双子のイェーツ兄弟がそろってブエルタ・ア・エスパーニャに参戦

ミッチェルトン・スコットに所属する双子の兄弟、サイモン&アダム・イェーツが8月25日に開幕するブエルタ・ア・エスパーニャにそろって出場する。当初はサイモンがジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャ、アダムがツール・ド・フランスのみを走る予定だったが、急きょアダムがブエルタ・ア・エスパーニャの出場メンバーに加わった。

双子のイェーツ兄弟がそろってブエルタ・ア・エスパーニャに参戦

アダムは山岳に強く、2015ツール・ド・フランスで総合4位と新人王を獲得。2018年はツール・ド・フランスで総合成績の上位をねらったが、期待通りの活躍はできなかった。

サイモンは2016ツール・ド・フランスでアダムに続いて新人賞。兄弟選手がともに新人賞を獲得したのは史上初だった。2018ジロ・デ・イタリアでは第6ステージで首位に立つと、マリアローザを着用してステージ3勝。初優勝に王手をかけたが、第19ステージで大きく遅れて優勝争いから陥落した。

ブエルタ・ア・エスパーニャでチームはスペイン語を話すコロンビアのエステバン・チャベスをエースに起用するはずだったが、2018ジロ・デ・イタリア総合2位の位置にいながら伝染性単核球症とそのアレルギーを発症。現在も治療に専念していて、ブエルタ・ア・エスパーニャ出場を見送った。

⚫関連ニュース

マリアローザのイェーツがジロ・デ・イタリア第15ステージ優勝

⚫最新ニュースへ

アダム・イエーツがティレーノ〜アドリアティコ区間勝利…首位はクビアトコウスキー

イタリア半島を横断する7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは大会5日目となる3月11日に第5ステージが行われ、ミッチェルトン・スコットのアダム・イエーツ(オーストラリア)が集団から7秒抜け出してステージ優勝をした。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージを制したアダム・イエーツ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari

「前日に兄弟のサイモンがパリ〜ニースで勝ったので、今日はモチベーションが高かった。第2ステージで落車してタイムを失ってしまったので、総合成績の上位に絡めなくて残念だが、できるだけいい順位でフィニッシュしたい」とイエーツ。

7秒遅れの区間3位に入ったスカイのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)が総合成績で首位に立った。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージを終了して首位に立ったクビアトコウスキー ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari

●関連ニュース

ランダがティレーノ〜アドリアティコ第4ステージ優勝…トーマスが首位を奪還

●最新ニュースへ