レムコ・エベネプールが使ったS-Works Aresシューズが30%オフセール

スペシャライズドは、レムコ・エベネプールのブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝を記念して、レースで着用していたシューズであるS-Works Ares(エスワークス・アーレス)を9月26日までの期間限定で30%オフセールを開催する。全国のスペシャライズド正規販売店および公式オンラインストアで購入可能。

第6ステージからリーダージャージを守り抜くには、冷静さ、日々研ぎ澄まされていくレースセンス、そしてプレッシャーに打ち勝つ強靭なメンタルが要求された。素晴らしい能力を発揮しファンとチームの期待に応えたレムコが見せた驚異的なパワーを足元で支えていたのはS-Works Aresだったという。

レース現場からのフィードバックをうけ、爆発的なパワーを発する際の足のホールド感と、勝負の局面まで脚を温存する快適さを究極のバランスで追求したモデルだ。

新機構のクロージャ―システムは中足部の固定を三方向に分割し、より広範囲に圧力を分散させることに成功。プロ選手のパワーでもっても、シューズ内で足がねじれることなくがっちりホールドする。

●スペシャライズド公式オンラインサイト

エベネプールが史上最年少でブエルタ・ア・エスパーニャ制覇

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月11日、ラスロサス〜マドリード間の96.7kmで第21ステージが行われ、レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)が史上最年少の22歳で初の総合優勝を飾った。2分02秒遅れの総合2位はエンリク・マス(スペイン、モビスター)。4分57秒遅れの総合3位はフアン・アユソ(スペイン、UAEエミレーツ)。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のレムコ・エベネプール ©Unipublic Charly López

ポイント賞はトレック・セガフレードのマッズ・ピーダスン(デンマーク)、山岳賞はイネオスグレナディアーズのリチャル・カラパス(エクアドル)、新人賞はエベネプール。

総合優勝のエベネプールを中央に、左が総合2位エンリク・マス、右が同3位フアン・アユソ ©Unipublic Sprint Cycling Agency

ベルギー勢のグランツール総合優勝は1978年にヨハン・デミュインクがジロ・デ・イタリアで勝って以来。

バルベルデ(左)とニバリ引退の花道 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

チームにとって、ベルギーにとって、そして自分にとって歴史となった

「正式に総合優勝となって、ようやく落ち着くことができた。昨日はすでに、感情はかなり高かった。ボクたちはほぼ確実に勝てる状況だったけど、それでも安全でいいい形でレースを終えなければならなかった。ボクたちは完璧にやったと思う」とエベネプール。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第21ステージ ©Unipublic Charly López

「ボクたちは最終日をできるだけ楽しむつもりだったが、ゴールして本当に楽しむことができる。マドリードはテクニカルなコースだったので、考える時間があまりなかった。1周ごとに緊張感が増していた。ここまで生き延びることができてうれしかった。それはチームにとって、ボクの国にとって、そして自分自身にとっての歴史となった。この3週間でやったことを本当に誇りに思う」

史上最年少の22歳でブエルタ・ア・エスパーニャを制したエベネプール ©Unipublic Sprint Cycling Agency
最終ステージはフアン・モラノが初優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

左から山岳賞のカラパス、総合優勝と新人賞のエベネプール、ポイント賞のピーダスン ©Unipublic Charly López

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エベネプールがブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝を確実に。区間Vは山岳王カラパス

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月10日、モラルサルサル〜プエルト・デ・ナバセルラダ間の181kmで第20ステージが行われ、イネオスグレナディアーズのリチャル・カラパス(エクアドル)が優勝。第12、14ステージに続く今大会3勝目。山岳賞の獲得も確実にした。

山岳賞ジャージを着るカラパスが第20ステージ優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)わずか2秒遅れたが、前日までのタイム差を利して総合1位を死守。初の総合優勝に王手をかけた。

エベネプールが2022ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝を確実にした ©Unipublic Charly López

自転車競技最強国ベルギーのグランツール制覇は1978年以来

すべての山岳とタイムトライアルを終えたレースは最終日にマドリードでの凱旋パレードを残すのみ。エベネプールは史上最年少の総合優勝者となるのは確実で、ベルギー勢のグランツール総合優勝は1978年にヨハン・デミュインクがジロ・デ・イタリアで勝って以来となる。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Charly López

「ステージ優勝はまったく狙っていなかった。総合1位のポジションを守りたかっただけだ。そのために自分の力をコントロールし、すべてを信じて流れに乗ることだけに務めた。最終的にレースは非常に厳しいものになったが、ボクたちのチームは本当にうまくやった」とエベネプール。

「ボクの人生で最も美しい日になった。そして素晴らしい年になった。モニュメントのリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで優勝し、サンセバスティアンでも優勝し、このブエルタ・ア・エスパーニャでは2つのステージと総合1位。冬に結婚する。願うことができる最高の年だと思う」

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022年で引退するバルベルデが積極的な走りを見せ、敢闘賞を獲得した ©Unipublic Sprint Cycling Agency
最後の山岳ステージでマイヨロホを死守して総合優勝を確実にしたエベネプール ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

2022ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ3勝目のカラパス ©Unipublic Charly López

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エベネプールが総合Vに前進、ブエルタ・ア・エスパーニャ区間2勝目

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月8日、トルヒーリョ〜アルトデルピオルナル間の192kmで第18ステージが行われ、首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)が総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)を振り切って優勝。第10ステージに続く今大会2勝目を挙げた。

首位エベネプールが総合2位マスを突き放してゴールスプリント ©Unipublic Sprint Cycling Agency

エベネプールはこの日マスに2秒差をつけるとともに、区間1位のボーナスタイム10秒を獲得。マスのボーナスタイムは6秒で、2選手の差は2分01秒から2分07秒に開いた。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency

山岳賞は第8ステージからトップに位置していたジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)がこの日の序盤に落車負傷してリタイア。リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)が1位になった。

第10ステージの個人タイムトライアルに続いて2勝目を挙げたエベネプール ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

引退を表明しているアレハンドロ・バルベルデがラストイヤーとなる2022ブエルタ・ア・エスパーニャを走る ©Unipublic Sprint Cycling Agency

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エベネプールが個人タイムトライアル圧勝で総合2位との差を広げる【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは休息日明けの8月30日、エルチェ〜アリカンテ間の30.9kmで第10ステージとして個人タイムトライアルが行われ、首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)がトップタイムで優勝。

エベネプールがトップタイムで優勝し、総合2位とのタイム差をさらに広げた ©Unipublic

総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)は1分51秒遅れの区間10位、同3位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は。48秒遅れの区間2位。エベネプールは総合2位となったログリッチとの差を2分41秒に広げた。

第10ステージは個人タイムトライアル ©Unipublic Charly López

ブエルタ・ア・エスパーニャのTT負けなしのログリッチを破る

第6ステージで首位に立ったエベネプールだが、初出場のブエルタ・ア・エスパーニャのステージ優勝は初めて。過去3年間の個人タイムトライアルはすべてログリッチが優勝しているが、エベネプールはそれを上回るタイムで激走した。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

山岳賞のジェイ・バイン ©Unipublic Charly López

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首位エベネプールがリードを広げる。区間Vはメインチェス【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月28日、ビリャビシオサ〜レ・プラエレス間の171.4kmで第9ステージが行われ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのルイス・メインチェス(南アフリカ)が初優勝。南アフリカ出身選手の区間勝利は2人目、3勝目。

マイヨロホのエベネプールが第9ステージでライバルを突き放す ©Unipublic Charly López

総合成績では首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)がライバルに差をつけて区間4位でゴール。総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)と同3位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)との差を広げた。

ルイス・メインチェス(南アフリカ)が第9ステージ優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

キャリアを終える前の最高の栄冠になった…メインチェス

「これはスペシャルだ。ワールドツアーのレースで、チーム賞以外で表彰台に上ったことがないので、キャリアを止める前の主な目標の 1 つだった」とメインチェス。南アフリカ勢としてはロバート・ハンターに続く2人目のブエルタ・ア・エスパーニャ区間優勝者となった。

「ここ数日の山岳フィニッシュで総合優勝を争っている選手らに着いていけなかった。そんなときのベストは逃げに乗ることだ。チームはスタートからコントロールし、1回だけアタックする必要があった。

かなりハードな1日でしたが、逃げ集団の選手らは積極的に走ってくれ、ボクは比較的体力を温存できた。フィニッシュはハードな登りだとわかっていたので、タイムトライアルをするようにアタックに出た」

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージ ©Unipublic Charly López

2年前の経験がボクを強くさせた…エベネプール

「もうパワーがすべてだった。最後のフィニッシュは傾斜がきつすぎるため、前の選手についてドラフティングを期待するなんてなかった」とエベネプール。

2018年の世界選手権ではジュニアクラスで個人ロードレースと個人タイムトライアルの2冠。しかし2020年のイル・ロンバルディアでコーナーから逸脱して重傷。ケガを克服しての復活だった。

総合1位を守ったエベネプール ©Unipublic Sprint Cycling Agency

「無線でライバルたちが1分離れていると聞いたとき、想像を絶するほどのモチベーションを与えてくれた。人生ですでに多くのことを経験してきた。だからボクは戦い、苦しみ続けることができる。2年前に私が経験したことすべてが、私を本当に新しい人にした。

リードを広げるためにタイムトライアルのような走りをするとは本当に思っていなかった。いい意味で感心している。もう言葉がない」

チームメートにボトルを運ぶトレック・セガフレードのフアン・ロペス ©Unipublic Charly López
第9ステージは前半戦最大の山岳コース ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

第9ステージは未舗装の激坂ゴール ©Unipublic Charly López

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