佐々木元と石﨑光紗季がBMXフラットランドで日本王座へ

第4回全日本BMXフリースタイル選手権が9月20日に岡山県岡山市の特設会場で開幕。フラットランド種目決勝で佐々木元と石﨑光紗季が優勝した。

フラットランド全日本チャンピオンの佐々木元(左)と石﨑光紗季 ©Naoki Gaman / Japan Cycling Federation

新型コロナウイルスの影響により主要大会の中止が続く中、国内自転車競技では最初となる全日本選手権の開催となった。感染防止対策が施されたパーク会場(岡山市役所)、フラットランド会場(イオンモール岡山)の両会場では、全国から集まった選手の熱いライディングで盛り上がりを見せた。

予選を勝ち抜いた上位8選手で争われた男子エリート決勝は、佐々木元が高難度なトリックを繰り出し、2019年に続く2年連続での全日本チャンピオンに輝いた。

佐々木元が高難度なトリックを繰り出し2年連続で全日本チャンピオンに ©Naoki Gaman / Japan Cycling Federation

「急きょ大会開催が決まり緊張する日々が続いたが、無事にタイトルを守り抜くことができてホッとしている。 選手の声を取り入れた大会運営にも感謝である」と佐々木。

女子クラスでは2019年に初代フラットランド日本チャンピオンを獲得し、2019年のUCIアーバン世界選手権でシルバーメダルを獲得した石﨑光紗季が、安定したライディングを見せて2年連続でのタイトルを獲得した。

石﨑光紗季が安定したライディングを見せ2年連続でタイトル ©Naoki Gaman / Japan Cycling Federation

「今シーズンは大会中止が続き、長期の練習期間を得ることで新技の練習に取り組めたが、短期間で大会用にコンディションを整えるのが大変だった。大会はとても緊張したが、2連覇しタイトルを獲得できて安心した」と石﨑。

男子エリート優勝の佐々木元を中央に左が2位漢那史哉、右が3位早川起生 ©Naoki Gaman / Japan Cycling Federation
女子エリート優勝の石﨑光紗季(右)と2位舩津絵里 ©Naoki Gaman / Japan Cycling Federation

●日本自転車競技連盟のホームページ

世界一クールな通学スタイル…BMX界の若きエース中村輪夢が学ランで爆走(笑撃のオチあり)

夏のスポーツ祭典の正式種目採用が決定し、JFBF(全日本フリースタイルBMX連盟)主催の全日本大会やFISE WORLD SERIESが日本初上陸するなど、注目度が高まっているBMXフリースタイル・パーク。世界レベルの実力を持ち、シーンの熱い視線を集めているレッドブル・アスリートの中村輪夢(りむ)。

中村輪夢 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

16歳の高校2年生。新学期初日から遅刻をしそうになった場合、どうやって間に合わせるか?を作品にした映像が公開された。

中村輪夢の通学スタイル

新学期初日から遅刻をしそうになった中村輪夢(スクリーンショットなのでクリックしても再生しません)

●中村輪夢について知っておくべき5つのこと

Information
中村輪夢がエクストリームスポーツの祭典、FISE WORLD SERIES Hiroshima 2018に参戦。開催日は2018年4月6日(金)~8日(日)で入場は無料、大会の詳細など最新情報は下記公式HPで。
FISE WORLD SERIES Hiroshima 2018

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