やさしさと落ち着きのあるナチュラルなデザイン…電動アシスト自転車FRONTIA relaxy

ブリヂストンサイクルは、低床フレームでまたぎやすく、やさしさと落ち着きのあるデザインの電動アシスト自転車「FRONTIA relaxy (フロンティアリラクシー)」を12月中旬から発売。黒タイヤ仕様が12万9800円(税別)、カラータイヤ仕様が13万2800円(税別)。

近年、利便性の高さや消費者の健康志向の高まりから、電動アシスト自転車の市場は年々伸長している。自然志向で健康的な生活を送る人々をターゲットとし、その生活に溶け込むよう、ナチュラルでやさしいカラーを採用したモデルがこのフロンティアリラクシーだ。さらには、同社が2018年8月下旬に発売した「フロンティアラクットシリーズ」に続き、低床フレームを採用することで乗り降りのしやすさを実現している。また、カラータイヤを搭載したデザインも揃え、足元を明るくおしゃれな印象に仕上げた。

製品には走りながら自動充電する回復充電機能を搭載している。この回復充電機能は、従来の「左ブレーキをかける」と回復充電できる機能だけでなく「走行中にペダルを止める」と前輪モーターが発電してバッテリーを充電する機能。この機能により走行距離が最大28%向上し、4日走ると最大一日分を充電できるようになった。また、ベルトドライブ機構は鉄製チェーンの10倍丈夫でメンテナンスの手間もかからず、さびないため、快適な走りを維持できる。


<フロンティア リラクシー(黒タイヤ仕様)>
展開カラー E.XBKブルーグレー、E.XHアイボリー
<フロンティア リラクシー(カラータイヤ仕様)>
展開カラー T.Xダークアッシュ、M.Xソフトカーキ

●ブリヂストンサイクルの詳細ページ

Y’s Roadが神奈川県内最大級の横浜店を11月16日リニューアルオープン

日本最大級のスポーツサイクル専門店Y’s Road(ワイズロード)を展開するワイ・インターナショナルは2018年11月16日(金)、豊富な品揃えや売り場面積などで神奈川県内最大級を誇るスポーツサイクル専門店「Y’s Road横浜店」をリニューアルオープン、横浜ウェア館は横浜店3階に併設されスポーツサイクルからアパレルまでトータルでサイクルスタイルの提案をする。

1階

横浜店は神奈川県内スポーツサイクル専門店としては最大級の240坪
神奈川県最大級の売り場面積を誇る横浜店。スポーツサイクルのことならお任せください、という。ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイク・フォールディングバイク・ミニベロ・BMXなどオールジャンルのスポーツバイクが勢ぞろい! 初めての人は特に大歓迎だという。

また大手人気ブランドのピナレロ・ビアンキ・キャノンデール・トレック・スコット・ジャイアントに関してはメーカー協力のもと専用ブースを設置。フラッグシップバイクを見られる充実の品揃えを目指している。1F、2Fの完成車展示は常時300台以上。パーツ&アクセサリー、高級パーツも豊富。

新装された3階

リニューアル後は横浜ウェア館を3階に併設し、オールジャンルのバイクに世界中から集約したウェア5000点を超えるアイテムが加わりさらにパワーアップする。知識豊富なウェア専任のスタッフが常駐する。

全国展開するワイズロードは創業120周年。老舗だからこそ可能な魅力あるラインナップ。

横浜店・山田勇之介店長コメント
店長の山田勇之介(やまだゆうのすけ)です。「ブランドパワーショップ」ワイズロード横浜店は、オールジャンルを取り扱うスポーツバイクの総合店です。各ジャンル専門スタッフがお客様の目的に応じた自転車の楽しみ方をご提案いたします。
また、当店3Fにはスポーツサイクルアパレル専門のウェア館を併設しており、足の先から頭のてっぺんまでコーディネートが可能です。機能性から細かなサイズ合わせまでウェア専門スタッフがしっかりサポートいたします。
初心者の方も気軽に立ち寄れるフレンドリーなショップです。もちろんベテランの方のご来店も大歓迎です。専門性の高いパーツやミリ単位のフィッティングまで経験豊富なスタッフがご対応いたします。

「初心者の方も気軽に立ち寄れるフレンドリーなショップです」と山田勇之介店長

横浜ウェア館は独自の目線でセレクトしたサイクルウェアを豊富に展開
県内でも有数のサイクルウェア専門店として、ウェア・ヘルメット・シューズと豊富に取り揃えている。快適なサイクルライフの手伝がいできるよう、専任スタッフが国内外の機能的なアイテムを独自の目線でセレクト。話題のアイテムはもちろん、店頭ではなかなか見ることができないようなアイテムを手に取ってチェックできる店づくりを心がけているという。
ウェアを専門に扱うスタッフが常駐し、初めてサイクルウェアを着用する人や、着こなしに悩んでいる人はぜひ横浜ウェア館で相談しよう。

横浜ウェア館・高橋恭平副店長コメント
ワイズロード横浜ウェア館・副店長の高橋恭平(たかはしきょうへい)です。県内最大級の売り場面積を誇る横浜店の3Fに併設され、自転車のものならなんでもそろう魅力あふれる店舗に進化します。
サイクルウェアはより快適なライドの手助けをし、ヘルメットは命を守る大切なものです。みなさまのサイクルライフをより充実させるお手伝いをさせていただきますので、ぜひ横浜ウェア館でお気軽にご相談ください。

「サイクルライフをより充実させるお手伝いをします」とワイズロード横浜ウェア館の高橋恭平副店長

リニューアルオープン開店記念セール
期間11月16日(金)~12月16日(日)
① サイクルアパレル3点以上のまとめ買いで表示価格から10%off(一部除外品あり)
② 完成車特価コーナーでは期間限定特価車を用意

Y’s Road(ワイズロード)横浜店
Y’s Road(ワイズロード)横浜ウェア館
延床面積、売り場構成:
・ワイズロード横浜店 Y’sRoad Yokohamaとワイズロード横浜ウェア館 Y’sRoad Yokohama Wearkanで約800平方メートル
完成車(ロードバイク約150台、クロスバイク約70台、マウンテンバイク約60台、BMX約20台、ミニベロ(フォールディング)約50台)、
パーツ&アクセサリー1万5000点 ウェア5000点
営業時間:月~金/12:00~20:00 土日祝/11:00~19:00
定休日:なし
所在地、電話番号、アクセス:
〒220-0021神奈川県横浜市西区桜木町6-31 JKAビル内1F~3F
TEL:045-342-4587
桜木町駅から徒歩12分

ホームページ:
ワイズロード横浜店 Y’sRoad Yokohama
・ワイズロード横浜ウェア館 Y’sRoad Yokohama Wearkan

キナン3選手がツール・ド・フランスさいたまで世界の強豪と肩を並べる

2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムがさいたま新都心駅周辺で11月4日に開催され、キナンサイクリングの山本元喜、雨乞竜己、中西健児の3選手が参加。2018年のツール・ド・フランスを制したゲラント・トーマス(英国、スカイ)など世界トップレベルの選手と肩を並べ、力強い走りをみせた。

ツール・ド・フランスさいたまを走るキナン勢 ©︎KINAN Cycling Team / Midori Shimizu

その年のツール・ド・フランスで活躍した選手が集まるこのイベント。JRさいたま新都心駅周辺は大会カラーであるイエローに彩られ、「サイクルフェスタ」や、食のイベント「さいたまるしぇ」といった、レースにとどまらない催しで大にぎわい。まさに“祭典”という言葉がふさわしい1日となった。

市民のパレード走行、さらに出場選手全員によるオープニング走行からレース関連イベントが幕開け。選手たちは、ステージでスタートサインをしたのち、ゆっくりとコースを一周。早い時間帯から沿道には多くの観客が詰めかけ、選手たちは歓声の中でファンとハイタッチをしたり、声援に手を振りながら応えたりとサービスに勤しんだ。

レースは4名1組で競い、その勝者が決勝に進むスプリントレース予選に雨乞が出場。スタートから2kmはペーサーの後ろについてポジション争い。その後、残り1kmでジャンが鳴るユニークなレース。別府史之(ツール・ド・フランスジャパンチーム)、小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)、マッテオ・トレンティン(イタリア、ミッチェルトン・スコット)とハイレベルな組で出走した雨乞は、別府に続く2位。1位の選手のみが進出できる決勝へ出走はかなわなかった。

キナン勢の次なる出番は、3選手により編成される2.5kmチームタイムトライアル。チーム内最上位選手のフィニッシュタイムで順位が決まるため、作戦の立て方も大きなカギとなる。先頭交代をしながら終盤まで3人で走るチームや、発射台方式で順次切り離すチームなど、戦術はチームによってさまざま。キナンは中西を先頭にスタートダッシュ。雨乞がスピードに乗せ、満を持して山本がゴールまで駆け抜けるという切り離し作戦を実行。狙い通りの動きを見せたが、トップには2秒及ばす、3分16秒88で4位で終えた。

会場が熱気に包まれたところで、いよいよメインのクリテリウムレース。小雨が降る時間帯があったものの、レースに影響するまでには至らない。沿道にはキナンジャージを着用して応援するファンも見られた。

レースは、序盤に外国人選手数人の逃げができるが、メイン集団は容認。山本はメイン集団の中で積極的な走りを見せ、場内放送では何度もその名前がコールされた。

スタート・フィニッシュ地点が設けられるホームストレートを選手が通過するたび、スタンドからは大歓声やウェーブが起こる。そんな盛り上がりの中、最後は2018年の世界チャンピオンであるアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)の優勝で幕を閉じた。

本場ツール・ド・フランスの熱気を日本にもたらす、秋の風物詩は今回が6度目の開催。今大会より新設された「オフィシャルサポーターズヴィレッジ」は、選手と観客との距離の近さが特徴的。大会に協賛した観客が入場でき、スポンサーブースを楽しんだり、選手ピットの様子をのぞくこともできる。キナンの3選手は、レースの合間に観客スペースへ行き、写真撮影やサインの求めに応じていた。

そしてなにより、国内外のトップライダーが集うイベントに、観客も大興奮。会場から徒歩圏内に住んでいるという高齢女性は、初めて観戦するロードレースのスピードに驚き、握手などに気軽に応じてくれる選手の優しさに感動したと興奮気味に話していたことが印象的だった。そんな大熱狂の1日は、観客に後押しされた選手たちにとっても刺激的なものだったように思われる。(Report:清水翠、Edit:福光俊介)

山本元喜

山本元喜のコメント
第2回大会以来の出場だったが、その時と比べて観客との距離が近く、直接交流できる機会が多かったと感じた。レース中にアタックしたり、前に上がったりすると観客の反応が大きかった。“ゲンキー!”と名前を呼んでもらえて、いつも以上に一生懸命動くことができた。たくさんの観客のなかで走れたことは、これからのモチベーションになると思う。

雨乞竜己

雨乞竜己のコメント
スプリントレースはほどよい緊張感のなかでペーサーとともに2kmまで走り、そこからスタートだったが…最後は力及ばず。集中するなかでも応援の声は聞こえていた。“キナン!”だったり自分の名前だったり。応援を力に変えることができた。

中西健児

中西健児のコメント
スピードの速いレースだとは聞いていたが、想像していた以上に速かった。集団内のどこにポジショニングしていても、そのスピードを実感させられた。そんな中でも、沿道のとぎれない観客から多くの声援をもらった。完走できるか不安だった面もあるが、みんなの声に励まされて走り切ることができた。