中根英登がスプリントで区間5位…ツアー・コロンビア2.1

ツアー・コロンビア2.1の第4ステージが2月15日(現地時間)にコロンビア第2の都市メデジンで開催された。登坂区間で60名ほどに絞られた集団からボブ・ユンゲルス(ドゥクーニンク・クイックステップ)がカウンターアタックを仕掛けて優勝。好位置につけていたNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネの中根英登が後続スプリントで区間5位、今季2回目のトップ10リザルトを残した。

ツアー・コロンビア2.1の第3ステージを走る中根英登 ©Dario Belingheri/BettiniPhoto

2月12日に開幕した6日間のステージレース。第4ステージは距離144km。24kmの周回コースを6周回するコースプロフィールで、10.9km地点に急な登坂区間となる4級山岳が設定されていた。

2周回目に入ると6名の逃げが形成され、3周回目でタイム差は2分ほど広がった。メイン集団はレースリーダーのリゴベルト・ウラン擁するEFエデュケーションファーストがコントロールし、最終周回の登坂区間を前に逃げを吸収すると、そこからは激しいアタックが繰り返される展開となり、集団は60名ほどに絞られた。

集団ゴールスプリントの場合、NIPPOはイメリオ・チーマのスプリントで勝負する作戦だったが、集団に残ったのは中根、アレハンドロ・オゾリオ、ルーベン・アコスタの3選手のみ。そして残り5kmを切ると地元選手で、2018年のツール・ド・ラブニールで山岳賞を獲得したオゾリオが果敢にアタックを繰り返した。その動きがあったため、中根は集団前方の好位置で脚をためながらフィニッシュラインをめざした。ラスト3kmから単独で先頭に立ったオゾリオ。逃げ切りの展開をめざして懸命にペダルを踏んだが、残り1kmをすぎるとカウンターアタックを仕掛けたユンゲルスに交わされて惜しくも集団に吸収。

後続は2位以下のスプリントとなり、集団前方からスプリントに挑んだ中根が集団内4位、区間5位でフィニッシュした。ピュアスプリンターは残っていなかったが、それでもワールドツアーで活躍するビッグネームが多くいる集団で、素晴らしい結果を残した。表彰台が見えていただけに悔しさが残る中根だが、1月28日に開催されたブエルタ・ア・サンフアン(アルゼンチン/UCIアメリカツアー2.1)第2ステージの区間10位に続く、今季2回目のトップ10入り。

ツアー・コロンビア2.1の第2ステージ、沿道では大勢の観客が選手たちに声援を送る ©Dario Belingheri/BettiniPhoto

同大会は残すところ2ステージ。ここから厳しい山岳ステージが始まっていき、17日に開催される最終ステージが1級山岳山頂フィニッシュのクイーンステージになっている。また17日はイタリアでもイタリア国内のシーズン開幕戦となる「トロフェオ・ライグエリア(UCI1.HC)」が開催され、初山翔や2018年覇者のモレノ・モゼールが出場する。

中根英登

中根英登のコメント
唯一の平坦基調なステージかと思いきや、急勾配の上りからUターンして一気に下る区間が存在した厳しいコースレイアウト。イメリオのスプリント勝負一択のオーダーだったので、毎周回彼のためにみんなで位置取りと補給を運び、中切れを埋めたりと動いた。最終周回の上り区間で当然のごとくペースが上がるがしっかり前方でクリア。先頭集団に残ったのはオゾリオ、アコスタ、自分の3人だった。

ラスト5kmを切ってからオゾリオが勝つためのアタックを連発。 彼が独走に持ち込み勝てるかと思ったがラスト1kmを切って吸収されてしまう。自分はオゾリオが逃げているので集団の前方で待機。今日の勝者ユンゲルスがアタックしたのには誰も付くことができず、最終コーナーを10番手くらいで通過。コーナーから立ち上がって集団が左に寄って微妙に速度が緩んだので、コーナーの立ち上がりで脚がつりかけていたが、踏んだ勢いを殺さないようにそのまま右側からスプリント開始。3位のアラフィリップには全く届かず、ゴールライン直前で1人にまくられてステージ5位だった。

標高が約1600mだったためか、今日は身体がしっかり動いた。スプリントする位置とタイミングは今までの中では好感触だったが、最後はやはり脚がなかった。 勝者が、ポディウムが、目の前に見えていただけにこの順位はかなり悔しい。残り2ステージも厳しいコースレイアウト。また明日も頑張ってきます!

伊藤雅和

伊藤雅和のコメント
毎周チームメートに調子などを聞きながら距離をこなしていった。今日はこれまでの調子が嘘のように踏めてた1日だった。最後の上りで遅れる選手たちに前をふさがれて、前との距離が開いてしまい、一人で大急ぎで追っかけて、頂上付近でフルームに追い付いたから大丈夫だと思ったらフルームが踏みやめて前との距離がもっと開いてしまった。安心した自分のミスだった。今日の脚なら前に残れたと思うのでふさがれた時にどかしたりそういう積極性が足りなかったと後悔している。前に残るチャンスを自分のせいでなくしてしまって、そしたらもっと最後の仕事を今日残った3人のアシストができたのにとすごく後悔している。でも脚の感覚はよくなってきたのでこのまま調子を上げていきたい。

ツアー・コロンビア2.1

期間限定でeバイク購入者全員に オプションセットをプレゼントするキャンペーン

ミヤタサイクルは2月15日(金)から3月31日(日)までの期間中に、eバイク「MIYATA CRUISE(クルーズ)」と「MIYATA RIDGE-RUNNER(リッジランナー)」を購入した人全員にオプションセットをプレゼントする『はじめてのeバイク購入応援キャンペーン』を実施する。

欧州で始まったeバイクのムーブメントの波はまたたく間に世界中にひろがりを見せ、国内でも2018年より初級者でも自然とふれ合いながらロングライドを楽しめるeバイク(電動アシストスポーツバイク)が新たなカテゴリーとして定着しつつある。

『はじめてのeバイク購入応援キャンペーン』は、eバイクをさらに多くの人に楽しんでもらうためのキャンペーンとなる。

はじめてのeバイク購入応援キャンペーン
期間中にeバイクを購入したユーザーに、下記のオプションセットを無料でプレゼント。
キャンペーン期間: 2019年2月15日(金)~3月31日(日)
対象車種: RIDGE-RUNNER/CRUISE
オプションセット内容: 専用スタンド/サドルバック/ボトルゲージ/ボトル
プレゼントオプションセット合計金額(税抜)
・RIDGE-RUNNER用 1万7700円
・CRUISE用 1万7100円
キャンペーンURL

MIYATA CRUISE

【MIYATA CRUISE(クルーズ)とは】
36V/11.6Ahバッテリー搭載で一充電走行距離115km(ECO)を実現したクロスバイクタイプのeバイク。
標準現金販売価格:26万9000円(税別)
カラー:クリアブラック(OK01)、ピュアホワイトパール(OW46)
サイズ:43cm、46cm
一充電走行距離の目安:115km(ECO)、106km(NORMAL)、78km(HIGH)
販売店:全国ミヤタ取扱店

MIYATA RIDGE-RUNNER

【MIYATA RIDGE-RUNNER(リッジランナー)とは】
ミヤタ伝統の名を受け継ぐハイパフォーマンス電動アシストMTB。
標準現金販売価格:36万9000円(税別)
カラー:クリアブラック(OK01)、クリアブルーメタリック(AB44)
サイズ:38cm、43cm
一充電走行距離の目安:140km(ECO)、130km(NORMAL)、95km(HIGH)
販売店:全国ミヤタ取扱店

【GARMIN ForeAthlete 935 インプレ後編】ラン用デバイスを登山や自転車で使ってみた

ランニング用ウォッチのForeAthlete(フォアアスリート)935はランニングフォームの解析に役立つだけではなく、搭載されたGPSと光学式心拍計を駆使してさまざまなアウトドアアクティビティに活用できる。インプレ後編ではサイクリングと登山に使ってみた。

実走中の高低マップ。まずは標高1494mの峠をクリア。獲得標高は現在829m

最高機種なのであらゆるアクティビティに使える

数あるスポーツウォッチの中で持久系スポーツやアウトドアライフを充実させたいという目的で選択するなら、このForeAthlete 935のように心拍計とGPS機能を兼ね備えたモデルがいい。手首で計測できる光学式心拍計はわずらわしさがなく、継続的に練習するぞというモチベーションを長く維持させてくれる。胸にセンサーベルトを着ける心拍計のほうが正確なデータが取得できるといわれるが、一般向けには手首計測のほうがおすすめである。

そしてトレーニング成果をGPSによって取得し、それを心拍の変化と照らし合わせることで自分の苦手としている部分が分かるかも知れないし、さらなるステップアップのための指針になるはずだ。

西上州のぶどう峠。デバイス上に頂上までどれくらいか表示されるので本当に心強かった
パソコンのgaminconnect.comサイトで地図に通過点を打ち込んでいき、登山コースを作成する
丹沢の塔ノ岳までの登山コースを作成。予想タイムを入力しておくとそれに対する先行/遅延がデバイスで分かる
パソコンでコースを作成したらチャージングケーブルでデバイスに転送しておく

ForeAthlete 935はGPS/GLONASS/みちびき衛星に対応しているので、高層ビルに囲まれた都心部や谷間など環境が厳しい場所でも正確な位置を捕捉することが可能だ。ランニング用ウォッチでありながら気圧計が内蔵されていて、高度情報をリアルタイムで表示することもできる。ラン、自転車、水泳、トライアスロンのみならずハイキング、ボート、ゴルフ、スキー、SUPなどのアクティビティにも対応している。

屋外でのGPS衛星信号補足は最高レベルだ。ランニングで直径10mの環状交差点(ロータリー)をグルッと回ってみて、走り終わった後にスマホのGamin Connect Mobileアプリに取り込み、パソコンのgaminconnect.comサイトで確認してみると、実走ルートが三角形になっていた。10秒ほどでロータリーを1周したのでおそらく3秒ごとに現在位置を捕捉して記録していくのだろう。

スタートしてぶどう峠まで12.67kmを走行。所要時間は1時間24分15秒
設定時間よりも大幅に遅れているが、ここまで激しい上りだったので下りで巻き返せばいい

このツラい上りがあとどれくらいで終わるかが分かる!

サイクリングの活用方法の1つとしては、定番コースをGPSで記録し、タイム計測して練習成果をはかることが挙げられる。Garmin Connectサイトでコースを作成することもできるので、それをGSPウォッチに送り込んで記録計測することは意外と簡単。トレーニングでもいいし、景色を楽しむサイクリングでもいい。

今回は山岳サイクリストの聖地といわれる西上州の上野村にある2つの峠をパスする全長75kmのコースを事前にGarmin Connectサイト地図で作成し、それをGSPウォッチに送って実走することに。その先の高低差はどうなっているのか、峠の頂上やゴールまではあとどのくらいか、ゴールの到着時間は何時何分かなどが表示される。さらには目標タイムを設定しておけば、それに対してどのくらい遅れているのか先行しているのか、つまりパーソナルなペースメーカーになってくれるのである。

緑が予定コース。黒が実走コース。ゴールまであと66.6kmだ
この日2つ目の峠に突入する前にコンビニで補給。なんとかギリギリ体力が続くかなあ?
この日2つ目の十石峠に到着。最新デバイスの性能をいかんなく発揮して楽しくサイクリング

パソコンのGarmin Connectサイトでコース作成をしてみよう。「コース」という項目の歯車マーク(設定の意味)をプルダウンすると「コースの作成」という項目があるのでこれを選択する。Googleマップが出現するのでスタート地点を設定し、走行予定の道路をたどってゴールまで赤く表示されるルートを引く。その作業が完了したら名前を付けて「保存」する。高低表も自動的に地図下に表示されるので、上り坂の難易度が分かるのがうれしい。

作成が終わったら「デバイスへの送信」をクリックする。もちろんその前にデバイス(本体)とGarmin Connectのペアリングを済ませ、Bluetooth機能を立ち上げておく必要がある。パソコンならBluetoothのほかにANT+やデバイス充電時に使用するUSBチャージングケーブルで同期ができる。デバイスへの送信が済むと、本体画面にコースの名前が表示されるので、それを選択して出発とともにスタートボタンを押す。それと同時にGPSを補足してデータを取り始めるので、走ったあとは実績を確認することができる。

GPSによって現在位置が特定されていくのだから、作成した地図上のゴールまでの残り距離や予想到着時間が算出される。それがこの機能のメリットだ。つまり「峠まで」「ゴールまで」あとどのくらいかというのが把握できるのだ。こうしてコースを走破したら、それが実績としてGarmin Connectに記録されるので、毎年参加するイベントやお気に入りのルートでペース配分に不安を抱くことはないだろう。

西上州サイクリングの実績をスマホのGamin Connect Mobileアプリでチェック
西上州サイクリングの実走コースをパソコンのgaminconnect.comサイトでチェック
直径10mのロータリーを10秒ほどで走ってみるとこんな感じだった
塔ノ岳登山ルートも作成してスマホのGamin Connect Mobileアプリで確認

冒険の思い出がデータとして残るのがうれしい

実際にやってみるとこれがじつにいい。青色の高低マップは走った部分が緑色に変化していくので、峠の頂上まであとどのくらい上ればいいかが把握できる。これまで「あのコーナーを曲がれば頂上かな?」なんて淡い期待を何度も裏切られた経験があるので、これは安心。その先の情報が分かれば体力のコントロールも容易にできる。

丹沢の塔ノ岳登山でも地図を作成して使ってみたが、高低マップは同様にかなり使える。さらに、登山やハイキングモードでは積算の獲得標高が表示されるようになるので、これまでどのくらい上ったか、あとどのくらい上ればいいかがグラフと数字でチェックできる。インプレ記者は泳げないのでスイムには使えなかったが、内蔵される加速度センサーによって泳法を特定し、ストローク数やターン回数、休憩時間などがデータ取得できるらしい。 ForeAthlete 935はもはや単なるランニング用ウォッチではなく、マルチスポーツに対応する最新デバイスなのである。

登山モード。スタートからの距離、所要時間を表示。立ち止まっているのでスピードは0
ラップは距離と時間で自動的に区切ることができる。ペース変化をあとでチェックするときに便利
登山時の無理ないペースメークのために心拍数を常にチェックする
実走ルートの高低差の推移をデバイス上で確認する。これは下山時のもの
塔ノ岳までの実走ルートの高低差をデバイス上で確認する。やっぱり上りはキツい
登山時の心拍レベル。登山は緑色のゾーン3あたりで上るのがいいと思う

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ガーミン GARMIN 光学式心拍センサー搭載モデル Fore Athlete935 Yellow 日本正規品 100174615

価格:62,424円
(2019/2/15 13:43時点)

2020東京五輪の出場枠獲得に関わるトラック世界選手権に日本勢17人

世界選手権トラック競技大会が2月27日から3月3日までポーランドのプルシュクフで開催され、日本から短距離の脇本雄太ら太田りゆ、中長距離の橋本英也や梶原悠未ら17選手が派遣される。

アジア選手権男子ケイリンで優勝した脇本雄太 ©2019 JCF

短距離ヘッドコーチはブノア・ヴェトゥ、同コーチはジェイソン・ニブレット、中距離ヘッドコーチはイアン・メルビン。渡辺一成、窪木一茂が代表から外れた。

トラック競技は2020東京五輪の開催国出場枠が自転車競技の中で唯一ない。そのため2018年7月6日から2020年3月1日までの国際大会(世界選手権、ワールドカップシリーズ、各大陸選手権)での成績により、各国・地域に出場枠が割り当てられ、2020年3月2日に発表される。そのなかでも世界チャンピオンを決めるトラック世界選手権は2019年、2020年ともにきわめて重要。

日本勢男子はこれまでも短距離種目のチームスプリント、スプリント、ケイリン、1kmタイムトライアル(現在は単独の五輪種目ではない)で五輪メダルを獲得した実績がある。それに加えて近年はさらにパワーアップ。世界の強豪が集まるワールドカップでも3位までの表彰台に食い込み続けている。

短距離男子の注目種目はチームスプリント。2020年3月2日に発表されるオリンピックランキングで8位までに入れば3選手が東京五輪に出場できる。そしてその3選手は個人スプリントとケイリンに、それぞれ2選手が出場することができる。

日本代表選手
脇本雄太(JPCA JPCU福井)
河端朋之(JPCA JPCU岡山)
新田祐大(JPCA JPCU福島)
深谷知広(JPCA JPCU愛知)
雨谷一樹(JPCA JPCU栃木)
小林優香(JPCA JPCU福岡)
太田りゆ(JPCA JPCU埼玉/ブリヂストンサイクリング)
近谷涼(ブリヂストンサイクリング)
一丸尚伍(シマノレーシング)
橋本英也(JPCU岐阜/ブリヂストンサイクリング)
今村駿介(中央大/ブリヂストンサイクリング)
沢田桂太郎(日本大/ブリヂストンサイクリング)
中村妃智(日本写真判定)
古山稀絵(日本体育大)
橋本優弥(鹿屋体育大)
梶原悠未(筑波大)
吉川美穂(Live GARDEN Bici Stelle)

アジア選手権女子マディソンで優勝の梶原悠未(左)と古山稀絵 ©2019 JCF

Y’s Road池袋本館・池袋ウェア館を3月2日リニューアル、大宮店は閉店

日本最大級のスポーツサイクル専門店Y’s Road(ワイズロード)を展開するワイ・インターナショナルは、さらなる利便性とニーズに応えるべく、池袋本館と池袋ウェア館の大幅なリニューアルを行ない、3月2日(土)にリニューアルオープンする。

ワイズロード池袋本館3F

池袋本館と池袋ウェア館のリニューアル、今後予定している志木店のリニューアルにともない、「大宮店」を3月3日(日)に閉店する。

池袋本館と池袋ウェア館ではリニューアルオープンセール、大宮店では閉店セールを開催する。

池袋本館と池袋ウェア館のリニューアルについて
リニューアルオープン後は、3階の完成車コーナーは1Fに移動、スポーツサイクルのオールジャンルを展示することで、初心者からベテランまでさまざまな提案ができるラインアップとなる。ウェアは3Fに移動し、パーツ、アクセサリーといっしょにワンフロアでの取り扱いとすることで、より買い物をしやすい売り場へと生まれ変わる。

ワイズロード池袋本館1F

・地域最大級の品揃え
完成車総在庫200台。人気のクロスバイク、ロードバイクをはじめオールジャンル取り扱いしている。ウェア館を併設して、これからスポーツサイクルを始める人でも安心。

・各ジャンルのスペシャリストが在籍
スタッフにはそれぞれのジャンルに精通したスタッフが多数在籍。来店者に最適な商品を提案。相談は池袋本館、池袋ウェア館にお任せ。

・初心者、女性に優しいお店
初心者限定のサンデーライドを定期的に開催。同店の試乗車を利用し、自転車を持っていなくても参加可能なのが特徴。まずはスポーツサイクルの面白さを知ったうえで、愛車を選ぶことができる。スモールサイズのバイクも強化。女性スタッフも在籍。

・ブロンプトン プレミアムディーラー店
イギリスの老舗フォールディングバイク『BROMPTON』のプレミアムディーラー。強化店ならではのラインアップと、精通した専門スタッフが在籍。愛好家のブロンプトンライフをサポートする。

池袋本館の流石佳店長

・流石店長のコメント
初心者の方でも安心してご来店いただけるアットホームなお店です。他店ではなかなか聞きづらいようなことでも何でもご相談ください。女性のお客様も大歓迎です。ご来店いただければ、スポーツサイクルのすべてをご説明させていただきます。

リニューアルオープンセール

池袋本館および池袋ウェア館では3月末までリニューアルオープンキャンペーンを開催。Y’s Club CARD会員限定で1万円以上お買い上げごとに500ptプレゼント。Y’s club CARDは当日加入可(入会費&年会費無料)。

Y’s Road(ワイズロード)池袋本館池袋ウェア館
店長:流石佳(サスガ ケイ)
売り場構成:池袋本館(完成車、フレーム、ホイール、パーツ、サイクルアクセサリー、バイオレーサー、Y’sTech)。池袋ウェア館(サイクルウェア、ヘルメット、シューズ、サングラス、その他アクセサリー。フィッティングルーム完備)
営業時間: 12:00-20:00、定休日なし
所在地、アクセス:東京都豊島区東池袋1-27-8 1F、3F
JR池袋駅から徒歩9分
電話番号:1F 03-5992-4070 3F 03-5992-4690

大宮店のアフターフォロー
大宮店の閉店にともない、メンテナンスを含めたアフターサービスは、池袋エリア各店、上野エリア各店、越谷アウトレット店、志木店で対応。

今後の利用店舗について(ジャンル別)
池袋エリア各店、上野エリア各店、越谷アウトレット店、志木店、店舗ごとに取り扱いジャンルが異なります。ブロンプトンについては池袋本館、上野本館にてアフターフォロー。
池袋本館(JR池袋駅東口出口徒歩9分):ロードバイク、クロスバイク、MTB、小径/折りたたみ車、自転車取付アクセサリー&パーツ
☆池袋ウェア館(JR池袋駅東口出口徒歩9分):サイクルウエア、グローブ、ヘルメット、シューズ、バックパックなど
☆池袋チャーリー(JR池袋駅東口徒歩7分):ロードバイク、クロスバイク、MTB、自転車取付アクセサリー&パーツ、サイクルウェア&アクセサリー
☆上野本館: (JR御徒町駅徒歩5分):ロードバイク、クロスバイク、小径/折りたたみ車、MTB、BMX、 自転車取付アクセサリー&パーツ、ヘルメット/グローブ/シューズなど
☆上野ウェア館: (JR御徒町駅徒歩4分):サイクルウエア、グローブ、ヘルメット、シューズ、バックパック
☆上野アサゾー: (JR御徒町駅徒歩4分):ロードバイク(フレーム、ホイール、カスタマイズパーツ)
☆越谷アウトレット店: (JR武蔵野線「越谷レイクタウン」下車 レイクタウン アウトレット内): ロードバイク、クロスバイク、MTB、小径/折りたたみ車、自転車取付アクセサリー&パーツ、ヘルメット/グローブ/シューズなど
☆志木店: (東武東上線「志木駅東口」より徒歩7分):ロードバイク、クロスバイク小径/折りたたみ車、自転車取付アクセサリー&パーツ、ウェア、ヘルメット/グローブ/シューズなど

大宮店の閉店セール

期間2月15日(金)から3月3日(日)
大宮店の店内在庫全商品が店頭表示価格よりさらに5%OFFになる閉店セールを開催。商品の受け取りが閉店日後になる場合は相談の上各系列店で対応。

Y’s Road(ワイズロード)大宮店
営業時間: 12:00-20:00(月~金)、11:00-19:00(土日祝)、定休日なし
所在地、アクセス:東埼玉県さいたま市大宮区宮町2-23イーストゲート大宮ビル1階2階
JR大宮駅から徒歩7分
電話番号:048-650-8750
ホームページ

【GARMIN ForeAthlete 935 インプレ中編】コーチなくしてフォーム改善できる

光学式心拍計と実走データを詳細記録するGPSを搭載し、マルチスポーツに対応した最新モデルとしてForeAthlete(フォアアスリート)935が登場した。ランニングの効率的なフォームをチェックするランニングダイナミクス機能が最大の魅力。

ランニング時の上下動比。紫色のカラーゲージが最も優秀(歩いて撮影しています)

ランニングダイナミクス機能が標準装備

ランニングダイナミクスとはランニングに関するデータを計測する機能。ForeAthlete 935はランニングダイナミクスポッドと呼ばれる加速度センサーが付属しているので、これをデバイスに無線接続してランニングすると、デバイスの画面にさまざまなデータが表示される。トレーニングを終えた後にスマホのGamin Connect Mobileアプリか、パソコンのgaminconnect.comサイトと同期すれば、その詳細データを確認し、過去記録と比較することもできる。

まずはランニングダイナミクスポッドをチェックしてみよう。ランニングダイナミクスポッドはボタン電池式なので充電せずにすぐに使用できる。ForeAthlete 935には付属するが、単品価格8400円(税別)で販売され、ForeAthlete 735XT Jやfenixシリーズでも使える。ForeAthlete 935とペアリングさせる必要があるが、GARMINサイトからダウンロードできる操作マニュアルの手順で簡単に行うことができる。

強烈な太陽光のもとでも画面表示はとてもクリアに視認できる
ランニングダイナミクスポッドはパンツのお尻側、ウエストゴムの中央に外側を向けて装着

肝心なのはカラダのどこに装着するか。似たような別売アクセサリーにフットポッドがあるのでシューズに着けてしまいがちだが、ランニングダイナミクスポッドはランニングパンツのお尻側、ウエストゴムの中央に外側を向けて装着するのが正解。左右どちらかに寄っていたり、斜めになっていたりすると正しいデータが取得できないので装着時は注意しよう。

準備ができたらランニングアクティビティを開始。スタートボタンを押せば、GPSによる実走ルート捕捉、心拍計による心拍数の表示とともに、ランニングに関する各種データが取得できるようになる。データ項目は、ピッチ(1分間あたりの左右合計の歩数)、歩幅(1歩あたりの歩幅)、接地時間(GCT=1歩あたりの地面に足が付いている時間)、GCTバランス(左右の接地の割合)、上下動(1歩あたりのカラダの上下動の幅)、上下動比(歩幅に対する上下動幅の比率)。

3つのデータ項目は設定で表示場所を変えることもできる
カラーゲージによって一生懸命走っているときでもフォームの良し悪しを判別できる
最速記録を更新するとデバイスがホメてくれるのがちょっとだけうれしい

これらを分析することで自分のフォームを客観的に把握し、無駄な体力消耗や足への負担が大きいフォームを改善して、レースで最大限の能力を発揮できるように修正していく。各数値の目安はホームページからダウンロードできる操作マニュアルに表が掲載されていて、それと照らし合わせれば自分がどのレベルであるのかが把握できる。

さらにデバイス画面にはカラーゲージ表記もあって、走りながら自分がどのレベルに位置するのか容易に確認できりょうになっている。「経験の少ない、遅いランナー」は赤、レベルが上がっていくに従ってオレンジ、緑、水色と変化し、「経験の多い、速いランナー」の紫まである。

一般的に上級ランナーほど接地時間が短く、上下動と上下動比が小さく、ピッチが速い傾向にあるようだ。一流マラソンランナーはすり足のような上下動の少ない安定した走りで省エネしていると専門家も分析している。走法などにより一様ではないだろうが、これまでに蓄積された専門的なランニング理論に基づいてこのランニングダイナミクス機能は構築されているのだ。

操作マニュアルにあるデータ数値表と見比べて自分の現状を分析してみよう
スマホやパソコンにデータを取り込んでゆっくりとフォーム状況を分析できる
ピッチ(spm)、歩幅、接地時間、GCTバランス、上下動、上下動比が数値化される

アプリやパソコンで自分のフォームを数値チェック

インプレ記者も初めてランニングダイナミクス機能を体験してみたが、これまでなんの指導も受けずに走ってきただけに、ランニングフォーム改善の指標があるというのはじつに頼もしい気持ちがした。初級者として自分のフォームに自信はなかったが、意外と数値がよかったりして、「もっとバランスよく走れば数値がよくなって省エネ走行できるかも」とやりがいも感じた。

GCTバランスはその中でもよく分かるデータで、左右の接地時間が50:50なら理想的。数値が大きい方の足が接地時間が長いということで、バランスよく素早いストライドで走るトレーニングの役に立ちそうだ。

一般的な心拍計として利用。苦しいときでもカラーゲージで強度を知ることができる
継続して使っていると最大酸素摂取量が表示され、コンディション状態が把握できる
運動強度に応じて休憩すべき所要時間も提案される。ゼロなら練習してもいいという指針に
1週間のトレーニング負荷。レッドゾーンは高レベルなので故障する可能性が高いと示唆してくれる

ランニングダイナミクス機能を実施する際は平たん路のほうが無理な負荷がかからないので正確な解析ができるようだ。また、よく練習で使うコースでデータ収集することで過去の数値と比較してフォームがどう変化しているかが把握しやすい。練習コースにアップダウンがある場合は、同じ場所の数値を比較すれば上りや下りでのフォーム変化や改善度が分かるだろう。

もちろんランニングの専門コーチには及ばないかも知れないが、記録向上を目指して継続的にトレーニングをしているランナーにとっては非常に有効な機能だ。一番いいのはこのランニングダイナミクス機能を導入しているコーチの指導を受けることだろう。

ForeAthlete 935の画面でも数値や実績は走りながらチェックできるが、トレーニングやレース後はデータをスマホアプリかパソコンサイトに転送しておくといい。

ライフログバンドとしても活用できる。加速度センサーでウォーキングなどの実施種目を特定する
トレーニング効果を見る。有酸素運動の値が高いのでフィットネスとしてかなりいい運動ができている
ライフログバンドとして1日の歩数をカウント。同じレベルの人たちとアプリ上で競争することもできる
高度と心拍数の推移をオーバーレイ(重ね合わせ)してみた。やっぱり上りはツラい
同時期発売の(左から)ForeAthlete935、fenix 5X Sapphire、vivosmart 3

●Garmin特集ページへ

GARMIN ガーミン ForeAthlete935 Yellow フォアアスリート935 イエロー ウェアラブル ウォッチ 腕時計 活動量計 ランニング トレーニング ダイエット器具 健康器具 スポーツウォッチ 心拍計 防水

価格:62,424円
(2019/2/15 13:35時点)