10,000UP公式チャレンジャーにホビーレース界のレジェンド高岡亮寛

群馬県の利根沼田地域で、5つのコースを2日間で走破して獲得標高10,000mを目指すチャレンジDayが7月8日、9日に開催され、その公式チャレンジャーが決まった。イベントは利根沼田サイクルツーリズム推進委員会が主催する「ツール・ド×10,000UP in Gunma」のコースを利用した特別企画。

高岡亮寛 ©©Makoto Ayano / Cyclowired

チャレンジを達成した猛者は「10,000UPマイスター」と認定され、自転車メディアでの特集記事や達成報酬を受け取ることができる。

今回のチャレンジには公式チャレンジャーとして高岡亮寛、公式サポートチームとして群馬グリフィンレーシングチームの金子宗平、小山貴大の参加が決定した。

公式チャレンジャー高岡亮寛(ホビーレース界のレジェンド)

中学時代にロードバイクに出会い、大学時代にはインカレ優勝、U23世界選手権完走などを果たす。その後競技から引退するが、2006年よりホビーレーサーとして競技に復帰。ホビーレース界の頂点である「ツール・ド・おきなわ 市民210km」を前人未到の過去最多7回制覇。2020年には、自転車日本縦断記録がギネス世界記録に認定された。

金子宗平

公式サポートチームは群馬グリフィンレーシングチーム

2015年に群馬県初の地域密着型プロロードチームとして誕生。2020年より若手選手の強化、エリートチームの発足とチームに厚みを持たせているバランスの取れたチーム。特に金子宗平は2022年全日本選手権・個人TT男子エリート優勝、全日本ロード選手権8位、富士ヒルクライムでは主催者選抜クラス男子で優勝するなど、現在上り調子の選手。

小山貴大

●10,000UP チャレンジDayのホームページ

高岡亮寛が日本縦断記録を大きく更新…ギネスブック掲載へ

市民レーサーの高岡亮寛(Roppongi Express)が6日間と13時間28分で自転車による日本縦断記録を塗り替えた。ギネスブックに載る最速記録を1日と6時間09分も上回るスピードで、九州最南端の鹿児島県・佐多岬から北海道最北端の宗谷岬までの2600kmを走りきった。

高岡は8月5日午前4時に佐多岬を出発。本州は近畿地方から日本海沿岸を北上し、フェリーで北海道に渡った。そして11日17時過ぎに宗谷岬にゴール。走行距離は連日400km前後。今後、ギネスブック申請し、日本縦断最速記録として掲載される見込み。

●高岡亮寛の日本縦断ギネスレコードチャレンジ最新情報サイト

 

高岡亮寛が日本縦断ギネス記録更新へ…8月5日午前4時出発

ツール・ド・おきなわの市民レースで通算6勝を誇る高岡亮寛(Roppongi Express)が日本縦断ギネスレコードの更新に挑む。予定どおり8月5日午前4時、日本列島の最南端である鹿児島県・佐多岬をスタートした。北海道の宗谷岬に12日午後23時37秒までにゴールすれば新記録となる。

スタート地点の佐多岬入りした高岡亮寛 ©辻啓、RX BIKE

佐多岬〜宗谷岬間は最短ルートとなる日本海側を走って約2600km。これまでの基本記録としてギネスブックに掲載されている所要日数・時間は7日19時間37分だ。

チャレンジ前日となる8月4日、鹿児島県はやや湿度が高いものの、晴天に恵まれた。5日も同様に暑い1日となりそうだが、高岡のモチベーションは高く、週明けから回復に努めフィットネスレベルも高く維持できているという。むしろ飛ばしすぎないように気をつけるとのこと。

現地は災害の爪痕を各所に感じさせるが、「鹿児島のシチュエーションは非常に素晴らしく、気持ちよく走れると思います」という。また、7月に豪雨災害に見舞われた九州地方を序盤に通過することから、災害支援寄付もチャレンジの一環として呼びかけている。

●高岡亮寛の日本縦断ギネスレコードチャレンジ最新情報サイト
ハッシュタグ #rxjgrc

サポートカーもチャレンジに同行する ©辻啓、RX BIKE

さとふる 令和2年7月豪雨 災害緊急支援寄付

豪雨災害に見舞われた地域の皆様の早期復興を願ってチャリティに賛同します。
こちらから寄付先自治体を選ぶことができます。
高岡亮寛のチャレンジを応援してくださる皆様におきましては募金活動へのご協力をお願いいたします。
●さとふる 令和2年7月豪雨 災害緊急支援

©辻啓、RX BIKE

高岡亮寛が佐多岬から宗谷岬までの現ギネス記録更新に挑戦

六本木エクスプレスの高岡亮寛が、8月5日から日本縦断のギネスレコードに挑む。鹿児島県の最南端である佐多岬をスタートし、北海道宗谷岬を目指す約2600km。日本縦断ギネス記録である7日19時間37分を更新するのが目標だ。

佐多岬(鹿児島)から宗谷岬(北海道)まで、現ギネスレコードの7日19時間37分の更新を目指す

新型コロナウイルス禍によって、サイクルロードレースやプロロードレース観戦などサイクリストの楽しみや目標となるイベントがなくなってしまった今だからこそできること。市民レーサーの第一人者である高岡が、ロードバイクによる本州縦断を行う。

日程:2020年8月5日〜11日(7日間程度)
コース:佐多岬(鹿児島)スタート〜宗谷岬(北海道)ゴール
目標:現ギネスレコードの7日19時間37分の更新

シトロエンのサポートカーなど複数の会社がチャレンジを支援する

高岡亮寛のコメント
「レースがない今、目標を失ってしまったサイクリストも多いと思います。でも新しい目標を自分で作って走ればいい。そこで、今レースがないからこそできること、こういう遊び方もあるのではないかという提案ができれば面白い。そういう想いがありこのチャレンジを行おうと思いました」

九州地方豪雨災害チャリティも

九州の鹿児島県。佐多岬からスタートをするチャレンジ。そこで今回の挑戦を、7月の豪雨災害で深刻な被害を受けている九州地方への災害支援の意思表明とするという。ふるさと納税を活用した「さとふる」で現在行われている“令和2年7月豪雨 災害緊急支援寄付”に賛同する。

一日も早い九州地方の復興を願って。
「下記から寄付先自治体を選ぶことができる。高岡のチャレンジを応援してくださる皆様におきましては募金活動へのご協力をお願いいたします」と主宰者。
●令和2年7月豪雨 災害緊急支援寄付

チャレンジは2020年8月5日から11日までの7日間程度

感染予防対策を徹底
新型コロナウイルスに感染しない、させないを徹底。実施前の検温、チャレンジ中の検温を実施し、異常がないことを確認する。アルコールによる消毒・手洗い、うがいを都度行う。飲食店・商店訪問などにはマスク着用を徹底。挑戦者・スタッフに新型コロナ感染が生じた場合は、即時チャレンジを中止する。

道路交通法順守を徹底
サイクリストの走行マナー・ルールの模範となるような行動を行う。

記録挑戦者:高岡亮寛

1977年生まれ(42歳)
神奈川県生まれ・東京都内在住
1998年ロードレース世界選手権U-23日本代表
2001年慶應義塾大卒業・就職
2001〜2019年米系金融機関にて勤務のかたわら2007年より自転車レースに趣味として取り組む。トップアマチュア選手として活躍。
ツールドおきなわで3連覇を含む計6勝、2017年 GF世界選手権Age 40-44で2位。2019年同3位。

●プロジェクトの情報集約サイト