7月8日 第3ステージ バンシュ(ベルギー)〜エペルネ

ドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)が終盤で独走を決め、2018年の2勝に続く大会通算3勝目を挙げた。前日まで31秒遅れの総合11位につけていた同選手は、後続とのタイム差に加え、ボーナスタイムを量産して初めて首位に立った。初日から2日間マイヨジョーヌを守っていたユンボ・ビスマのマイク・テウニッセン(オランダ)は終盤に大きく遅れた。

第3ステージはベルギーのバンシュをスタート ©ASO Pauline-BALLET

フランス期待のアラフィリップがいきなりマイヨジョーヌ

ベルギーで開幕した大会は3日目、10km地点でベルギーに別れを告げ、フランスに入国。終盤はシャンパーニュ地方の4つの丘陵地が待ち構えるコースで、それがこの日のキーポイントとなった。残り49km地点の最初の山岳ポイントでアタックしたのはロット・スーダルのティム・ウェレンス(ベルギー)だった。同選手は4つの山岳ポイントをすべてトップ通過。しかしその目的は山岳賞ジャージの獲得で、最後の峠を通過するとお役御免とばかりにペースを緩めた。

この4つ目の峠で後続のメイン集団から抜け出したのが、2018年の山岳王アラフィリップだった。単独で抜け出すと、テクニカルなダウンヒルをこなし、最後はシャンパン醸造所が建ち並ぶシャンパーニュ通りを激走してゴールまで逃げ切った。アラフィリップはゴールで後続の2位集団に26秒差をつけたことに加え、ボーナスポイントが設定された最後の峠を2位通過して5秒、区間1位の10秒がボーナスタイムとして引かれ、一気に首位に立った。

第3ステージで優勝し、マイヨジョーヌも獲得したアラフィリップ ©ASO Olivier-CHABE

アラフィリップは過酷なコースで抜け出し、ゴールまで逃げ切るタイプの27歳。プロデビュー当時は2位が多く、優勝にいつもあと一歩の存在だったが、徐々に勝負勘を覚え、絶妙のタイミングでアタックして主導権を握る。強力なチームメートもそのポイントまでアラフィリップを援護していることも好成績を支えている。

ツール・ド・フランスではステージ優勝と山岳賞ねらいとなるが、中規模のレースでは総合優勝できる実力を備えている。

「このステージがボクに向いていることは把握していて、調子がよかったので思いきってアタックした。単独になるとは思っていなかったが、区間優勝ばかりかマイヨジョーヌを獲得できて言葉がないよ」とアラフィリップ。存在感のある選手が早くも主役の座につけた。

ベルギーのファンが選手たちに声援を送る ©ASO Pauline-BALLET
2019ツール・ド・フランス第3ステージ ©ASO Pauline-BALLET
2019ツール・ド・フランス第3ステージ ©ASO Pauline-BALLET

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第3ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
シャンパーニュ地方の中心地エペルネ ©PRESSPORTS
ミュティニーの丘【ボーナスポイント】

新ルール解説【ボーナスポイントとは?】

乾杯と言えば本場フランスでもシャンパーニュ ©PRESSPORTS
モエエシャンドンもエペルネにある ©PRESSPORTS

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第2ステージにもどる≪≪   ≫≫第4ステージにすすむ

国内初MERIDAオーナーズライド…千年の時を超えたルート

静岡県伊豆の国市のMERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)にMERIDAバイクオーナーが集まって一緒に西伊豆を走り、MERIDAバイク魅力を共有しながら楽しいひと時を過ごすMERIDAオーナーズライドをミヤタサイクルが主催して6月22日(土)に初開催される。

同社が日本国内での独占販売権を有するMERIDAの試乗・展示施設 『MERIDA X BASE』で『MERIDA CYCLING ACADEMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)』を開設し、地域へのスポーツ自転車文化の浸透と発展を促進するプログラムを定期的に開催していて、その一環としてのイベント。

このオーナーズライドはMERIDAバイクで走る人だけが参加できる特別なイベントとなる。他社製品を乗っている人もMERIDA X BASEでバイクをレンタル利用することで参加できる。

MERIDA X BASEに集合してから、井田を目指して各自のペースで西伊豆を楽しくライド。井田では千年の歴史のある井田塩の普段は見ることのできない工房を今回特別に見学する。昼食は井田塩と地元食材を使った手料理でおもてなし、オーナー同士でMERIDA について会話を楽しむなど、普段とは違ったのんびりと楽しい時間が過ごせる。

昼食後はMERIDA・伊豆にちなんだクイズを開催。限定グッズなどが獲得できる人も。井田を堪能した後はMERIDA X BASEを目指して再びライド。ゴール後はMERIDA X BASEに併設されている源泉掛け流し温泉も利用できる。伊豆を走り、感じ、楽しむ。MERIDA X BASEが伊豆にある魅力を感じてもらおうという企画。

参加予約は6月5日(水)よりMERIDA X BASE 公式サイトの予約ページで。

千年の時を超え、幻を未来へ繋ぐ千年井田塩工房

【イベント概要】
開催日:2019 年6 月22 日(土) 9:45~17:00 (受付開始9:00)
9 時00 分 受付開始(MERIDA X BASE)
9 時45 分 開会式、写真撮影
10 時00 分 出発 *各自のペースで走行していただき、12:00までに井田に到着してください。
12 時00 分 井田塩作り見学、昼食
14 時00 分 レクレーション*各グループに分かれてMERIDA や伊豆にちなんだクイズに参加いただきます。
15 時00 分 井田発
17 時00 分 最終ライダー着(MERIDA X BASE)
走行ルート:(MERIDA X BASE ~内浦~大瀬崎~井田 片道:25km 獲得標高:200m)参加料:3,000 円(税込) 昼食代、見学料、入浴代、井田塩のお土産付
定員:50 名(最少催行人員 5 名)
参加資格:MERIDA のバイクで参加される方
*他社製品をお乗りの方もMERIDA X BASE でバイクをレンタル利用いただく事でご参加いただけます。

受付締め切り:6 月19 日(水)
イベントの詳細・申込はMERIDA X BASE 公式サイト

駿河湾の黒潮海流が流れ込む井田ブルーを見てみたい

「千年井田塩」見学
井田では、千年の時を超え、幻を未来へ繋ぐ「千年井田塩」工房を見学。駿河湾の黒潮海流が流れ込むこの場所は「井田ブルー」と称賛されるほどの青い海。その海水を塩釜と薪で何時間も焚き続け、ゆっくりゆっくりと時間をかけ出来上がるまろやかな結晶の「千年井田塩」。今回はMERIDA オーナーのために普段は公開していない「千年井田塩」の工房を特別に見学できる。

【注意事項】
※MERIDA X BASE にてロッカーをご利用いただけます。
※レンタル料金は含まれておりません。ご希望の方は別途お申し込みください。
※食事代は含まれていますが、小銭の携帯を推奨いたします。
※XPERIENCE チケットの使用はできません。
※大変恐れ入りますが、MERIDA X BASE までの往復交通費、宿泊費等は各自でご負担をお願いいたします。
※中学生以下の方は必ず保護者の同伴が必要です。

【MERIDA X BASE とは】
『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』は静岡県伊豆の国市に位置し、「XCITING(EXCITING)」「XCELLENT(EXCELLENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」の3つのX を掲げ、その卓越した技術力と商品力を持つMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」することができる、国内外では他に類を見ない規模のスポーツバイクの試乗・展示施設です。スポーツバイク市場を盛り上げ、伊豆半島全体をサイクリングで活性化することを目指します。

SNS280万アクセス、92.1%リサイクル…数字で読むジロ・デ・イタリア

第102回ジロ・デ・イタリアが5月11日から6月2日まで開催され、モビスターのリカルド・カラパスがエクアドル選手として初めて総合優勝した。中盤で首位に立った伏兵が最後まで逃げ切ったのは予想外だったが、大会主催者がこの大会で記録した数々の数字を発表した。

2019ジロ・デ・イタリア ©LaPresse

1 エクアドル選手によるジロ・デ・イタリア総合優勝
3 総合優勝者リカルド・カラパスのビブナンバー
39.291 2019ジロ・デ・イタリアの平均時速
59 ジャージ、ランキング、広告キャラバン、スタートとゴールの町や村を含むジロ・デ・イタ協賛企業
142 2019ジロ・デ・イタリア完走者数
147 広告キャラバンがレース中に立ち寄ったした場所
198 ライブ中継した国の数

ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse

533 ジロ・デ・イタリアと同じ日、同じコースを先行して開催した電動アシスト自転車イベント、ジロEの参加者
1500 ジロ・デ・イタリアの最終週にエクアドルで出版、web紹介されたメディア数
1735 国内外から取材に訪れたメディア人数
3537.6 総走行距離
9775 グランドフィナーレとなったベローナアレーナ観客数(最大容量)
5万 教育プロジェクトBICISCUOLAに参加した子どもたち

エステバン・チャベスが復活のステージ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

73078.68 ジロ・デ・イタリア開催中の廃棄物キログラム。リサイクル運動のライドグリーンプロジェクトにより全体の92.1%をリサイクル
280万 ソーシャルメディアの稼働数
370万 第20ステージのゴール時におけるイタリアの全国テレビチャンネルRAIの視聴者
8000万 期間中の giroditalia.it のページビュー

7月7日 第2ステージ ブリュッセル(ベルギー)

2日目は大会唯一のチームタイムトライアルが行われ、初日に首位に立ったマイク・テウニッセン(オランダ)を擁するユンボ・ビスマが、平均時速57.657kmのトップタイムで優勝。20秒遅れの2位にイネオス。21秒遅れの3位にドゥークニンク・クイックステップ。テウニッセンが2日間の合計タイムで首位を堅持し、マイヨジョーヌを堅持。チームは総合成績の上位5位までを独占した。

ユンボ・ビスマがトップタイムをたたき出し、テウニッセンのマイヨジョーヌを守った ©ASO Pauline BALLET

ユンボ・ビスマがジロ・デ・イタリアに続いてTTT圧勝

チームタイムトライアルのウォーミングアップをするゲラント・トーマスらイネオス勢 ©ASO Pauline BALLET

出場22チームが5分間隔で出走するチームタイムトライアル。8人編成の各チームは空気抵抗の大きい先頭を交代しながらゴールを目指す。4人目がフィニッシュラインを通過した瞬間がチームの記録。ただし脱落した選手はそれぞれのゴールタイムが各自の記録となる。つまりコースの途中まで全力で先頭を務め、残りの4人にあとを託して脱落していく捨て駒のような選手もいる。極めてシビアな種目だ。

ユンボ・ビスマは大会2日目のこのチームタイムトライアルを最重要視していた。タイムトライアルの元世界チャンピオン、トニー・マルティン(ドイツ)を獲得したのもそのためだ。5月のジロ・デ・イタリアではその甲斐あって優勝。そしてこのツール・ド・フランスでも圧勝した。前日にアシスト役のテウニッセンが思いもよらぬマイヨジョーヌ獲得というハプニングもあったが、それはチームのモチベーションをさらに高めるだけだったようだ。

「勝利したのは8選手だが、たくさんの人が応援してくれたおかげ。マイヨジョーヌを楽しむことができた」と首位を守ったテウニッセン。

2019ツール・ド・フランス第2ステージはチームタイムトライアル ©ASO Pauline BALLET
スタート台に並んだエガン・ベルナル ©ASO Pauline BALLET

一方、大会連覇をねらうゲラント・トーマス(英国)のイネオスは2位。

「高速スピードに遅れを取ることなくチームメートに着いていけたのでよかった。コーナーごとに可能な限りのペースを維持した。リスクを避けるために減速したのはほんのちょっとだ」

目標通りチームタイムトライアルを制して笑顔のユンボ・ビスマ勢 ©ASO Pauline BALLET

イネオスはツール・ド・フランスのチームタイムトライアルで常にわずかの差で優勝を逃してきた。22チームの第1スタートだったイネオスはそつのない走りで好タイムを記録。最終スタートのユンボ・ビスマがゴールするまでトップを譲らなかった。

「ドゥークニンク・クイックステップとユンボ・ビスマが怖いことは分かっていた。でも悪くない走りだったよ」と、大きな失敗なくこの種目を終えたことに安堵の気持ちをにじませた。

オランダのユンボ・ビスマがチームタイムトライアルを制した ©ASO Pauline BALLET

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ビスマ)
マイヨベール(ポイント賞)マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ビスマ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)グレッグ・バンアベルマート(ベルギー、CCC)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第2ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
ブリュッセルのアトミウム ©ベルギー・フランダース政府観光局
国王の執務室や迎賓館となっているブリュッセル王宮 ©Milo Profi
ブリュッセル、芸術の丘から旧市街方向の眺め ©ベルギー・フランダース政府観光局
ブリュッセル、グランプラス広場 © Milo Profi

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第1ステージにもどる≪≪   ≫≫第3ステージにすすむ

7月6日 第1ステージ ブリュッセル(ベルギー)

第106回大会の初日はほぼ平たんコースで開催され、瞬発力のあるスプリント系選手によるゴール勝負へ。ユンボ・ビスマのマイク・テウニッセン(オランダ)が写真判定となる僅差でボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)を制して初優勝した。総合成績でも首位に立ったテウニッセンは、オランダ選手として1989年のエリック・ブロイキンク以来30年ぶりというマイヨジョーヌを着用した。

テウニッセン(右から2人目)がゴール勝負を制した ©ASO Alex BROADWAY

まさかのアシスト役がチームの不運を救う

2019ツール・ド・フランス第1ステージ ©ASO Alex BROADWAY

前半戦におけるユンボ・ビスマのエースはディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)。鍛え抜かれた太ももを持つ強豪スプリンターだ。2017年に最終日のシャンゼリゼで区間初優勝して頭角を現した。さらに18年は区間2勝を挙げている。この日、ゴールまでに逃げていた選手をすべて吸収したチームは、フルーネウェーヘンのスプリントにすべてを託した。

ところが残り1.5kmで落車が発生し、フルーネウェーヘンがクラッシュしてしまう。

2019ツール・ド・フランス第1ステージでマイヨジョーヌを獲得したテウニッセン ©ASO Alex BROADWAY

「ディランが落車したとき、ボクたちの作戦は台なしになったと感じた」とテウニッセンはゴール後に語っている。
「彼が地面にたたきつけられたか確認できなかったけど、ボクはスプリントできる位置にいた。ゴール勝負をあまりしたことがなかったので、新鮮な気分だった」

アシスト役のテウニッセンがまさかの展開で代役エースとして勝負に挑み、百戦錬磨のサガンを数㌢の差で抑えた。勝利を手にしたテウニッセンは笑顔を見せたが、その心中は複雑だった。

「奇妙な1日になった。ディランのいるべき表彰台にボクが上ったことを彼が祝福してくれることを願っている」

2019ツール・ド・フランス第1ステージのミュール・ド・グラモン ©ASO Pauline BALLET

シクロクロスから転向してきた26歳。今季になってダンケルクの4日間レースで区間1勝を挙げているだけ。

「マイヨジョーヌを獲得したことをボク自身が理解するのはきっと数日かかるよ」とは言うが、翌ステージのチームタイムトライアルでマイヨジョーヌを守りたいという意気込みを見せた。チームメートにはタイムトライアルの元世界チャンピオンでアルトニー・マルティン(ドイツ)がいて、チームは第2ステージの最有力候補だからだ。

チームは5月のジロ・デ・イタリアでもプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)が初日から5日目まで首位に位置した。2016年のジロ・デ・イタリアで優勝争いを演じたステフェン・クライスバイク(オランダ)もいて、総合成績の上位をねらっている。

2019ツール・ド・フランス第1ステージでマイヨジョーヌを獲得したテウニッセン ©ASO Pauline BALLET

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ビスマ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)グレッグ・バンアベルマート(ベルギー、CCC)
□マイヨブラン(新人賞)カレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・スーダル)

2019ツール・ド・フランス第1ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
ブリュッセルのグランプラス広場 ©Milo Profi
ブリュッセルのアトミウム ©www.atomium.be SOFAM Belgium Christophe Licoppe Befocus
ブリュッセルのコーケルベルグ地区 ©ベルギー・フランダース政府観光局
グラモンの壁
ブリュッセルのフォルスト公園 ©ベルギー・フランダース政府観光局
芸術の丘にあるアールヌーボーの建物、楽器博物館 ©Milo Profi
国王の執務室や迎賓館となっているブリュッセル王宮 ©Pieter Heremans
小便小僧 ©Pieter Heremans
歴史あるショッピングアーケード、ギャルリ・サンチュベール ©ベルギー・フランダース政府観光局

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Road toさいたまクリテリウムが9月21日に埼玉スタジアムで開催

さいたまスポーツコミッションは、さいたまクリテリウム当日の参加につながる一般参加型のライドイベント「Road toさいたまクリテリウム2019 in 埼玉スタジアム2〇〇2」の参加者募集を6月5日(水)12時から開始する。

藤田涼平がRoad toさいたまクリテリウムでトップタイムを記録し、本戦への出場権を獲得

埼玉スタジアム2〇〇2公園内にコースを特設し、個人タイムトライアルと複数人で参加するチームエンデューロの2種目を実施する。個人タイムトライアルは特設コース1周約2.6km、チームエンデューロは特設コース1周約2.1kmを周回する。

個人タイムトライアルの各カテゴリーの勝者は、さいたまクリテリウム大会当日に実施予定の個人タイムトライアルレースに招待される。また、チームエンデューロに参加したチームの中から抽選で「男子」カテゴリーの4チーム、「女子」「男女混成」「ファミリー」の各3チームを、さいたまクリテリウム大会当日に実施予定のオープニング走行または一般体験走行に招待。

Road toさいたまクリテリウム2019in埼玉スタジアム2〇〇2

Road toさいたまクリテリウムの女子クラスで優勝した田上萌々子

■主催 一般社団法人さいたまスポーツコミッション
■共催 さいたま市
■競技主管 一般社団法人埼玉県自転車競技連盟
■協力 埼玉県サイクリング協会、公益財団法人埼玉県公園緑地協会、Y’sRoad
■開催日 2019年9月21日(土)
■会場 埼玉スタジアム2〇〇2公園(埼玉県さいたま市緑区美園2-1)
■種目
①個人タイムトライアル
②チームエンデューロ
■募集期間 2019年6月5日(水)12:00~8月30日(金)12:00(先着)

■申込方法 さいたまクリテリウム大会公式ホームページより

7月10日 第5ステージ サンディエデボージュ〜コルマール

ポイント賞1位のマイヨベールを着用するボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)がゴール勝負を制し、今大会初優勝。大会通算12勝目を挙げた。総合1位のジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)は同タイムの同一集団でゴールし、首位のリーダージャージー、マイヨジョーヌを守った。

サガンが2019ツール・ド・フランスでまず1勝目 ©ASO Alex BROADWAY

サガンが7年ぶりに見せた超人ハルクポーズ

ヤンチャで、いかにも悪ガキっぽい雰囲気が人気のサガン。しかし幼少期からMTBで修得した自転車操縦技術、そして隠れたところで鍛錬する体幹の強さはピカイチ。やはりゴール勝負ではサガンの実力が抜きんでている。「キング・オブ・スプリンター」の称号であるマイヨベールは2012年から1年を除いて6回受賞。これは最多タイ記録だ。唯一2017年のみ逃しているが、これはゴールスプリント時に微妙な危険走行判定を受けて失格になったためだ。

サガンがいきなり頭角を現したのが2012年の第1ステージ。その年は破竹の勢いで3勝し、歯に衣着せぬコメントでにぎやかした。この日のガッツポーズは「超人ハルク」をマネしたもので、2012年にも見せた得意の雄姿。テレビ番組の主人公がいざというときになると緑色に変化することにちなんだという。

キャラバン隊がやって来た ©ASO Thomas MAHEUX

この日はドイツ国境に近いアルザス地方の丘陵地がコースで、前日に勝利したドゥークニンク・クイックステップのスプリンター、エリア・ビビアーニ(イタリア)ら純粋なスプリンターは途中で遅れていた。サガンの強さは起伏がちなコースでも先頭に位置して、最後のゴール勝負に加われることもある。

「勝利を目指して常に積極的に行かなくちゃいけない。平たん部分を含めてチームメートが完ぺきにコントロールしてくれた。だから最後にボクたちチームが目指していた勝利をつかむことができたんだ。まずはチームメートの働きに感謝したい」とサガン。

みんなこの日を待っていた! ©ASO Alex BROADWAY

かつては若気のいたりで、表彰式女性のお尻にタッチして問題に。事後に謝罪するという失態もあった。しかし3年連続で世界チャンピオンになると、人間としても成長。サインをもらうために出待ちをしている子どもたちの前に必ず立ち止まり、握手や写真を一緒に撮ったりする。

ポイント賞争いでは頭ひとつ飛び抜けている。最多記録更新となる7回目の受賞も夢ではない。

2019ツール・ド・フランス第5ステージ ©ASO Alex BROADWAY
ボージュ山系を走る ©ASO Alex BROADWAY

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第5ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
サンディエデボージュ、教会の中庭 ©Ville de Saint-Dié-des-Vosges
サンディエデボージュ盆地のながめ ©Ville de Saint-Dié-des-Vosges
サンディエデボージュ、ツールドラリベルテ ©Ville de Saint-Dié-des-Vosges
コルマール ©Office du Tourisme Colmar
コルマール ©CRTA Zvardon
コルマール ©Office du Tourisme Colmar

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7月9日 第4ステージ ランス〜ナンシー

ドゥークニンク・クイックステップのスプリンター、エリア・ビビアーニ(イタリア)が大集団によるゴール勝負を制して初優勝。チームはジュリアン・アラフィリップ(フランス)に続く2日連続のステージ優勝となり、さらに前日に首位に立ったアラフィリップがその座を守った。

2019ツール・ド・フランス第4ステージはランス大聖堂をスタート ©ASO Pauline-BALLET

ビビアーニ初優勝。マイヨジョーヌのアラフィリップも勝利をアシスト

フランス北東部のナンシーにはこれまで15回ゴールしているが、地元フランスの4勝を上回っているのが、5勝のイタリア勢だ。この町はイタリアから移民してきた人が多い。フランスの元サッカー選手ミシェル・プラティニもイタリア移民だが、国内リーグではこのナンシーでデビューしている。それだけにイタリア選手が頑張らないわけがない。

序盤からステージ優勝を目指した選手らが先行したが、有力スプリンターを擁するチームが逃がすわけはない。ゴールまでの残り距離を把握しながら徐々に差を詰めていき、終盤にすべての選手を吸収した。こうなれば瞬発力のあるスプリンターがいて、それをけん引するアシスト陣がいるチームが主導権を握る。

マイヨジョーヌのアラフィリップ ©ASO Pauline-BALLET
2019ツール・ド・フランス第4ステージで逃げ続ける3選手 ©ASO Pauline-BALLET

抜きんでた力を発揮したのはドゥークニンク・クイックステップだ。残り1kmからは首位のマイヨジョーヌを着るアラフィリップがけん引役を引き受けた。さらに2人のアシストがハイペースで引っ張り、ビビアーニが最も得意とする残り180mから一気にスパートし、アヌシーでイタリア勢の6勝目を記録した。

ビビアーニはジロ・デ・イタリア5勝、ブエルタ・ア・エスパーニャ3勝を誇るトップスプリンターだが、ツール・ド・フランスには2014年しか出場していない。2015年から2017年はスカイ(現イネオス)に所属していて、メンバーはクリストファー・フルームを総合優勝させるためのアシスト選手が選ばれたので、ビビアーニに出場機会はなく、これが初勝利となった。2018年に現チームに移籍したのが成功の引き金となった。

ビビアーニ(右から2人目)がツール・ド・フランス初優勝 ©ASO Pauline-BALLET

「今年最大の目標が達成できた。第1ステージで勝利を逃したけど、昨日アラフィリップが勝ってくれてチームに勢いがついた。これでミッションがコンプリートできたと感じている」

これで三大大会全制覇。もともとリオ五輪トラック競技の金メダリストで、2020年東京五輪ではトラックに復帰することも計画されている。

ステージ優勝のビビアーニ(左)マイヨジョーヌのアラフィリップ ©ASO Alex-BROADWAY
2019ツール・ド・フランス第4ステージ ©ASO Alex-BROADWAY

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第4ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
ランスの大聖堂 © Cyrille Beudot
ランス近郊ヴェルゼネ © Cyrille Beudot
ランス、シャンパーニュ・メゾンのテタンジェ ©Carmen Moya
ナンシーの街、夜の風景 ©Regine Datin
ナンシーのカリエール広場 ©Regine Datin
ナンシーのスタニスラス広場 ©Regine Datin

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