J SPORTSが2021年もツール・ド・フランスなど放送へ

国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局、ジェイ・スポーツがサイクルロードレース2021シーズン海外主要レースの放送ラインアップを発表した。J SPORTSオンデマンドでも配信される。J SPORTSの2021年サイクルロードレース中継初日となる2月2日のサウジツアー 第1ステージはスカパー!で無料放送、J SPORTSオンデマンドでも会員無料配信される。

J SPORTSは新型コロナウイルスの影響により中止が決定したツアーダウンアンダーに代わり、初放送となるサウジツアーから2021シーズンのサイクルロードレース中継を開始する。6月26日に開幕する世界最高峰ロードレースのツール・ド・フランスをはじめ、世界トップレベルのUCIワールドツアーを中心に、2020シーズンよりも多くのレースの中継を予定している。

3月からは栗村修氏、サッシャ氏の“我らファミリー”が登場するサイクルロードレース情報番組「我らワールドのサイクルロードレース観戦塾」やワールドツアーを中心にレースのプレビュー、レビューを行う「月チャリ~#jspocycle NEWS~」も引き続き放送、配信していく。

さらに1月から3月にはレース中継、情報番組に加え、選手やチームについてより深く知ることのできるドキュメンタリー番組4本の放送、配信も予定している。

ドキュメンタリー番組の予定

J SPORTS では1月から3月にかけて4本のドキュメンタリー番組の放送、配信を予定。最初に放送するのはベルギーの英雄、トム・ボーネン氏のファンを追ったドキュメンタリー「”ボク”の大好きなトム・ボーネン」。現役最後のレースとなった2017年のパリ~ルーベに出場するボーネン氏の雄姿を見届けるべく石畳に繰り出す2人のファンに密着する。

続いて2020年に大好評だった「ユンボ・ヴィスマ特集」の続編2本。2019年のツール・ド・フランスで負った怪我を乗り越えて、2020シーズン、常にレースシーンの中心にいたワウト・ファンアールトの復活の軌跡を描いた物語と、ツール・ド・フランスで惜しくもマイヨジョーヌを逃したチームのエース、プリモシュ・ログリッチが異例のシーズンを締めくくるブエルタ・ア・エスパーニャで栄冠を掴むまでのチームの裏側に迫った物語を放送。

3月にはドゥクーニンク・クイックステップに密着したドキュメンタリーも放送、配信予定。レース中継では見られない選手、チーム、そしてサイクルロードレースの魅力に迫った番組が楽しめる。

●J SPORTSの番組詳細サイト

2021シーズンのレース放送予定

2021年1月8日時点で放送が決定している大会のみを掲載。追加・変更は随時J SPORTSサイクルロードレース特集サイトで発表。

●J SPORTSの番組詳細サイト

平嶋花菜子と松代みのりがSARISアンバサダーに就任

平嶋花菜子と松代みのりがSARISブランドの広報大使に就任した。スマートトレーナー「H3」とプラットフォーム「MP1」を使用し、バーチャルサイクリングアプリZwiftのライドイベントやワークアウトに参加。SNSを通じてインドアサイクリングの楽しさ、フィットネスとしての素晴らしさを年代・性別問わず幅広く伝えていく。

SARIS(サリス)はワイ・インターナショナルが日本国内における輸入総代理を務める、米国発のインドアトレーナーのリーディングブランド。

アンバサダーはリーチしたいユーザー属性の違いから、既存の10名のサポートライダーとは異なりInstagramを主な情報発信のチャネルとして活動する。アンバサダー2人のInstagramを「いいね&フォロー」してみよう。

SARIS ブランドアンバサダー

平嶋花菜子
Instagram アカウント: バグかな

平嶋花菜子

松代みのり
Instagram アカウント:Minori

松代みのり

SARIS ブランドアンバサダーの紹介ページ

SARISブランドアンバサダーは2020年10月に公募を行い120人から応募があった。当初1人のみの採用予定だったが、今回就任した2人はそれぞれに選考基準に沿う魅力的な活動をしていて、1名に絞り込むことが難しかったため、一挙2人の採用となったという。

ビギナーからのステップアップを目指す平嶋、レース上位入賞の実績もある松代。アウトドア・インドア問わず、楽しく健康的にライドする彼女たちの素敵なバイクライフスタイルに注目。

スマートトレーナー「SARIS H3」

定価:12万8000円(税抜)
時速32kmで59dbと、前モデルと比べ約5倍静かな静粛性を実現し、夜間やマンションでも安心。また、2000ワットまで対応し、20%までバーチャル上のコースの傾斜を再現可能。リアルな走行感をもたらす9kgの回転体は、手作業で精密に重量バラ ンスを取り、振動の発生を最小限に抑える。このようなハイスペック の性能を持ちながら、ミドルレンジの価格を実現した。 Made in USA:米国本土で供給ならびに加工された素材を使用しウィスコンシン州で生産している。

トレーナープラットフォーム「SARIS MP1」

定価:15万8000 円(税抜)
SARIS Nfinity Technologyがインドアトレーニングに新しいムーブメントをもたらす。前後25センチ、左右6度の可動域により、実走に近い筋肉を有効に活用でき、コンタクトポイントの圧迫を軽減、快適で効果的なトレーニングが可能。SARIS以外の大多数の固定式トレーナーにも対応。美しいバーチ材の外観はインテリアとも調和する。

ジャパンサイクルリーグ参戦のVC福岡がサポーター募集

福岡を本拠地とするサイクルロードレースチーム 、VC福岡を応援するサポーターを募集している。

福岡はプロ野球、Jリーグ、バスケットボール、ラグビーと魅力的なプロスポーツチームを有する県。自転車ロードチームのVC福岡は福岡から全国で行なわれるジャパンサイクルリーグとJBCFエリートツアーへの参戦を行ない、サイクルロードレースの魅力を伝えていく。

《5000円サポーター》
特典
・オリジナル缶バッジ
・オリジナルステッカー

《1万円サポーター》
特典
・オリジナル缶バッジ
・オリジナルステッカー
・サポーター限定Tシャツ

《2円サポーター》
特典
・オリジナル缶バッジ
・オリジナルステッカー
・サポーター限定Tシャツ
・VC福岡エリートチームデザインTシャツ (要望に応じて希望選手の直筆サイン入り)

《3万円サポーター》
特典
・オリジナル缶バッジ
・オリジナルステッカー
・サポーター限定Tシャツ
・VC福岡トップチームデザインTシャツ (要望に応じて希望選手の直筆サイン入り)

《5万円サポーター》
特典
・オリジナル缶バッジ ・オリジナルステッカー (13cm)
・サポーター限定Tシャツ
・VC福岡(エリートチーム)デザインTシャツ
・VC福岡(トップチーム)デザインTシャツ
・VC福岡選手とのサイクリング    
(福岡のサイクリング名所「糸島」を巡る。また、最低3名の選手&チームカー帯同 、インスタ映えスポットで記念撮影(二見ヶ浦、ジハングン、ざうお)

●VC福岡の詳細ホームページ

都心の暮らしにフィットする電動アシスト自転車、エナシスコンパクト

快適な自転車ライフを提供する自転車専門店のあさひは、あさひオリジナル電動アシスト自転車ブランド「ENERSYS(エナシス)」より、コンパクトな設計が便利な「ENERSYS compact(エナシスコンパクト)」を2021年1月中旬より販売開始する。

都心での交通のあり方は新しい生活様式の普及のほか、政府による二酸化炭素削減への取り組みが進むことなどにより大きく変化していくことが見込まれる。このような中、健康維持や環境負荷軽減に有効な自転車を暮らしに取り入れる人が増えていて、特に電動アシスト自転車は幅広い世代の人々から人気が高まっている。

コンパクトな車体はマンションの玄関・室内での保管にも適している
コンパクトでありながら、背の高い方も窮屈でないよう設計されたフレーム

販売開始するエナシスコンパクトは、都心の暮らしでの使いやすさを考えた小型サイズの電動アシスト自転車。従来も都心部ではタイヤや車体の小さい、コンパクトな自転車が人気だが、「長い距離を走ると疲れる」「坂道がつらい」「荷物が運べない」といった問題があった。エナシスコンパクトは小さな車体やタイヤによる小回りのよさを活かしながら、あさひオリジナルの電動アシストユニット「PLUS-D」でパワフルなアシスト機能を備え、快適な長距離・坂道走行を可能にしている。また、大きな前バスケットと専用オプションキャリアを用意することで、荷物を運ぶ際にも頼れる1台となっている。

荷物がしっかり入る大きなバスケットを標準装備
スイッチパネルにはUSBポートが設けてあり、ライトや携帯電話などへの充電が可能
オプションで専用リアキャリアを取り付けることができる
キャリアにお好みの後用バスケットを取り付けることで、より多くの荷物を運ぶことができる

ENERSYS compact(エナシスコンパクト) 
販売日:2021年1月中旬
販売価格:9万9980円(税込み)
カラー  : マットマスタード/マットカーキ/マットブラック
フレーム:アルミ製
サイズ/適応身長:20型/145cm~
変速:内装3段変速
重量:22.8kg
充電時間:5~6時間
バッテリー:リチウムイオンバッテリー 36v×10.3Ah (25.2V換算 14.7Ah相当)
走行距離:エコモード約80km/標準モード約60km/パワーモード約50km
購入方法:全国のサイクルベースあさひおよびサイクルベースあさひ公式オンラインショップ
     ※一部店舗では取り寄せ

●詳細ホームページ

ジャパンサイクルリーグ参戦のVC福岡に向川尚樹ら加入

福岡を本拠地とするサイクルロードレースチーム「VC福岡」が、2021年ジャパンサイクルリーグに参戦するトップチームメンバーを発表した。 

向川尚樹

ジャパンサイクルリーグは、2021シーズンより国内に新たなサイクルロードレースリーグ(名称:JCL)スタートする。日本サイクルロードレースに新たな歴史を作るべく、地域密着型チームが一枚岩となりリーグを構成。地域創生をキーワードにサイクルロードレースで地域活性化を進めていきたいという。主な加盟チームは、ホームタウンを持つ地域密着型チームを中心に、国際自転車競技連合加盟の国内コンチネンタルチームで構成され、ホームチーム、自治体、JCLの3者連携により全国各地に魅力あるサイクルロードレースを開催していく。

VC福岡トップチーム(JCL参戦)選手
武井裕   継続
持留叶汰郎 継続
東優仁   昇格(VC福岡エリートより)
檜室建斗  昇格(VC福岡エリートより)
本多晴飛  新加入(ALL OUT rericより移籍)
中川智   新加入(ヴィクトワール広島より移籍)
向川尚樹  新加入(マトリックスパワータグより移籍)

佐藤信哉チームマネージャーのコメント
2020JBCFエリート総合成績に貢献した檜室建斗。そして同じく、2019シーズンよりE3からステップアップし、2020個人総合優勝を果たした生え抜きの東優仁。このサテライトチームの2名がトップチームへ昇格を果たしました。また、他競技(トライアスロン)でも活躍し、圧倒的な身体能力の高さを誇る本多晴飛を迎えました。
こうした競技歴は浅いけれども潜在能力を秘める若き新戦力に加え、マトリックスパワータグより向川尚樹、 ヴィクトワール広島より中川智のレース経験豊富なベテラン選手を招聘できたことをうれしく思います。
シーズンインまでに合宿を重ね、ベテラン選手と若手選手がうまく融合し、 アグレッシブに戦えるチームを目指します!

東優仁(Azuma Yuto )

東優仁

生年月日 2001年9月7日(19歳)
出身地  大阪府枚方市
前年所属 VC福岡エリート(昇格)
主な戦績 2020年Jエリートツアー年間個人 総合優勝

<コメント> 
VC福岡3年目にしてやっとトップチームで走らせていただけることになりました。生意気ですぐ調子に乗る自称VC福岡の秘密兵器東優仁です! 新しい年を迎え、3ヶ月猛練習し、シーズンインを迎えたいと思います。カッコ良くて、皆に認めて貰えるような選手になれるように頑張ります!!

本多晴飛(Honda Haruhi )

本多晴飛

生年月日 2000年4月2日(19歳)
出身地  兵庫県明石市
前年所属 ALL OUT reric
主な戦績 2020年 Jエリートツアー年間個人総合4位
      2020年 大分ロードレース E1 優勝
2019年 トライアスロン U19選手権 4位

<選手コメント>
競技歴は浅いですが新リーグで活躍出来るよう頑張ります! 新入りですがよろしくお願いします!

檜室建斗 ( Himuro Kento )

檜室建斗

生年月日 1990年1月28日(30歳)
出身地  福岡県八女市
前年所属 VC福岡エリート(昇格)
主な戦績 2020年Jエリートツアー年間個人総合5位

<選手コメント>
ニックネームはヒム69です。国内最高峰のリーグで走るチャンスを頂けた事に感謝し、ヒム69の走るレースが見たいと思ってもらえる様な走りが出来るよう、開幕に向けての練習に取り組んでいきます。 

中川智(Nakagawa Satoshi )

中川智

 生年月日 1979年3月21日(41歳)
出身地  奈良県
前年所属 ヴィクトワール広島
主な戦績 2016年 Jプロツアー山口タイムトライアル 14位
         渡良瀬タイムトライアル 18位

<選手コメント>
新たなリーグの始まる年に!VC福岡で走らせて頂くのは光栄です。監督とは同じ歳で年配!中堅!若手とバランスよく揃っておりますので、みんなで一丸となってチームの走りをしていきます。自身は中年の星になるような応援して貰える走りを目指しますので宜しくお願い致します。

向川尚樹 ( Mukaigawa Naoki ) 
生年月日 1980年12月27日(40歳)
出身地  大阪府河内長野市
前年所属 マトリックスパワータグ
主な戦績 2010年 ツールド熊野 個人総合 6位
     2016年 JBCF西日本トラック スクラッチ 優勝

<選手コメント>
40歳の自分に走れる環境を与えて頂いた、チーム及び監督に感謝しています。レース活動の中で、 今まで走ってきた経験を若い選手に伝えられたらと思っています。自身も新しい環境&若い選手から刺激を貰い、チームに貢献できるように頑張ります。

●VC福岡のホームページ

マルク・ヒルシが旧サンウェブのDSM離脱…ノーコメント

2020シーズンに大活躍したスイスのマルク・ヒルシは、チーム名をサンウェブからDSMと変更した所属チームから離脱する。1月5日(日本時間同6日)にDSMが発表し、それ以上のコメントはなしとした。

2020ツール・ド・フランスのマルク・ヒルシ ©A.S.O. Pauline Ballet

ヒルシとDSMの契約は当初2021年12月31日までだったが、その契約を解除したとヒルシとチームの間で合意に達した。

「マルク・ヒルシは2020年に素晴らしいハイライトで画期的なシーズンを経験した。ヒルシとチームは素晴らしい勝利を修めた。ツール・ド・フランスのステージ優勝とフレッシュワロンヌ優勝、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでエキサイティングな2位、世界選手権ロード3位の表彰台は、2020年に若手のヒルシが経験した素晴らしい偉業だ」とチーム。

「DSMは、マルク・ヒルシのキャリアがさらに継続することを願い、マルク・ヒルシがチームに貢献してくれたことに感謝の意を表します」

二枚看板の1人、ロマン・バルデのインスタには新ジャージ姿のマルク・ヒルシが写っていたが…
スキル・シマノを継承するDSMはシマノパーツを採用。バイクブランドはスコット

●DSMのホームページ