ルイスレオン・サンチェスがバルベルデとの接戦を制す…ブエルタ・ア・ムルシア

ブエルタ・ア・ムルシアが2月10日にスペインで開催され、アスタナのルイスレオン・サンチェス(スペイン)がモビスターのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)との接戦を制して、シーズン初戦にして初優勝を飾った。

ブエルタ・ア・ムルシアで優勝したルイスレオン・サンチェス ©Bettiniphoto

サンチェスは34歳、バルベルデは37歳。スペイン自転車界をけん引してきたベテランの2人が残り2kmで一騎打ちになった。最初にスパートしたのはバルベルデだが、サンチェスが冷静にこれを追い、先行していたバルベルデに追いつくと見事なカウンターアタックを決めて優勝した。

「とにかくこの勝利はチーム全員の走りで獲得したものだ。40人の先行集団ができてしまい、それを追走する集団をコントロールするのは至難の業だったが、チームのアシスト陣はそれをやってのけた」とサンチェス。
「優勝するためにはゴール勝負に持ち込むことなく、なにかを打開する必要があった。だから残り2kmで勝負を仕掛けた。バルベルデのような実力者と2人になれたのはおあつらえ向きの展開だった」

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山本大喜がアジア選手権ロードの男子アンダー23で優勝

ミャンマーのネピドーで開催されている第38回アジア自転車競技選手権、第25回アジア・ジュニア自転車競技選手権は大会4日目となる2月11日、男子アンダー23(156km)が行われ、山本大喜(鹿屋体育大)が3時間34分05秒で優勝した。

アジア選手権男子U23ロードで優勝した山本大喜 ©Kenji NAKAMURA/JCF

日本勢は石上優大(エカーズ)が4位、草場啓吾(日本大)が10位、渡邉歩(エカーズ)が14位。

アジア選手権男子U23ロードを走る草場啓吾(右) ©Kenji NAKAMURA/JCF

アジア選手権男子U23ロードの渡邉歩(左) ©Kenji NAKAMURA/JCF

アジア選手権男子U23ロードを制した山本大喜(左) ©Kenji NAKAMURA/JCF

アジア選手権男子U23ロードの山本大喜(右)と石上優大 ©Kenji NAKAMURA/JCF

アジア選手権男子U23ロードで優勝した山本大喜(中央) ©Kenji NAKAMURA/JCF

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ビビアーニが最終ステージも制してドバイツアーで総合優勝

エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)が2月6日から10までUAEで行われたドバイツアーで総合優勝した。同選手は29回目の誕生日に行われた第2ステージをゴール勝負で制すると、翌第3ステージで首位に浮上。最終日の第5ステージでも優勝し、総合成績でもその座を守り抜いた。

エリア・ビビアーニ ©LaPresse – Fabio Ferrari

「このチームに移籍したことで大きなステップアップになった。シーズン序盤でタイトルを獲得できたのはチームの総合力のおかげだと思う。これまでと変わらない準備でシーズンインしたけど、チーム力と戦略が大きく左右している」とビビアーニ。
「第2ステージで世界屈指のスプリンターを相手に勝利できたのが誇らしい。最終ステージはトラックレースでの経験を生かして2勝目をものにすることができた。今後は春のクラシックやグランツールに照準を合わせていくつもりだ」

ドバイツアー第5ステージ

ドバイツアー第5ステージを制したビビアーニ ©LaPresse – Fabio Ferrari

ドバイツアーで総合優勝したビビアーニ ©LaPresse – Massimo Paolone

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