オプションで矯正レンズも装着できるR250のアイウエア3モデル

R250からアイウエアが発売された。2023年3月の台北サイクルショーで担当者がアイウエアブースをめぐって吟味に吟味を重ねたブランドのOEM。アイテムは3モデル。全てにセミハードケース、ソフトケース、レンズクロスが付属する。

別売りで度付きレンズ用インナーフレームも用意される。液晶画面が見えにくくなる偏光レンズや、昼間のトンネルでは間に合わない調光レンズはあえての不採用。レンズはいずれも大型のシリンドリカル(円柱型)レンズを採用。横風の侵入を防ぎ、顔も隠したいという人にも最適。

EW101/EW201ノーズパッドは自在に曲げられるので、鼻の高い人、細い人、眉間のあたりが低い人にもピッタリとフィットする。顔の小さい女性で、アイウエアが下がりすぎてて前傾姿勢でおでことフレームの隙間が空きすぎているシーンをよく見かけるが、原因はフィットしていないから。ノーズパッドの調整範囲が狭いモデルを使っているケースだ。前を見ようとして顎が上がってしまい、危ないので適切なモデルを購入するのがいい。

◆EW101 アイウェア

EW101 アイウェア

フレーム:ライトグレー
ブラウンレンズ、クリアレンズ
6,930円(税込)

◆EW201 アイウェア

EW201 アイウェア

フレーム:ブラック
ブルー、グレー、クリアレンズ
8,580円(税込)

◆EW301 アイウェア

EW301 アイウェア

フレーム:ブラック
レッド、グレー、クリアレンズ
8,250円(税込)

木の根や岩などのトレイル特有の悪路も鮮明に見える軍事用アイウエア

米国No.1ミリタリーアイウエアブランド「ESS」から新たに「OUTDOOR COLLECTION」が登場。フレームカラーは、ハンティング含め、あらゆるアウトドアシーンに溶け込む「SPIN CAMO」 と「STEALTH OLIVE」の2カラー全5モデルを発売。

CROSSBLADE SPIN CAMO BONE
ESS CROSSBLADE SPIN CAMO BONE 3LS。3万9500円(税別)

ミリタリースペックを有したファッションアイテムとしても活躍

「ESS」はもともとオークリーの軍事・警察・消防向けアイプロテクター部門からスピンアウトしたブランド。「SPIN CAMO」は Urban Spin Camo(OAKLEY SI)と Kokoro Meguro Spin(OAKLEY)をコンセプトに Oakley/ESS のデザイナーによって生まれた迷彩パターン。

ESS 5B SPIN CAMO BONE。2万7000円(税別)

スピニングブレードによってペイントされたフレームは、1本1本異なる光彩を放ち、同じ模様のないプレミアムなアイウエアとなる。

STEALTH OLIVE
ESS CROSSBOW STEALTH OLIVE 2LS。2万9500円(税別)

全てのモデルには、薄暗い森の中でもコントラストを高め、木々や葉々はもちろん、木の根、岩などのトレイル特有の悪路も鮮明に見える「ハイデフブロンズレンズ」を装備。

5B STEALTH OLIVE。2万7000円(税別)

●ノーベルアームズのホームページ

青学大出身の田村健人がウルトラトレイルマウントフジKAIで優勝

トレイルランナーの田村健人(たむらけんと)が4月22日、富士山麓の静岡県から山梨県にまたがるトレイルコースで行われたウルトラトレイルマウントフジ2023のKAI(距離69.4km)で2022年の記録を大幅に上回る6時間45分15秒で優勝をした。

田村健人

4月21日から30日の間、富士山麓のトレイルコースで行われる大会は4年ぶりに海外選手も受け入れ、2つのレース、FUJI(164.7km )とKAIを合わせて3452選手(うち海外246選手)が参加。過去最多数を記録した。

大会期間中にメイン会場となった「富士急ハイランドコニファーフォレスト」ではEXPO会場が開かれ、大会参加選手、応援者、家族などで賑わった。

田村健人がウルトラトレイルマウントフジ2023で優勝

田村のアイウエアをサポートするESS ブースでは、今季よりサポートを開始した鏑木毅が着用する「ESS CROSSBLADEシリーズ」、国内外で最も注目されているトレイルランナー上田瑠偉」シグネチャーモデルなどを展示。

田村健人

特に「ESS ハイデフブロンズレンズ」が薄暗い樹林帯の中でも木の根、岩などのトレイル特有の悪路が鮮明に見えると好評だった。大会の実行委員会会長の鏑木毅が急きょESSブースに登場し、レースを完走するためのポイントなどを話すトークショーを行うなど出走者にエールを送った。

箱根駅伝は走れなかったが青学大寮長として3連覇、大学駅伝三冠に貢献

ESS がサポートするトレイルランナー田村健人は、2回目の開催となるKAIに出場して2022年の記録を大幅に上回るタイム6時間45分15秒で優勝を勝ち取り、「ニューヒーロー賞」も受賞した。

田村は1994年5月22日生まれ、鳥取県出身、身長171cm。青山学院大学の陸上競技部出身。在学時は関東インカレハーフマラソンにチーム代表として出場、全日本大学駅伝の登録メンバーにも2度選ばれた。自身の出場は叶わなかったものの、4年時には寮長としてチームをまとめ、箱根駅伝3連覇、大学駅伝三冠に貢献。

卒業後は一般企業で働いた後、2020年1月から大学時代の1学年先輩であり、現在はプロランナーとして活躍する神野大地のマネジメント会社へ入社。当時の体重は現役時代よりプラス15kgだったが転職をきっかけにランニングを再開。知り合いのトレイルランナーから山での走りをほめられたことをきっかけにトレイルランナーに興味を持った。

2022年からトレイルランニングに本格参戦すると、奥信濃100-50kmの部で優勝、2023年ハセツネ30Kで3位など頭角を現す。現在は国内主要レースでの優勝と、日本代表として海外レースで活躍することを目標に掲げる。

●田村健人インスタグラム

薄暗い樹林帯の中でも明るく鮮明にトレイルが見える

田村が採用するESSクロスブレイドは「レンズの光学性能」「視界の広さ」「ずれない抜群のフィット感」「究極に曇りづらい強力な曇り止め加工(レンズ内側)」など、スポーツファッションブランドではパスをすることのできないミリタリーグレードの最高水準の製品。

●ESSのホームページ

予測、認知を促す独自レンズ…ULTRA LENS for CYCLINGシリーズ

自転車ロードレースチームの宇都宮ブリッツェンと、産業安全用保護具・スポーツ用各種アイウェア・眼鏡・光学機器などの製造販売する山本光学が共同開発した新モデルSTRIX D.A.が4月15日から販売を開始する。

宇都宮ブリッツェンの増田成幸らがテストした

ロードバイクで安全に走行することを目的として開発されたULTRA LENS for CYCLINGシリーズ

『ULTRA LENS for CYCLING(ウルトラレンズ・フォー・サイクリング)』は、 安全にロードバイクで走行するために、 路面の状況を的確にライダーに伝えてくれるレンズ。単に視界を暗くして眩しさを抑える従来のサングラスでは、眼に入る情報量は全体的に落ちてしまう。山本光学では「安全な走行のためには、視界を妨げる眩しさを抑えつつも、必要な情報はしっかりと眼に届けることが必要ではないか」という仮説のもと、自転車ロードレースのプロチーム、宇都宮ブリッツェンの選手とともに「安全な走行のために見るべきポイント(情報)とはなにか」「必要な情報をどのようにライダーに伝えるのがいいのか」を繰り返しテストし、共同でレンズを開発した。

ULTRA LENS for CYCLING搭載モデル・STRIX D.A.

ロードバイクの走行中に最も怖いのは「落車」。このリスクはプロも一般のライダーも同じだ。落車を防ぐために路面の状況をはっきりと見せてライダーが認識しやすくすることで、予測や認知を促し、素早くスムーズに判断・操作へとつなげやすくした。

さらに日本のロードバイク乗車環境に多い「峠道の木陰」などでも路面が暗く感じにくいよう、レンズを明るめに設定している。

同レンズは、2022年新モデルとして発売されるフレーム、STRIX D.A(ストリックス・ディーエー)をはじめとした5品番に搭載して販売。

ULTRA LENS for CYCLING搭載モデル・Airless-Core

見るべき路面のポイントを伝えてくれる…増田成幸

テストを行う宇都宮ブリッツェンの増田成幸

「ロードバイクの走行は認知・判断・操作の繰り返しです。プロ選手は認知とその前に存在する予測の能力が優れていることで、その後の早くスムーズな判断・操作へとつなげているため、ハイスピードの集団でも安全に走行できます」と、今回の開発に携わった宇都宮ブリッツェンの増田成幸。

「ULTRA LENS for CYCLINGは選手が予測・認知のために気にしている、見るべき路面のポイントを着用したライダーに伝えてくれます。 日本の道路環境で非常に使いやすいレンズができあがりました。落車なく安全にライディングを終えることはプロ・アマ問わずすべてのライダーにとって一番重要なことです」

新モデル『STRIX D.A.』などは4月15日からSWANS直営店、 SWANS PARTNER STORE、 SWANS公式オンラインショップ、 全国のスポーツ用品店・眼鏡店で発売される。

STX DA-4417 BK。20,900円(税込)
FO-4417 MBK。24,200円(税込)
EN8-4417 MEBK。18,700円(税込)

●SWANSのホームページ

ポガチャル愛用のアイウエアはモノグラムがレンズに入った

イタリアのサイクルアクセサリーメーカー、SCICON SPORTS(シーコンスポーツ)から新商品としてKUNKEN(クンケン)が発売された。日本代理店はMany’S

新たに「モノグラム」カラーのレンズが登場。SCICONロゴはレンズ内側からは見えない

2年連続でツール・ド・フランスを制したタデイ・ポガチャルが2021ツール・ド・フランス終了後から実戦でテストしていたのがAEROSHADE KUNKEN(エアロシェード クンケン)だという。

エアロシェード クンケン(カーボンフレーム)

レンズに着用者からは見えないというロゴが入った

翼のようなレンズ形状で、見た目のインパクトと確かな性能、ポガチャルの2連覇を支えたことから話題となったAEROWING LAMON(エアロウイング ラモン)の発表から1年。シーコンは他社にない着眼点で他に類を見ない新製品を生み出した。それがエアロシェード クンケンだ。

エアロシェード クンケン(ホワイトフレーム)

フレームの両端まで延長されたレンズデザインは、レンズの側面に沿ってスムーズに空気を拡散し、空気抵抗を軽減。さらにレンズ後方でより新鮮な空気を引き寄せることで優れた通気性も両立。レンズ内部の曇りの防止にも寄与している。

エアロシェード クンケン(ブラックフレーム)

また、レンズは独自のSCN-PP(一般的なサングラスレンズ素材のCR39の30倍以上の強度を誇る)を引き続き採用するが、新たにモノグラムカラーを追加設定。このモノグラムカラーはレンズ表面にSCICONロゴが映えるが、ライダーの視界からはロゴは見えず、視界をさえぎることはない。

エアロシェード クンケン(ブラックグロス)

フレームの材質はバイオベースの素材を使用し、環境に配慮しながらも軽量・高耐久で過酷な条件下でも使用可能。

サドルバッグとしても使用できるソフトケースが付属。マルチミラーレンズ(非調光)搭載のセットにはクリアレンズも同梱。

エアロシェード クンケン/フォトクロミックシルバーレンズ(ブラックフレーム)
エアロシェード クンケン/マルチミラーブルーレンズ(ブラックグロス)

予定価格(税込)
CARBON LOOK FRAME
Photochromic (調光)、Monogram Multimirror:2万7720円
Multimirror:2万4420円

NORMAL COLOR FRAME
Photochromic (調光)、Monogram Multimirror:2万5630円
Multimirror:2万2220円

エアロシェード クンケン(クリスタルフレーム)

ESSが広島カープのスラッガー正隨優弥とアイウエア契約

広島東洋カープの正隨優弥(しょうずいゆうや)が2022年1月から、ノーベルアームズが日本代理事業を行う米国ESS社(Eye Safety Systems)とスポンサード契約。白球をクッキリと視認できるESSアイウエア『CROSSBLADE』を使用する。

広島東洋カープの正隨優弥

日本のプロ野球球団・セントラルリーグに所属する広島東洋カープは、フランチャイズを広島県とし、これまで3度の日本一、7度のリーグ優勝に輝いた。近年では、球場へと足を運ぶ女性ファンの増加で「カープ女子」というフレーズも話題となった。2021年のペナントレースは4位となったが、投打とも若手が台頭。チームにとっては新たな時代への転換期となったシーズンだった。

その中で、プロ野球の年間表彰「NPBアワーズ」で、ウエスタンリーグ優秀選手賞を受賞し、将来の4番候補と呼び声も高い期待のスラッガー、正隨をESSは全面的にサポートしていくことになったという。主な着用モデルは日本限定シリーズ / CROSSBLADE NARO CERAKOTE SERIES。

正隨が使用しているESSアイウエア『CROSSBLADE』は、試合中での紫外線を100%カットし、長時間の着用でも目が疲れにくく、白球をクッキリと視認できるレンズ性能、抜群のフィット感を提供するフレ ーム設計、そして試合中の温度変化でも曇りにくいレンズコーティングは、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出す。

正隨優弥(しょうずいゆうや)

生年月日:1996年4月2日
出身地:広島県広島市南区
身長:180cm 体重:98kg
投球・打席:右投右打
ポジション:外野手
プロ入り:2018年ドラフト6位

広島東洋カープの正隨優弥

主な経歴: 広島市立比治山小1年時から軟式野球を始めると、広島市立段原中への進学後は、シニアリーグの広島鯉城シニアで投手兼外野手として活躍。中学3年時の途中までは、地元高校球界の強豪校であ る広陵高への進学を志していたが、当時の大阪桐蔭高の強さに衝撃を受け同校へ進路変更。

大阪桐蔭高では、入部後に野手に専念すると、3年時(2014年) には、夏の第96回全国高等学校野球選手権大会に「4番・一塁手」として出場し優勝を飾る。

卒業後は亜細亜大に進学し、東都大学野球のリーグ戦では、1年時の春季から出場すると、3年時の秋季に外野手としてベストナイン に選ばれた。

2018年のNPBドラフト会議で、大阪桐蔭高・亜細亜大で右打ちの長距離打者として打線の主軸を務めた実績を評価され、広島東洋カープから6巡目で指名。翌2019年入団。

2020年9月8日に地元のマツダスタジアムで催された対東京ヤクルトスワローズ戦で一軍公式戦デビュー。

2021年、ウエスタンリーグでは26試合に出場し、4本塁打、18打点。リーグ2位となる打率.313の成績を残し、5月4日に一軍へ昇格した。9月18日に明治神宮野球場で開かれた、対東京ヤクルトスワローズ戦7回表に、一軍公式戦での初本塁打を代打ソロ本塁打で記録した。同年、プロ野球の年間表彰「NPBアワーズ」で、ウエスタンリーグ優秀選手賞を受賞。

幼少のころから野球指導を受けた祖父の三原卓三氏も広島東洋カープの選手だった。

正隨優弥のインスタグラム
●広島東洋カープ公式サイト