ツール・ド・熊野が2021年当初予定の開催を断念

UCI(国際自転車競技連合)公認の国際自転車ロードレース、第22回ツール・ド・熊野が2021年6月4日から6日に予定されていた大会の開催を断念した。今後の開催時期については、新型コロナ感染の状況を見て、同大会実行委員会で検討していく。

丸山千枚田を行く第21回ツール・ド・熊野第2ステージ ©︎Tour de Kumano 2019

大会実行委員会では、新型コロナウイルス感染の世界的な流行が収まらない状況を踏まえ、WHO(世界保健機関)や日本政府など関係機関の対応や、他の国際的なスポーツイベントなどの動向を注視しながら、大会の開催に向けて関係各位とともに準備、検討を重ねてきた。

5月7日に3度目の緊急事態宣言が延長されることが政府により決定されたことを受け、急きょ実行委員会を開催し、現在の準備状況と社会情勢を踏まえ協議をした結果、参加者・ボランティア・スタッフ、地域住民への感染リスクを減らすことを最優先であると考え、大会を開催することは困難であると判断し、当初予定での開催は見送ることにしたという。

●ツール・ド・熊野のホームページ

ツール・ド・熊野は5月29日から3ステージで開催へ

22回目を迎えるツール・ド・熊野は例年通り5月下旬の開催とし、5月28日に和歌山県新宮市でオープニングセレモニーを、29日から31日までの3日間・3ステージでレースを実施する。  

ステージ編成は2019年までと同様に、第1ステージは新宮市熊野川町の赤木川清流コースを、第2ステージは三重県熊野市・御浜町を主とする熊野山岳コース、最終の第3ステージを和歌山県太地町の太地半島周回コースで実施する。  

レースカテゴリーはUCIアジアツアー2.2クラス。201年まで大会初日に実施してきたプロローグは、開催地の交通事情に配慮し行わない。これにより大会は3ステージ・総距離309.2kmとなる。  

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録される熊野古道を舞台に、荘厳かつ麗しき自然の中で熱いレースが展開される。  

大会名:ツール・ド・熊野(Tour de 熊野)  
レースカテゴリー:UCIアジアツアー2.2  
会期:2020年5月28〜31日  

大会スケジュール(予定)
5月28日(木) オープニングセレモニー(和歌山県新宮市)  
5月29日(金) 第1ステージ 赤木川清流コース 100.4km(和歌山県新宮市熊野川町)  
5月30日(土) 第2ステージ 熊野山岳コース 104.5km(三重県熊野市・御浜町)  
5月31日(日) 第3ステージ 太地半島周回コース 104.3km(和歌山県太地町)  
全3ステージ・総距離309.2km

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トマ・ルバが熊野ステージ優勝…総合はアウラールが維持

第21回ツール・ド・熊野は6月1日、三重県熊野市の山岳コース109.3kmで第2ステージが開催され、キナンサイクリングチームのトマ・ルバ(フランス)がステージ優勝。総合成績ではオールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)が首位を守った。

キナンのトマ・ルバが第21回ツール・ド・熊野第2ステージで優勝 ©︎Tour de Kumano 2019

ツール・ド・熊野3日目の第2ステージは、三重県熊野市で109.3kmのロードレース。「熊野山岳コース」と名付けられている通り、厳しい登りが連続する。日本最大級の棚田である「丸山千枚田」の中を縫うように登る2級山岳、曲がりくねった細い山道が続く1級山岳の札立峠、さらに丸山千枚田をもう1回登り、計3回の山越えをする。ツール・ド・熊野の最難関ステージにして、大会を象徴するステージでもある。

天候は晴れ。レースの進行と共に日差しが強くなったが、木立の中の札立峠は薄暗い道が続く。

リアルスタートが切られるとアタックが繰り返されるが、なかなか逃げが容認されない時間が続く。10名ほどの集団が先行する場面もあったが、差が30秒以上開く前にメイン集団が吸収していく。約30kmを走って1回目の丸山千枚田の登りに入ると、マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)が中腹から単独で先行し、山岳賞ポイントを先頭通過する。この登りでバラバラになった集団は、丸山千枚田からの下りとその後の平地区間でまとまり、40人前後の集団となる。

抜け出す動きが無いまま1級山岳に指定される札立峠の登りへ入ると、リーダージャージのアウラール擁するマトリックスパワータグと、キナンサイクリングチーム、チーム右京の攻防が始まる。

登り口からベンジャミ・プラデス(チーム右京)と山本大喜(キナンサイクリングチーム)の2人が先行。それをフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)を先頭に集団が追走し、ほどなく吸収する。その後マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)とサム・クローム(チーム右京)の2人が新たに先行。さらにクロームと入れ替わってプラデスとアウラールがガルシアと合流し、3人の先頭集団で登っていく。  

丸山千枚田を行く第21回ツール・ド・熊野第2ステージ ©︎Tour de Kumano 2019

山岳賞の頂上まで数km残したところでガルシアが加速。そのまま単独で登り続け、頂上を先頭通過する。これでガルシアは2級山岳と1級山岳を先頭通過し、山岳賞争いトップに立つ。

札立峠からの下りに入り、先行していたガルシア、プラデス、アウラールらを集団が吸収。そこからトマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)がアタックして単独先行。ドリュー・モレ(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリングチーム)も飛び出し、ルバを追う。

20人ほどまで絞られた集団は再びマトリックスパワータグがコントロール。先行するルバとの差が2分まで開いたところで2回目の丸山千枚田への登りに入る。頂上の山岳賞はルバが先頭通過、40秒ほど遅れてモレの順に通過して下りへ。残り10km付近、モレがルバに追いつき、先頭は2人となる。後方集団との差は1分30秒。勝負はルバとモレの2人に絞られた。

フィニッシュまで残り200mの登り、先頭で姿を現したのはルバ。追いすがるモレを確認することなく勝利を確信し、ガッツポーズを何度も繰り返した。

個人総合順位争いの後方集団は、アウラールを先頭にフィニッシュ。4秒のボーナスタイムを自ら勝ち取り、2位岡篤志(宇都宮ブリッツェン)との差をわずかに広げた。

オールイス・アウラールを擁するマトリックスパワータグがペースメーク ©︎Tour de Kumano 2019
第2ステージ優勝:トマ・ルバ コメント
札立峠の登りでチームメイトの山本大喜が遅れたので、彼を待って集団に復帰させた。その後集団内のチームメイトの力を温存させるためにアタックした。1人が追走してきたので力を使いすぎないようにセーブして最後の勝負に備えた。勝てて本当に嬉しい。チームとして個人総合優勝を狙うのはとても難しくなったけれど、トップ10ないし表彰台を確保出来れば最高だと思う。明日も今日のようにステージ優勝を狙っていきたい。

アウラールがステージ優勝…ツール・ド・熊野第1S

ツール・ド・熊野2日目となる第1ステージが5月31日、和歌山県新宮市の赤木川沿いを走る周回コースで開催された。2019年はコースが一部変更され、山岳賞のかかる登りが新たに設定し直された。それにより1周の距離が約1km延長され、1周17.2kmとなった。レースは4周+変則の2周で計100.4kmを走った。

©︎Tour de Kumano 2019

朝から雲が多めの1日。レース中は時折太陽が顔をのぞかせることもあったものの、川沿いを走る山間部のコースでは、さほど暑さを感じない中でのレースとなった。

新宮市役所前からパレードスタート。周回コースに入って改めてリアルスタートが切られると、アタックが繰り返される。その中から、中井唯晶(シマノレーシング)、エミール・ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア)、チョン・フンミン(ソウルサイクリング)、草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)の4人が抜け出し、20秒から30秒先行する。  

2周目、メイン集団ではフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)のペースアップをきっかけに追走集団が形成される。草場が遅れて3人となった先頭集団との差は詰まり、3周目に合流して新たに20人の先頭集団となる。その後メイン集団は追走の意思がまとまらず、差は一気に3分まで開く。レース終盤には8人の追走集団が飛び出すものの、先頭集団に追いつくまでには至らず。メイン集団と先頭集団との差はさらに6分以上まで開く。リーダージャージを着る沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング)もこの中に含まれ、総合首位陥落が決定的に。  

©︎Tour de Kumano 2019

最終周回に入り、19人になった先頭集団は誰も抜け出せないままスプリント勝負へ。残り200mのホームストレートに先頭で姿を現したのはオールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)。フィニッシュライン手前でウィニングポーズを繰り出す余裕があるほど後続を引き離し、第1ステージ優勝を決めた。2位に岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、3位はスタート直後から逃げた中井唯晶(シマノレーシング)が入った。  

この結果、ステージ優勝したアウラールが個人総合首位となり、ポイント賞でもトップとなった。2回設定された山岳賞は、1回目をディマ、2回目を安原大貴(マトリックスパワータグ)が先頭通過。山岳ポイントは同点となったが、個人総合順位が上位の安原が山岳賞ジャージに袖を通した。

オールイス・アウラールがステージ優勝 ©︎Tour de Kumano 2019

沢田桂太郎がプロローグを制する…ツール・ド・熊野開幕

第21回ツール・ド・熊野が5月30日、和歌山県新宮市で開幕。初日はプロローグの個人タイムトライアルが行われ、ブリヂストンサイクリングの沢田桂太郎が49秒30のコースレコードで優勝した。首位のリーダージャージを獲得した。大会は4日間で、6月2日まで。

沢田桂太郎がプロローグ優勝 ©︎Tour de Kumano 2019

三重県南部と和歌山県東部にまたがる熊野地域を舞台とするステージレース「ツール・ド・熊野」の4日間がスタート。初日は新宮市内を流れる市田川に沿って設定された700mのコースで個人タイムトライアルによるプロローグが行われた。

朝から青空が広がった新宮市。最高気温は24度近くまで上昇する暑さの中でのレースとなった。

17チーム・101選手が30秒間隔でスタート。25番目にスタートした黒枝士揮(ブリヂストンサイクリング)が50秒64の好タイムを出して暫定トップに立つ。その後50秒を切る選手が現れないまま、スタート順は中盤へ。59番目にスタートした沢田が、コースレコードとなる49秒30を出してトップタイムを塗り替え、一時ブリヂストンサイクリングが2位までを独占する。

出走終盤に入り、2015年のツール・ド・北海道覇者であるリカルド・スタキオッティ(ジョッティ・ヴィクトリア)が 50秒52で暫定2位となり、沢田と黒枝の間に割って入る。最後の10人のスタート順に入り、2018年のプロローグを制覇した阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)は50秒66と、自身の前回タイムを上回るもトップタイムを更新できず。阿部の2人後にスタートしたブレイク・クイック(セントジョージコンチネンタルサイクリング)が49秒62と、トップの沢田に0秒3差に迫るタイムを出す。しかしその後もトップタイムを更新する選手は出ず、沢田のステージ優勝が決まった。

リーダージャージを着用した沢田桂太郎 ©︎Tour de Kumano 2019
©︎Tour de Kumano 2019

トマ・ルバが意地の逃げで区間2位…ツール・ド・熊野最終ステージ

第20回ツール・ド・熊野は6月3日、第3ステージをもって閉幕。4日間にわたる世界遺産・熊野路での戦いに終止符が打たれた。この大会にシーズン最大目標として挑んだキナンサイクリングは、個人総合でサルバドール・グアルディオラの5位がチーム最上位。長年の悲願である、個人総合優勝は次回へ持ち越しとなった。最終の第3ステージでトマ・ルバが前日の遅れの雪辱を期してアタック。勝利こそ逃したものの、意地を見せてステージ2位で大会を締めくくった。

ツール・ド・熊野第3ステージを走るトマ・ルバ ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

前日の第2ステージでキナンはグアルディオラがステージ5位。個人総合でも5位につけ、最終日を迎えることとなった。熊野の山々をめぐった戦いは、前々日の第1ステージがコース内トンネルでのフェンス倒壊によるレースキャンセルも関係してか、例年以上にサバイバルなものになった。

最終ステージを迎える段階で、個人総合でチーム最上位のグアルディオラは総合タイム差45秒。8位に続くマルコス・ガルシアは57秒差。個人総合上位9人が1分以内にひしめく大接戦だが、キナンとしてはグアルディオラとガルシアを軸にレースを組み立てていくことになる。

最終の第3ステージは、クジラを目玉とする観光振興で知られる太地半島をめぐる1周10.5kmのサーキット。これまで採用されてきた対面通行区間が廃止され、わずかな距離ながら国道42号線を通過する新ルートでのレースとなった。それでもコースの注目ポイントは変わらず、太地港からの上りや、テクニカルなコーナーが待ち受けるダウンヒルなど、細かい変化に富んだルート設定。全10周回、104.3km(パレード区間は含まず)のレースは、有力チームが真っ向からぶつかり合うレースとなることが予想された。

その通り、スタート直後からアタックの応酬。力のある選手たちが自ら動くような状況となるが、1周目の終盤にガルシアが抜け出す。すぐに2人逃げとなり、メイン集団に対し徐々にその差を広げていく。しかし、両者のスピードが合わなかったこともあり、いったん集団へと戻り、新たな展開を模索することとなる。プロトン(大集団)は再びアタックの応酬が始まった。

3周目に、上りを利用して数人が次々とアタック。ガルシアが再び前方に入り、9人の逃げグループを形成する。さらに4周目にルバがアタック。これに続いた選手たちが追走態勢となり、逃げグループに合流。最大で20人を超える先頭集団となる。次の周回では、1名のアタックに反応しルバが加わり、集団との差を広げていく。

6周目にこれら状況が一変。個人総合首位でこの日を迎えた入部正太朗(シマノレーシング)が後退。これを見たチームUKYOのアシスト陣がペースを上げ、ルバたちをキャッチ。再び20人以上がレースを先行する状況へと変わった。この間、中島康晴やガルシアが前方をうかがう動きを見せたが、逃げを決めるまでには至らない。

出入りが激しいレースの均衡を破ったのはルバのアタックだった。前日の第2ステージでチェーントラブルがあり、最終的に15分以上遅れてフィニッシュ。総合争いに関係していないことから、集団がルバの動きを容認。その後、追走を試みた佐野淳哉(マトリックスパワータグ)がルバに追いつき、2人がフィニッシュに向けて先を急ぐことになった。

ルバと佐野はともにステージ優勝にフォーカスし、協調体制を組んで後続とのリードを保つ。最終周回に入る時点で、追走とは約30秒、さらに約30秒離れてメイン集団が続いた。

ハイペースを維持したルバらはそのままトップをキープ。その流れでステージ優勝をかけたマッチアップへ。フィニッシュまで残り1kmを切るとルバが前に出て、佐野が背後につく。そして残り200m、佐野が加速すると、ルバも懸命に追ったが届かず、ステージ2位で終えた。あと一歩、本拠地・熊野地域のファンの前での勝利に届かなかったルバだったが、前日の悔しさをこのレースにぶつける意地を見せた。

総合上位陣を含むメイン集団はルバたちから約20秒差でフィニッシュへ。グアルディオラとガルシアはこの中でステージを終了。さらに中島と新城雄大もレースを終えており、チームは5選手が完走。山本元喜はこのステージ途中でバイクを降りている。これらの結果を受けて、個人総合時間賞ではグアルディオラが5位をキープ。ガルシアも8位で続き、トップ10に2人を送り込んだ。また、山岳賞ではガルシアが2位、チーム総合はルバの逃げ切りによってタイム差を縮めたものの、トップまでは届かず2位だった。

第20回の記念大会として行われた2018年のツール・ド・熊野。キナンは個人総合優勝者の輩出を至上命題として臨んだがかなわず、その夢は2019年へとつなぐこととなった。厳しいメンバー先行の末に出走した選手たちは、一様にレース結果とその内容に悔しがる姿を見せたが、その思いを糧に1年後の再チャレンジを目指していくことになる。

大会はインターネットによるライブ配信がこれまで以上に精度アップしたことや、現地ではレース終了後恒例の「餅投げ」といったイベントで選手とのふれあいを楽しめるなど、ツール・ド・熊野ならではの魅力が詰まった4日間だった。また、熱い応援はもとより、主催の「SPORTS PRODUCE 熊野」をはじめ、地元の人々による運営や大会成功に向けた尽力も、選手・スタッフを盛り立てる原動力となった。

チームはツアー・オブ・ジャパン、そしてツール・ド・熊野とビッグレースを立て続け手に戦ってきたが、すぐに次の目標に向かって進む。そしてその先に2019年のツール・ド・熊野があることを強く意識しながら、レース活動に力を注いでいくことになる。

ツール・ド・熊野 第3ステージ結果(104.3km)
1 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) 2時間35分39秒
2 トマ・ルバ(フランス、キナンサイクリングチーム) +2秒
3 チェン・キンロ(香港、HKSIプロサイクリングチーム) +12秒
4 ライアン・キャバナ(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +24秒
5 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)
6 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
15 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +26秒
16 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team)
17 中島康晴(KINAN Cycling Team) +2分30秒
30 新城雄大(KINAN Cycling Team) +5分33秒
DNF 山本元喜(KINAN Cycling Team)

個人総合時間賞
1 マーク・デマール(オランダ、チームUKYO) 5時間22分47秒
2 ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +18秒
3 ベンジャミ・プラデス(スペイン、チームUKYO) +35秒
4 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
5 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、キナンサイクリングチーム) +38秒
6 マーカス・カリー(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +39秒
8 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +50秒
16 中島康晴(KINAN Cycling Team) +5分59秒
23 新城雄大(KINAN Cycling Team) +10分59秒
29 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +15分2秒

ポイント賞
1 マーク・デマール(オランダ、チームUKYO) 29pts
4 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 23pts
13 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 13pts
16 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 8pts

山岳賞
1 マーク・デマール(オランダ、チームUKYO) 24pts
2 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 12pts
6 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 3pts
7 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 1pts

チーム総合
1 セントジョージコンチネンタル 8時間24分51秒
2 KINAN Cycling Team +15秒

トマ・ルバ

トマ・ルバのコメント
力の限りを尽くした。本当は最終周回に佐野(淳哉)選手を引き離したかったのだけれど、それができなかった。スプリントでは彼の方が力があるし、この結果は仕方がない。その前日は悔しいレースになったが、もう一度トライすることができ、チームとしてよい走りができたと思う。先週(ツアー・オブ・ジャパン)と違って、今回は苦戦を強いられたが、これもレースとして受け入れるしかない。来年こそは勝ってみせるよ!

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