7月27日 第19ステージ ルルド〜ラランス 200.5km

下りで逃げたログリッチがフルームを逆転して総合3位に

ツール・ド・フランスにツールマレー峠ははずせない © ASO

【ラランス(フランス)山口和幸】大会最後の山岳ステージは総合4位につけていたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ロットNLユンボ)が最後の峠からの下り坂で単独となり、ゴールまで逃げ切った。2017年のアルプスに続く大会通算2勝目。

マイヨジョーヌのゲラント・トーマス(英国、スカイ)は19秒遅れの区間2位。ボーナスタイムを獲得して総合2位トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)との差を2分05秒に広げた。ログリッチが総合3位に浮上し、スカイのクリストファー・フルーム(英国)は4位に陥落した。

ロットNLユンボのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が優勝 © ASO

アシスト役のトーマスが初優勝をかけて最後の勝負
ログリッチはもともとスキーのジャンプ選手。2017年の大会でスロベニア選手として初勝利を挙げたが、この日最後のダウンヒルで勝負をかけた。今大会最後の山岳となるオービスク峠の上りでもログリッチはしきりにアタックをしかけた。しかしパリの3位までの表彰台を争うデュムランやフルームがそう簡単には離れない。ログリッチは峠を越え、下りで引き離しにかかった。作戦は見事にはまった。

「表彰台のことは考えていなかった。このあとにタイムトライアルが控えていると考えると、デュムランやフルームに抵抗できるとは思わない。ボクはひたすらステージ優勝をねらって走った」とログリッチ。

第20ステージは総合成績をほぼ確定させる個人タイムトライアル。この種目の世界チャンピオンであるデュムランに対し、トーマスが2分05秒の貯金を守れるかに注目。トーマスは「リスクを犯す必要がないタイム差だが、リラックスして走るわけにはいかない」と初優勝に意欲を見せる。

フルームのアシスト役がまさかのマイヨジョーヌ堅持。これまで鉄壁のチームに守られてきたが、翌日は1人だけの戦いとなる。23日間の日程で争われた大会は29日にパリで終幕する。

隊列を組むスカイ勢。4人目がフルーム、マイヨジョーヌがトーマス © ASO

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ゲラント・トーマス(英国、スカイ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)
□マイヨブラン(新人賞)ピエール・ラトゥール(フランス、AG2Rラモンディアル)


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オービスク峠

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