台風10号の波浪で湘南海岸の歩道陥没…片側通行で渋滞も

台風10号の波浪による擁壁被災のため、鎌倉市稲村ガ崎三丁目・国道134号の稲村ヶ崎駅入口交差点付近で海側の歩道の一部が陥没。歩道の一部を通行止めとし、道路管理者である神奈川県藤沢土木事務所により道路の復旧作業を行い、片側交互通行をしている。

黒塗りの柵が下がっている部分が陥没カ所

被災したのは8月13日未明のもよう。15日現在も緊急作業中で、国道134号は150mにわたって片側相互通行。東行き・西行きともに渋滞している。

緊急工事により海側の歩道は通行止め、車道は片側通行

湘南海岸と言われる国道134号は、2016年にも鎌倉市稲村ガ崎一丁目あたり、今回の陥没場所より100mほど東側で同様の道路損傷が発生している。年々大型化する台風の波浪によって、稲村ヶ崎周辺の砂浜が大きく侵食されていることも道路損傷の影響か。

海側の歩道が長さ20mにわたって陥没している
台風10号の激しい波が擁壁を破壊し、歩道下の土砂を侵食したようだ
緊急工事のため国道134号は片側通行で、東行き・西行きともに大渋滞している