サイクルベースあさひ富田林、瑞江が2月20日に同時オープン

快適な自転車ライフを提供する自転車専門店のあさひは2021年2月20日、大阪府富田林市に「サイクルベースあさひ富田林店」を、東京都江戸川区に「サイクルベースあさひ瑞江店」をオープンする。

サイクルベースあさひ瑞江店

サイクルベースあさひ富田林店とサイクルベースあさひ瑞江店では、シティサイクルをはじめ幼児・子供用、電動アシスト機能付自転車など幅広い自転車を取り扱い、買い物に「わくわく」「安心」「便利」を届けるほか、修理・点検などの各種サービスを提供する。

店舗では適切な新型コロナウイルス感染防止体制を整えながら、地域の人々のサイクルライフを支えていきたいという。

両店ではオープンを記念して、3月7日まで、 あさひ公式アプリをダウンロードして無料で会員登録を行うと、自転車がお得に購入できるキャンペーンを実施。

また、富田林店近隣のサイクルベースあさひ大阪狭山店・河内長野店・羽曳野店の3店舗、瑞江店近隣の南行徳店・江戸川松江店・中葛西店の3店舗でもそれぞれオープン記念として2月20日から3月7日まで、あさひ公式アプリをダウンロードして無料で会員登録を行うと自転車がお得に購入できる協賛セールを同時に開催する。

サイクルベースあさひ富田林店

サイクルベースあさひ富田林(とんだばやし)店
住所: 〒584-0025 大阪府富田林市若松町西3-1558-3
営業: 10時~20時(5月21日以降の営業時間は平日11時~20時)
定休日: 年中無休。棚卸のため2月および8月のうち各1日、年末年始は休業
TEL: 0721-23-1505
駐車場: あり
アクセス: 電車:近鉄長野線『富田林駅』から徒歩約10分(約800m)
車 :国道170号線(大阪外環状線)沿い、「南旭ヶ丘」交差点から南へ約400m
●サイクルベースあさひ富田林店のホームページ

サイクルベースあさひ瑞江(みずえ)店
住所: 〒132‐0011 東京都江戸川区瑞江3-30-10
営業: 10時~20時(5月21日以降の営業時間は平日11時~20時)
定休日: 年中無休。棚卸のため2月および8月のうち各1日、年末年始は休業
TEL : 03-6638-0330
駐車場: あり
アクセス: 電車:都営新宿線『瑞江駅』から徒歩約6分(約500m)
バス:京成バス「瑞江二中」停留所からすぐ
車:瑞江駅西通り沿い、「NTT東江戸川前」交差点から南へ約100m
●サイクルベースあさひ瑞江店のホームページ

自転車の安全利用と気軽に楽しめる環境を…都が意見募集

東京都が自転車の活用を推進していくための「東京都自転車活用推進計画」を策定し、都民からの意見を募集している。今後、寄せられた意見を踏まえ、2021年度早期を目途に計画を改定する予定だという。

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計画は、自転車の活用の推進を図るための基本的な方針や具体的な施策を示したもの。「自転車を安全・安心して利用でき、誰もが気軽に楽しめる環境づくり」を目標とし、目指すべき将来像に向け18の施策を示している。

東京都の自転車活用推進計画を簡単に言うと…

高齢化社会でも持続的発展を。
クルマ中心から人中心の、居心地のいい町に。
そんな都市づくりにおいて自転車は環境に、健康にいい。
そして重要な交通手段のひとつ。
コロナの密も回避できる。

【環境】
自転車通行空間を整備。無電柱化などと連動。
駐輪スペースを確保。
公共交通との連携も。

【健康】
余暇のみでなく日常生活(通勤)にも。

【観光】
都内を自転車で巡る。

【安全・安心】
交通ルールの理解、お互いの尊重を。
学校や地域での安全教育。

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意見の募集は2021年2月12日から3月13日まで(当日消印有効)。提出方法は郵送、eメールのいずれか。詳細は下記のホームページで。

●東京都自転車活用推進計画のホームページ

自転車だって洗ってほしい…いま話題のラバージュ初体験

クルマも洗うのだから自転車だってラバージュ(洗車)する。そんな時代になった。ケミカルとジェット水流を使った豪快なラバージュはツール・ド・フランスなどの現場で見かけたが、それをやってくれる自転車店も増えている。ロード&トラック日本代表チームメカニックを務めている高橋優平さんにラバージュしてもらった。

ロードとトラック日本代表チームメカニックを務めている高橋優平さん

ツール・ド・フランスの現場テクが日本上陸

自転車だって洗ってほしい。自分でこの作業をする際は、ディグリーザーとよばれる脱脂剤や潤滑剤、フレームに塗布するワックスなどを購入してやる。ところが庭やガレージなど水洗いできる環境がないとやりにくい。おまけに、なにも考えずにアワアワにして、水で吹き飛ばせばいいというわけでもない。回転軸に塗布したグリスを水で流してしまったりするからだ。だから迷わずプロに任せるのがベスト。

高橋さんが自転車メンテナンスショップとして2019年末にオープンさせたリンボサイクリングでも、整備メニューの1つとしてラバージュがある。汚れた愛車を持ち込めば30分できれいに仕上げてくれる。実際の作業時間はわずか20分。ナショナルチームの合宿や遠征先で代表選手の機材を毎日整備してきたプロだからできる離れ業だ。

ツール・ド・フランスでは各ステージ終了後のホテル敷地内でチームメカニックがラバージュする

自転車を洗うという作業はツール・ド・フランスをはじめとした本場ロードレースではあたりまえのシーンだ。従来型の自転車店ではやらないが、欧州を知る高橋さんらプロメカニックが導入し、一般の人向けにメニュー化した。大阪府には、イタリアを拠点としたチームでメカニックを務めてきた福井響さんが自転車の洗車専門店「ラバッジョ」をオープンしたほど。福井さんが西の雄なら、東の横綱が高橋さんということになる。

まずはディグリーザーを吹きつけたチェーンやチェーンリングをハケで油汚れ取り

あっという間にピカピカ

ラバージュの作業工程はいたってシンプル。持ち込まれた自転車のサイクルコンピューターやライト、携帯ポンプなどの小物を外す。電動変速システム搭載の自転車でもバッテリーなどはそのままでも問題ないという。

油汚れを水圧であっという間に落としていく

高橋さんはまず、厨房用シンクを改造した洗車台にフレームを固定し、ディグリーザーでチェーンやギア、クランクシャフトの油汚れをハケを巧みに使って落とす。水洗いしてから台所用の一般的な中性洗剤を泡状に活性させて吹きつけていく。

「ディグリーザーを使ってもうっすらと被膜が残るので中性洗剤で取ってあげるんです」と高橋さん。

家庭用の中性洗剤を塗布してさらに駆動系パーツをきれいに

さらに別のスポンジを手に取り、フレームを洗浄していく。続いて車輪。特に後輪のフリーホイールと呼ばれる多層ギヤ部分は汚れが落ちにくいが、ギヤの隙間まであっという間にきれいに。

「洗っている最中にパーツの緩みやタイヤの傷を発見したりすることもよくあります」

パーツの次はフレームをきれいにしていく

最後はエアコンプレッサーで水をはじき飛ばし、駆動パーツの軸部分に注油。フレームもワックスで仕上げてくれる。代表メカニックだけにその作業はすばやく正確だ。

「自転車もわが子のようにかわいがってほしい。汚れが気になったら気軽に来てください。イベント参加前にきれいにするのもいいと思います」

スポンジを使ってフレームをピカピカに

料金は税込み3000円。作業の専門性を考えると割安感があるが、来店のきっかけ作りとしてあえて価格設定を抑えているという。

フレームの次はホイールの汚れを落とす
コンプレッサーで水分を吹き飛ばし、要所に注油、フレームにワックスをかけてフィニッシュ

Limbo Cycling(リンボサイクリング)
ロードとトラック日本代表チームメカニックを務めている高橋優平さんの自転車整備店。「自分のものを大切にしてほしいからメンテナンス屋を選んだ」という。定期整備や特殊パーツ交換など、自転車のタイプを問わず一手に引き受ける。ラバージュは作業時間30分で要予約。
住所=埼玉県戸田市下前2-12-9
●Limbo Cyclingのホームページ

SARIS JAPANが1周年ありがとう!キャンペーン

ワイ・インターナショナルが日本国内における輸入総代理を務める、米国インドアトレーナーのリーディングブランドSARIS(サリス)が日本上陸してから1年を迎えるのを記念し、SNSを利用したプレゼント企画とZwiftでのライドイベントを実施。「SARIS JAPAN 1周年ありがとう!キャンペーン」が2月17日に始まった。

SARIS JAPANは、2020年2月にY’sRoad渋谷本館にてローンチイベントを開催してから1周年の節目を迎える。

SNSプレゼントキャンペーン
ハッシュタグ #SARIS1周年をつけてレビューを投稿しMP1・TD1を手に入れよう!

特賞の TD1(左)と MP1(右)

SARISスマートトレーナー「H3」およびトレーナープラットフォーム「MP1」を使用している人を対象。使用期間は問わず。Twitter/Facebook/Instagramのいずれかで、ハッシュタグ #SARIS1周年を付けて「H3」 もしくは「MP1」のレビューを投稿した人から抽選で豪華賞品をプレゼント。
H3のレビュー:1名に特賞「MP1」をプレゼント!
MP1のレビュー:1名に特賞「TD1」(SARISオリジナルトレーニングデスク)をプレゼント!
特賞に外れた人から 20名にノベルティ賞「SARIS CAP(非売品)」をプレゼント!
対象投稿期間:2021年2月17日(水)~3月21日(日)
その他詳細に関しては次ページの告知サイトを確認

Zwiftライドイベント開催
SARIS JAPAN1周年記念バーチャルライドイベントを企画中!

ノベルティ賞の SARIS CAP

バーチャルサイクリングアプリZwift(ズイフト)上で、SARISユーザーもそうでない人も一緒に1周年記念バーチャルライドに出かけよう!
イベントの詳細は現在企画中で、3月中旬~4月上旬の開催を予定していて、SARIS JAPANの アンバサダーとサポートライダーも参加予定。開催日時、ライド形式、距離、コースなど、詳細は告知サイトおよびSARIS JAPANのSNSでお知らせ。

●SARIS JAPAN1周年ありがとう!キャンペーン告知サイト

スマートトレーナー「SARIS H3」。12万8000円(税別)
トレーナープラットフォーム「SARIS MP1」 。15万8000円(税別)
トレーニングデスク「SARIS TD1」は5万5000円

ツール・ド・フランスが町の自転車愛を4段階で格付け

ツール・ド・フランスは2021年、全国の市町村がどれだけ自転車フレンドリー度に満ちているかを4段階評価する「Ville à Vélo du Tour de France」という看板を設置する。Ville à Vélo(ビル・ア・ベロ)は英語にするとサイクルシティ。Riding in to the Futureキャンペーンの一環として展開していく。

自転車フレンドリー度を示す最大4つの自転車マークが町の看板の下に設置される

1903年にツール・ド・フランスが創設されてから、少なくとも1回はスタートあるいはゴールを務めたすべての都市に立候補する権利が与えられているという。

フランス自転車ユーザー連盟(FUB)の専門家によって定められた基準に従って、4段階のラベリングが定義されていて、立候補した町が格付けされる。大都市と地方自治体というそれぞれの特性が考慮されるので、小さな町でも高評価を得る可能性があるという。

フランスではすでに花木で美しく装飾された町を評価するビル・ド・フルールという格付け制度があり、フランス政府も後援している。その町に入ったところに表示される町名看板の下に4段階のビル・ド・フルール看板が設置されている。最高ランクは花が4つだ。

今回のツール・ド・フランスの新企画は自転車マークの数によってランキングがわかるようになっている。

フランス政府後援で展開している「花の町」看板

自転車に優しいコミュニティに栄誉ある看板を授与

自転車を毎日の移動手段として愛用している人の割合は、フランスでもここ数年で大幅に増加している。フランスの自治体やコミュニティの多くが電気やガソリンで動く交通手段の代替案として自転車利用促進に注力している背景もある。ツール・ド・フランスはそういったトレンドを見すえ、自転車ロードレースの象徴的イベントとしての役割に加えて、毎日のサイクリング利用の促進に取り組んでいこうというのが今回の看板設置企画の柱だ。

4段階の看板は、その町の境界となる道路脇に設置する町名標識に添付される。小さな黄色い自転車マークによってランキングが分かるという仕組みになるという。格付け基準は、自転車インフラの開発戦略、サイクリングをサポートするための具体的なアクション(学校での学習、意識向上キャンペーン)、地域のサイクルスポーツに関与するクラブやさまざまな団体が提供するサポート態勢などが審議される。

「パリやロンドンなどの大都市と数百人の住民しかいない地方自治体とでは、そのリソースに大きな格差がある。たとえば、自転車道を新設する予算を捻出するのが難しい町も多くある。そういった環境の違いを考慮し、公平に審査するために別基準を設定している」とオペレーションコーディネーターのカリーヌ・ボッツァッキ。

各都市の立候補は2月3日から3月15日まで。3月31日に自転車モビリティの専門家グループによる書類審査、4月14〜15日に審議され、5月3日に発表される予定。

再起をかけるキンタナ…手術したヒザの状態にあえて言及

フランス登録の第2カテゴリーチーム、アルケア・サムシックに所属するナイロ・キンタナ(コロンビア)が、2月19日から21日までフランスで開催されるアルプマリティーム・エデュバールでカムバックする。2020年秋にヒザの手術を行ったが、その状態を語った。

ナイロ・キンタナ

アルプマリティーム・エデュバールで連覇をかける

「アルプマリティーム・エデュバールが何度か走ったことがあるし、レースも好きだ。ベストは2020年で、総合優勝とコルデズにゴールするステージで、アルケア・サムシックとして非常に素晴らしい勝利を修めることができた。2021年モコのレースに出場する。しかし、確かなことは、2020年と同じ状態ではない。それでも私のモチベーションはポジティブだ」と語った。

2020年にモビスターから現チームへ。キンタナの野望は

「両ヒザの手術後に外科医から動いていいという承諾を得るとすぐに、トレーニングを再開した。だからシーズンの途中でいい状態になると思う。順調に行けば、1週間のステージレースで勝つことを目指したい。また、チームの目標でもあるヨーロッパツアーの1位をゲットしたい。2020年はもうちょっとだったからね」

気になるヒザの状態は

「回復が順調なので、多少の激しいトレーニングをしてから2週間近く経った。両ヒザの手術後のリハビリ期間は終わり、調子がよくなってきたことを感じている」

●アルケア・サムシックのホームページ