柴犬と三毛猫のキャラクター、柴田さんと三宅さんを着る

柴犬と三毛猫のキャラクター、柴田さんと三宅さんのサイクルキャップの発売と、サイクルジャージの予約受け付けが、自転車専門通販サイトのワールドサイクルで始まった。キャップは3種類とも在庫あり。ジャージとTシャツは4月12日までの予約で、5月末頃入荷予定。

三宅さん しっぽボーダー 3バックポケット付きTシャツ

柴田さん サイクルキャップ 麻の葉

柴田さん サイクルキャップ 麻の葉

3300円(税込) フリーサイズ
●ワールドサイクルの販売ページ

柴田さん サイクルキャップ 自転車で散歩ですか?

柴田さん サイクルキャップ 自転車で散歩ですか?

3300円(税込) フリーサイズ
●ワールドサイクルの販売ページ

三宅さん サイクルキャップ 桜

三宅さん サイクルキャップ 桜

3300円(税込) フリーサイズ
●ワールドサイクルの販売ページ

柴田さんジャージ レトロバッジスタイル

柴田さんジャージ レトロバッジスタイル

13200円(税込) サイズ:XS~6XL
●ワールドサイクルの販売ページ

三宅さん しっぽボーダー 3バックポケット付きTシャツ

13200円(税込) サイズ:XS~6XL
●ワールドサイクルの販売ページ

柴田さん ボーダー 3バックポケット付きTシャツ

柴田さん ボーダー 3バックポケット付きTシャツ

5280円(税込) サイズ:XXS~3XL
●ワールドサイクルの販売ページ

ベルギービールウィークエンドが日比谷、豊洲など5会場で開催へ

ベルギー産の多様なビールをこれにマッチした料理とともに楽しめるアウトドアイベント、ベルギービールウィークエンドが、2021年は名古屋、大阪、横浜、東京の日比谷と豊洲で開催される。

主催者は「新型コロナウイルス感染状況を常にモニタリングし、日本政府のガイドラインを遵守しております。現時点ではイベントが中止となるような要因はありませんが、今後コロナウイルス感染再拡大などにより、イベントのスケジュールが変更になることもあります」としている。

Nagoya
久屋大通公園
4月28日(水)〜5月9日(日)

Osaka
大阪城公園 太陽の広場
5月13日(木)〜5月16日(日)

Yokohama
山下公園
5月20日(木)〜5月23日(日)

Hibiya
日比谷公園
6月17日(木)〜6月20日(日)

Toyosu
サイタブリア ベイパーク
9月17日(金)〜9月26日(日)

前売りチケット発売開始

事前に来場者数を把握するために、日付指定のチケット(スターターセット)を販売する。会場の収容人数に応じて販売枚数を制限する。楽天チケットまたはファミリーマートで事前に前売りチケットを購入する。
料金はスターターセット3100円で、BBW2021オリジナルグラス1個/飲食用コイン10。ビール1杯は飲食用コイン3〜5枚(一部コイン5枚以上のビールも)。追加コインは会場で5枚組 1100円で販売。

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

フランス入国にわずかな明かり…連載コロナ禍のフランスへ

新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない状況で、果たして2021ツール・ド・フランス取材に行けるのか? その道すじはかなり厳しい。2020年は現地取材を見送り、23年間続けてきた全日程取材がストップした。果たしてフランスに行けるのか。(第1回/2021年3月24日)

日本からの入国は特例としてOKになった

フランスは感染第二波が一向に収まらず、そのままの流れで変異株による第三波に移行。パリを含むイルドフランスなど16県ではみたびのロックダウンに追い込まれた。3月20日午前0時から最低4週間の外出制限が施行されている。生活必需品(本・音楽含む)を除くすべての店舗・施設は閉鎖されている。

その一方でわずかな明かりも差してきた。フランス政府は3月12日、感染状況が落ち着いているオーストラリア、韓国、イスラエル、日本、ニュージーランド、英国、シンガポールを到着地または出発地とする移動には、やむを得ない理由を証明する必要をなくした。皮肉なもので、フランス国内で英国型変異株の広がりが極めて広範囲におよぶ現状であり、比較的安定している国からの入国を拒否する理由がないからだ。

日本は外務省が海外安全情報でフランスをレベル3に指定し、渡航中止勧告を施行している。ただし法的な強制力をもって渡航を禁止するものではない。だから、「それにもかかわらず行く」という人の意志は曲げられない。結論として、日本からフランスには渡れるのである。

ただし、新型コロナウイルス感染拡大の防止のために、いくつものハードルをクリアしていく必要がある。

出発前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書の提示は当然のことながら必要。しかも日本では容易に受けられる「唾液によるPCR検査」は正規のものと認定されず、フランスの空港に到着したあとに再度「鼻咽頭によるPCR検査」を受けなければならない。

また旅行前14日間に陽性者と接触した覚えがないことを証明するとともに、フランス入国後7日間の自主隔離を行うこと、この7日間の隔離期間終了後に2回目のPCR検査を受けることを誓約する宣誓書も日本の空港で搭乗する時に提示しなければならないという。

鼻咽頭によるPCR検査での陰性証明書などをフランス入国時に提示して入国できたら、フランス当局が決めたリストに掲載されたホテルで7日間の自主隔離を行わなければならない。その自主隔離を終えて、改めて2回目のPCR検査が実施され、陰性となればフランス国内を移動できるようになる。

フランス入国後は接触確認アプリ「TousAntiCovid」(フランス語)をダウンロードし、感染予防措置と対人距離確保措置を厳守し、マスクを着用、発症または感染の場合は慎重かつ責任ある行動をとる必要があるという。【継続調査中】

3月24日現在、フランスは依然として感染高止まりの状況が続く

7日間の隔離にかかるホテル滞在費用は自己負担

ちなみに日本に帰国した際は、さらに長い14日間の自主隔離が求められる。感染拡大が収まらないフランスからの帰国者は、まず政府指定のホテルでの7日間の隔離を余儀なくされるのだが、この費用はフランスと違って日本政府が負担してくれる。隔離期間を終えたら、14日からその期間を差し引いた日数を自宅などで過ごすことが求められる。

といっても取材記者の場合は、パソコンと通信環境があれば日常業務が行えるので、日本に帰ってくることさえできればこっちのものだ。

さて話をもとに戻して、フランスに到着して7日間の隔離にかかるホテル代金など。フランス当局が決定したホテルリストをチェックしてみた。パリのシャルルドゴールに5つ、パリのオルリーが4、それ以外にミュルーズ、リヨン、マルセイユ、モンペリエ、ニース、トゥールーズのホテルが掲載されている。日本からの国際線はパリのシャルルドゴール空港に到着するので、5つのホテルから選択する必要があるようだ。

ツール・ド・フランスへの道のりはまだまだ遠い ©ASO Pauline BALLET

気になる料金はヒルトン・ロワシーポールが1泊3食付きで145ユーロ。これ以外に1人につき1泊2.88ユーロの滞在税が追加される。さらにメルキュール、マリオットなどの高級ホテルがあり、庶民派ホテルのカンパニールが最安値となる。シングルの素泊まりで49ユーロ、朝食7.9ユーロ、夕食は3品目と飲み物1杯つきで25ユーロと細かい料金表も掲載されている。ちなみにロワシーポールの夕食にはソフトドリンクがつくらしい。

ただし7日間の拘留期間、ではなく自主隔離期間は精神的なストレスを感じずに過ごしたい。カンパニールの質素な部屋で7日間の滞在に耐える精神力はない。カンパニールはどれも同じ作りのホテルで、広いガラス窓の外が屋外通路となり、他の宿泊客や従業員がひっきりなしに通過する。

一方のヒルトンはホテルガイドを見る限り、プールなどの施設があって快適に過ごせそうだ。ただし自主隔離者がどこまで立ち入りを許されるのか? このあたりを問い合わせてみたい。

🇫🇷ツール・ド・フランス2021特集サイト
●フランス政府のコロナ関連ホームページ

パールイズミが日本の夏にマッチしたジャージ発売

パールイズミは、2021年春夏新商品として「プリント ジャージ」、「プリント パンツ」、「プリント タイツ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売した。

「プリント ジャージ」はベーシックなカラーとシルエットに、アクセントとなるプリント柄を施し、夏のライドには欠かせない吸汗速乾性とUVカット性能を備えた、さまざまなライドシーンにマッチする1着。チェストを2サイズ分、ウエストを3.5サイズ分(レディースは3サイズ分)アップしたワイドサイズも用意されている。

「プリント パンツ」はプリント ジャージ(621-B、W621-B)と合わせてコーディネートできる。メンズのパッドはオールラウンドに活躍する「3D-アール」を採用し、レースからロングライドまで幅広く使える。レディースはハイエンドパッドの「3D-ネオ プラス for LADIES」を装備、女性特有の前側と脚付け根の痛みを和らげる。裾には締め付け感が少ない素材を使用し、はき心地も快適。メンズモデルにはウエストを3.5サイズ分アップしたワイドサイズも用意された。

「プリント タイツ」はプリント ジャージ(W621-B)、UVプリント ロングスリーブ ジャージ(W718-BL)と合わせてコーディネートでき、脚全体を紫外線から守る。パッドにはハイエンドパッドの「3D-ネオ プラス for LADIES」を装備している。


UVプリント ジャージ

W621-B / UV プリント ジャージ
WB621-B / UV プリント ジャージ (ワイドサイズ)
【カラー】1. ループ (ワイドサイズあり) 2. モンステラ 3. ルビー
【価格】W621-B ・・・・11,880 円(税抜) WB621-B・・・・12,980 円(税抜)
【サイズ】W621-B ・・・・S, M, L WB621-B ・・・・BS, BM, BL


プリントジャージ

621-B / プリント ジャージ
B621-B / プリント ジャージ (ワイドサイズ)
【カラー】 1. パールブラック 2. バースト 3. パールブルー(ワイドサイズあり) 5. パラレル 47. パールイズミ(ワイドサイズのみ)
【価格】 621-B ・・・・11,880 円(税込) B621-B ・・・12,980 円(税込)
【サイズ】 621-B ・・・・S, M, L, XL B621-B・・・・BM, BL, BXL, B3L


プリント パンツ

W263-3DNP / プリント パンツ
【カラー】 1. ループ
【価格】 12,100 円(税込)
【サイズ】 S, M, L
【素材】 エアロフィット® スピードセンサー
【パッド】 3D-ネオプラス for LADIES
【商品特徴】エアロフィット=高い吸水性と拡散性により汗の濡れ戻りを防ぎ、不快感やベタつきのないストレッチ素材。スピードセンサー=風洞実験により開発された空気抵抗を極限まで減らす素材。3D-ネオプラス for LADIES=ソフトな肌触りと最適なクッション性でお尻を痛みから守るハイエンドパッド

263-3DR / プリント パンツ
B263-3DR / プリント パンツ (ワイドサイズ)
【カラー】 1. パールブラック 2. チーム パール(ワイドサイズあり)
【価格】 263-3DR ・・・・12,100 円(税込) B263-3DR・・・・13,200 円(税込)
【サイズ】 263-3DR ・・・・S, M, L, XL B263-3DR・・・・BM, BL, BXL
【素材】 エアロフィット® スピードセンサー®
【商品特徴】エアロフィット=高い吸水性と拡散性により汗の濡れ戻りを防ぎ、不快感やベタつきのないストレッチ素材。スピードセンサー=風洞実験により開発された空気抵抗を極限まで減らす素材。3D-アール=3層構造のクッションを適所に配置してあらゆる乗車姿勢に対応するオールラウンドパッド


プリント タイツ

W268-3DNP プリントタイツ
【カラー】 1. ループ
【価格】 14,080 円(税込)
【サイズ】 S, M, L
【素材】 エアロフィット
【パッド】 3D-ネオプラス for LADIES
【商品特徴】エアロフィット=高い吸水性と拡散性により汗の濡れ戻りを防ぎ、不快感やベタつきのないストレッチ素材。3D-ネオプラス for LADIES=ソフトな肌触りと最適なクッション性でお尻を痛みから守るハイエンドパッド。ウエスト紐付き

●パールイズミのホームページ

花田聖誠が三菱地所JCLプロロードレースツアー出場へ

KINAN Cycling Teamに新加入した花田聖誠が、国内プロロードレースチームによる新リーグ「三菱地所JCLプロロードレースツアー」として3月27・28日に栃木県で行われる2連戦に出場する。チーム最年少の22歳。ジュニア時代からアジアやヨーロッパで経験を積み、シーズンインに向け調整スピードも上がっている同選手が意気込みを語った。

花田聖誠 ©Syunsuke FUKUMITSU

花田 聖誠(はなだ きよまさ)/Kiyomasa HANADA
1998年7月31日生 神奈川県出身
●主な戦績
2016年 アジア選手権ロードレース ジュニア 3位
2019年 全日本選手権ロードレース アンダー23 4位
2019年 ジャパンカップ オープンレース 優勝

-KINAN Cycling Teamの一員になって、加入前と加入後とで印象の変化はありますか?
入団する前から、選手間の適度な距離感やレースでの組み立てなどの巧さは強く感じていました。競技を楽しんでいる印象がありましたが、実際にチームに入ってみてそれが確信に変わりましたし、競技内外でみんなに頼ることができるあたりも心強いです。アドバイスしてもらうことも多くて、日々勉強をしています。

-アドバイスしてもらったことの中で、最も印象に残っているものを教えていただけますか
ジュニアやアンダー23の頃も経験したのですが、張り切りすぎるあまりコンディションのコントロールができていないところを指摘してもらったことですね。モチベーションが高まっていく中で、ついつい負荷をかけすぎていたところがありました。

トレーニングストレススコア(トレーニングにより身体にかかった負荷量を数値化したもの)とトレーニングストレスバランス(疲労の溜まり具合を数値化したもの)という指標があるのですが、パワーメーターを使いながらのトレーニングでそれらを確認していく必要性を教えてもらったりもしました。その時期にあった効率的なトレーニング方法を知る良いきっかけになっています。

花田聖誠 ©Syunsuke FUKUMITSU

-改めて、KINAN Cycling Teamをプロデビューの場に選んだきっかけや思いを教えてください
一緒にレースを走っていて、勝つための動きをしっかりしているのがKINAN Cycling Teamだと感じていました。昨年のJプロツアーでは3勝しましたが、そのいずれもがレースの組み立てを行ったうえで、きっちりと勝っている。そうなると自然と他チームのマークも厳しくなりますが、自分としてはそうした環境下で走ってみたいという思いが強くなっていきました。

国内で一番強いチームはKINAN Cycling Teamだと今も思っていますし、その強さを目の当たりにしているので、プロになるならこのチームでと考えていました。

-そんな「日本で一番強いチーム」に入ることが決まった時の気持ちを振り返ってみてください
契約書にサインした時は、正直緊張と不安でいっぱいでした。自分が「一番強い」と思っているチームに入ることで、うれしさと同時に、本当にチームに貢献できるのかという不安も生まれました。なので、すぐに気持ちを切り替えてトレーニングに集中することを心掛けました。チームに認めてもらえる選手になれるよう取り組んできたつもりです。

-チームを応援してくださる方々に向けて、ご自身の脚質やレーサーとしてのタイプを説明いただけますか
粘り強さとパンチ力が武器だと思っています。一発のアタックで集団から抜け出す力と小集団のスプリントにも自信があります。山岳よりは、丘のような短い距離の上りが含まれたコースの方が力を発揮できると思います。短い上りでアタックして勝負を決める。これまで勝ったレースはすべてそんな特徴のあるコースでした。

-この先、どんなレースで結果を残していきたいですか?
チームの勝利が最優先ではありますが、チャンスがあれば自分でも勝ちを狙っていきたいです。今年からツアー・オブ・ジャパンには相模原のステージが加わりますが、地元からも近いですし、中学時代からトレーニングで走ってきたコースでもあるので、いつかはこのステージで勝ちたいですね。あとは、ツール・ド・熊野の山岳ステージも目標にしたいです。

チームには元日本チャンピオンが2人(山本元喜、畑中勇介)いて、(新城)雄大さんもエリート1年目で全日本3位に入っているので、自分はそれ以上の結果を出せるようになりたいです。

花田聖誠

-これから長くなるであろうプロ選手としてのキャリア。どんなライダーでありたいか野望をお聞かせください
将来的にはヨーロッパのチームで走りたいので、KINAN Cycling Teamでの活動からステップアップできれば良いなと思っています。国内のチームから世界へと上り詰めた中根英登さん(EFエデュケーションNIPPO)のように、トップチームで必要とされる選手になりたいです。

-プロ選手として、ファンとの交流やメディア出演なども少しずつ経験していますね。実際に取り組んでみてどんな感想を抱きましたか?
チームや自分自身を知ってもらうために、メディア出演は積極的に臨んでいきたいと考えています。これからはブログやSNSの投稿も増やしていって、スポンサー・サプライヤー企業の方々やファンのみなさんに喜んでもらえるようになりたいです。そのためには、実力をアップさせて発信力を高めていかねばならないと思っています。

-さあ、いよいよ「三菱地所 JCLプロロードレースツアー」が幕を開けます。オープニングは栃木県での2連戦。出走メンバー入りが決まりましたが、本番ではどんなレースをしたいですか?
チームの戦力として機能することが最重要だと思っています。チームが勝利を収めるためには、自分がミスをするわけにはいかない。そのくらいの気持ちをもって臨みます。

聞き手:KINAN Cycling Teamメディアオフィサー 福光俊介
インタビュー実施日:2021年3月15日

●キナンサイクリングのホームページ

ラグビーW杯で日本戦2試合をホストするトゥールーズが歓喜

ラグビーワールドカップは前回の日本大会に続き、2023年にフランスで開催される。試合会場がある10都市のひとつ、トゥールーズがグループリーグで日本戦2試合をホストすることになり、盛り上がっている。

2019年6月15日、フランス国内1部リーグTop14の決勝戦でスタッド・トゥールーザンがASMクレルモンフェランを破り、トゥールーズのキャピトル広場で地元クラブの優勝を喜ぶ人々 © Carbonnel François -Région Occitanie

トゥールーズを域内に持つオクシタニー地方はフランスの中でもラグビー熱が盛んなところ。2023大会でも大会の鍵を握る地として5つの試合が行われ、うち2つが日本が参戦する試合となった。2023年9月10日、28日にスタジアム・ド・トゥールーズで行われる。

2019年9月東京、ラグビーワールドカップ日本大会のフランス対アルゼンチン戦でオク シタニー地方の旗を掲げて応援する地方ミッション © Datiche Nicolas Région Occitanie

オクシタニー議長が日本ラグビーを全面プッシュ

複数の訪日経験があるオクシタニー地域圏のキャロル・デルガ議長は、日本チーム2試合の会場がトゥールーズに決まったとの報に接し、次のコメントを発表した。

「ラグビーの地オクシタニーが2023年ラグビーワールドカップの中で日本チームの試合会場となることに、栄誉と誇りを感じています。この出来事はオクシタニーの友人である日本のみなさまに、美しきわが地方を知ってもらう最高に素晴らしい機会となり、日本とオクシタニーの絆をさらに固くすることでしょう。私はこの絆が観光、経済、教育、研究のみならずスポーツの分野でも深めることを願ってきました」

さらに次のように続けている。
「直近の2019年9月の訪日の際、オクシタニー地域圏は東京で2023年ワールドカップ組織委員会との間で覚書を交わし、ワールドカップという世界規模のイベントへ積極的に関与する意思を示し、また、大会期間中に日本チームの試合会場となることへの意欲を示しました」

キャロル・デルガ オクシタニー地域圏議長 ©Grollier-Philippe-Région Occitanie

オクシタニー地方はラグビーが一番人気

19世紀後半にフランスにやってきたラグビーは、それ以降オクシタニーで重要な地位を築いてきた。ラグビーが持つスポーツや敬意、陽気に楽しむという価値はオクシタニーの文化として育まれてきたのだ。地域内に約400のクラブと8万人の登録選手がいるオクシタニーはフランス屈指の「ラグビー地方」と言える。

オクシタニーでラグビーはスポーツ以上の価値を持ち、まさにひとつの文化を形成している。この土地ではどこであっても楕円球のリズムを感じながら、チームの意義、自己の限界を超える意義、団結し、ともに朗らかに生き、楽しく過ごす意義を表現する文化がある。フランス語で「トワジエム・ミッタン」、第三ハーフと呼ばれるものがあるように、試合後にオクシタニーのホスピタリティと友愛の精神をもって仲間と集いながら、とくに土地のワインや南フランスの料理、それもグランシェフが作る料理を楽しむ機会がある。

オクシタニーでは誰もが楕円球への情熱を表現している。ラグビーはこの土地の住民の日常生活の中にあり、小さな村の試合であろうと国際試合であろうと、あらゆる試合結果を他人と楽しく共有する習慣がある。

オクシタニーはまた、国際的な観光地、たとえばカルカッソンヌ、ポンデュガール、サンシルラポピー、アルビ、ルルド、ピレネー山地などで有名な土地だ。トゥールーズ、モンペリエ、ペルピニャン、ニームなど活気あふれる都市があり、トゥールーズ・ロートレックや、ピエール・スーラージュらオクシタニー出身のアーティストに捧げられた美術館も有名。

オクシタニー地域圏スポーツ担当副議長のカメル・シブリは次のコメントを発している。
「このラグビーワールドカップは、日本の方々にスポーツに情熱を燃やす地方オクシタニーを知ってもらえる機会。住民の温かな心遣いをぜひ感じてほしい」

カメル・シブリ オクシタニー地域圏副議長(スポーツ担当) © Antoine Darnaud Région Occitanie

同副議長はツイッター上でも、トゥールーズのエルネストワロン・スタジアムで収録した日本向けメッセージ動画を発信している。
「オクシタニー地域圏はキャロル・デルガ議長とともに、次回ラグビーワールドカップでスタジアム・ド・トゥールーズが日本チーム2戦の会場となり、みなさまをお迎えできることを心からうれしく思っています」

●フランス観光開発機構のホームページ