C3fit 秋の限定カラーAutumn Bloomコレクション発売

ゴールドウインが製造販売するスポーツコンプレッションウエアのC3fit(シースリーフィット)が、「満開の花がポジティブなチャレンジを応援」と題して、秋の限定カラーAutumn Bloomコレクションを発売した。C3fit定番のコンプレッションタイツ、スポーツブラなど。

C3fit フュージョンロングタイツ(レディース)・イエローフラワー 1万3500円(税別)

秋だけど春のような満開の花で、新鮮でポジティブにチャレンジする気持ちを後押しするという。この秋冬シーズンのマラソン大会完走などの大きな挑戦や、スポーツをはじめたい気持ちも応援てくれるデザインだ。

●秋の限定カラーAutumn Bloomコレクション詳細ページ

C3fit フュージョンロングタイツ(レディース)・ブルーフラワー 1万3500円(税別)
C3fit フュージョンロングタイツ(レディース)・パープルフラワー 1万3500円(税別)

C3fitとは
2009年に誕生したブランドC3fit、その始まりは日本発の”究極のタイツ”。さまざまなフィールド・競技における世界のトップブランドを育て、各ジャンルにおけるプロフェッショナルとしてものづくりを担ってきたスポーツウエアメーカー、ゴールドウインが、そのノウハウと技術の粋を集めて作り上げた機能タイツ。その特徴は、運動機能を向上させるために実現した独自の段階着圧設計(コンプレッション)。「一般医療機器」としての血行促進効果が身体機能そのものに働きかける。運動時はもちろんそれは運動時以外にも使用して、スポーツ時のパフォーマンスアップを図ることができるそれは、スポーツウエアの概念を広げるものだった。以来、運動時および休憩・睡眠時を含む日常のあらゆるシーンで着用できる、”運動機能を着る”アイテムを開発。レベルや競技性に関わらず、よりよいコンディションへ導くとして支持されている。

2019版カレンダー「伝説の自転車レースII」…かつての米国ステージレースを収録

2019版カレンダー「伝説の自転車レースII」がモーターマガジン・ウェブショップで発売を開始した。収録されている写真はは1986-87年のCoors BICYCLE CLASSIC(クアーズバイシクルクラシック)。フィルムフォトをデジタルリマスタリングして完全復刻した。当時のミヤタ自転車・レーシングカレンダーや、自転車専門誌バイシクルクラブなどでも未発表のシーンや、フィルム版オリジナルよりも鮮やかな画質が楽しめる。

2019版カレンダー「伝説の自転車レースII」

2018版に続く発売。2019版は前回と同じ画像メインの写真集型と、スケジュール機能のあるバージョンの2種類がある。どちらも判型はA3ノビ。ダンボール箱梱包で届けられる。

価格は1部2268円+送料。2部以上(異なる種類可)は送料無料なので共同購入がオトク。以下の直販サイトで購入できる。

●モーターマガジン・ウェブショップ

2019版カレンダー「伝説の自転車レースII」の中ページ

スケジュール機能のあるバージョン

スケジュール機能のあるバージョン

●写真家紹介
松本賢/MazKen (まつけん)
1958年生まれ。大学在学中より自転車競技専門誌のカメラマンとしてプロの世界へ。現在までクルマ雑誌をメインに、近年は建築インテリア・大小機械モノを撮影。雑誌連載や著作も手がけている。JAGDA会員

アレハンドロ・バルベルデが世界チャンピオン…7度目の表彰台で初めて中央に

オーストリアのチロル地方にあるインスブルックで開催されてきた世界選手権ロードは最終日となる9月30日、エリート男子ロードが行われ、38歳のアレハンドロ・バルベルデが4人のゴール勝負を制して初優勝。2位はフランスのロマン・バルデ、3位はカナダのマイケル・ウッズ、4位はオランダのトム・デュムラン。

アレハンドロ・バルベルデが7度目の表彰台にして初めてど真ん中に © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto

バルベルデはこれまでの世界選手権で2003年と2005年に2位、2006・2012・2013・2014年に3位と6回も表彰台に上りながら世界チャンピオンの称号である5色の虹色ジャージ「アルカンシエル」まであと一歩だった。最終周回の激坂でバルデとウッズとともに抜け出したバルベルデは、ゴール手前でデュムランに追いつかれ、4人のゴールスプリント勝負となったが、この中では最も爆発力を持つバルベルデがトップフィニッシュした。

世界選手権エリート男子ロード © Dario Belingheri/BettiniPhoto

これまでの最年長優勝者は38歳8カ月29日のヨープ・ズートメルク(オランダ)で、38歳5カ月10日のバルベルデは歴代2位。大会4連覇を目指したスロベニアのペテル・サガンはレース中盤に遅れてリタイア。日本から唯一参加の中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)は途中リタイア。

ベガールステイク・ラエンゲン(先頭)とキャスパー・アスグリーンが序盤から終盤までトップを激走 © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto
世界選手権エリート男子ロード © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto

「世界選手権とツール・ド・フランスで優勝することが夢だった。ツール・ド・フランスはうまくいかなかったが、ボクはついに世界チャンピオンになった。レースに勝った後に叫んだのは初めてじゃないけど、虹色のジャージを手に入れることができなくて何度も落胆したので、これまでで一番感情的になってしまった」とバルベルデ。
「気象状況、チーム戦略、レース展開。すべて私にとって絶好のものとなり、今日の夢を実現する要因になった。チロルの幻想的な群衆もモチベーションとなった。大勢の熱狂的な観客のなかで走るのは本当に感動的だった」

世界選手権エリート男子ロード © Dario Belingheri/BettiniPhoto

「2番手か3番手の位置でスプリントを始めたが、もう後続のことを気にしていたらこの勝負には勝てないと割り切った。トム・デュムランが追いついてきて、これで4人になったと思ったとき、このなかの1人はメダルを獲得できないと思った。残り350mからスプリントを始めたけど、それはボクにとって完ぺきな距離だった」

「これまでの世界チャンピオンのなかで2番目に年長者だとはあとで聞いたが、年長サイクリストだって勝つことができることを意味する。秋のイルロンバルディアがアルカンシエルを着用する最初のレースになると思う」

左からロマン・バルデ、アレハンドロ・バルベルデ、マイケル・ウッズが最後の坂を登る © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto
アレハンドロ・バルベルデが4人のゴール勝負を制した。右が2位ロマン・バルデ、左が3位マイケル・ウッズ、背後に4位トム・デュムラン © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto
アルカンシエルを着たアレハンドロ・バルベルデを中央に左が2位ロマン・バルデ、右が3位マイケル・ウッズ © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto

日本選手の成績
●エリート男子ロード
中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)途中棄権
●エリート女子ロード
与那嶺恵理(ウィグル・ハイ5)79位
金子広美(イナーメ信濃山形)途中棄権
唐見実世子(弱虫ペダルサイクリング)途中棄権
●U23男子ロード
石上優大(EQADS)途中棄権
大前翔(慶應義塾大)途中棄権
山本大喜(キナンサイクリング)途中棄権
松田祥位(EQADS)途中棄権
渡辺歩(GSCブラニャック)途中棄権
●ジュニア男子ロード
小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)51位
日野泰静(愛媛・松山城南高)途中棄権
馬越裕之(奈良・榛生昇陽高)途中棄権
福田圭晃(神奈川・横浜高)途中棄権
香山飛龍(神奈川・横浜高)途中棄権
●ジュニア女子ロード
川口うらら(兵庫・龍野高)23位
中冨尚子(京都産業大)87位
●エリート女子タイムトライアル
与那嶺恵理(ウィグル・ハイ5)29位
●U23男子タイムトライアル
松田祥位(EQADS)47位
山本大喜(キナンサイクリング)49位
●ジュニア男子タイムトライアル
日野泰静(愛媛・松山城南高)58位
馬越裕之(奈良・榛生昇陽高)61位

4連覇はならなかったペテル・サガンがアレハンドロ・バルベルデを祝福 © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto

●世界選手権ロード関連ニュースまとめサイト

●世界選手権ロードの結果
9月23日(日) UCI女子チームタイムトライアル
9月23日(日) UCI男子チームタイムトライアル
9月24日(月) ジュニア女子個人タイムトライアル
9月24日(月) U23男子個人タイムトライアル
9月25日(火) ジュニア男子個人タイムトライアル
9月25日(火) エリート女子個人タイムトライアル
9月26日(水) エリート男子個人タイムトライアル
9月27日(木) ジュニア女子ロードレース
9月27日(木) ジュニア男子ロードレース
9月28日(金) U23男子ロードレース
9月29日(土) エリート女子ロードレース
9月30日(日) エリート男子ロードレース

美しいチロル地方を走る © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto