ベルナルがグランピエモンテ優勝…イタリアのワンデー制覇は初

2019ツール・ド・フランス総合優勝者、イネオスのエガン・ベルナル(コロンビア)が10月10日にイタリアで開催された伝統あるワンデーレース、第103回グランピエモンテで優勝した。ベルナルがプロ選手としてイタリア国内で、同時にワンデーレースで優勝したのは初めて。2位は同じチーム、コロンビア選手のイバン・ソーサ。

ベルナルの同胞でチームメートのソーサが後方で抑え役を務めた ©LaPresse – Marco Alpozzi

「ボクがロードレースのためにヨーロッパに来たときに住んでいた場所から10kmしか離れていない。ここで勝つことができてとても感慨深い。ピエモンテにはたくさんの友達が住んでいて、とても落ち着くことができる」とベルナル。

第103回グランピエモンテ ©LaPresse – Marco Alpozzi
ベルナルが最後の坂でアタック。後ろにいるイバン・ソーサが抑え役に回る ©LaPresse – Marco Alpozzi

「これはイタリアでの最初の勝利であり、マルコ・パンターニがかつて上った憧れのコースだ。週末に開催されるイル・ロンバルディアに向けてこのコンディションには満足している。イル・ロンバルディアでは最高の結果を出したいが、この勝利のおかげで満足してシーズンを終えることができる。2020年はジロ・デ・イタリアに参加したいけど、まずはルートを見てチームと話し合おうと思う」

ベルナルがイタリアのワンデーレースで優勝したのは初めて ©LaPresse – Marco Alpozzi
グランピエモンテを制したベルナル ©LaPresse – Fabio Ferrari

●グランピエモンテの公式サイト