ツール・ド・フランスを連覇したプロロゴサドルに注目

サドルメーカー、Prologo(プロロゴ)をMany’Sが取り扱いを開始する。

人間工学に基づいたセミラウンド形状のNAGO

2007年に設立されたプロロゴは当初からサドルとバーテープなどをプロチームとライダーに供給し、新たなテクノロジーを投入し続けてシェアを拡大してきた。最初に開発したのがベースとカバーを交換して組み合わせられるChoiceサドルで、これを使用したカルロス・サストレが2008ツール・ド・フランス優勝。

ツール・ド・フランス2連覇のポガチャルもプロロゴサドルを愛用
パリ〜ルーベを制したサドルもプロロゴだ

次にタイムトライアルのスペシャリストであるファビアン・カンチェラーラとタッグを組み、TTサドルを開発。その後ペテル・サガンの世界選手権優勝に力を貸し、近年ではタディ・ポガチャルのツール・ド・フランス2連覇に大きく貢献した。

プロロゴサドル

DIMENSION
前傾姿勢時の着座面積が増え、高出力を維持可能

エンデューロを意味するNDRパッドが+3mm分厚く設計

人間工学に基づき、ノーズ部分がフラットで前後にスライドすることが可能。サドル前部分の着座面積が増え、エアロポジションや前乗りで長時間高出力を維持しやすい設計。広範囲に設けられたPASチャンネルは、パワーロスなく前立腺や生殖器官への痛みを軽減させる。

特許を取得しているCPC付きモデルもラインナップ

また座った時の圧迫感を緩和させ、ロングライドにも対応。幅広設計で安定し、リラックスした状態で走行できる。重量と強度のバランスにも非常に優れていて、軽量でレースからサイクリングまであらゆるサイクルカテゴリーで活躍。

Scratch M5 / M5 PAS
踏み足・引き足の両方で自然な動きを促進させる

5つのパッドがスムーズなペダリングをサポートする

Multi-Sector Systemを導入し、異なるそれぞれの独立したパッドが個別の働きを持つ。ペダリング時の踏み足・引き足の両方で自然な動きを促進させながら、サドルに伝達する振動を吸収。

ツール・ド・フランス優勝を支えたスクラッチM5シリーズ

Scratch M5はTシェイプ設計で、センターパッドがシャープになり、快適さとペダリングパフォーマンス向上に貢献。従来までのスクラッチと比べ 20~30gほど軽量になった。サイズ、人間工学、形状のすべてが革新的で、ロード/オフロ ード/トライアスロンのすべてに適応。中央に穴とくぼみを持たせ、圧迫を軽減する。

マイヨジョーヌを着るポガチャル

AGX
耐久性のある素材と衝撃吸収性に優れたシリーズ

パッドが5つに分かれたスクラッチM5のAGXサドル

アドベンチャー、グラベル、シクロクロス用に設計されたAGXシリ ーズ。シートには高い耐久性を持つ複合素材(30%カーボンファ イバー含有のナイロン)を採用している。落車時にもシートに傷が付きづらくなっている。そして、高強度のシートレールで完成。パワーをすべて伝達させながら多くの衝撃を吸収する柔軟性とクッション性に優れたパッドで設計される。モデルは、ショートノーズサドルの SCRATCH M5、DIMENSIONの他に、エントリーモデルのAKEROの3つ。

TT・TRIATHLON
極限の中でライバルに1秒の差をつける-

トライアスリートから絶大な支持を得るT GAILシリーズ

タイムトライアル・トライアスロン向けに、フラットなシート部分を大きく設計。風洞実験を行い、空気抵抗を受けにくいポジショニングを継続して行える。軽量なパッドにより優れた快適性が1秒を争うシーンでパワーにつながる。コースプロフィールやライダーの好みによって多くのラインナップを揃えている。

ディメンションをTTとトライアスロン専用に。パッド増量や快適性を追求したディメンションTRI
剛性の高いサドルシェルと組み合わせたフラットな形状のゼロⅡTT

NAGO
人間工学に基づいたセミラウンド形状

緩やかな丸みを帯びたサドル。ユニセックスで、 中距離/長距離、または中程度の骨盤の柔軟性に最適。ペダリング時に前後位置を選択したいライダーに優れた汎用性を提供。

ZERO
前後スライドがしやすいフラット形状

前後スライドがしやすいフラット形状のZERO

頻繁に位置を変える必要がある中距離および短距離のライディングに理想的なサドル。剛性の高いサドルシェルと組み合わせたフラットな形状は、非常にダイレクトな乗り心地を生み出す。

いつでも遊べる…かすみがうらアクティビティヴィレッジ開催中

2020年6月に設立された「かすみがうらアクティビティコミッション」が2021年は前回コンテンツに加え、新コンテンツを加えてパワーアップ稼働中だ。都心から約1時間のアクセスにありながら豊かな自然があふれる茨城県かすみがうら市で、ロードバイクの聖地である霞ヶ浦を最大限に楽しめるアクティビティフィールドを創造している。

全国サイクルツーリズム連携推進協議会の代表団体で、全国各地でサイクルツーリズム事業(自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンと茨城県かすみがうら市、 かすみがうら市環境協会、かすみがうら未来づくりカンパニーが連携した企画。

湖を使ったウォーターアクティビティが続々と新設

湖上サイクリング
「サイクリングは陸地の遊び」という既成概念をくつがえす「湖上サイクリング」 では、水上での新感覚スポーツサイクリングを体験できる。 陸上では意のままに操れる自転車も、湖の上では「まったく別の乗り物」に感じられるはず。1人乗りモデルだけでなく、2人乗りモデルもあるので、家族や仲間 とも一緒に楽しめる。当日参加可。
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霞ヶ浦での湖上サイクリング

湖上ピクニック
湖上ピクニックは、丸いサップボートの貸出で、誰でも手軽に水の上という非日常空間を楽しむことのできるアクティビティ。乗艇場所に隣接する「かすみマルシェ」で、地域産品を使ったフードや飲み物を買って、湖の上でピクニック・カフェ気分を堪能。当日参加可。
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霞ヶ浦での湖上ピクニック

ラジオドラマツーリングwith 根本凪
専用のアプリを使って、ナビゲーターの音声案内を聞きながらサイクリン グコースを楽しむことができる。茨城県出身で、茨城愛にあふれる根本凪(でんぱ組.inc/虹のコンキスタド ール)をナビゲーターに迎え、走って遊べる街「かすみがうら」を、サイクリングで盛り上げるべく試行錯誤する過程を音声ストーリーに仕立てた。
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ラジオドラマツーリングwith 根本凪

ロードトリップ-premier-
ガイドのアテンドのもと、自転車に乗って生産者を訪ねて、生産現場を見ながら話をきく。その食材を使って、地元のシェフが腕によりをかけた「その日限りの特別ディナー」を、湖畔のアウトドアダイニングでいただく。かすみ がうらの食資源を結集した、至極のおもてなしサイクリングツアー。
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ロードトリップ-premier-

既存コンテンツであるBBQ食材収穫サイクリング「ライドハンターズBBQ」や「謎解きサイクリング」も引き続き実施中。

併設かすみがうらアクティビティヴィレッジ CAMP WEEK

2021年10月23日(土)~11月7日(日)
同市歩崎公園にて実施される「かすみがうらアクティビティヴィレッジ CAMP WEEK」内でもコンテンツ提供をしている。上記期間であれば「キャンプ宿泊付き」で、アクティビティヴィレッジのコンテンツを楽しめる。
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ベルギービールウィークエンド豊洲開催へ…都の措置解除で実現

ベルギービールウィークエンド(BBW)実行委員会は、ベルギービールウィークエンド2021豊洲を11月2〜7日、 同11〜14日の2週にわたり豊洲CITABRIA BAYPARK grill & bar(江東区豊洲)で開催すると発表した。ベルギーからやってきた選りすぐりのビールと、相性のいいフードメニューが用意される。

豊洲CITABRIA BAYPARK grill & bar

東京都より要請されていたリバウンド防止措置が解除されたため、予定通りの開催が実現した。肌寒い季節なのでジャケットやブーツを履いてお洒落に着飾り、いつもとはひと味違うベルギービールを楽しみたい。

ベルギービールウィークエンド2021豊洲
Part 1: 11月2日(火)〜7日(日)
Part 2: 11月11日(木)〜14日(日)
サイタブリア ベイパーク
平日 16:00〜21:00 / 週末祝 11:00〜21:00

豊洲CITABRIA BAYPARK grill & bar

会場での飲食には飲食用コインと、ビールを注ぐ*BBW2021オリジナルグラスが必要。販売している日付指定のチケットは、混雑を避けるため会場の収容人数に応じて販売枚数を制限していて、当日受け付けでの対応をスムーズに行えるよう、事前に前売りチケットを購入することを推奨している。

会場では、2021年のオリジナルグラスとコインのみ利用可。それ以外のグラスとコインは利用できない。

●前売りチケットのホームページ

イタリアの最新サイクルブランド、ドットアウトが秋冬女性モデル

イタリアの最新サイクルブランドとして人気が高まるDOTOUT(ドットアウト)が最新の秋冬アクティブウェアコレクションを発表した。日常のわずらわしさから離れてサイクリングを楽しもう! 2時間で戻るね!がブランドコンセプト。イタリアらしい派手だけど地味、地味だけど目立つサイクリングアパレルを展開している。

DOTOUTの秋冬モデル

派手だけど地味、地味だけど目立つサイクリングウエア

上質な天然素材メリノウールを採用した暖かく肌障りのいいジャージや、POLERTECなどのハイテク素材を活用したウィンドブレイクジャケットまで、気候やライドシーンに合わせてさまざまな素材を組み合わせて快適なライドを約束する。ウエア選びが重要な秋冬のライドを楽しむための商品がイタリアから入荷した。

TORNADO(トルナード) Wジャケット

TORNADO Wジャケットは伸縮性のあるウィンドジャケットで、春や秋のような気候に最適。第二の皮膚のように体にフィットし、ジャージのように着ることができる。防風性、保温性、通気性を見事に調和させている。

TORNADO Wジャケット

ジャケットは2種類の生地で構成されていて、前身頃にはアンチウィンド、袖と後ろ身頃には通気性と保温性に優れたスーパーストレッチ素材を使用している。その優れた機能により、ロングシーズン活用できる。寒い季節でもジャケットを最大限に活用するためには、軽いものや厚めのウエアとレイヤーするといい。

TORNADO Wジャケット
A19W540  2万4750円
対応気温帯:1〜12°C
サイズ:XS ~ L、フィット:Pro Fit
ファブリック:Dot Air & Water Block、Light – front Dot Cold Warm – back and sleeves

TORNADO Wジャケット

FANATICA(ファナチカ) ウールWジャージ

FANATICA ウールWジャージは、柔らかく肌触りもよく優れたフィット感を持つ天然素材メリノウールを使用した高機能ジャージ。独特な流行を生み出すスタイルと対照的な色、そして人間工学に基づいたフィット感を備えている。メリノウールは自然に吸湿発散し通気性を促進するため、冷えを感じさせずライド中でも身体を温かくドライに保つことができる。

FANATICA ウールWジャージ
FANATICA ウールWジャージ

FANATICA ウールWジャージ
A20W510  1万7380円
対応気温帯:12〜20°C
サイズ:XS ~ L、フィット:Pro Fit
ファブリック:Dot Wool Compact Warm、Dot Cold Warm

SPIRITED(スピリテッド) Wジャケット

SPIRITED ジャケットは、ロードからグラベルツーリング、MTBからeバイクまで、最新世代のアマチュアサイクリストのために考案された多目的テクニカルジャケット。表地には、2層構造の防風素材とナイロン撥水加工を施したナイロンキルティングを組み合わせている。

SPIRITED Wジャケット

100gの中綿を使用し、最大限の保温性を確保。サーモアクティブ技術で開発されたインナーは、完璧な保温性を維持し、熱の拡散を防ぐ。この革新的な構造により、SPIRITEDジャケットは湿気をためず、 汗を蒸発させやすくし、最適な体温を保つことができる。

SPIRITED Wジャケット

SPIRITED Wジャケット
A20W520  4万1360円
対応気温帯:-5〜8℃
サイズ:S ~ 2XL、フィット:Relaxed Fit
ファブリック:Dot Air Sonic、Dot Air & Water Block Warm、Dot Thermo Pad Classic
100gr、Dot Air X-Light Thermo Active

丹野夏波がBMXワールドカップ第6戦U23で日本人女子初優勝

2021 UCI BMX スーパークロス ワールドカップ第6戦が10月24日にトルコのサカリアで開催され、女子U23カテゴリーで丹野夏波(早稲田大)が日本人初優勝。男子U23でも中井飛馬(日本体育大)が前日の第5戦に続いて2位になった。

BMXワールドカップ第6戦で優勝した丹野夏波(中央) ©日本自転車競技連盟

晴天のベストコースコンディションで開催された前日の第5戦から大きく変わり、終日雨天の中で第6戦が 開催された。滑りやすい路面状況下でクラッシュが相次いだが、日本チームは計4選手が決勝へ進出した。U23カテゴリーでは、第3戦と4戦で中井が優勝しているが、女子では丹野が初優勝を飾った。

丹野夏波がBMXワールドカップ第6戦を走る ©日本自転車競技連盟

Under23男子は中井が2日連続で2位

第5戦で2位に入っている中井は、準決勝を全体の3位で通過し決勝へ進出。前日同様に決勝ではスタートから先頭争いを繰り広げ、2番手からトップに立つチャンスを狙うも、先頭を行くスイスのエーバハードもミスのない走りで逃げ切り優勝。中井は惜しくも2日連続の2位となった。

中井飛馬(先頭) ©日本自転車競技連盟 

同クラスの増田優一(大阪体育大)は準決勝まで勝ち進むが、あと1人およばず全体の10位で第6戦を終えた。ワールドカップシリーズ6大会を終えて、現在中井はシリーズランキング1位をキープしている。

<中井飛馬 コメント>
決勝では前日同様の展開となり、抜かすタイミングを見ていましたが、堅いブロックに対応できず悔しいレースとなりました。しかし、悪天候の中でも勝ち進むプロセスを得られことは、今回U23クラスに参加する目的の1番の要素だったので、前日も含めてポジティブにとらえています。次週の第7−8戦では、現在リードしているシリーズタイトルを勝ち取るプレッシャーの中でもしっかりまとめられることを目標に挑みたいと思っています。

U23男子で2位になった中井飛馬(左) ©日本自転車競技連盟 

<大会結果 男子 Under23>
優勝:Aeberhard Loris(スイス)
2位:中井飛馬(日本体育大)
3位:Colsenet Mateo(フランス)
9位:増田優一(大阪体育大)

Under23女子で丹野が独走で初優勝

日本から参戦している全5名が準決勝まで勝ち進み、前日決勝へ進出した丹野と籔田寿衣(大阪体育大)に続いて、ジュニア日本チャンピオンの西村寧々花(Gan Trigger)が勝ち上がり、計3名 が決勝へ進出した。

612番が丹野夏波 ©日本自転車競技連盟

決勝は丹野と籔田が好スタートを決め、先頭争いで第1コーナーに進入。丹野は外側から抜け出し先頭で第1コーナーを立ち上がった。籔田は他の選手と接触し転倒、そこへ西村を含む3名が絡む形となった。レースは丹野の独走状態となり、日本人女子初となる優勝を獲得した。クラッシュから復帰した籔田と西村は、それぞれ4位と5位になった。

籔田寿衣 ©日本自転車競技連盟 

<丹野夏波 コメント>
前日の決勝ではラインミスもあり勝ちきれなかったので、今日の決勝では攻める気持ちでトップを狙っていきました。後続の転倒にも助けられましたが、ジュニア以降国際大会では初の優勝となりうれしいです。昨年の東京オリンピック選考終了後から、気持ちの切り替えに苦戦しBMXに打ち込めない日々が続いて いましたが、今大会を目標に再挑戦して結果を出せたので、次週の第7−8戦も含めて自信を持って次に進 みたいと思います。

BMXワールドカップ第6戦で優勝した丹野夏波を中央に左が2位ブルフォール・タリヤ(スイス)、右が3位ブランジョン・ラー(フランス) ©日本自転車競技連盟

<大会結果 女子 Under23>
優勝:丹野夏波(早稲田大)
2位:Burford Thalya(スイス)
3位:Brindjonc Lea(フランス)
4位:籔田寿衣(大阪体育大)
5位:西村寧々花(Gan Trigger)
9位:酒井亜樹(桃山学院教育大)
11位:野村凪沙(Ace Race Australia)

エリート女子は畠山が決勝を逃す

前日の第5戦ではあと一歩で決勝進出とならなかった畠山紗英(日本体育大)は、第6戦で決勝を目指した。準決勝では6位から追い上げる展開となり、第2コーナーで相手選手の内側ラインを狙うも、車体同士が接触してしまい失速。 決勝進出は逃し、12位となった。

畠山紗英 ©日本自転車競技連盟 

<畠山紗英 コメント>
午前中に行われた公式練習ではスタートもいい感触でレースに臨めました。しかし、準決勝では後方からの展開となってしまい、少し焦りから仕掛けるポイントも早まり思い通りの走りができませんでした。同会場で残り2戦残っているので、今大会からフィードバックを活かせる形で次戦に挑みます。

<大会結果 エリート女子>
優勝:Smulders Laura(オランダ)
2位:Stancil Felicia(米国)
3位:Claessens Zoe(スイス)
12位:畠山紗英(日本体育大)

三浦恭資が60歳以上の全日本王者に…マスターズ選手権

第89回全日本自転車競技選手権ロードレースは大会3日目となる10月24日、広島県中央森林公園サイクリングロードで男女・年齢別のマスターズクラスが開催され、60-69歳ロードレースでは1986、1987年に全日本選手権を連覇した実績を持つ三浦恭資(Tri-X JAPAN)が、同走の男子50歳代の集団と競り合い、男子60歳代2位の増田謙一(パインヒルズ90)に2分35秒差をつけて60歳代クラス初代チャンピオンとなった。

男子マスターズ60-69歳1位の三浦恭資(Tri-X JAPAN)。1986、1987年の全日本王者だ ©日本自転車競技連盟

唐見実世子が圧倒的強さで初代女子マスターズチャンピオンに

年齢区分のない女子マスターズでは、男子60歳代の三浦とともに唐見実世子(弱虫ペダル サイクリングチーム)が男子50歳代の集団で走行し、2位の安藤沙弥(TeamSHIDO)に2分43秒差をつけ、初代女子マスターズチャンピオンとなった。

女子マスターズで圧勝した唐見実世子(弱虫ペダル サイクリングチーム) ©日本自転車競技連盟

男子マスターズ30-39歳+40-49歳 ロードレース(7周86.1km)41名出走、33名完走

朝8時に2クラスが同時スタート。両クラスとも集団で推移。残り2周で築山元樹(Team Grandi petit)と森榮晃彦(パラティアムTOKYO)の2人が飛び出るが、間もなく集団に吸収される。最終周に原田将人(Infinity Style)が単独で飛び出し、雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド)がそれを追う。その後、川崎嘉久(Team Zenko)も集団から飛び出す。結果、原田将人がそのまま逃げ切り30歳代クラスの初代チャンピオンとなった。また、2-3位のゴールスプリントを川崎嘉久が制し、40代クラスの初代チャンピオンとなった。

男子マスターズ30-39歳+40-49歳 ©日本自転車競技連盟
原田将人(Infinity Style)が男子マスターズ30-39歳で優勝 ©日本自転車競技連盟
男子マスターズ40-49歳は川崎嘉久(Team Zenko)が雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド)を制して優勝 ©日本自転車競技連盟

[競技結果]
1 原田将人 兵庫 Infinity Style 2:13:22(30-39歳1位)
2 川崎嘉久 岐阜 Team Zenko 2:13:24(40-49歳1位)
3 雑賀大輔 千葉 湾岸サイクリング・ユナイテッド 2:13:24(40-49歳2位)
4 山本裕昭 静岡 BONDS静岡サイクルRT 2:13:31(40-49歳3位)
6 糸井正樹 大阪 VC VELOCE 2:13:34(30-39歳2位)
7 小林亮 兵庫 soleil de l’est 2:13:34(30-39歳3位)

男子マスターズ30-39歳。1位原田将人(Infinity Style)、2位糸井正樹(VC VELOCE)、3位小林亮(soleil de l’est) ©日本自転車競技連盟
男子マスターズ30-39歳。1位川崎嘉久(Team Zenko)、2位雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド)、3位山本裕昭(BONDS静岡サイクルRT) ©日本自転車競技連盟

男子マスターズ50-59歳+60-69歳 ロードレース(5周61.5km)37名出走、35名完走

男子マスターズ30-39歳+40-49歳のスタート3分後に女子マスターズも含めた3クラスが同時スタート。残り3周で山本敦(SBC Vertex Racing Team)、木村博志(イナーメ信濃山形)、西谷雅史(弱虫ペダル サイクリングチーム)、酒井浩一(IMEレーシング)の4名が先行する。残り2周、そこから山本と西谷が抜け出し、2人のゴールスプリントを山本が制し、50歳代クラスの初代チャンピオンとなった。男子60歳代の三浦は、男子50歳代の集団と走行し、2位の増田に2分35秒差をつけ60歳代クラス初代チャンピオンとなった。

男子マスターズ50-59歳クラスを走る西谷雅史(弱虫ペダル サイクリングチーム)ら ©日本自転車競技連盟
男子マスターズ50-59歳は山本敦(SBC Vertex Racing Team)が西谷雅史を制した ©日本自転車競技連盟

[競技結果]
1 山本敦 神奈川 SBC Vertex Racing Team 1:38:40(50-59歳1位)
2 西谷雅史 東京 弱虫ペダル サイクリングチーム 1:38:41(50-59歳2位)
3 木村博志 埼玉 イナーメ信濃山形 1:39:08(50-59歳3位)
12 三浦恭資 大阪 Tri-X JAPAN 1:46:28(60-69歳1位)
22 増田謙一 東京 パインヒルズ90 1:49:03(60-69歳2位)
23 小久保正彦 奈良 大正池クラブ 1:49:03(60-69歳3位)

男子マスターズ 50-59歳。1位山本敦(SBC Vertex Racing Team)、2位西谷雅史(弱虫ペダル サイクリングチーム)、3位木村博志(イナーメ信濃山形) ©日本自転車競技連盟
男子マスターズ60-69歳。1位三浦恭資(Tri-X JAPAN)、2位増田謙一(パインヒルズ90)、3位小久保正彦(大正池クラブ) ©日本自転車競技連盟

女子マスターズ ロードレース(5周61.5km)10名出走、8名完走

男子マスターズ30-39歳+40-49歳のスタート3分後に、男子マスターズ50-59歳、60-69歳クラスとともに同時スタート。男子マスターズ60歳代の三浦とともに唐見実世子(弱虫ペダル サイクリングチーム)が男子マスターズ50歳代の集団で走行し、2位の安藤沙弥(TeamSHIDO)に2分43秒差をつけ、初代女子マスターズチャンピオンとなった。

女子マスターズ。1位唐見実世子(弱虫ペダル サイクリングチーム)、2位安藤沙弥(TeamSHIDO)、3位手塚悦子(IMEレーシング) ©日本自転車競技連盟

[競技結果]
1 唐見実世子 茨城 弱虫ペダル サイクリングチーム 1:46:32
2 安藤沙弥 東京 TeamSHIDO 1:49:14
3 手塚悦子 東京 IMEレーシング 1:49:31