BMCレーシングが2019年からジャイアントに乗り換え…チーム名はCCCに

台湾を拠点とする世界最大級の自転車メーカー、ジャイアントとその女性ブランドであるLivがポーランドのCCCチームと2019年のパートナーシップ契約を結んだ。10月5日、現在のBMCレーシングを率いるジム・オショビッツが米国カリフォルニアで発表した。BMCレーシングは来季から、メインスポンサーをBMCからCCCに変更し、ワールドツアーチームとして活動していくことがすでに発表されている。

2018ツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを着用したグレッグ・バンアベルマート(ベルギー) © ASO

ジャイアントとLivはこれまでの5年間、ドイツ登録のサンウェブチームとパートナーシップ契約を結んでいたが、2018年12月31日で終了。新たなチームとの契約を水面下で進めていたが、その落ち着き先がスイスの自転車メーカーBMCをメインスポンサーとするBMCレーシングになった。そのためBMCチームがジャイアントとLivの新パートナーシップ契約を発表するという、ちょっと風変わりな広報リリースになった。

ジャイアントとLivはこれまで同様に、ワールドツアーチーム(CCC)・U23男子チーム(CCCデベロップメント)・エリート女子チーム(CCC-Liv)の3チーム編成で活動していく。

CCCはポーランドのシューズ・バッグのメーカー。BMCで活躍してきたリオ五輪金メダリストのグレッグ・バンアベルマート(ベルギー)は2019年からCCCに所属することが決まっていて、新シーズンはジャイアントに乗ることになる。サンウェブは2019年から男子・女子、育成チームを含めてカナダ発祥のサーベロを使用することになっている。

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