しまなみ海道と富士山周遊コースで今春にサイクリングバスツアー実施へ

観光バスのトランクルームに専用キャリアでスポーツバイクを収納し、気持ちのいいサイクリングルートまでバス移動して楽しむという国際興業のサイクリングバスツアーが2019年春に催行を予定している。

前回実施で好評だった「しまなみ海道」と、2020東京五輪ロードレースの舞台として盛り上がる「富士山周遊」の2コースを4月と5月に実施する計画で、現在はそれぞれの地域で支援をしてもらう関係団体と日程や細部の打ち合わせ中。

しまなみ海道は往復夜行の弾丸ツアー。金曜夜に東京駅と新宿駅を出発し、土曜日に広島県尾道市から愛媛県松山市まで走り、土曜夕方に帰路へ。日曜早朝に新宿と東京に戻ってくる。

2コースの実施日は近日中に発表の予定。

⚫前回のしまなみ海道サイクリングバスツアー詳細

前回の富士山周回サイクリングバスツアー詳細

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キナンの2019緒戦はニュージーランドサイクルクラシック…オセアニアツアー初参戦

キナンサイクリングが1月23日から27日まで開催されるニュージーランドサイクルクラシック(New Zealand Cycle Classic、UCIオセアニアツアー2.2)に出場することが決まった。
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ニュージーランドでは唯一のUCI(国際自転車競技連合)公認のステージレースとして行われ、2019年で32回目を迎える大会。過去の個人総合優勝者にはロビー・マキュアン(オーストラリア、1995年優勝)、ジュリアン・ディーン(ニュージーランド、1999年優勝)といった、世界のトップを駆けた選手も名を連ねる。現役のトップライダーとしては、ジョージ・ベネット(ニュージーランド、現ユンボ・ヴィスマ所属)が2011年、ベン・オコーナー(オーストラリア、ディメンションデータ所属)が2016年にそれぞれ個人総合優勝。この伝統と格式ある大会にキナンが初出場を果たした。

大会は、同国北島中西部のワイカト地方が舞台。同国最大の都市オークランドから約150km南に位置するケンブリッジが拠点になる。

例年スピードに富んだレースが展開されていて、2019年も全5ステージ中4つが平坦ルート。いずれもスプリント勝負となる可能性が高いと見られている。一方、総合優勝争いにおいては、マウンガカワヒルの頂上フィニッシュが待つ第4ステージが大きなウエイトを占めると予想される。

キナンにとって初となるUCIオセアニアツアー参戦、さらにはニュージーランドでのレース出場にあたり、大会の公式ウェブサイトでも1月7日に告知された。レースディレクターを務めるジョージ・サンドヴァル氏はその中で、「キナンにとってニュージーランドでのシーズンインは素晴らしいこと。彼らは非常にプロフェッショナルなチームである」とチームを高く評価。2018年のUCIアジアツアーチームランキング1位であることにもふれ、「ツアー全体の価値が高まる」とも述べている。

チームも、ニュージーランドでのシーズンインが待ち遠しく、ハイレベルの戦いでその存在をアピールする意欲に満ちているという。このレースで勢いに乗せ、長いシーズンを戦い抜く手ごたえを確実につかみたいという。

ニュージーランドサイクルクラシック(New Zealand Cycle Classic)
カテゴリー:UCIオセアニアツアー2.2
期日:1月23~27日

第1ステージ 1月23日
ケンブリッジ-カイパキ-ロトオランギ-レミントン 134.5km

第2ステージ 1月24日
ケンブリッジ-ロトオランギ-プケアトゥア-レイク・カラピロ 129km

第3ステージ 1月25日
テ・アワムトゥ-パラウェラ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ワイケリア-テ・カワ-ポクル-テ・アワムトゥ 157km

第4ステージ 1月26日
ケンブリッジ-プケモレモレ-リッチモンド・ダウンズ-ホビントン・ムービーセット-カラピロ・ロード-マウンガカワ・ヒル-テ・ミロ-マウンガカワ・ヒル 143.8km

第5ステージ 1月27日
ケンブリッジ・サーキット 134km

●大会公式ウェブサイト