ガチくんに挑戦できるRed BullのゲームバトルBeat the Pro

レッドブルは、一般愛好家がプロに挑戦できるeスポーツイベント「Red Bull Beat the Pro」の第2弾を5月30日(土)に開催する。第2弾のタイトルは「STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION」。トーナメントを勝ち抜いた参加者は、日本人で唯一カプコンカップの覇者に輝いているレッドブル・アスリートのガチくんに挑戦できる。

大会フォーマット

予選ステージは8人のシングルイリミネーション大会、決勝ステージは、レッドブル・アスリートとの対戦になる。
<予選ステージ>: 8人のプレイヤーで2試合先取制シングルイリミネーション大会を実施。
<本戦ステージ>:予選ステージ優勝者とレッドブル・アスリートが対戦。

参加希望者は5月23日(土)18時00分~5月27日(水)23時59分に下記よりアクセス。

●応募サイト

ガチくんは「みんな気合入っていると思うんじゃけど、波乱はなしじゃけぇ」とお国言葉の広島弁で挑発。本人のコメントはこちら。

ゲームのグランツーリスモで現役プロドライバーに挑戦しよう

国内最高峰のレースシリーズSUPER FORMULAに参戦する3人のレッドブル・アスリート、 平川亮、ニック・キャシディそしてユーリ・ヴィップスとドライビングシュミレーターのグランツーリスモで自宅から対戦できるイベントを開催する。

4⽉29⽇(水)〜5⽉6⽇(水) に開催するタイムアタックイベントで彼らとベストタイムを競うことができる。さらにタイムトライアル上位にランクインしたプレーヤーは、5⽉開催予定のエキシビションレー スで彼らと対戦できる予定。

おうちレーシングで一番速いのは誰だ!?

Red Bull Beat The Pro(レッドブル・ビート・ザ・プロ)
4⽉29⽇(水)15:00〜5⽉6⽇(水)23:59…タイムアタックイベント
参加方法:期間中に『グランツーリスモSPORT』を起動して、 [スポーツ]→ [タイムトライアル]→[Red Bull BEAT THE PRO]を選択して、タイムトライアルで記録を残す。サーキットやルールはレッドブルホームページ参照

ドライバーたち3名もタイムアタックに参加。彼らのベストタイム更新情報は 随時確認できる。タイムトライアル上位にランクインしたプレーヤーは5⽉開催予定のエキシビションレースで彼らと対戦ができる予定。
その他豪華賞品を予定。


■レッドブル・アスリートのご紹介

平川亮
年齢:26 歳、出身:広島県
2019 年戦績
SUPER GT(GT500 クラス) :2 位(1 勝)
SUPER FORMULA :10 位(1 勝)
●ホームページ

平川亮 ©Dutch Photo Agency/Red Bull Content Pool

ニック・キャシディ(Nick Cassidy)
年齢:25 歳、出身:ニュージーランド
2019 年戦績
SUPER GT(GT500 クラス) :2 位(1 勝)
SUPER FORMULA :1 位(1 勝)

ユーリ・ヴィップス ©Dutch Photo Agency/Red Bull Content Pool

ユーリ・ヴィップス(Juri Vips)
年齢:19 歳、出身:エストニア
2019 年戦績
FIA F3 ヨーロッパ選手権 :4 位(3 勝)
●ホームページ

ニック・キャシディ ©Sho Tamura / Red Bull Content Pool

■グランツーリスモについて
●参加方法などの詳細サイト

BMXのデアーズが極端に酸素の薄いウユニ塩湖で空に舞う

ベネズエラのダニエル・デアーズが、ボリビアの標高3600mという高地にあるウユニ塩湖でBMXパフォーマンスを披露した。BMXバイクで新境地を切り破ってきた長いキャリアのなかでも、世界初のBMXアクションとして注目された。

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

塩のレンガでジャンプ台を作ってチャレンジ

高地の砂漠に位置することで有名なウユニソルトフラッツは、このBMXプロジェクトに最適な環境を提供した。

奇跡の絶景とも言われるウユニ塩湖だが、3600mという高地のため大気圧が減少し、血中酸素不足をもたらす。激しいアクションをともなうBMXライドとしては過酷な環境だった。

この塩の平地は1万582平方kmという面積を持つ世界最大のものであり、宇宙から見える。そのためNASAの衛星キャリブレーションに理想的な場所だという。

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool
©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

ボリビアの町コルチャニの地元の人々は、デアーズがジャンプするために塩レンガを積み上げ、表面を滑らかにするために用意された特殊な混合物でランプを構築するのを助けた。

フラットな地平線、敵対的な天候と高地という条件で、設営は短時間で行われ、デアーズのチャレンジを待った。

Xゲームズで金メダルを獲得したこともある挑戦者のコメントは。

「私はこのソルトパークでBMXに乗ると、再び息が整うまで5分間停止した。日中は本当に暑くて、でも太陽が雲に覆われていたときは凍えてしまった」

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

長きにわたりBMXの時代を支え続けているトップライダー

ダニエル・デアーズは1985年3月24日生まれ。安定感抜きに語ることはできない存在で、BMX界のベストライダーであり続けている。

アクションスポーツツアータイトルを獲得して頭角を現した2006年以降、ベネズエラ出身のデアーズはASTタイトルを何回も守りながら、X Gamesで勝ち続けてきた。

「友人が持っていたから」という理由でBMXを手に入れたというのがスタート地点。16歳で両親とブエノスアイレス(アルゼンチン)に移住してBMXにのめり込んだ。ブエノスアイレスへ移ると、より多くのライダーたちとスキルを競い合えるようになり、さらにはより大きく質の高いパークでライディングできるようになった。

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

ベテランライダーだが今もX GamesやBMX世界選手権などに参戦して素晴らしい成績を修め続ける。2014年にはFISEワールドシリーズ初代チャンピオンにも輝いた。

近年のデアーズのフォーカスは世界にBMXを広めるアンバサダー的ポジションにシフト。次世代の指導により多くの時間を割くようになっている。

●レッドブルのホームページ

レッドブル・アイスクロス横浜でナーズとプラント優勝

レッドブル・アイスクロス横浜が2月15日、横浜市の臨港パーク特設会場で開催され、男子は米国のキャメロン・ナーズ(30)が2018年の第1回大会に続いて優勝した。日本勢は山内斗真が42位。7000人が熱いバトルに興奮した。

米国のキャメロン・ナーズ(左)がレッドブル・アイスクロス横浜大会で優勝 ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

女子はカナダのマキシ・プラント(27)が優勝。日本勢は山本純子が11位。吉田安里沙が16位。

カナダのマキシ・プラントがレッドブル・アイスクロス横浜大会で優勝 ©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

アイスクロス世界選手権の歴代ワールドチャンピオンのうち、レッドブル・アイスクロス横浜に出場した選手は、2012年王者のカイル・クロクソール(カナダ=31)、2014年王者のマルコ・ダラーゴ(オーストリア=29)、2015年と2018年王者のスコット・クロクソール(カナダ=29、カイルの弟)そして2016年、2017年、2019年のチャンピオンで、前回の横浜大会でも優勝しているナーズ。

マルコ・ダラーゴは準々決勝で同じく強豪選手で弟のルカ・ダラーゴ(オーストリア=28)そしてスコット・クロクソールと対戦。スタート直後の混戦でスコットと接触。ここで転倒し、巻き返すことができずに敗退。そのスコットは準決勝で兄カイル、ルカ・ダラーゴと対戦。レース終盤まで 先行する兄とともに決勝進出かと思われたが、最終コーナー手前でルカに追い越され、思わず手を出してしまった。バランスを崩したルカはコーナーを曲がり切れずに壁に激突。2番目にゴールしたスコットはその行為で失格となり敗退した。

レッドブル・アイスクロス横浜大会 ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

決勝戦の顔ぶれは、若手有望株のミルコ・ラティ(フィンランド=23)、明るい人柄で人気者のスティーブン・コックス(カナダ=29)、風格漂う往年のチャンピオンのカイル、そしてキャメロン・ナーズとなった。

スタートして最初のコーナーに先に突入したのはキャメロンだったが、後ろをピッタリと重なるようにコーナーを曲がるカイルの圧力に屈してバランスを崩し、危うく転倒するかと思われた。うまく体勢を立て直したが、その間を縫ってラティが先頭に躍り出た。そのラティもすぐにキャメロンに追いつかれると、足がキャメロンの足ともつれて転倒し、 優勝争いはキャメロンとカイルの一騎打ちとなる。

最終コーナー前までは1~2mほど差があった両者だが徐々にカイルが追いつき、ゴール手前のバンプを両者同時にジャンプ。つま先が先にフィニッシュラインを越えた選手が勝ちになるため、両者ともに足を投げ出し、ほぼ同時にゴール。写真判定の結果、スケート靴の刃の差でキャメロンが優勝した。

液体窒素が流れるホースを張りめぐらしてアイスコースを作る ©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

女子決勝は、2016年に世界選手権が始まって以来ワールドチャンピオンを二分しているアマンダ・トルンゾ(アメリカ=30)とジャクリーン・レジェール(カナダ=28)、そしてマキシ・プラント(カナダ=27)とジュニアながら決勝に勝ち進んだジャスティン・ゾンネ(ラトビア=18)。

レースはプラントがスタートダッシュを決めると歴代チャンピオンたちの追随を許さず、そのまま独走してゴールした。2位争いは、最後の直線からブリッジの登りの間にレジェールを追い越したトルンゾがゴール手前のバンプでバランスを崩して転倒し、レジェールが2位でゴールした。

レッドブル・アイスクロス横浜大会 ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

大会後キャメロン・ナーズは「再び横浜で優勝できてとても気分がいいです。これまでアイスクロス・ワールドチャンピオンシップはさまざまな地域で開催していますが、このようにアジアで開催されて、しかも 優勝を飾ることができてとてもうれしいです。ATSX 1000はポイントが高く、参加選手はポイント獲得のためにとても強い気持ちで来ています。また事前にそれぞれしっかりとした準備をしているので、力の差がなくなっていると感じています」とコメント。

初優勝を果たした女子のプラントは「大会に出場してから今回で6シーズン目ですが、これまでは小さな大会でしか優勝したことがありませんでした。今回のような大きな大会で優勝できてとてもうれしく思います」とコメント。

山本純子は「2回目の母国開催に大勢のお客さんが来場し、大会を盛り上げてくれたことをうれしく思います。日本の若い選手も出てきており、年々アイスクロスという競技が日本でも広まっていることを感じています」と語った。

●レッドブル・アイスクロス横浜の関連ニュースまとめページ

●レッドブル・アイスクロス横浜の公式サイト

レッドブル・アイスクロス…どうやって優勝者が決まるかを解説

レッドブル・アイスクロス横浜は2月15日夜、横浜市の臨港パーク特設会場で決勝ラウンドが開催される。日本勢男子は山内斗真が、女子は山本純子吉田安里沙がファイナル進出を果たした。当日はどうやって優勝者が決まるか? 公式サイトにもあまり記述されていないのでご紹介。

LCQでも果敢な走りを見せる ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

エリート男子の決勝進出選手は64人

カテゴリーは男子、女子、ジュニアの3つ。レースは1ヒート4選手で行い、各ヒートの上位2選手が次のレースに勝ち進む。これがベースとなる。それではどうやって組み合わせが行われるのかを解説。

96選手が出場したエリート男子。まずは14日早朝に「タイムトライアル」を実施。出場選手が1人ずつスタートし、ゴールまでのタイムを計測した。1人は2回出走してその平均タイムを算出して順位づけ。32位までが決勝の1回戦となる「ラウンドオブ64」に自動的に進出。33位以下の選手が4人によるLCQ(Last Chance Qualifier)と呼ばれる敗者復活戦を行って、上位2選手が「ラウンドオブ64」に進出した。このLCQは14日夜に開催された。

「ラウンドオブ64」はこうして進出を果たした64選手が4人ずつ、16ヒートに分けて戦う。スタートダッシュが肝心なだけに4つあるゲートはタイムトライアルの上位選手、LCQの勝ち上がり順にゲートを選んでいく。

山内斗真が海外勢に一歩も引けを取らない滑りを見せる ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

「ラウンドオブ64」での各ヒート上位2選手が「ラウンドオブ32」(合計8ヒート)に進出。各ヒートの1位選手からゲートを選べるので、1着か2着かも勝ち上がりに影響する。1着同士が次のラウンドで同一ヒートとなった場合はタイムトライアルの上位選手が先にゲートを選べる。

「ラウンドオブ32」での各ヒート上位2選手が「クォーターファイナル」(合計4ヒート)に進出。「クォーターファイナル」での各ヒート上位2選手が「セミファイナル」(合計2ヒート)に進出。

「セミファイナル」の3位以下選手が「スモールファイナル」に回り、5〜8位を争う。そして「セミファイナル」の上位2選手が「ビッグファイナル」に進出して、1〜4位を争う。

世界のトップ選手と一緒に滑る山本純子(後方の赤いジャージ) ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

女子の決勝進出選手は16人

横浜大会に出場した女子は23選手と少なかったため、通常の勝ち上がり方式を調整し、ローカルルールで開催された。まずタイムトライアルの上位8選手が「クォーターファイナル」に自動的に進出。LCQで勝ち上がった8選手が「クォーターファイナル」に加わった。以下は男子と同様となる。

●2月15日のタイムスケジュール
18:00 男子ラウンドオブ64
18:45 女子クォーターファイナル
19:10 男子ラウンドオブ32
19:35 男子クォーターファイナル
19:48 女子セミファイナル
19:55 男子セミファイナル
20:00 男子・女子ファイナル

●レッドブル・アイスクロス横浜の関連ニュースまとめページ

●レッドブル・アイスクロス横浜の公式サイト

山内斗真、山本純子、吉田安里沙が決勝へ…レッドブル・アイスクロス

レッドブル・アイスクロス横浜は2月14日、タイムトライアルとLCQ(Last Chance Qualifier)と呼ばれる敗者復活戦が行われ、日本勢男子は山内斗真が、女子は山本純子と吉田安里沙が一般観客が来場する15日夜の決勝に進出した。大会は横浜市の臨港パーク特設会場で開催される。

世界のトップ選手と一緒に滑る山本純子(後方の赤いジャージ) ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

この競技での第一人者である山本はこの日早朝に行われたタイムトライアルで、出場23選手中の14位。女子は8位までが決勝に進出し、9位以下の選手がLCQに回ったが、山本は安定した走りで勝ち抜け、翌日の決勝に進出した。

「決勝では同じ実力の選手たちばかりなので、あとはハートだけ。明日は練習でいくつかのポイントを確認し、いい感触をつかんで本番に臨みたい」と山本。

吉田安里沙が15日の決勝に進出
スタート台からのシーン

吉田もLCQを突破して翌日の決勝へ。「楽しく滑れるようになったのが収穫です。明日の決勝も頑張りたい」と喜びを見せた。

滑るたびに実力がついてきたことを感じると吉田安里沙
男子で唯一の決勝進出を果たした山内斗真

男子で唯一の決勝進出を果たした山内は、「ボクしか残っていないので、やりきるしかない」と闘志を見せた。

山内斗真 ©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool
LCQでも果敢な走りを見せる山内斗真 ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool
山内斗真が海外勢に一歩も引けを取らない滑りを見せる ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool
鈴木雅仁(後方)。「スポーツは勝たないといけないので」と敗北を認めた

ベテランの鈴木雅仁は決勝進出ならず。
「自分がヘタなだけ。情けないです」という第一声。「いろんな人にサポートしてもらってここに立てているので」と、決勝進出は最低限の目標だったという。

「経験としては積めたけれど、スポーツは勝たないといけないので。もうちょっとだったとかの言い訳は通用しない」

36歳という年齢でも挑戦できることもあるが、このスポーツは16歳から本格的に始めることができるので、若い世代がこのスポーツの魅力を感じ取ってくれるような育成をしたいと言葉を続けた。

安床武士。「リベンジ一心でここに来たけれど」と痛恨の予選敗退

インラインスケートのスーパースター、安床武士も決勝進出を阻まれた。
「インラインスケートをやめてアイスクロスに集中すればレベルアップは確実にできるけど、自分はインラインスケートを一生の仕事としてやっていくのだから、本筋は譲れないという弱さがあるんです」とコメント。

女子の佐藤つば冴も決勝には進めず。
「いつになったら楽しめるんでしょうか?」と語る一方で、タイムトライアルの1本目はこれまで以上にうまく滑ることができ、失意の中でも少しの自信がついたことが収穫だという。
「一番大事なことはブレないことですね。これからもこの競技を続けていきたいと思います」


2月15日(土)一般公開日
08:30〜11:00 トレーニング
15:00 開場
18:00〜20:30 決勝

18:00メンズ Round of 64
18:45ウィメンズ 準々決勝
19:10メンズ Round of 32
19:35メンズ Round of 16
19:45ウィメンズ 準決勝
19:55メンズ 準決勝
20:05ウィメンズ 決勝
20:15メンズ 決勝
20:30授賞式
決勝進出を逃した佐藤つば冴

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