新世代のXCレーシングバイク…キャノンデールScalpel

新世代のXCレーシングバイクとしてキャノンデールからScalpelが発売された。最先端のサスペンション、最新のコースレイアウトに最適なアグレッシブなジオメトリー、圧倒的な軽さ。すべては最高のパフォーマンスのために。路面を確実にとらえ、ライバルたちがひるむセクションもスピードをあげて迷わずアタック。

Scalpel Carbon 2

クロスカントリー新時代へようこそ

スピードの源泉
XC専用に開発された非常に優れたサスペンション。軽量化とパフォーマンスどちらも犠牲にすることなくライダーへベネフィットを提供する FlexPivot(特許取得済み)。信じられないほど軽く、素晴らしいグリップを発揮、加速、コントロールも思いのまま。フィールド全てがフラットに感じるかもしれない。より速く、より楽しく。

ジオメトリーを現代化
以前のモデルより、ヘッドチューブを1.5°後ろに倒し (69.5°から68.0°)、シートチューブを1.0°前に起こし(73.5°から74.5°)、より先進的なジオメトリーへ進化。テクニカルでアグレッシブな現代のワールドカップコースでも、ローカルトレイルでもこれまで以上に、速く、楽しく、安定したライディングが可能に。

強い。軽い。速い。
フレーム重量(リアショック含む)は、たったの1900グラム (Mサイズ)。史上最軽量のフルサスペンションフレームのひとつ。優れたサスペンション、完璧なハンドリング超軽量のフレーム。すなわち、勝利への近道。

世界最高峰のXCレーシングフォーク
Lefty–ブランド史上もっとも先進的で、もっとも スムーズでもっとも正確なハンドリングを生み出す超軽量XCフォーク。どんな障害物も簡単に乗り越えられる唯一無二のルックスと設計。

Scalpel Carbon 2 59万円

FlexPivot
新型Scalpelのサスペンション能力と軽量化のカギがFlexPivot (特許取得済み)。おなじみの4バーリンクと思われがちだがベアリングを使用する4バーリンクよりも、軽く、丈夫、そして高い耐久性を維持。

スタッシュキット
ダウンチューブに秘密のストレージエリアを配置。Fabric製8in1コンパクトマルチツールがピッタリと収納可能。チューブレス用キットやCO2カートリッジもウォーターボトルの下にスッキリと収めることにより、トレイルでも素早く簡単にメンテナンス。

Lefty Ocho
ブランド史上もっとも先進的で、もっともスムーズで、もっとも正確なハンドリングを生み出す超軽量XCフォーク。どんな障害物も簡単に乗り越えられる唯一無二のルックスと設計。

アウトフロントジオメトリー
Leftyフォークのスピンドルを55mmオフセットさせ、トレイル量を最適化することにより、テクニカルなフィールドで思い通りにバイクをコントロールすることが可能。

つながる
フロントホイールに装備されたセンサーが、正確にスピード、距離消費カロリー、CO2削減量を記録。また、無料の専用アプリをとおして、ユー ザー登録やメンテナンスのタイミングなどを自動的にお知らせ。

Ai – アシンメトリックインテグレーション
左右非対称のオフセットドライブトレインにより、トラクションと俊敏性を可能にするスーパーショートチェーンステーのまま、太いタイヤを装着しても十分なマッドクリアランスを確保。 またスポークアングルとテンションを左右完全一致させることにより、リアホイールの剛性を強化。

Scalpel Carbon 4 39万円

プロポーショナルレスポンス
競合他社と異なり、キャノンデールはフレームサイズごとにサスペンションを最適化。背が低いライダーから高身長のライダーまで、すべてのライダーがサスペンション効果を100%享受できるようにていねいにカスタマイズし、完璧なパフォーマンスを提供。

ボトルx2本!
ハイドレーションバッグいらずの水分補給。

ダイレクトラインケーブルルーティング
フレーム内にあるガイド用のチューブがケーブルを確実に誘導。入り口からケーブルを入れると、迷うことなく出口からケーブルを引き出すことが可能。

●キャノンデールのホームページ

夏の陽射しや蚊から子どもを守る自転車用チャイルドシートカバー

みんなでつくる育児グッズブランド「chibito」は、自転車のチャイルドシート用レインカバーにサンシェードと蚊よけの機能を加えた、オールシーズン使えるチャイルドシートカバーを2020年5月25日に発売。ファスナーでルーフを付け替えるだけで「雨・風よけ」から「日・蚊よけ」へと機能を変えることができ、季節を問わず子どもを気候の変化から守る。

夏のチャイルドシートは炎天下では70℃を超えることもあり、その熱さから子どもが自転車に乗りたがらないことがある。小さな子供には火傷レベルの温度であり、熱中症も懸念される。また、夏は公園や川沿いでの蚊の攻撃も課題であるとの声も母親たちから寄せられた。数年前にデング熱が話題になったが、身近なところではとびひも保護者には頭の痛い問題。そこで目の細かいメッシュを採用し、蚊よけとしても機能するようにした。

ルーフチェンジでオールシーズンつかえる
ルーフ(前窓から屋根にあたる部分)をファスナーで付け替えるだけで、雨や気温が低い日にはレインカバー、夏には日よけ&蚊よけへと気候に合わせて変えることができる。

フレームにより自立し、顔回り広びろ
ビニールや生地がヘルメットや顔にかからないようにワイヤーでフレームを形成することで子供の顔回りに空間を保ち、快適性を高めた。(特許出願中)

シートにつけっぱなしOK
「自転車につけっぱなしにして使いたい」というニーズに応え、厚みのある生地を採用し耐久性を高めたほか、カバー上部に雨水が溜まりにくい構造にし、毎日の着脱を不要にした。

子供乗せ自転車のチャイルドシートカバー
●素材 :生地 ナイロン100% (裏 PUコーティング)、 PVC、 ステンレスワイヤー
●価格 :前用 1万2000円(税別)、 後ろ用 1万2300円(税別)
●カラー:レッド、 ブラック、 オレンジ
●ブランドサイト商品ページ:  https://www.chibito.jp/project-reincover2
●オンラインショップ   :  https://shop.chibito.jp/

◆chibitoについて
子育て世帯が抱える課題の中から、商品化によって解決可能なものを取り上げ、プロジェクト化し、育児当事者自身が開発に参加できるようにした育児グッズブランド。開発に参加する企画会員の意見を反映したオリジナル商品を販売している。「子供乗せ自転車のチャイルドシートカバー」は夏の自転車でのお出かけの課題に2018年より取り組んだプロジェクト第5弾の商品。 

1日も早く日本に戻りたい…スペインのグアルディオラ

KINAN Cycling Teamに所属するスペインのサルバドール・グアルディオラが、地元スペインでのロックダウンなど現在の同国の状況から、自身のトレーニング、日々の暮らしについて語った。「日本のすべての人々が前向きに暮らしていると信じています。すべてが正常に戻った時、必ずレースで活躍したい」と意気込む。

サルバドール・グアルディオラ

-Hola!(やあ!)久しぶり! 現在の生活拠点とロックダウン(都市封鎖)時の状況を教えてください
みなさん、こんにちは! 元気ですか!? Covid-19(新型コロナウイルス)がスペインで本格的に感染拡大した時期は、生活拠点であるマドリードにいました。ロックダウンはまず、首都のマドリードから始まり、その後段階を追ってスペイン国内の各地へと広がっていきました(※)。

※3月27日にマドリードやバルセロナといった大都市からロックダウンを開始。5月4日にマドリードや4つの島部から制限が緩和された

-最近のトレーニングは順調ですか? 屋内トレーニングがメインでしょうか?
先週から屋外でのトレーニングができるようになりましたが、まだ他の地域(マドリード圏外)へ行くことはできません。今後の計画としては、ロングライドとパワー系のインターバルからトレーニング強度を上げていくことになります。いまはレースがいつ再開するかを待っている状況ですが、それが分かり次第、高地トレーニングを取り入れるなどして調子を上げていきたいと思っています。

-ロックダウン期間中の屋内トレーニングはどのように行っていましたか?
自宅での滞在が約2カ月続きましたが、それはもう、本当に大変でした。屋外でトレーニングすることが好きなだけに、自宅でローラーを行わざるを得ない日々は困難としか言いようがありませんでした。

-1日の過ごし方に大きな変化は出ていますか?
ロックダウンが緩和されてからは、朝のうちにトレーニングへ出かけて、その後はTwitterのチェックや読書をして過ごしています。また、午後8時からの散歩も許可されているので、少しの時間ですが屋外へ出ることもできるようになりました。

-こうした状況下で、モチベーションはいかにして保っていますか?
レースを観ることや、自分自身がレースに挑むことが好きなので、とにかく次のレースが待ち遠しいです。1日でも早く、KINAN Cycling Teamの一員としてレースができればうれしいです。

-自転車に限らず、日々なにか楽しみを見つけていますか?
普段は読書やNetflixを観て過ごしていますが、最近はパエリアのようなスペイン料理を作るのも楽しみになっていますよ!

-「Stay Home」が叫ばれる中で、なにか健康を維持する効果的な方法があれば教えてください
強い気持ちを持って、連帯することではないでしょうか。私たちは気持ちを一つにして、ウイルスに立ち向かっていかなければなりません。

-レースに目を向けて、いま一度オーストラリアでのご自身のシーズン初戦について振り返ってみてください
シーズン初戦とあって、オーストラリアでのレース(ヘラルド・サン・ツアー)はとてもハードでした。先々の目標レースへつなげていきたいと思っていましたが、予期せぬ事態が私たちの生活を脅かすこととなりました。困難に直面していますが、それらはすべて過去のことであり、私たちはとにかく将来を見据えていかなければならないと思っています。

-UCI通達により7月に入ってからのレースシーズン再開に向けた動きが出てきました。レースカレンダーは未確定ですが、短期的な目標としてはどのあたりを考えていますか?
すぐにでもレースに臨みたいですが、まずはチームがどのような状況にあるのかを尊重する必要があります。  

最後にみなさんに一言お伝えさせてください。

私は1日も早く、日本へ戻ることを楽しみにしています。日本にいるチームメート全員が元気で、そして日本のすべての人々が前向きに暮らしていると信じています。すべてが正常に戻った時、必ずレースで活躍することを誓います。

聞き手:KINAN Cycling Teamメディアオフィサー 福光俊介
インタビュー実施日:2020年5月18日

●キナンのホームページ

マヴィックの歴史を祝したクラシックなレザーシューズ

マヴィックジャパンは、マヴィック・フットウェアラインよりマヴィックの長い歴史を祝してデザインされたクラシックなレザーシューズ「Classic Leather(クラシック レザー)」を限定数量でリリースした。

同シューズはレザーアッパーとシューレースを使用したクラシックなデザインに、超軽量のカーボンソールなどテクノロジーを搭載したモダンフィットが融合したフットウェア。

サイクリングスポーツにおけるマヴィックの長い歴史を祝してデザインされた。サイクリング黄金時代を彷彿とさせる最高級レザー素材に、モダンフィット、高剛性で軽量のカーボンソールをはじめとするハイパフォーマンステクノロジーを組み合わせている。その結果生まれたタイムレスなスタイルは、1923年に誕生したマヴィックのクラシックロゴによって象徴される勝利の伝統を称賛するもの。

フランス語で勝利を意味する『ヴィクトワール』スピリットは、常にマヴィックのアイデンティティの中心に捉えられ、1934年のアントナン・マーニュによるツール・ド・フランスの勝利から、春のクラシックレースやグランツールでのベルナール・イノーの今でも伝説となっている走り、そして1989年のツール・ド・フランス最終ステージでのグレッグ・レモンの見事な逆転勝利まで、マヴィックはサイクリング界の偉業達成に常に立ち会ってきた。

そんなマヴィックが自転車をこよなく愛するあらゆるサイクリストに贈るのがこのシューズだ。

フルレザーのアッパーはソフトながらも安定感のある感触。レースアップデザインが生むぴったりいとした快適なフィット感も簡単に自分 好みに微調整できる。

最新技術、履き心地のよさ、フィット感を堪能しながら、サイクリング史に残る偉大な瞬間に思いを馳せるころができる一足となる。2020年5月20日よりマヴィック取扱店で販売開始。

Classic Leather(クラシック レザー)

効率よくペダリングパワーを生む軽量カーボンソールなど、テクノロジーを搭載したクラシックスタイルとモダンフィットが融合した靴紐式レザービンディングシューズ

■アッパー
素材 : フルレザー
仕様 : シューレース
■ソール
素材 : エナジーフルカーボンSLRアウトソール
パワー伝達 : INDEX 100
■サイズ:24-28cm(UNISEX)
■重量:250g(27cm)
■カラー:スターディ ブラウン
■価格:4万5000円(税別)

●マヴィックのホームページ

ヒップの柔らかなドレープの動きが女性らしいスカート

パールイズミが2020年春夏新商品としてバック フレアー スカートを発売した。後部に入ったドレープの柔らかな動きが女性らしさを引き立てるフレアースカート。

どんなウエアにも合わせやすいベーシックなカラーで、タイツの上に着用してコーディネートを楽しめる。シティーライドやカジュアルなスタイルが好みの女性サイクリストにおすすめのアイテム。

伸縮性に優れ、締め付け感が少ないウエス トの仕様
夜間の被視認性を確保する側部の再帰反射

W753 / バック フレアー スカート
【 カラー 】 15. ブラック 16. グレー 17. アビス
【 価格 】 5000円(税抜)
【 サイズ 】 S-M, M-L

●パールイズミのホームページ

【訂正】ツール・ド・フランスさいたま日程は誤掲載

国際自転車競技連合(UCI)が5月19日に発表した国際ロードレースカレンダーのうち、「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」に関して誤掲載があった。

2020年の「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」の開催については正式決定次第、主催である一般社団法人さいたまスポーツコミッションから発表される。

●5月20日の記事

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ