新型電動アシストクロスバイク、Dual Sport+ トレックから発売

新型電動アシストバイク「Dual Sport+(デュアルスポーツプラス)」をトレック・ジャパンが発売。出荷開始は12月を予定していて、販売店では現在予約を受け付けている。

新型電動アシストクロスバイク、Dual Sport+

Dual Sport+は、トレックが日本国内に投入する電動アシストバイクの第2弾で、あらゆる路面状況に対応するフロントサスペンション付きクロスバイクであるDual Sportをベースに開発された。最大の特徴は、欧州最大の電動アシストユニットブランドであるBoschが投入する新型バッテリーPowerTube500を搭載していること。500Whの大容量バッテリーはダウンチューブ内に美しく収められることでフレームと完全に一体化し、一見電動アシストバイクとは見えないスマートな外観となっている。

500Whの大容量バッテリー

連続航続距離は165km(エコモードの場合)と、2017年に試乗投入したVerve+と比べて、1.6倍以上になった。なお、2019年モデルでは、トレックのみがPowerTube500を搭載したバイクを国内に投入することになる。

Boschの新型バッテリーPowerTube500を採用した

フレームは、トレックの定番クロスバイクFXにも用いられるアルファゴールドアルミニウムが使われていて、高い乗り心地と剛性を実現している。フロントフォークに装備された60mmトラベルのSR Suntour NRXサスペンションと、38mm幅のタイヤが路面から伝わる振動を吸収し、舗装路から未舗装路まであらゆる路面状況を含む冒険を可能にする。通勤やサイクリングといった一般的な使用方法から、近年流行の兆しを見せているバイクパッキングまで、幅広い用途で使える仕様となっている。

ハンドルバーとサドルには前後ライトを装備、電動アシスト用バッテリーから給電するため、わざわざ外して充電する必要はない。変速や油圧ブレーキはシマノパーツを採用し、安定した変速性能と高い制動力を備える。またほとんどの電動アシストスポーツバイクが1サイズもしくは2サイズのフレームサイズしか用意されていないのに対して、Dual Sport+はS、M、L、XLの4サイズを提供し、完璧なフィットを提供できることも強みの一つ。

都市部でのコミューターであるVerve+に対して、Dual Sport+はより幅広い遊び方を実現するモデルと言える。

トレックのDual Sport+

Dual Sport+
価格:35万2000円(税別)
サイズ:S、M、L、XL
出荷開始:12月予定
ブレーキ:Shimano Deore 油圧ディスクブレーキ
タイヤ幅:38c
最長航続距離:165km