品川真寛がロードレースビギナーに教えるスキルアップ講習開催

ロードレースを安全に走るためのコーナリング、ブレーキングなどの基礎スキルの講習会をメリダジャパンが2023年1月28日に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催する。参加者募集中。

国内で取り扱う最新スポーツバイク全車種の展示・レンタルを行っている世界最大級のサイクリング施設、MERIDA X BASEで、MERIDA CYCLING ACADMY(メリダ・サイクリング・アカデミ ー)』を開設したメリダジャパン、豊富な経験も持つスタッフが1人ひとりの能力を引き出すプログラムを開催し、スポーツとしての自転車文化の浸透と発展を促進。今回もその一環。

講習の対象となるのはこれからレースを始めたいレース未経験者、レース初心者。レースを走る上で最も重要な「曲がる」、「止まる」といったバイクコントロールをサイクルスポーツセンター内の安全なクローズドコースで行う。公道ではできない並走、集団走行、道幅をしっかり使った下りでのライン取りなどをレクチャー。

レースでぶっつけ本番にならないように、レース想定の走り方を体験し、レース本番で安全に走るための内容。

現在MERIDA X BASEマネージャーで、ロード・MTB双方でチャンピオンの経歴を持つ品川真寛が講師を務め、直接レクチャーする。

品川真寛の主な経歴
・2004 年全日本選手権ロードレースU23チャンピオン
・2006 年日本人初パリ~ルーベ出場
・2017、2018 年全日本選手権マウンテンバイクXCO マスターズ30クラスチャンピオン
・2022 年全日本選手権マウンテンバイクXCO マスターズ40クラスチャンピオン

プログラム内容詳細は

受講料金 :13,200円(税込) コース使用料込み
開催日 :2023年1月28日(土)
受講時間 : 10:00~16:00
参加基準 :トレーニングで50kmを走れる、ロードレース初心者、未経験者
参加定員 :10名 (最少催行人数 :4名)
予約方法 :MERIDA オンラインショップで12月27日(火)より受付
※レンタル費用は含まれないので、利用の際は別途利用料金が必要

自転車の安全利用に関する学習アプリ、GIGAスクール用学習ツール

一般社団法人自転車安全対策協議会が初めて自転車を利用する子どもやその保護者などに向け、自転車を利用する際に必ず理解をしておかなければならない各種ルールやマナーを簡単に楽しんで学べるように「みんなで学ぼう自転車安全運転学習アプリ」を開発し、2022年2月14日より提供を開始した。

国土交通省の「自転車の活用推進に向けた有識者会議 第5回(2021年2月22日開催)」において「 GIGAスクール構想にも交通安全教育を取り組むべき」との意見が交わされたことを参考に、GIGAスクールの場で『自転車の安全利用に関する学習の機会を提供するために、無料で利用できる学習アプリ』の開発を検討。関係各位の協力を得て2月14日にリリースした。 

【監修】
羽原敬二(神戸大学 客員教授/関西大学 名誉教授)
国土交通省「自転車の活用推進に向けた有識者会議」委員
【資料提供】
オージーケーカブト、損害保険ジャパン

アプリ利用の対象者は初めて自転車を利用する児童・生徒とその保護者

アプリのコンテンツ
1.【児童・生徒向けクイズ】
自転車の安全利用に関するルールやマナーに関するクイズ8問
2.【保護者・監督者向け】
ヘルメット着用の重要性、 自転車賠償責任保険の必要性2問
8つの質問と2つの設問、合計10項目に答える。 
3.所要時間は、解説を含めて約10分から15分程度。 
4.自転車安全運転免許証の発行することができる。 
上記の10問全てを終了し、【自転車の安全利用に関する宣言】に賛同すると協議会の「自転車安全運転免許証」が発行される。 
4.個人情報について 
協議会は、 当該アプリご利用者の個人情報の取得は一切行いません。自転車安全運転免証の作成時に入力された個人情報(氏名や顔写真)は、利用のタブレット等端末内に保存されます。協議会は利用者の個人情報データは一切取得いたしません。 
5.   アプリ利用に関する費用について 
利用に関しては無償(無料)で提供 
アプリは、インターネットが繋がっている環境で利用可能。インターネット利用に関する環境等は各自で準備。またアプリの利用に伴う通信費は利用者の負担。 

●みんなで学ぼう自転車安全運転学習アプリ

名古屋サイクルクラブ…日常ツールとしての自転車やサイクルスポーツを体験

自転車の正しい知識と技術、走行時の交通安全について学ぶとともに、サイクルスポーツとしての自転車を感じる場として船出を切った「名古屋サイクルクラブ」。名古屋競輪場を主会場に、小学生と中学生を対象とする自転車教室にKINAN Cycling Teamも全面協力している。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

クラブでは自転車の走行技能の向上はもとより、体を動かす楽しさを経験することを重視し、スポーツ全般に役立つ心身の発達を目的としている。新型コロナウイルスの感染拡大状況を見ながら開催時期を調整し、晴れて12月から活動が本格スタート。2021年中は2回の開催が実現した。

12月29日に行われたプログラムでは、2022シーズンから選手として走る鈴木宏幸サイクルインストラクターをメイン講師に、所属選手からは花田聖誠がレクチャー役として参加。鈴木インストラクターの進行のもと、ジョギングやハードル越え、腿上げなどの陸上トレーニングでウォーミングアップ。体が温まったところで、いよいよ自転車へとまたがった。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

実技は、一本橋走行やスラローム、8の字走行といった、バイクスキルの基本を重視した内容。一度の走行で複数種目をこなせるようコースをセッティングし、参加者たちは繰り返し課題にチャレンジした。

そして締めには、プログラムのメインともいえるバンク走行体験へ。今回はカント(傾斜)の緩い内側のみだったが、今後は参加者のスキルなどを見定めながら走行ラインの設定を行っていく。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

この日は小学校1年生から中学3年生までの約20人が参加。ここまでの2回は自転車教室の体験参加を主なコンセプトに据えたが、今後は操作技術のレベルアップをねらいとした取り組みや、アスレチックトレーニングといった基礎体力アップを目指したカリキュラムも導入していく予定。そして、グループワークによって社会性や協調性を身につけていくことも図っていく。

名古屋サイクルクラブは毎月数回のペースで開催。2022年1月は12日(水)・26日(水)の実施に向けて調整中。開催日時が決定し次第、KINAN春日井サイクルターミナルのTwitter、KINAN Racing TeamのWEB・SNSで案内する。ここまでの2回同様、所属選手も講師陣に加わる予定となっている。

名古屋サイクルクラブ ©Syunsuke FUKUMITSU

名古屋サイクルクラブ「ジュニア育成プログラム」
●教室の目的と効果
・体を動かす楽しさを経験して心身の発達と個々の能力向上を自発的に行い、良好な人間関係の構築と社会性を身につけることを目的とする。
・参加児童・生徒及び保護者が自転車へのかかわり方を知り、安全性および危険性、特性を理解できる場にする。
●参加料金
初回参加500円
(2回目以降)事前予約2000円、当日参加2500円
※名古屋サイクルクラブ会員は1500円
※いずれも保険料含
●参加定員:20人
●対象年齢:小学生、中学生
●場所:名古屋競輪場(名古屋市中村区中村町字高畑68)
●コーチ:鈴木宏幸(KINAN Racing Teamサイクルインストラクター)
●協力:KINAN Cycling Team(2022年よりKINAN Racing Team)
●その他
自転車(補助輪付き可)・ヘルメット・グローブは持参
※自転車のレンタル対応あり(子供用スポーツバイク1000円、ヘルメット・グローブ各500円)
●予約・問い合わせ
KINAN春日井サイクルターミナル 090-2925-9711

自転車に正しく乗る基準を見つけるやまめの学校が大阪で開催

やまめの学校inワールドサイクルが2022年も開催される。2016年から毎年開催している関西圏でのライディングスクールで、7回目となる。今回は初の2カ月連続。会場は大阪市淀川区の淀川区民センター。参加料は5000円(税込み)。

やまめ工房 やまめの学校inワールドサイクル 自転車の乗り方講座

関西では数少ない「やまめの学校」ワールドサイクルが開催

長野県安曇野市で年間約700名の生徒が受講するライディングスクール「やまめの学校」。29er(車輪の大きさが29インチのMTB)を極めたことで得た独自の理論に基づく、重心の軸・荷重移動は多くの雑誌で特集されている。

講師は堂城賢。誰でも楽に速く走れる、わかりやすい指導には定評があり、スクールや多くのイベントを通じて、多くのサイクリストに走る楽しさを伝えている。

やまめ工房 やまめの学校inワールドサイクル 自転車の乗り方講座

自転車の正しい乗り方とは、いったいどのような乗り方なのか? これまで自転車の乗り方は、人によって言うことも教えることもバラバラで、なにを信じればよいのか? なにが基本なのか? じつは基準になるものはない。堂城が教えている自転車に正しく乗る方法は、実際に講義を受講することにより「基準」となるものが理解していく。誰もやって来なかった「自転車の乗り方の基本」を創ることを、やまめの学校で取り組んでいるという。

講師の堂城賢

やまめ工房 やまめの学校inワールドサイクル 自転車の乗り方講座

2022年1月23日 初参加者用 10:00~12:00
2022年1月23日 リピーター用 14:00~16:00
2022年2月20日 リピーター用 10:00~12:00
2022年2月20日 初参加者用 14:00~16:00
各回定員15名
●ワールドサイクルの申し込みページ

補助輪外しの極秘テクを東京車連が伝授…新橋駅近くで

東京都自転車競技連盟港サイクルフェスティバル応援イベントとして、JR新橋駅近くの桜田公園で新虎通り自転車教室を開催する。まだ自転車に乗れない子供を対象とした補助輪外し大作戦から、小中学生の自転車教室まで行う。参加無料。

日程は2021年3月21日。午前は、まだ自転車に乗れない小学生以上を対象に『自転車練習大作戦(補助輪外し)』を2回行う。

午後は、自転車に乗れる小学生から中学生までを対象に好評の『自転車学校』を開催する。

自転車学校に参加してくれた子供たちは、パラサイクリング体験として2人乗り自転車の後ろにも乗れる。

いずれもレンタル自転車を用意しているので、手軽にチャレンジできる。サイズ、数に限りがあり、申し込み先着順となる。

新虎通り自転車教室
日程: 2021年3月21日(日) ※雨天中止
場所: 港区立桜田公園(港区新橋三丁目16番15号)
主催: 東京都自転車競技連盟
主管: 東京都自転車競技連盟 普及委員会
後援: 港区
参加費:無料

内容
【午前の部】自転車練習大作戦(補助輪外し)
09:00~10:20 1回目:自転車に乗れない子対象(定員10名)
10:30~11:50 2回目:自転車に乗れない子対象(定員10名)
参加資格:小学生以上で自転車に乗れない子供を対象(未就学は不可)

【午後の部】自転車学校(技術練習と交通ルール)
12:30~15:00 自転車に乗れる子対象(定員40名)
※4回の時間帯で10名ずつの定員
参加資格:小学生~中学生で自転車に乗れる子供を対象
・小グループ(3名まで)にインストラクターが1名が付いて約15分程度、自転車学校カリキュラムを体験。
・パラサイクリング自転車体験走行も同時開催(2人乗り自転車の後ろで、目を閉じて体験走行してみよう)

申込期限:2021年3月7日(日)23時59分
各回定員になり次第締め切り

レンタル用品:エントリーフォームで申し込む
レンタル自転車・レンタルヘルメットあり。毎回アルコール消毒

新型コロナ感染拡大対策
同伴者も含め申し込み者には、開催2週間前から開催当日まで体温を確認し、期間内に37.5度以上がなく、体調の異常がなかったことを報告。当日、現地でも体温測定してから入場。

申し込み後の案内:エントリーフォームで申し込むと、メールにて案内
問い合わせ:メールにて。fukyu.tcf(アットマーク)gmail.com
●東京都自転車競技連盟の詳細ホームページ

自転車の安全利用と気軽に楽しめる環境を…都が意見募集

東京都が自転車の活用を推進していくための「東京都自転車活用推進計画」を策定し、都民からの意見を募集している。今後、寄せられた意見を踏まえ、2021年度早期を目途に計画を改定する予定だという。

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計画は、自転車の活用の推進を図るための基本的な方針や具体的な施策を示したもの。「自転車を安全・安心して利用でき、誰もが気軽に楽しめる環境づくり」を目標とし、目指すべき将来像に向け18の施策を示している。

東京都の自転車活用推進計画を簡単に言うと…

高齢化社会でも持続的発展を。
クルマ中心から人中心の、居心地のいい町に。
そんな都市づくりにおいて自転車は環境に、健康にいい。
そして重要な交通手段のひとつ。
コロナの密も回避できる。

【環境】
自転車通行空間を整備。無電柱化などと連動。
駐輪スペースを確保。
公共交通との連携も。

【健康】
余暇のみでなく日常生活(通勤)にも。

【観光】
都内を自転車で巡る。

【安全・安心】
交通ルールの理解、お互いの尊重を。
学校や地域での安全教育。

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意見の募集は2021年2月12日から3月13日まで(当日消印有効)。提出方法は郵送、eメールのいずれか。詳細は下記のホームページで。

●東京都自転車活用推進計画のホームページ