クォータのエントリーモデルKOBALTにディスクブレーキ仕様が登場

優れたカーボン成型技術と抜群のデザインセンスで独自の地位を確立してきたイタリアンブランド、KUOTA(クォータ)。そのエントリーモデルKOBALT(コバルト)にディスクブレーキ仕様が登場する。11月下旬からデリバリー開始。

クォータ・KOBALT DISC (コバルトディスク)

KOBALT DISC(コバルトディスク)
フレームセット12万円(税別)

◆仕様
Color:グレー.ホワイトグロッシー1カラー
Size:XXS(407)、XS(437)、S(469)、M(503)、L(522) C-T
Weight:フレーム1250g、フロントフォーク530g
BB:BB386
ヘッドセット:トップ1-1/8、ボトム1-1/2
Tube : カーボンモノコック
ブレーキマウント:フラットマウント
アクスル:12mmスルーアクスル
対応タイヤ幅:28C

ニュージーランド サイクルクラシック第2ステージでルバが再三の攻撃

キナンサイクリング(KINAN Cycling Team)が参戦するUCIオセアニアツアー「ニュージーランド サイクルクラシック」は1月24日、第2ステージを実施。129kmで争われたレースで、チームは中島康晴の12位が最上位。レース中盤と終盤にはトマ・ルバがアタックでメイン集団から一時リードを奪うなど、再三見せ場を作った。

ニュージーランド サイクルクラシック第2ステージで補給を受けるトマ・ルバ ©KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

前日の第1ステージでは、中島が10位フィニッシュ。レース前半に椿大志をリタイアで失ったものの、残った5選手でレースを組み立て、強風と狭い道幅のコースに対応。上位争いのスプリントに中島を投入したあたりにも、チームの連携に手ごたえをつかんでいる。

第2ステージはケンブリッジを出発し、南東へ。約80kmほど進んだところを境に北西へと針路を変え、レイク・カラピロに設けられたフィニッシュへ向かう。序盤と中盤に中間スプリント、中盤と後半に山岳ポイントが控えているほか、細かいながらもアップダウンが続くレイアウト。ところどころ道幅が狭くなるほか、レース後半には急坂セクションが待ち受けるなど、距離こそ短めだが一筋縄ではいかないコース。チームとしては、激しい出入りとなることを想定し、展開次第で逃げやスプリント、どちらでも対応できる情勢を作り出すことを確認した。

7.5kmのニュートラル区間を経てリアルスタートが切られると、逃げ狙いのアタック合戦に山本や新城が加わり、レースをリードしようと試みる。いずれの攻撃も決まりこそしなかったものの、プロトン全体を活性化する効果的な動きとなる。20km地点を目前としたところで中島が他選手と接触し落車したものの、大事には至らずすぐにレースへ復帰している。

繰り返し発生したアタックと吸収は、スタートから50kmを過ぎてようやく落ち着きを見せることになる。地元ニュージーランド勢を中心に形成された先頭グループにトマがジョインすることに成功。6人がレースを先行する流れとなった。

それでも、集団との差は大きくならなかったこともあり、トマは消耗を避けるため集団へ戻る判断。これによりKINAN勢は5人全員がメイン集団に待機し、レース後半へと入っていった。

2カ所の山岳ポイントを過ぎると、いよいよ終盤の連続する急坂セクションへ。KINAN勢も徐々に集団内のポジションを上げていきながら、重要な局面に備える。逃げていた選手たちはフィニッシュまで残り20kmを切ったところで吸収。次の動きに向けプロトンに緊張感が生まれる。

その均衡をトマが破る。残り15kmを切った直後の急坂を利用してアタック。ニュージーランド人選手とともに集団との差を広げていく。この2人の攻撃が決まったかに思われたが、短い上りと下りが連続する中で数人単位での追走が続々と生まれる。これらを新城がチェックに動く場面もあったが、結果的にメイン集団とギャップを縮まり、逃げることは許されなかった。

その後はスプリント態勢へ移ったプロトン。KINAN勢は前日に続いて中島がスプリントにトライ。山本や新城が好ポジションまで引き上げて中島を前方へ送り出すことを狙ったが、最終局面の急加速に追随するのが精いっぱい。上位戦線に踏みとどまったが、ステージ順位は12位だった。

そのほか、トマと山本がメイン集団に残ったほか、新城と大久保もフィニッシュラインを通過。この結果、第2ステージを終えた段階での個人総合成績は、中島が9位。前日の上位陣の一部がこの日遅れたこともあり、順位を1つ上げることとなった。2日連続でスプリントに挑んだ中島だけでなく、上りで攻撃的な走りを見せたトマや山本も好調をアピールしている。

翌25日から大会は中盤戦へ突入。テ・アワムトゥを発着点とする第3ステージは、152km。おおよそ8の字を描くようなコース進行で、中盤にこのステージ唯一となる山岳ポイントを含む丘越えが控える。その後は細かな上下はありつつもおおむね平坦基調。KINAN Cycling Teamとしては、引き続き中島のスプリントを念頭に置きつつ、調子のよいトマと山本でも上位をうかがっていく姿勢で臨む。

トマ・ルバ

トマ・ルバのコメント
「フィニッシュまで集団のままでいけば自分にはチャンスがめぐってこないと感じていた。残り10kmを前にしたタイミングでのアタックは、スプリントを意識してレースをコントロールするチームの隙を見てのトライ。残念ながら今日は成功させることができなかった。
正直調子がいいとも悪いとも言えない感じなのだけれど、上りの感覚は1月にしてはまずまずではないかと思っている。この時期は寒いフランスや日本と比べると、ニュージーランドはうらやましいくらい(笑)。レーススピードの速さや大会のクオリティを考えると、われわれにとってこの先のシーズンにつなげられるツアーになると感じている」

「銚子イイ!グルメライド」が5月25日に千葉県銚子市で初開催

「銚子イイ!グルメライド」が2019年5月25日(土)に千葉県銚子市で初開催され、1月24日から参加者募集が始まった。銚子の魅力あふれるスポットを巡る初心者でも気軽に参加できるイベント。

これまでは「犬吠埼エンデューロ」として公道封鎖レースイベントだったが、2019年は銚子市内を巡るサイクリングイベントとして開催

千葉県銚子市を舞台に、2018年まで「犬吠埼エンデューロ」として公道封鎖レースイベントを開催してきたが、2019年は銚子市内を巡るサイクリングイベントとして開催される。

同大会は「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして開催され、「銚子イイ!グルメライド」は2ndステージとなる。

コースは、銚子の観光スポットを走る70kmと40kmの2コースの設定。各エイドステーションでは、銚子の地元食材をふんだんに使った提供品が用意される予定。

犬吠埼の有名な灯台
とにかく銚子のグルメが勢ぞろい!

大会アンバサダーとして、youtubeで活躍中の「MIHO」、「tom’s cycling」の2人、元ブリッツェンフェアリー自転車競技部の「小林愛里彩」、自転車モデルの「もえ」が決定した。

1月24日からエントリーを開始し、締め切りは5月13日(月)となる。

youtubeで活躍中の「MIHO」
tom’s cycling
元ブリッツェンフェアリー自転車競技部の小林愛里彩
自転車モデルの「もえ」

走る!食べる!映える!~ 銚子イイ!グルメライド
■開催日:5月25日(土)
■会場:銚子スポーツタウン(千葉県銚子市)
■種目:サイクリング
■主催:銚子グルメライド実行委員会
■共催:銚子市、銚子市観光協会、NPO法人銚子スポーツコミュニティー、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
■事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
■大会Webサイト

たくさんの表情をもつ銚子の絶景!

スカイ応援団にピッタリのカステリ製ファンウエア登場

英国スカイチームにウエア提供するイタリアのCastelli(カステリ)から、ファン向けのサイクリングウエアが発売された。プロユースの最先端ウエアの機能性をトップダウンしたアイテムで、サイクリストにとって快適な環境を提供するとともに価格も抑えられた。

SKY FAN 19 W JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万2000円(税別)

SKY FAN JERSEY(女性用)
通気性に優れたProsecco Strada生地を使用し常に快適。YKK Vislon zipper使用。ウエストにシリコングリップを採用しバタつきを軽減。3つのバックポケット。

SKY FAN 19 W JERSEY(オーシャンレスキュー背面) 1万2000円(税別)
SKY FAN 19 W JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万2000円(税別)

SKY FAN JERSEY(男性用)
通気性に優れたProsecco Strada生地を使用し常に快適。YKK Vislon zipper使用。ウエストにシリコングリップを採用しバタつきを軽減。3つのバックポケット。

SKY FAN 19 JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万2000円(税別)
SKY FAN 19 JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万2000円(税別)
スカイのジャンニ・モスコン(イタリア)

チームスカイが着用するカステリ製ウエアが日本でも販売へ

チーム結成10周年の英国スカイチーム。Castelli(カステリ)は2019年で3年目のウエアサプライヤーを務める。選手やチームからのフィードバックを受け、今までになかったウエアラインナップが数多く登場した。その協力体制は確固たるもので、ノルウェー科学技術大学で行われている大規模なエアロプロジェクトや各レースのたびに密な連絡を取り合っている。彼らが本当にいい、本当にほしいと思うものになるまで、反復的に改良される。 

スカイのジャンニ・モスコン(イタリア)

今回紹介するウエアは2019年シーズンに選手が着用するウエア(一部ファンウエアを含む)。 取り扱いはインターマックス。

AERO RACE 6.0 JERSEY
CFD解析された生地の配置とシームレス構造 

AERO RACE 6.0 JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万8200円(税別)
AERO RACE 6.0 JERSEY(ブラック/ダークオーシャン背面) 1万8200円(税別)

エアロ効率が30~ 55 km/hで高く設計。肩は空気を受け流す。フロントとスリーブにVelocity Rev2ファブリック。通気性のための3Dメッシュバック。切りっぱなしで肘の長さのストレッチスリーブ。YKK Vislonジッパー。ドロップテールは、ウエストに合わせてフィットしながら深いポケットの配置。

AERO RACE 6.0 JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万8200円(税別)
AERO RACE 6.0 JERSEY(オーシャンレスキュー背面) 1万8200円(税別)

SQUADRA JERSEY
 3つのテクニカルファブリックを使用し、あらゆる形状とサイズに最適なテクニカルジャージ。メッシュのサイドパネルは、換気の完璧なレベルを確保し、メッシュのシリコンウエストバンドはジャージーを適所に美しく保つ。レーザーカットストレッチスリーブがこのスタイリッシュなジャージーを完成させ、滑らかでモダンな仕上がりになっている。 

SQUADRA JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万4000円(税別)
SQUADRA JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万4000円(税別)

 FREE AERO RACE 4 BIBSHORT
ディンプル加工済みVortex ファブリックを両脚に採用し、空気抵抗を軽減。内側のLycraを38%含むForza生地により、優れたフィット感。クーリング性に優れるストライプメッシュ。GIRO4レッググリッパーは、前モデルよりグリップ力が増し、伸縮性がある。ProgettoX2Airシームレスシートパッドにより、通気性と伸縮性が向上。

FREE AERO RACE 4 BIBSHORT 2万4000円(税別)

LONG SLEEVE THERMAL JERSEY
体幹と袖にウォーマー生地を使用。サイドパネルにウエストにフィットするXStretchウォーマー生地。滑らかにスライドする YKK Vislonファスナー、ウエストにシリコングリッパーゴム、ポケットの下部にリフレクター付き。ドロップポケット構造により、ウエスト周りのフィットが良よく、ポケットの位置も改善。

LONG SLEEVE THERMAL JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万8000円(税別)
LONG SLEEVE THERMAL JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万8000円(税別)

AERO RACE GLOVE
甲に空力性能を高めるデザインを採用することで、レースにもぴったりな、すっきりとした外見のグローブができあがった。また、掌部に軽くパッドをあしらうことで、荒れた地面からの振動に対応する軽いクッション性が生まれる。 

AERO RACE GLOVE 4900円(税別)
AERO RACE GLOVE(手のひら側) 4900円(税別)

TRACK MITTS
チームスカイ協力のもとで発案、開発されたグローブ。軽量でありながら耐久性にも優れているので、過酷でハイスピードのプロレースにも対応可能。素早い冷却効果を実現する甲のメッシュ、軽くパッドをあしらったグリップのきく合成皮革の掌部。 

TRACK MITTS(手のひら側) 4900円(税別)

CYCLING CAP
コットンを使用した4パネルで作成されるクラシックサイクリングキャップ。 

CYCLING CAP 2600円(税別)
スカイのジャンニ・モスコン(イタリア)