大石綾美、冨田千愛、荒川龍太が東京五輪ボート代表に

日本ボート協会は5月7日、東京五輪代表として女子軽量級ダブルスカルの大石綾美(アイリスオーヤマ)と冨田千愛(関西電力)、男子シングルスカルの荒川龍太(NTT東日本)を選出した。東京パラリンピックのPR1女子シングルスカルで市川友美(湖猿Rowing Team)を代表選手として選考した。

冨田千愛が日本勢女子として初めての表彰台。2019世界選手権軽量級女子シングルスカルで銀メダル

7日まで、五輪パラ会場となる海の森水上競技場で行われたアジアオセアニア大陸予選で、日本チームはパラリンピック予選のPR1女子シングルスカル、オリンピック予選の男女軽量級ダブルスカル、男女シングルスカルの計5種目で優勝した。

東京パラリンピックは今回の大陸予選で優勝することが出場権獲得の条件で、優勝した市川がそのままパラ代表選手に決まった。

一方、東京五輪は優勝したクルーが2種目以上あった場合、最大で2種目を日本ボート協会が選択する必要があり、レース終了後に海の森水上競技場で日本ボート協会選考委員会が行われ、女子軽量級ダブルスカル、男子シングルスカルを選択した。

世界最終予選が5月15日から17日までスイスのルツェルンで開催され、男子軽量級ダブルスカルの西村光生(アイリスオーヤマ)と古田直輝(NTT東日本)、女子シングルスカルの米川志保(トヨタ自動車)が派遣された。世界最終予選で2位以上に入ると東京五輪出場権が与えられる。

●日本ボート協会のホームページ