2022年7月10日、伝説のラルプデュエズに挑戦しよう!
2022年のエタップ・デュ・ツール・ド・フランスはアルプスのブリアンソン〜ラルプデュエズ間がコースに採用された。本番のツール・ド・フランスでは7月14日の第12ステージ(166km)となり、一般参加レースは7月10日に開催される。距離はパレード区間も含まれるので170kmとなり、獲得標高は4700m。周到に練習をして挑戦しないと完走できない難易度だ。
ブリアンソン〜ラルプデュエズ間は1986ツール・ド・フランスでベルナール・イノーとグレッグ・レモンが手を取り合ってゴールしたステージとまったく同じコース。日本では前年にNHKで初めて特集番組が組まれ、2年目の1986年もイノーとレモンというチームメートの確執に揺れた戦いを克明に紹介し、日本でのツール・ド・フランス認知が一気に高まった。
日本人出場枠は公式エージェントで獲得できる
ツール・ド・フランスの1区間を走る一般参加レース、エタップ・デュ・ツール・ド・フランスが2022年に3年ぶりに開催されることになり、公式ツアー会社となる国際興業が日本人参戦枠を発売した。国際興業は1997年のエタップ・デュ・ツールから日本出発の参戦&ツール・ド・フランス観戦ツアーを催行。
エントリー枠を獲得済みで、現地のアレンジが必要な人のために、ホテル・送迎などの手配をする手配旅行の形式。 参加手配料金は約25万円~を予定。エントリー枠が未獲得の場合は参加料別途3万3000円が必要。エントリー料はツアー参加を取り消した場合も返金されない。
●フランス入国には、滞在日数+3カ月のパスポート残存期間が必要。
●新型コロナウイルス感染拡大の影響により、入国条件が変更となる可能性がある。
2022エタップ・デュ・ツールモデル行程(7月8〜11日)
7月8日 (金)
各自ジュネーブ空港へ
【ジュネーブ空港内ホテル泊】
7月9日 (土)
▉専用車+日本語アシスタントを用意。空港内ホテルで現地語ドライバー、日本語アシスタントと待ち合わせ
午前 ジュネーブ(空港内)宿泊ホテル出発
午後 ブリアンソン到着。ブリアンソン会場でエタップ・デュ・ツール参加登録
夕刻 ブリアンソン出発(登録手続き終了次第、出発)
夜 グルノーブル(近郊)ホテル到着。ホテルチェックイン
【グルノーブル泊】
7月10日 (日)
早朝 グルノーブル(近郊)宿泊ホテル出発〜ブリアンソン到着
エタップ・デュ・ツール参戦
ブリアンソン▶ラルプデュエズ 170km
午後 専用車および日本語アシスタントはラルプデュエズへ移動
夕刻 ラルプデュエズ出発
夜 グルノーブル(近郊)ホテル到着
【グルノーブル泊】
7月11 日(月)
時間未定 グルノーブル(近郊)宿泊ホテル出発
ホテルからジュネーブ空港へ
時間未定 ジュネーブ空港(スイス)到着。搭乗手続き、荷物預け手続きなど。
上記のコースはモデル行程。ホテル・送迎などの手配については国際興業トラベルに問い合わせ。
●国際興業エタップ・デュ・ツールのホームページ
現地に4日逗留すると自分の走ったコースで観戦できる!
7月10日に開催されるエタップ・デュ・ツールではラルプデュエズから40kmほどの位置にあるグルノーブが拠点。大会翌日はツール・ド・フランスそのものが休養日となるが、その後の3日間に現地にとどまれば参戦だけでなく、観戦もできる。
●参戦&観戦モデル例
7月12日(火) 第10ステージ モルジンヌ〜ムジェーブ 148km★★
グルノーブルからアルベールビル経由でゴールのムジェーブへ。ゴールを観戦。ムジェーブからアルベールビルは近いのでできればアルベールビル泊。取れなければグルノーブル連泊。【アルベールビルあるいはグルノーブル泊】
7月13日(水) 第11ステージ アルベールビル〜グラノン峠 149km★★★
グラノン峠はアルプスの奥深くにあるので、そこまでは足を伸ばさず。出発のアルベールビルで早朝から選手スタート後までゆっくり観戦。はやめにグルノーブルのホテルに戻って、テレビ観戦。翌日が重要なのでこの日はエネルギーを使わないように。【グルノーブル泊】
7月14日(木) 第12ステージ ブリアンソン〜ラルプデュエズ 166km★★★
参加者が走ったコースなのでこの日が最も観戦すべきポイント。ラルプデュエズの麓ブールドワザンに移動し、ゴール後の車両ホテル出発時間までラルプデュエズに上らせるなど自由行動。ロードバイクを持っているなら、グルノーブルのホテル〜ブールドワザン間は40kmなのでホテルから自由行動という手段も可能。【グルノーブル泊】
上記観戦モデル例の詳細と参加費は国際興業トラベルに問い合わせ
●エタップ・デュ・ツール日本人参戦枠の問い合わせ先
国際興業トラベル
TEL 03-3273-2855 FAX 03-3273-2872
担当:出村 < cycletour@kokusaikogyo.co.jp>
営業時間:月曜日~金曜日 9:30~18:00(土・日・祝・年末年始<12/29~1/3>休業)
ツール・ド・フランスの過酷さをイヤでも体験してしまうのがエタップ・デュ・ツールだ
ツール・ド・フランスに出場できるのは一流プロばかり。そんな世界最高峰の自転車レースに、一般サイクリストが1区間だけではあるがまったく同じコースを走れる大会がある。それが毎年1万人以上が参加するエタップ・デュ・ツールだ。(続きを読む)
コメントを投稿するにはログインしてください。