ヤビツ峠直近の養鶏場直営カフェがサイクリスト向けサービス

神奈川県西部のヤビツ峠に向かうサイクリングコースの近くにある養鶏場直営カフェ「Cafe WILD CHICKEN」は丹沢滋黒軍鶏を存分に生かした料理を楽しむことができる。最近ではサイクリストの来店も増え、快適に過ごせるようにサイクリスト向けのサービスをスタートさせた。

東京・神奈川で25年間料理人をしてきた人材が、最高の食材にこだわり続けた結果、自らが生産者となり、神奈川県にこだわり鶏舎「山路ファーム」を設立。独自の鶏ブランド「丹沢滋黒軍鶏」の生産をスタートした。 

この品種の特長は、軍鶏らしい肉のしなやかな弾力性と、赤身肉のような後を引く旨みがあること。品種の味を引き出す育て方により、一層味わい深くしている。「丹沢滋黒軍鶏」は全国的にも珍しい「完全無投薬」での飼育方法を行っているという。 

飼料には米ぬか、とうもろこしを中心に自家製の発酵飼料や三浦半島のミネラル豊富なひじきを加えて与える。また飲み水にも丹沢山系からくみ上げた天然地下水を与え、健康な鶏の成育を行っている。

養鶏場直営カフェ「Café WILD CHICKEN」

2020年8月に養鶏場直営カフェ「Café WILD CHICKEN」オープン

宮ケ瀬湖を一望できる広いデッキで「丹沢滋黒軍鶏 じぐろ塩ラーメン」や「丹沢滋黒軍鶏 親子丼」を中心に、 「丹沢滋黒軍鶏」を存分に生かしたメニューを提供している。

サイクリストにも快適に過ごしてもらうために新しく「サイクリスト向けサービス」をスタートした。 

●バイクラックの設置
Café WILD CHICKENのある宮ケ瀬湖畔園地はロードバイクを押して園内に入ることが可能。来店者はこのラックにバイクをかけて宮ケ瀬湖の絶景を望みながら食事、休憩を楽しめる。

Café WILD CHICKENにバイクラックを設置

●丹沢山系の天然水の提供 
Cafe WILD CHICKENで使用している水はすべて丹沢山系から流れる天然水。手持ちのボトルをスタッフに渡せば天然水を無料で提供してもらえる。また、店内にも水差しを設置してあって、長距離の移動で乾いた喉も潤すことが可能。 

丹沢山系の天然水をボトルに入れるサービスも

●テラスのストーブの設置 
紅葉のシーズンに差しかかりテラスで食事する人が快適に過ごせるよう、ストーブの設置を行った。またテラスにはひざ掛けも用意されている。ロードバイクを漕いで暖かくなった体も冷やすことなく、宮ケ瀬湖を望みながら食事することができる。 

テラスに設置されたストーブ

2021年5月12日より「丹沢滋黒軍鶏 炙りぢからシリーズ/旨みぢからシリーズ」をECサイトで販売スタート。今後は、カフェでしか体験できない「丹沢滋黒軍鶏 旨みぢから じぐろラーメン」の感動を家でも再現できる「旨みぢから じぐろラーメンセット」が12月より販売予定。 

丹沢滋黒軍鶏 炙りぢからシリーズ/旨みぢからシリーズ

今後も丹沢滋黒軍鶏の旨みを最大限に生かした商品づくりを行っていきたいという。 

丹沢滋黒軍鶏 じぐろ塩ラーメン(右)と丹沢滋黒軍鶏 親子丼

丹沢滋黒軍鶏「じぐろ塩ラーメン・親子丼」が食べられるお店「Café WILD CHICKEN」
〒243-0111 神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬951-3
宮ヶ瀬湖畔園地内 水の郷交流館
営業時間 11:00~16:00
(定休日 月曜日、 木曜日 月曜が休日の場合は火曜定休)