ジュニア世界選手権三冠のマチルド・グロ…ガールズケイリンに短期参戦

東京五輪で活躍が期待されるフランスの若手選手、マチルド・グロが5月12日に静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで開催された「トラックパーティー2018イン・スプリング〜サイクルエンターテインメント伊豆」に参戦した。ジュニア時代に500m、ケイリン、スプリントで世界選手権三冠を達成した期待の星。ガールズケイリンの短期登録選手として来日し、訓練中の4月末に日本で19歳の誕生日を迎えた。

ジュニア世界選手権で三冠を達成したマチルド・グロ(先頭)

「日本が大好きです。この前は鎌倉に行って和服を着て写真を撮りました。ガールズケイリンの活動もとても楽しく、そして私のレベルアップに役立つはずです」

2017シーズンに大きなケガを経験。さらにエリートクラスに昇格して苦戦。それでもこの日の女子エリートケイリン決勝で、残り2周から逃げを見せるなどアグレッシブな走りは変わらない。最後はオーストラリアのステファニー・モートンらに飲み込まれたが、大きな経験となったのは確かだ。

「ガールズケイリンでももっと強くなりたい。もちろん東京五輪に出てみたい。そして私にとって最大の目標は2024年のパリ五輪です」

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トラックパーティーはエンタメ性あふれる魅力的な自転車イベント

「トラックパーティー2018イン・スプリング〜サイクルエンターテインメント伊豆」が5月12日に静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで開催され、国内外のトラック強豪選手が登場。2020東京五輪・パラリンピックのトラック競技会場は満員の盛況で、選手らもノリノリ。熱いバトルを終えれば最後まで応援してくれた観客に選手らが記念グッズを手渡すなど内容の濃い1日になった。

伊豆ベロドロームが満員になった

世界選手権スプリント優勝のマシュー・グレーツァー(オーストラリア)。ケイリン女子の世界チャンピオン、ニッキー・デグレンデル(ベルギー)。競輪の短期登録選手として来日している男女の強豪選手がスタートラインに立つ。日本勢も負けていない。世界選手権ケイリン銀メダリストの河端朋之。ガールズケイリン第一人者の小林優香など、2017-2018シーズンのトラックW杯などで上り調子の強化指定選手らが総登場した。2年後の東京五輪でメダルを争うに違いないトップレーサーが伊豆ベロドロームに集まったのである。

世界の強豪選手が登場したケイリン
トラック走路内にVIP席が用意され、飲食を楽しみながら観戦できる

もともとは欧州で開催される冬場の室内トラック競技「6日間レース」をイメージして始まった。レースと興行が一体化して、インフィールドでおいしい食事と飲み物を楽しみながらレース観戦する席もある。外周の観客席でも最前列に陣取れば、種目によっては選手が目の前の手すりにつかまってスタートを待つなんて臨場感もある。これはもうまさにパーティーだ。

巧妙にプログラムされたレースと音楽ライブ。正午から始まったイベントはあっという間に最終レースの午後7時を迎え、フィナーレとなるエリートケイリン男子で渡邉一成がトップフィニッシュすると会場の興奮は最高潮に達した。
「日本で行われるトラックパーティーなので、日本選手が頑張らないと面白くない。だから気合いを入れて走りました!」と渡邉。
「世界選手権でも日本選手が活躍しています。さらに強くなるようにもっともっと応援してください」と大盛り上がりの観客に向けてアピールした。

世界選手権スプリント優勝のマシュー・グレーツァー

そしてフィナーレは出場選手が記念グッズをフェンス越しに観客に手渡して回るというサプライズも。最後まで会場に残ったファンにとってはうれしいプレゼントだ。選手も観客も一体となってバトルに集中し、興奮の頂点を共有する。音楽とライティングによる派手な演出は、ライブ会場のようなノリ。新たなスポーツイベントとして定着した感がある。これまでトラックパーティーは年に一度の開催だったが、2018年は秋もに開催することが予定されている。しかも2日間。10月13日(土)・14日(日)の予定だという。

トラックパーティー

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マーク・カベンディッシュ、ツール・ド・フランス最多勝と東京五輪の金が集大成

毎週金曜日にカラー5段特集「自転車で行こう」を掲載するスポーツ新聞「東京中日スポーツ」は。2月16日付けの紙面でマーク・カベンディッシュをクローズアップしている。ツール・ド・フランス最多勝利記録まであと4勝。集大成は2020東京オリンピックの金メダル。今季すでに1勝で、ケガに泣いた昨年の白星に並んだ。復活にかける「マン島超特急」を紹介。

2017ツール・ド・フランスで落車骨折。その翌日のスタート地に姿を見せたマーク・カベンディッシュ

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2017ツール・ド・フランスさいたまで日本のファンと交流するマーク・カベンディッシュ ©Yuzuru SUNADA

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