マルコ・カノラがツアー・オブ・ジャパン堺で1秒差の2位

ツアー・オブ・ジャパン5月20日(日)に大阪府堺市の大仙公園で開幕。第1ステージは2.6kmの個人タイムトライアルで、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのマルコ・カノラが2位になった。

ツアー・オブ・ジャパン堺ステージの個人タイムトライアルでカノラが2位

快晴に恵まれ、汗ばむ陽気のなか、12時35分から94人の参加選手が発走していく。NIPPO勢ではチーム内の最終走者となったカノラが3分13秒05のタイムで2位。区間優勝となったJLTコンドールのイアン・ビビー(英国)とは1秒05秒の僅差だった。

翌日の第2ステージは105kmのロードレースとなり、京都府京田辺市と精華町で開催される。カノラはこの日のステージで好調だという手応えをつかんだ。京都ステージは2017年にカノラが勝ったときとまったく同じコース設定となっていて、チーム一丸となってカノラの京都ステージ2連覇をめざしていく。

ツアー・オブ・ジャパン堺ステージ

マルコ・カノラ

マルコ・カノラのコメント
たった2600mのとても短く、そして速いタイムトライアルだった。コースはとてもテクニカルで、また優勝争いは僅差となることが考えられたため、すべてのコーナーで特別な注意を払う必要があった。そして、結果的に上位10選手が2秒差以内でのフィニッシュとなった。今日のステージを終えて、コンディションのよさを実感し、今後レースの主役となれるようベストを尽くしたい。まずは昨年優勝している京都ステージに明日挑むが、もちろん勝利をねらって戦っていく。

ツアー・オブ・ジャパンのNIPPO勢

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ツアー・オブ・ジャパンのオープニング「堺国際クリテリウム」で中島康晴が3位

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ツアー・オブ・ジャパンのオープニング「堺国際クリテリウム」で中島康晴が3位

日本国内最大級のステージレース、ツアー・オブ・ジャパンが5月20日に開幕。日本列島を西から東へとめぐる8日間の戦いがスタートした。初日は大阪府堺市で2.6kmの個人タイムトライアルが行われ、キナンサイクリングは中島康晴がチーム最上位の31位で終えた。また、本戦に先立ちエキシビジョンレースとして堺国際クリテリウムが行われ、序盤から攻めた中島が3位に入賞。チームとして今大会を上々の形でスタートさせた。

堺国際クリテリウムで中島康晴が3位 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

全8ステージ・総走行距離764kmで争われる大会。堺市を出発し、27日に東京でフィナーレを迎える。2018年は9カ国から16チームが参戦。UCI(国際自転車競技連合)のチーム登録において最上位カテゴリーのUCIワールドチームから1チーム、第2カテゴリーのUCIプロコンチネンタルチームから2チームが参戦。ワールドクラスのレースが日本で展開される。

この大会に4年連続出場となるキナンは、マルコス・ガルシア、山本大喜、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバ、中島、新城雄大の6選手をメンバーに選出。2年前に個人総合2位となったガルシア、過去2度の個人総合4位を経験するルバ、山岳を得意とするグアルディオラ、5月上旬のスリランカTカップ個人総合優勝の中島、2018年のアジア選手権ロード2冠の山本、そして春以降絶好調の新城と、まさに現状でのベストメンバーで挑む。そして、個人総合優勝をチーム最大目標として戦う。

大会初日は堺市・大仙公園を囲む周回コースが舞台。選手たちは2.7kmを10周回するエキシビジョンレース「堺国際クリテリウム」に出走。ツアー・オブ・ジャパン出場選手全員が顔見せの意味合いでコースに繰り出し、スピード感あふれるレースを展開。キナン勢は中島が序盤に形成された8人の逃げグループに合流。有力チームの選手たちが加わったこともあり、これを見送ったメイン集団はペースダウン。やがて集団をコントロールするチームが現れるものの、中島らの逃げグループとのタイム差は広がる一方となった。

中島ら8人は安定したペースで先頭交代のローテーションを繰り返す。そのまま優勝争いへと転じ、タイトルを懸けたスプリント勝負となった。フィニッシュへ向けて好位置から加速した中島。スピードに勝る選手に優勝こそ譲ったものの、3位となり表彰台の一角を確保。好調をアピールする快走を披露。また、他の選手たちもトラブルなくレースを終えた。

チームプレゼンテーションを経て、いよいよ戦いは本番へ。例年同様、第1ステージは個人タイムトライアルが設定されたが、2018年からコースレイアウトが変更。2017年まで公園北側を発着としていたが、今回から南側からスタートし、西側の直線でフィニッシュする2.6kmとなった。おおむね平坦ながら、コーナーはいずれもテクニカル。落車やバイクトラブルに注意を払いながら、いかにスピードに乗せて走り切るかがポイントとなる。

キナン勢はルバ、グアルディオラ、中島、新城、山本、ガルシアの順で出走。まずは大きな遅れを喫することなく、体調や脚の具合を確かめながらのレースに。順位のうえでは中島の31位がチーム最上位だったが、各選手ともに仕上がりのよさを実感。いずれの選手もトップから13秒以内の差にとどめ、まずは快調なスタートを切った。

21日は京都での第2ステージ。京田辺市の普賢寺ふれあいの駅からセレモニアルライドがスタートしたのち、パレード区間を経て1周16.8kmのサーキットコースを6周回。合計105km(パレード区間含む)で争われる。サーキットコースは、前半に約3km続く上りが2カ所あるほか、テクニカルなダウンヒルも持ち受ける難コース。途中、3周回目と5周回目に山岳ポイントが設けられており、山岳賞を含めた各賞ジャージをかけた争いも激しさを増すことになる。

ツアー・オブ・ジャパン第1ステージ結果(2.6km個人タイムトライアル)
1 イアン・ビビー(イギリス、JLT・コンドール) 3分12秒00
2 マルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1秒05
3 オリバー・ウッド(イギリス、JLT・コンドール) +1秒24
4 ミッヘル・ライム(エストニア、イスラエルサイクリングアカデミー) +1秒73
5 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +1秒80
6 キャメロン・パイパー(アメリカ、チームイルミネイト) +2秒14
31 中島康晴(KINAN Cycling Team) +7秒60
46 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +9秒78
52 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +11秒40
64 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +12秒99
65 新城雄大(KINAN Cycling Team) +13秒67
67 山本大喜(KINAN Cycling Team) +13秒77

個人総合時間
1 イアン・ビビー(イギリス、JLT・コンドール) 3分12秒
2 マルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1秒
3 オリバー・ウッド(イギリス、JLT・コンドール) +1秒
4 ミッヘル・ライム(エストニア、イスラエルサイクリングアカデミー) +1秒
5 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +1秒
6 キャメロン・パイパー(アメリカ、チームイルミネイト) +2秒
31 中島康晴(KINAN Cycling Team) +7秒
46 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +9秒
52 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +11秒
64 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +12秒
65 新城雄大(KINAN Cycling Team) +13秒
67 山本大喜(KINAN Cycling Team) +13秒

ポイント賞
1 イアン・ビビー(イギリス、JLT・コンドール) 10pts

チーム総合
1 JLTコンドール 9分40秒
11 KINAN Cycling Team +23秒

堺国際クリテリウム結果(27km)
1 原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)
2 ロイ・ゴールドスタイン(イスラエル、イスラエルサイクリングアカデミー)
3 中島康晴(KINAN Cycling Team)

中島康晴

中島康晴のコメント
たくさんの応援の中で走ることができ、幸せな1日になった。個人タイムトライアルについては、第2ステージ以降の戦いを視野に入れながら全力で走った。向かい風で失速してしまったが、個人的な目標であった3分10秒台ではフィニッシュできたので、調子のよさを実感できるものとなった。
オープニングのクリテリウムで3位に入ることができたが、この先のステージで2位、そして1位と、チームを上昇させていくきっかけになるのではないか。メンバー全員で優勝を目指して走りたい。平坦ステージでしっかり仕事をして、先々に控える山岳ステージにつなげていきたい。山に強いメンバーへよい形でバトンをつなぐという意味で、素晴らしい大会初日とすることができた。

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キナンがツアー・オブ・ジャパン悲願の総合優勝をかけて8日間の戦いに挑む

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キナンがツアー・オブ・ジャパン悲願の総合優勝をかけて8日間の戦いに挑む

日本国内では最大級のステージレースであるツアー・オブ・ジャパン(TOJ、UCIアジアツアー2.1)が5月20日に幕を開ける。4年連続出場となるキナンサイクリングは、19日に開幕地・大阪府堺市入り。レースに向けた最終準備を進めている。

©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

2018年のツアー・オブ・ジャパンは、堺での2.6km個人タイムトライアルを皮切りに、27日の第8ステージ(東京ステージ)までの総走行距離764kmで争われる。8つのステージ開催地はそれぞれに個性があり、その土地ならではのもてなし方で選手たちを歓迎。同時に、スリリングかつハイレベルなレースとするべく、スピード感に富んだコースを設定する。

8日間のトータルタイムで争われる個人総合時間賞は、富士山5合目を目指す第6ステージ(富士山ステージ)と、起伏に富んだ日本サイクルスポーツセンター内を走る第7ステージ(伊豆ステージ)に注目が集まる。例年、この2ステージがサバイバル化する傾向にあり、2018年も個人総合優勝をかけた最難関ステージとなりそうだ。

そして今回は9カ国16チームが参戦。4年連続出場となるキナンは、当初の発表通りマルコス・ガルシア、山本大喜、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の6選手が出場。チームにおけるシーズン最大目標のレースとして、個人総合優勝をねらって臨むことになる。また、年間を通して地域交流を図ってきた三重県いなべ市で行われる第3ステージ(いなべステージ)での上位進出も視野に入れる。

開幕前日の19日は、堺市到着後に約2時間のトレーニングライドを行い、最終の調整とした。そのほか、開幕日の20日は午前中にツアー・オブ・ジャパン出場全選手によるエキシビジョンレース「堺国際クリテリウム」も実施。顔見せ的な意味合いが強く、キナンメンバーとしても元気な姿を披露したうえで、午後からの第1ステージに挑みたいところ。その第1ステージはルバをチーム第1走者にすえることが決定している。

ツアー・オブ・ジャパン第1ステージ キナン勢の出走順
13:39:30 トマ・ルバ
13:48:30 サルバドール・グアルディオラ
13:57:30 中島康晴
14:06:30 新城雄大
14:15:30 山本大喜
14:24:30 マルコス・ガルシア

ツアー・オブ・ジャパン レーススケジュール
5月20日(日) 第1ステージ(堺) 2.6km個人タイムトライアル
5月21日(月) 第2ステージ(京都) 105.0km
5月22日(火) 第3ステージ(いなべ) 127.0km
5月23日(水) 第4ステージ(美濃) 139.4km
5月24日(木) 第5ステージ(南信州) 123.6km
5月25日(金) 第6ステージ(富士山) 32.9km
5月26日(土) 第7ステージ(伊豆) 120.8km
5月27日(日) 第8ステージ(東京) 112.7km
※各ステージのレース距離にはパレード走行も含まれる

ツアー・オブ・ジャパンの公式サイト

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NIPPOがオレンジの特別ジャージでツアー・オブ・ジャパンに参戦

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NIPPOがオレンジの特別ジャージでツアー・オブ・ジャパンに参戦

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは5月20日に開幕する国内最高峰のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」に、蛍光オレンジを基調とした特別ジャージを着用して出走する。6月9日から17日までの9日間にわたり開催されるUCIワールドツアー「ツール・ド・スイス」とともに2レース限定でサンティーニ製のスペシャルジャージを着用する。

ツアー・オブ・ジャパン限定のスペシャルジャージを着用したクネゴ

従来のネイビーブルーを基調にしたオリジナルデザインの美しさ、レーシーさ、そしてエレガント感をそのままに、プロトン(メイン集団)のなかでも大きな存在感を放つ、明るい蛍光オレンジを全面に使用したデザインとなった。胸元には、2011年より長年にわたりダミアノ・クネゴが所属するチームをサポートする秀光のロゴが追加された。

ツアー・オブ・ジャパンは5月20日(日)の大阪府堺市での個人タイムトライアルを皮切りに、8日間・全8ステージで東京まで熱戦を繰り広げていく。

日本のレースでも実績を持つクネゴはツアー・オブ・ジャパンが国内ラストレースになる

NTN presents 2018 Tour of Japan
開催期間/2018年5月20日(日)〜27日(日)
カテゴリー/アジアツアー2. 1
開催国/日本

5/20(日)第1ステージ 【堺】2.6㎞(個人TT)
5/21(月)第2ステージ 【京都】 105.0㎞
5/22(火)第3ステージ 【いなべ】 127.0㎞
5/23(水)第4ステージ 【美濃】 139.4㎞
5/24(木)第5ステージ 【南信州】 123.6㎞
5/25(金)第6ステージ 【富士山】 32.9km
5/26(土)第7ステージ 【伊豆】 120.8㎞
5/27(日)第8ステージ 【東京】 112.7㎞

ツアー・オブ・ジャパンの公式サイト
ツアー・オブ・ジャパンのフェイスブック
ツアー・オブ・ジャパンのツイッター
ツアー・オブ・ジャパンのハッシュタグ #toj2018

ツアー・オブ・ジャパンのライブ配信

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ツアー・オブ・ジャパンに松田祥位、草場啓吾らヤングジャパン

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ツアー・オブ・ジャパンに松田祥位、草場啓吾らヤングジャパン

5月20日に開幕する8日間のステージレース、ツアー・オブ・ジャパンに日本代表として若手主体の6選手が出場する。5月17日に日本自転車競技連盟が発表した。

アジア選手権男子U23個人タイムトライアルで3位になった松田祥位 ©Kenji NAKAMURA/JCF

松田祥位(EQADS)=2017世界選手権タイムトライアル(ジュニア)20位。2018アジア選手権チームTT優勝。トラック3kmでジュニア日本記録を更新した逸材。初出場/18歳
草場啓吾(日本大)=2017国体ロードチャンピオン。出場2回目/21歳
武山晃輔(日本大)=2017インカレ&学生選手権チャンピオン。初出場/20歳
冨尾大地(鹿屋体育大)=2017ツール・ド・北海道山岳賞。初出場/21歳
中川拳(早稲田大)=初出場/20歳
佐藤健(日本大)=初出場/18歳
監督は日本自転車競技連盟ロード強化コーチの浅田顕。
「目標は各ステージの成績。高校を卒業したばかりの若手を含む初出場の選手ばかりなので、チャレンジャーとしてできることを追求しつつ、東京まで走り切ることで世界へつなげたい」という。

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ツアー・オブ・ジャパンに国内ラストレースとなるNIPPOのクネゴ出場

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ツアー・オブ・ジャパンに国内ラストレースとなるNIPPOのクネゴ出場

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが5月20日(日)に大阪府堺市で開幕する国内最高峰のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)」に参戦する。同大会がチームにとって待ち望んだ日本での今季初戦となる。

ツアー・オブ・ジャパンに出場するNIPPO・ヴィーニファンティーニの6選手

2018年で21回目の開催を迎えたツアー・オブ・ジャパンは、大阪から東京まで8日間かけて、本州を横断するようにして連日熱戦を繰り広げていく。8日間の総走行距離は764kmと長くはないが、総獲得標高は約1万3000mと非常に厳しいもので、登りに大きな比重が置かれたステージレースとなる。

特に第6ステージの富士山須走口五合目にフィニッシュするヒルクライムステージをはじめ、第5ステージの南信州、第7ステージの伊豆は厳しい登坂区間が設定され、個人総合成績を決定づけるだけでなく、レース展開によってはサバイバルレースの様相となる。

2018年ツアー・オブ・ジャパン
5/20(日)第1ステージ 【堺】2.6㎞(個人タイムトライアル)
5/21(月)第2ステージ 【京都】 105.0㎞
5/22(火)第3ステージ 【いなべ】 127.0㎞
5/23(水)第4ステージ 【美濃】 139.4㎞
5/24(木)第5ステージ 【南信州】 123.6㎞
5/25(金)第6ステージ 【富士山】 32.9km
5/26(土)第7ステージ 【伊豆】 120.8㎞
5/27(日)第8ステージ 【東京】 112.7㎞

出場チームは、新城幸也をエースとしたバーレーン・メリダが唯一のUCIプロチームとして出場。以前、チームNIPPOで活躍したグレガ・ボレ(スロベニア)もエントリーしていて、新城と強力なタッグで優勝候補に挙げられる。プロコンチネンタルチームはNIPPO・ヴィーニファンティーニのほかに、現在ジロ・デ・イタリアにも参戦しているイスラエルサイクリングアカデミーが初出場。コンチネンタルチームは、オーストラリアのベネロング・スイスウェルネスやアメリカのチームイルミネートが海外勢の有力どころ。

NIPPO・ヴィーニファンティーニは2017年の同大会で区間3勝とポイント賞を獲得したマルコ・カノラを軸にしたメンバー構成となり、外国人選手は6月をもって競技の第一線からの引退を表明しているクライマーのダミアノ・クネゴ、初来日となるオールラウンダーのシモーネ・ポンツィが出場。来日回数の多いクネゴだが同大会にはポンツィとともに初出場となる。


登坂能力に優れる日本人トリオ、初山翔、伊藤雅和、中根英登がチーム力を大きく底上げしている。初山は2017年の大会にブリヂストンアンカーから出場し、全ステージで逃げに乗る活躍をみせ、日本人選手としては快挙となる山岳賞を獲得した。また伊藤と中根も2017年に引き続いての出場となるが、伊藤は2017年の南信州ステージの落車で大腿骨骨折の大ケガを負い、好調なシーズンが一転、辛い治療やリハビリに直面することに。今大会でのリベンジを誓う。中根は2017年、カノラの区間3勝に大きく貢献。南信州ステージの終盤、先行していた選手を追走して吸収し、集団ゴールスプリントの展開に持ち込むなど、素晴らしい走りを披露した。

3選手ともに充実したオフトレーニングや、ヨーロッパやアジアの国際レースでの実戦を重ねての参戦となり、2017年よりもさらにレベルアップした走りで、チーム一丸となって勝利をねらう。

初山翔

初山翔のコメント
今年はチームも変わり、ツアー・オブ・ジャパンの見え方も去年までに比べるとだいぶ変わると思う。それでも日本最大級のレースで、ベストのパフォーマンスを出したいと思う気持ちだけは変わらない。

伊藤雅和

伊藤雅和のコメント
今年もツアー・オブ・ジャパンに選出され、出場することができてうれしく思います。去年大腿骨を骨折した思い出深いレースで、1年後にしっかり帰ってこられてうれしいです。今年もかなりいいメンバーで挑むことになるし、自分もしっかり調整してきたので、チームの歯車になって全員で成績を出していきたいと思います!

中根英登

中根英登のコメント
チームのスケジュールやトレーニングメニューのおかげで昨年より確実に自分自身の力を付けることができている。ツアー・オブ・ジャパンは他のレースとは違う厳しさ、難しさがあると感じているが、必ずいい結果につなげたい。チーム一丸となって勝ちにいきます。応援よろしくお願いします!

大門宏監督のコメント
日本人メンバーは個々の総合力を重視して選んだ。イタリア人メンバーもそうだが、一人ひとりの持ち味を引き出すことが、監督として自分に課せられた役割。責務を全うしたい。カノラは昨年日本で走った全ての大会で活躍しただけにマークは厳しくなるのは避けられないが、マークされることをポジティブにとらえながら、少しでも有利な展開に持ち込みたい。
ツアー・オブ・ジャパン初参加をシーズン初めから楽しみしていたクネゴだが、先週末から体調が優れず心配していた。リザーブ(補欠)に入れ検査を繰り返しながら体調を見守っていたが、昨晩ドクターからも許可がおり、来日を決めた。彼は来月いっぱいで引退することを公表しているので、日本では現役で走る最後の大会となる。昔から応援していただいている大勢のファンとともに、初めてのツアー・オブ・ジャパンを思う存分楽しませたい。

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キナンサイクリングがツアー・オブ・ジャパン出場6選手を発表

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いなべ市役所をキナンのツアー・オブ・ジャパン出場選手が表敬訪問

三重県のいなべ市をツアー・オブ・ジャパンのホームタウンとするキナンサイクリングは5月14日、同大会に出場するメンバーの一部とスタッフが同市役所を表敬訪問。出場選手の紹介を行い、レース当日の活躍を約束した。

ツアー・オブ・ジャパン出場選手がいなべ市役所を表敬訪問  ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

今回は出場予定の選手のうち山本大喜、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の4選手に加え、加藤康則ゼネラルマネージャー、石田哲也監督が同所を訪問。いなべ市の日沖靖市長の歓迎を受けながら、選手のあいさつ、加藤マネージャーからチームの近況説明が行われた。

自転車の街・いなべとあって、自転車競技の造詣の深い日沖市長。国内外のレース事情についてや、自身もまたがるというロードバイクに関してなど、その話題は多岐にわたった。最後に選手・スタッフがそろってレース本番でのチームの活躍を誓ったほか、いなべステージ当日には日沖市長自ら、チームサプライヤーでもあるヨネックス製ロードバイク「カーボネックス」でパレード走行に臨むことも明言。一丸となってステージを盛り上げるべく、固く約束を交わした。

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キナンサイクリングがツアー・オブ・ジャパン出場6選手を発表

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キナンサイクリングがツアー・オブ・ジャパン出場6選手を発表

キナンサイクリングがツアー・オブ・ジャパンに出場する6選手を発表した。同大会は5月20日の第1ステージ(堺ステージ)を皮切りに、全8ステージ・総走行距離764km、27日の第8ステージ(東京ステージ)でフィナーレを迎える。

ツアー・オブ・ジャパンに出場するキナンサイクリングの6選手 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

大会の特徴として、個人タイムトライアルで争われる第1ステージと、富士山5合目を目指す第6ステージ(富士山ステージ)をのぞき、各ステージ周回コースでレースが行われる点が挙げられる。レースをより熱く、スリリングなものとすることはもちろん、開催地における「おらが街のビッグイベント」として選手たちの戦う姿を繰り返し目にすることで、サイクルロードレースに親しみ、愛すべきスポーツとするための最大限の配慮ともいえる。

8日間の総合成績で争われる個人総合時間賞は、例年富士山を上る第6ステージと、起伏に富んだ日本サイクルスポーツセンターを走る第7ステージ(伊豆ステージ)が勝負ポイント。この2ステージで優位に立った選手が、個人総合優勝に大きく近づくと言ってもいい。

4年連続の出場となるキナンは今大会に向け、マルコス・ガルシア、山本大喜、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の6選手を招集。2016年大会で個人総合2位となったガルシア、過去2度個人総合4位を経験しているルバを中心に、上りの安定感が光るグアルディオラ、2017年は日本ナショナルチームの一員として個人総合18位で終えた山本、平地・山岳問わず局面を動かすことができる中島、そして春以降好調をキープしている新城をセレクトしている。

シーズン最大目標の1つとして今大会に臨むキナン。個人総合優勝が最大のミッションとなるが、第3ステージ(いなべステージ)での活躍も重要視。ツアー・オブ・ジャパンには地域貢献活動の一環として「ホームステージ」の設定がなされているが、キナンはいなべステージをホームとし、同地でのサイクルイベントの開催や、小学校での交通安全教室など、通年での地域交流を行ってきた。いなべのコースで快走するとの約束を果たすため、チームは大会前半のヤマ場としてこのステージを走ることになる。

ツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)
5月20日(日) 第1ステージ(堺) 2.6km個人タイムトライアル
5月21日(月) 第2ステージ(京都) 105.0km
5月22日(火) 第3ステージ(いなべ) 127.0km
5月23日(水) 第4ステージ(美濃) 139.4km
5月24日(木) 第5ステージ(南信州) 123.6km
5月25日(金) 第6ステージ(富士山) 32.9km
5月26日(土) 第7ステージ(伊豆) 120.8km
5月27日(日) 第8ステージ(東京) 112.7km
※各ステージのレース距離にはパレード走行も含まれる

ツアー・オブ・ジャパンのオフィシャルウェブサイト

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キナンがいなべ市内の小学校でウィーラースクール…自転車交通安全教室

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