしいです」

女子アイスホッケーチーム「軽井沢フェアリーズ」のキャプテン、佐藤つば冴(つばさ)も横浜大会でデビューする予定だ。
「こんなスポーツがあるんだと多くの人に知ってもらえる機会でもあるので、私も挑戦したいです」

佐藤つば冴。「うーん、クラッシュドアイスより恋愛のほうが複雑で難しいですね」

冬季五輪の正式採用の可能性もあるこのスポーツに、「オリンピックはチャレンジできればしたいなと思います」と決意を新たにした。

記者会見では大会概要や特設コースが発表されたほか、世界70カ国。300カ所以上でスケートリンクを展開しているスイス製の人工アイス「Glice(グライス)」の協力のもと、会場となった室内パーク内に簡易コースを設置してデモ走行が行われた。

レッドブル・クラッシュドアイス横浜大会の記者発表で仮設リンクに登場した選手たち。左から山本純子、佐藤つば冴、安床武士、安床エイト
デモリンクでメイクを決める安床武士 ©Jason Halayko / Red Bull Japan
横浜大会の出場が予定される左から山本純子、安床エイト、安床武士、佐藤つば冴。左は大会アンバサダーの武井荘  ©Jason Halayko / Red Bull Japan