NIPPOのジャパンカップアフターパーティ参加者募集中

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが10月21日(日)に栃木県宇都宮市で開催されるジャパンカップサイクルロードレース終了後に、ファンとの交流を目的としたディナーパーティを開催する。ジャパンカップを走り終えた選手、スタッフたちが参加し、立食形式でのパーティ。チーム主催のアットホームな雰囲気のなか、選手やスタッフたちとの距離が近いのが特徴。

宇都宮で話題のサイクルカフェ「Velo Cafe」での開催。おしゃれな雰囲気の店で、おいしいフードやデザートが楽しめる。場所はプレゼンテーションが開催されるオリオンスクエアのすぐ裏手、東武宇都宮駅の近く。

申し込みと詳細サイト

毎回好評のヴィーニファンティーニなどイタリアのファルネーゼヴィーニ社が取り扱う厳選されたイタリアンワインの試飲も実施。国内インポーターに協力してもらい、各種ワインの説明や好みに合ったワインを提案してもらえる。

今回は、他のパーティや仲間とのディナーのあとからでも参加できるレイトプランも設定。20時半以降の来場で選手との交流はもちろんワインの試飲+ドルチェ、スナック、抽選会、お土産ワインの特典付き。

暫定参加メンバー:ジャパンカップ出場選手、フランチェスコ・ペロージGM、ヴァレリオ・テバルディ監督、日本人・イタリア人チームスタッフ。
ジャパンカップ暫定出場選手(補欠込み、このなかの6名が参加)
ニコラ・バジョーリ
マルコ・カノラ
初山翔
伊藤雅和
中根英登
イヴァン・サンタロミータ
マルコ・ティッツァ
フィリッポ・ザッカンティ

パーティの特典1
ファンティーニブランド、またファルネーゼヴィーニ社が取り扱う厳選されたイタリアンワインの試飲ができる(10〜15種類ほどを予定。赤と白、発泡酒も多数用意)。※飲物はフリードリンク制で、ソフトドリンクも各種用意。

パーティの特典2
チームグッズの抽選会を予定。非売品のチームグッズや過去のウエア、チームアイテムなどを参加者のプレゼントとして用意。全員に当たる。

パーティの特典3
申し込み先着35名にクネゴ引退を記念した「スペシャルワイン」、参加者全員に「ヴィーニファンティーニ」のワインを1本ずつプレゼント。

イベント概要
日時 2018年 10月21日(日曜日) 19:30から22:00頃まで
    ※20:30からのレイトプランもあり(5000円)
場所 Velo Cafe  栃木県宇都宮市宮園町8-8
定員 50名
参加費 1万円(お土産ワイン付き ※先着35名は非売品のクネゴワイン)

今後のレーススケジュール(予定)
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月11日 Gran Piemonte イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー
10月13日 Oita Ikoinomichi Criterium 日本・大分 国際クリテリウム
10月14日 Oita Urban Classic 日本・大分 アジアツアー1.2
10月20日 Japan Cup Criterium 日本・栃木 国際クリテリウム
10月21日 Japan Cup Cycle Road Race 日本・栃木 アジアツアー1.HC
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2

フアンホセ・ロバトがイタリアのコッパサバティーニで優勝

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのフアンホセ・ロバトが9月20日にイタリア・トスカーナ地方で開催されたコッパサバティーニで、残り400mからロングスパートを仕掛け、後続を振り切って優勝した。

コッパサバティーニは残り400mでロングスパートを仕掛けたロバトが後続を振り切り優勝

2018年で66回目の開催を迎えたイタリア・トスカーナ地方でのワンデーレース、コッパサバティーニ(UCIヨーロッパツアー1.1)は、丘の上の美しい小さな町ペッチョリを拠点に変則的な周回コースを使う195.9kmのレース。合計10回通過するフィニッシュラインは高低差約80mを一気に駆け上がる丘の上に設定されていて、終盤はその登坂区間を含む12.2kmの短い周回コースを6周回するコースレイアウトだ。

2018年は7つのワールドツアーチームをはじめ、多くのトップ選手が参戦し、ハイレベルなレースになった。

イタリア・トスカーナ地方で開催されたコッパサバティーニ

序盤よりレース復帰したばかりのエドアルド・グロスを含むプロコンチネンタルチーム6名の逃げが先行していった。集団をコントロールするのはスカイ、バーレーン・メリダ、FDJといった有力なワールドツアーチーム。逃げは順調に距離を重ね、最後の小さな周回コースまでリードを保ち先行した。残り50kmを切ると、グロスをはじめ遅れる選手がいて、一時単独でファウスト・マスナダ(アンドローニ)が先頭に立った。

集団内での動きも活発になり、周回を重ねるごとに登坂区間でのスピードもペースアップ。最終周回に入る前に集団は一つとなり、次々にアタックがかかっていくが、決定的なものはなく、残り1kmの鋭角コーナーを抜け、登坂区間に差しかかるとビンチェンツォ・アルバネーゼ(バルディアーニ)がカウンターアタック。

しかし、残り400mの急カーブでバランスを崩して落車するアクシデントが発生すると、アルバネーゼのすぐ後ろに付けていたメイン集団が動揺。その一瞬の隙をついて、フアンホセ・ロバトが一気に集団を引き離す素晴らしいアタックで先頭に立ち、そのまま後続を寄せ付けずにフィニッシュラインに先着した。後続のメイン集団でのスプリントはマルコ・カノラが3番手、全体の4位でフィニッシュ。マルコ・ティッツァも11位に続く好成績を残した。

ゴール後にチームメートと抱き合うロバト

ロバトは、今季序盤はチーム探しに翻弄し、2月下旬にNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのメンバーとなり、通常よりも遅いシーズンインを迎えた。しかし、5月には鎖骨骨折の不運に見舞われ苦難のシーズンを送っていたため、ロバトにとって今回の勝利は大きな意味をもつもので、ゴール後のロバトのもとにはチームの垣根を超えて、大勢の選手たちが祝福に集まった。ロバトの通算勝利数は15、チームの今季勝利数は10となった。

優勝のロバト。左が2位のコルブレッリ、右が3位のモスコン

コッパサバティーニ
1 LOBATO Juan José Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini 4:41:40
2 COLBRELLI Sonny Bahrain Merida Pro Cycling Team
3 MOSCON Gianni Team Sky
4 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
11 TIZZA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
53 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:33
85 BAGIOLI Nicola Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:33
86 HATSUYAMA Sho Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:40
DNF GROSU Eduard Michael Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini

フアンホセ・ロバトのコメント
厳しいシーズンの終わりに勝利することができて、心からうれしく思っている。今年は遅いシーズンイン、そしてシーズン中盤はケガのためにレースに出場できず、本当にツラいシーズンだった。今はとても気分がよく、シーズン序盤に自分を信じてくれたチームに恩返しをすることができてよかった。チームにとって重要なイタリアのレースで、名だたるトップ選手たちを相手に勝てたこともうれしい。

初山翔のコメント
スタート直後の大きな逃げに気をつけて、レース最後は今日の登りゴールに向いてる3選手の位置どりに尽力するようにとオーダーを受ける。集団内で距離を消化したが、とても暑く、ボトルの消費が激しかったので忙しかった。ラスト2周からポジション争いのアシストをするが、平坦でアシストをしてからの登りはとてもきつかった。最終周回の登り口で出し切ってゴールした。

今後のレーススケジュール(予定)
9月17日〜23日 Tour of China II 中国 アジアツアー2.1
9月22日 Memorial Marco Pantani イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月23日 Trofeo Matteotti イタリア ヨーロッパツアー1.1
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月6日 Giro dell’Emilia イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月7日 Gran Premio Bruno Beghelli イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月9日 Tre Valli Varesine イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月10日 Milano-Torino イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのメンバー

中根英登が世界選手権ロードに…男子エリートは日本勢唯一の出場

オーストリアで開催される2018ロード世界選手権インスブルック・チロル大会は、最終日となる9月30日に男子エリートが開催され、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの中根英登が日本代表として出場する。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの中根英登

9月30日(日)に開催される男子エリートの日本代表に中根が選出された。世界選手権は年に一度開催される世界チャンピオンを決めるワンデーレース。勝者には5色のストライプ(虹色)が施されたアルカンシエルが贈られ、1年間着用する。世界チャンピオンのステータスは非常に高いもので、現在はスロバキアのペテル・サガンが3連覇中。

各国に世界選手権の出場枠を割り振る8月12日時点のUCIワールドランキングで、日本は国別ランキング33位だった。31位以下50位までの出場枠は1枠(21位から30位は4枠)となっていて、非常に少ない出場枠だが、コースプロフィールに適した脚質であることや8月下旬のアジア競技大会での活躍が評価され、中根が日本代表として選出された。中根の世界選手権出場は全カテゴリーを通じて初めてとなる。

男子エリートはクーフシュタイン(KUFSTEIN)からスタートし、インスブルックにゴールする258.5km。スタート後、84.7km走行して23.9kmの周回コースに入り、そこを6周回したあと男子エリートのみが使用する1周31kmのコースを通ってフィニッシュを迎える。どちらの周回コースにも厳しい登坂区間が設定されていて、フィニッシュ前は平坦だが、近年の世界選手権のコースのなかでも特に登坂力が問われるコース設定となっている。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニからは、中根が唯一国の代表として世界選手権に出場。またチームメカニックの西勉も引き続き日本ナショナルチームのスタッフとして参加、選手たちが最大限の力を発揮できるよう水面下から支える。

世界選手権ロードの周回コース高低表。エリート男子はショートラップを6周し、最後にロングラップを1周する

中根英登のコメント
世界選手権には初めて出場するが、世界トップクラスの選手たちが集う欧州のレースは昨年から所属チームで出場させてもらっているので、とてつもなくキツく厳しいレベルというのは百も承知。世界選手権はまた雰囲気が違うかもしれないが、このチームでの経験があってトップのレベルを知っているからこそ、気負いやレースに対する不安恐れなどは特にない。ただ全力を尽くすのみ。自分の力をしっかり出し切り世界トップクラスの先頭集団にどこまで食らいついていけるかがむしろ楽しみです。頑張ります!

大門宏監督のコメント
昨年、コースが正式に発表されたときから山岳が得意な中根に向いているコースだとは感じていたが、今年のツアー・オブ・アルプスのステージで同じコースを通った時もそれとなく意識はしていたと思う。日本自転車競技連盟も3名以上の出場枠獲得を目標としていることを国内のロード選手(チーム)に促し目指していたが、我々の度量も及ばず1枠となり、世界選手権では実績も豊富な新城幸也選手に託されるのが当然の流れだと思っていた。結果的に中根選手が選ばれた背景には、8月のオランダでのクラッシュによる大怪我の影響が新城選手にあったのだと思い残念だったが、アジア大会での登坂区間での実績も評価されたのだと思う。
これからは世界選手権の前哨戦としていいタイミングで実施されるイタリアで連戦にエントリーさせながら本番で1番ベストなコンディションでスタートラインに立たせるためにイタリア人スタッフとも連携を取りながら準備していきたい。
世界選手権本番のレースのミッションに関して自分の立場からなにあにも言うことはない。まずはナショナルチームを率いる浅田顕監督の采配によく耳を傾けることが大切。ナショナルチームから期待されていることは、勝負が動く後半(特に最後の1時間)の走りと結果だと思うので、ワンポイントでもナショナルチームの観点で評価に値する走り、結果に結びつくことを願っている。

世界選手権ロードの周回コース部分。ジュニア男子はショートラップ2周、U23は4周、女子は3周、エリート男子はショートラップを6周し、最後にロングラップを1周する
世界選手権エリート男子ロードの周回コース部分

2018ロード世界選手権大会インスブルック・チロル大会
開催期間/2018年9月23日(日)〜30日(日)
開催国/オーストリア

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世界選手権ロードのハッシュタグ  #InnsbruckTirol2018

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チーマがバースデーウィン…ツアー・オブ・チャイナ1、第6ステージ

ツアー・オブ・チャイナ1の第6ステージが9月13日、中国の潜江市(せんこうし)で開催され、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのダミアーノ・チーマがスプリントを制して区間優勝。個人総合成績でも2位に浮上した。

ダミアーノ・チーマが誕生日に区間優勝

9月8日から15日までの8日間、全7ステージで構成されるツアー・オブ・チャイナ1。第6ステージは113kmの平坦ステージだった。序盤に4級山岳、またその前後に中間スプリントポイントが設定されたステージで、個人総合成績の上位が秒単位の僅差であったため、ボーナスタイムを獲得できる中間スプリントポイントをねらうチームが多く、この日のステージも序盤からハイペースで進んでいった。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニもスプリンターの吉田隼人、岡本隼、チーマが区間優勝をねらうだけでなく、総合成績の上位につける岡本とチーマで中間スプリントをねらいにいく作戦を取った。

序盤より危険なアタックは内間康平と伊藤雅和が中心となりマーク。集団は一つのままで最初の中間スプリントポイントを迎え、チーマが首位通過に成功。15kmほど先にある2つめの中間スプリントポイントでもチーマは3位通過でボーナスタイムを獲得した。

その後、少人数の逃げが決まったが、伊藤が集団コントロールに加わり、残り10km地点を切って逃げを吸収。大集団でのゴールスプリントの展開となり、アラン・マランゴーニのリードアウトにより、3名のスプリンターたちが勝負をしかけ、残り250mからスプリントを開始したチーマが区間優勝。吉田は17位。岡本は他の選手と接触したため失速して35位。

この日25歳の誕生日を迎えたチーマは、ツアー・オブ・シンタイでの区間優勝に次ぐプロ2勝目をマーク。この日のステージではボーナスタイムを合計14秒獲得し、個人総合成績でのライバルを一気に引き離して首位と6秒差の総合2位となった。また岡本も26秒差の総合16位につけていて、最終ステージでボーナスタイム獲得、総合成績ジャンプアップをねらう。

翌日は大会最初の移動日で、600km、約9時間にわたる長距離移動が選手たちを待ち構えている。そして15日にツアー・オブ・チャイナ1の最終日、第7ステージが開催され、17日からはツアー・オブ・チャイナ2がスタートする。

ステージ制覇に笑顔がこぼれるNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのメンバー

ダミアーノ・チーマのコメント
最初から最後まで献身的な走りをしてくれたチームメートにまずは感謝したい。チームで団結して戦い、自分にとって理想的なレース展開に持ち込むことができた。今日のステージでは、考えられる最大限のいい結果を残すことができ、うれしく思っている。

吉田隼人のコメント
ダミアーノ選手、岡本選手、自分がスプリントで勝負できるようチームメートがレースを作ってくれた。その結果、ねらいどおりの集団ゴールスプリントとなり、ダミアーノ選手がステージ優勝。自分もレースを重ねるごとに、ゴール前の位置取りがよくなっていることは間違いないので、あきらめずトライし続けて、早くいい結果を報告したい。

内間康平のコメント
スプリントの展開に持ち込むべく、大人数の逃げが先行しそうな状況の場合はチェック。それを繰り返しているうちに中間スプリントポイントを迎え、うまく集団をまとめ、ダミアーノが先着した。少数の逃げが先行したところで伊藤が集団をコントロール。残り10kmを切ったところで集団は1つになり、自分もそこからアタックがかからないよう前で踏んだ。 チーマがシンタイに引き続いてステージ優勝! 誕生日に優勝と彼にとって最高の日となった自分たち、日本人選手も区間優勝を目指して、残りのステージを全力で闘っていく。

伊藤雅和のコメント
スプリンターの3人と発射台のアランは温存し、内間と自分は集団をまとめることが仕事だった。落車で痛めていた左脚はまだまだだが、徐々に動くようになってきた。2回ある中間スプリントポイントでボーナスタイムをダミアーノと岡本がとるべく、集団の先頭をスプリンターたちが飛んでいくまで2回とも引いた。2回目のスプリントポイントが終わってできた逃げを捕まえるべく、自分は残り50kmくらいから集団コントロールに入った。残り10kmを切ってから逃げを捕まえてあとは集団内でゴールした。 ダミアーノが勝って、チームのみんなもしっかり仕事していいステージとなった。

岡本隼のコメント
今日もボーナスタイムを獲り、総合順位を上げることとゴールスプリントで上位に食い込むことを目標として走った。2回目のスプリントポイントではチームメイトの協力があり、いい位置でもがき出すことができたが、5位通過となった。ゴールスプリントではラスト1kmまでは連携していたが、他チームの選手と接触してしまい、もがき切れなかった。昨日今日と、あと一歩で届かなかったり、ゴールスプリントを外してしまったりと結果を残せていない。明日は移動日、明後日の最終ステージに向けいいと思えることを全てやり尽くし、結果を残したい。

ダミアーノ・チーマが個人総合優勝…中国のツアー・オブ・シンタイ

3日間のステージレース、ツアー・オブ・シンタイが中国・河北省で9月3日から5日まで行われ、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのダミアーノ・チーマ(イタリア)が総合優勝。最終ステージで同選手は区間2位でゴールした。

ダミアーノ・チーマがツアー・オブ・シンタイで総合優勝

3日間にわたり河北省で開催されたツアー・オブ・シンタイ(UCIアジアツアー2.2)。5日に開催された最終ステージは、150kmの平坦ステージで、第1ステージで区間優勝を挙げて個人総合リーダージャージを着用するチーマを擁するNIPPO・ヴィーニファンティーニは、チーマのジャージを守ること、また日本人選手の区間成績をねらってのスタートとなった。

レースは序盤よりアタックが頻発し、集団は終始ハイペースで100km地点まで進んでいく展開に。アタックには内間康平やアラン・マランゴーニが反応し、吉田隼人と岡本隼は少人数の逃げに入るべく動いていくが、なかなか決定的な動きにはならず。終盤を迎えると、一時総合2位の選手が先行する危険な展開もあったが、最後は集団ゴールスプリントとなり、チーマが区間2位、吉田が8位、岡本が12位に続いた。

チーマは個人総合優勝、ポイント賞を獲得。日本人選手の上位入賞という目標は達成できなかったが、チームは調子を上げながら8日からのツアー・オブ・チャイナ1(UCIアジアツアー2.1)に臨む。チームが参戦する予定だった7日からのツール・ド・北海道(UCIアジアツアー2.2)は、6日未明に発生した胆振地方中東部を震源とする地震の影響により中止が決定した。

黄色いリーダージャージを着用するダミアーノ・チーマ

ダミアーノ・チーマのコメント
平坦なステージながら、いくつものアタックがかかりハイスピードで進行する厳しいステージだった。チームメートの献身的な走りのおかげで総合リーダージャージとポイント賞ジャージ、2枚のジャージを獲得できたのでとても感謝している。最終日のスプリントでは勝利にわずかに届かなかったが、この結果に満足しているし、毎日ハードに戦うことができた。明日はツアー・オブ・チャイナに向けて長い移動となるが、しっかりと休んで次戦に備えたい。

吉田隼人のコメント
少人数の逃げ集団をねらってスタートした。今日はアタック合戦が100km以上も続きハードなステージとなった。終盤には総合2位の選手に先行されるも、他チームと協力しローテーション。 の時もずっと今日のステージで勝つことを意識して走った。スプリントの位置取りでは、ゴールまで2kmの右コーナーを曲がってからダミアーノ選手と反対側で岡本選手とスプリントを開始した。自分がスプリントを開始したいポイントよりも遅くなってしまった悔しさは残るが、集団スプリントになった際には最低限今日ぐらいの走りをすることで、必ず勝てる時がくることを信じて次のレースも走りたい。応援ありがとうございました。

内間康平のコメント
逃げに吉田、岡本が入ればチームとしてもいい展開を迎えられる。そう考えてスタートした最終ステージは平均スピード48kmとハイスピードで進んだ。ひたすら繰り返されるアタック。自分はマンザナの山岳賞ジャージをひたすらマーク。自分でもうんざりするほどのマークだったので、かなりのストレスだったと思う。最終局面では総合2位の選手が先行したが、マンザナと協力し吸収。ゴールスプリントでチーマが2位に入り、個人総合優勝を果たした。チームとしては最高の結果! しかし、初日のチャンスを逃したのは自分としても非常に悔しい思いが残った。

NIPPO・ヴィーニファンティーニが大会最高の栄冠を手中にした

岡本隼のコメント
昨日の屈辱を晴らすべく臨んだ第3ステージ。有力選手のアタックに反応し逃げに乗り、先行し脚をためておくという作戦だった。有力選手のアタックに対応するも決定的な逃げが決まらず、100km以上のアタック合戦が続いた。レース後半の総合2位の選手が先行した場面では、チーム一丸となって協力して差を詰めた。しかしながらこれを理由にゴールスプリントをおろそかにすることは考えず、自分は今回スプリンターとして走っているという自覚を持ち、ゴールスプリント前で吉田選手を牽引した。結果としてチームとしては個人総合優勝を守り抜き、最高の結果で終えることができたが、スプリントでの日本人選手のUCIポイント獲得はできず残念だ。レースを重ねるたびにコンディションは確実に上がっているので、自信を持って次戦に臨みたい。

必勝体制でツール・ド・北海道に挑む…NIPPO・ヴィーニファンティーニ

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが9月7日(金)より3日の日程で開催されるツール・ド・北海道に参戦。好調な中根英登やマルコ・ティッツァを軸に勝利のみをめざして戦う。

ツール・ド・北海道に出場するNIPPO・ヴィーニファンティーニの5選手

2018年で32回目の開催を迎えた伝統あるステージレース「ツール・ド・北海道(UCIアジアツアー2.2)」が9月7日に開幕。秋を迎えた道東・道央地域を舞台に3日間にわたり熱戦が繰り広げられる。チームのメインスポンサーであるNIPPOは第1回大会からスポンサーを務めていて、チームにとっては絶対に負けられない一戦となる。

2018年は旭川近郊を発着とし、大雪山周囲を反時計回りに回り、帯広や北見に立ち寄るルートで、3日間の総走行距離は536kmと長めに設定された。帯広市をスタートし、北見市にフィニッシュする174kmの第2ステージは標高1000mを超える2つの山岳ポイントが設定されていて、今大会の最難関ステージ。

NIPPO・ヴィーニファンティーニは、夏からのシーズンで調子を上げる5選手が出走。チームのキャプテンを務めるのは、8月末に開催されたアジア競技大会で日本の銀メダル獲得に大きく貢献したクライマーの中根。そしてヨーロッパ超級のブエルタ・ア・ブルゴスで区間トップ3フィニッシュの好成績を残したティッツァとニコラ・バジョーリの登坂に強いオールラウンダー、ワールドツアーのツール・ド・スイスで山岳賞ジャージを着用したプロ1年目のフィリッポ・ザッカンティ、そしてアシストとして力強くチームの好成績を支える西村大輝がエントリー。誰もが勝利をねらえる布陣で、一つでも多くの勝利をつかむべく戦っていく。

中根英登のコメント
今回はみんな登れるメンバー。誰もが勝利をねらえるので作戦の幅が広がるし、なによりとてもチームの雰囲気がいい。また自分もアジア大会に引き続き、調子のよさを感じている。調子のよさとチームワークをしっかり噛み合わせて、チーム一丸となって勝利を挙げられるように頑張ります!

西村大輝のコメント
今シーズン最初の日本でのレースとなるツール・ド・北海道を迎える。いい走りができるよう全身全霊をかけて走りたい。応援よろしくお願いします。

大門宏監督のコメント
近年、昨年を除き札幌スタート、ゴールが多かったツール・ド・北海道だったが、今年は久しぶりに道東(北見)を訪れるステージとなり、三国峠とともに今から楽しみにしている。
今年はベテランの中根を軸に若手中心のメンバーで構成した。この時期は同じ時期に参加する中国遠征もスケジュールに入ってるために、メンバーの選考は簡単ではないが、イタリア人メンバーのティッツァとバジョーリは4月から決めていた。ザッカンティは登坂区間で能力を発揮してくれることを期待して起用した。西村は当初、中国遠征のメンバーだったが、同年代のイタリア人選手と一緒にすることで少しでも刺激を受け、自覚、意識が一層変わるきっかけになればと期待して選出した。
我々のチームのメインスポンサーのNIPPOは、長年にわたり大会を支えているスポンサーの一つ。毎年、結果を期待されている大会であることは言うまでもないが、中根もイタリア人メンバーも、北海道が終わってからイタリアで大事な連戦も控えているので、ぜひステージで勝って、成長途上の若手にとっても自信につながり、スポンサーの方々にも喜んでいただける記憶に残る大会になることを願っている。

ツール・ド・北海道2018
開催期間/2018年9月7日(金曜日)〜9日(日曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.2
開催国/日本

ツール・ド・北海道の公式サイト
ツール・ド・北海道のフェイスブック
ツール・ド・北海道のツイッター
ツール・ド・北海道のハッシュタグ #TDHkd2018

9月7日 第1ステージ 旭川市〜新得町(185km)
9月8日 第2ステージ 帯広市〜北見市(174km)
9月9日 第3ステージ 北見市〜当麻町(177km)

ダミアーノ・チーマがプロ初勝利…9月3日開幕のツアー・オブ・シンタイ

9月3日から5日まで3日間にわたり中国・河北省で開催されるツアー・オブ・シンタイ(UCIアジアツアー2.2)。初日の第1ステージは10選手の逃げ切りとなり、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのネオプロ、ダミアーノ・チーマが区間優勝。総合リーダーになった。

ダミアーノ・チーマがツアー・オブ・シンタイで区間優勝

Qilihe Sports ParkからYegoumen Reservoirまでの123kmのステージは途中に2級山岳と1級山岳が組み込まれた起伏に富んだコースレイアウト。NIPPO・ヴィーニファンティーニはスプリントのエースを吉田隼人とトレーニーとして参戦する岡本隼とし、内間康平、アラン・マランゴーニ、ダミアーノ・チーマが逃げに乗るという作戦でスタートした。

厳しい暑さに見舞われた初日となったが、21km地点に設定された最初の中間スプリントポイントを吉田にアシストされる形でチーマが首位通過。2秒のボーナスタイムを獲得。その後、マランゴーニと内間を含む大きな逃げが一時先行したが、決定的な動きにはならず分裂と合流を繰り返した。最後は内間、岡本、チーマを含む25名の大きな逃げが形成され、中盤に設定された2級山岳にてそこから8名が飛び出した。

チームからは誰も乗らなかったため、内間が集団の牽引を開始。残り15km地点の登坂区間で仕事を終えた内間と岡本が追走集団から脱落したが、チーマがアタックを仕掛け、残り8km地点で先行していた先頭集団に合流。最後は10名でのゴールスプリントとなり、チーマが圧倒的なスプリント力で勝利した。ポイント賞、個人総合成績でも2位に4秒差をつけて首位に立った。翌日からのステージは個人総合リーダーを守る戦いとなる。

総合1位で発進したダミアーノ・チーマ

今季、弟のイメリオとともにチームに加入したチーマは現在24歳のオールラウンダー。ツール・ド・コリアやツアー・オブ・ユタなどでトップ10フィニッシュが続いていたが、今大会で待ち望んだプロ初勝利を挙げた。

ダミアーノ・チーマのコメント
いくつかの好成績、そしてアシストとしての走りに徹してきたあとの勝利をとてもうれしく思っている。まずはチームメートに感謝をしたい。とくに今日は内間が自分のために集団を牽引し、それによって逃げていた選手たちに追いつくことができ、勝利するチャンスが生まれた。彼の献身的な走りに感謝している。

吉田隼人のコメント
1回目のスプリントポイントを調子のいいダミアーノで取りに行くと決まり、自分の調子を確認することも兼ねてリードアウトし、調子がいいことを確認できた。しかしそこから回復するのに時間がかかり、集団が2つに分かれた時に後ろに取り残されてしまった。明日からリーダーチームとして走ることになる。自分のやるべきことを遂行し、次のチャンスに備えたい。

内間康平のコメント
スタートするとアタック合戦が繰り返され、うまく流れに身を任せていると、逃げグループに入った。後ろからの合流、そして分裂があったが、それらもうまくこなし、最後の局面へ。先頭グループには入り逃したが、ジェリーベリーと協力し追走 徐々に差を詰めていったところで最後の登りへ突入。うまくまとめれば最後まで行ける!と考えたが、やはりアタックがかかり後退。ダミアーノが勝ってくれた! 最初からチームのために力を尽くした結果、こうやって勝ってくれるのは最高だ。明日からも引き続き頑張りたい。

岡本隼のコメント
序盤のアタック合戦では自分からアタックすることはなく周りを見て有力チームが行った時を識別して反応できたと思う。1回目のスプリントポイントを過ぎた後に30名程の逃げが決まった。チームからは内間さんとマランゴーニが乗っているのが確認できたが、次のタイミングを見計らって合流しなければならないと思っていた。緩い登りでアタックがかかった時にダミアーノと吉田さんと連携して10人ぐらいの追走集団に乗れた。追走集団が分裂し5名ほどに絞られ、前ではダミアーノが1人で追いついていくのが見えた。5人で協力したが追いつきそうでなかなか追いつかない。結局追いついたのは最後の山岳の前あたりで、かなり苦しい状態で山岳部分に入った。
ゴール前最後の坂でアタックがかかったときに後退してしまった。下りでなんとか追いついたがトップ集団ではなかった。逃げ集団に追いついたにもかかわらず、なにもできなかったのが残念だ。勝ったダミアーノは自分と同じタイミングで逃げ集団に追いている。そのことをふまえると力の差はもちろんあるが、ギヤの選択や集団内での位置、アタックががかったときに行くか行かないかの識別など、すぐに真似できる部分でも劣っていると感じた。せっかく同じチームで走っているのだから、そういったことを盗んで差を詰めたい。明日はまたやることが変わってくると思うのでそれに徹した走りをしたい。

中国のツアー・オブ・シンタイ

NIPPO・ヴィーニファンティーニの今後のレーススケジュール(予定)
9月3日〜5日 Tour of Xingtai 中国 アジアツアー2.2
9月7日〜9日 Tour de Hokkaido 日本・北海道 アジアツアー2.2
9月8日〜15日 Tour of China I 中国 アジアツアー2.1
9月15日 Coppa Agostoni – Giro delle Brianze イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月16日 100° Coppa Bernocchi – 43° GP BPM イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月17日〜23日 Tour of China II 中国 アジアツアー2.1
9月18日、19日 Giro della Toscana イタリア ヨーロッパツアー2.1
9月20日 Coppa Sabatini イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月22日 Memorial Marco Pantani イタリア ヨーロッパツアー1.1
9月23日 Trofeo Matteotti イタリア ヨーロッパツアー1.1

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愛三工業の岡本隼がNIPPO・ヴィーニファンティーニ研修生に

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ツアー・オブ・シンタイに吉田隼人、内間康平、岡本隼が初出場

9月3日(月)から5日(水)までの3日間にわたり中国・河北省ケイ台市開催されるツアー・オブ・シンタイ(UCIアジアツアー2.2)にNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが初出場。日本人メンバーとして吉田隼人、内間康平、トレーニー(研修生)の岡本隼が参加する。

ツアー・オブ・シンタイに出場するNIPPO・ヴィーニファンティーニの5選手

2018年で3回目の開催を迎える新しい大会で、2017年よりUCI公認レースとなった。2018年はNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニと、中国でのツアー・オブ・チンハイレイクの総合優勝チームであるコロンビアのマンサナ・ポストボン、2つのプロコンチネンタルチームを筆頭にクラブチームを含めた24チームが出走する予定。

レースコースは第1、第2ステージに山岳があり、特に第1ステージは123kmと距離が短いなかに1級山岳が組み込まれている。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、平坦に強いメンバー編成で挑む。スプリントのエースを担うのは吉田とダミアーノ・チーマ。そしてトレーニーとしてチーム加入してからの初戦を迎える岡本の走りにも注目。岡本はすでにアジアのUCIレースで勝利していて、即戦力として結果に直結する走りも期待されている。

吉田隼人のコメント

吉田隼人

高地でのツアー・オブ・チンハイレイクを終えて、充分な休養をとり、余裕をもってトレーニングを行うことができた。今の自分自身のコンディションを考えると、しっかりいい結果を報告できると思っている。 引き続き応援よろしくお願いします。

内間康平のコメント

内間康平

UCI2クラスのレースではあるが、前回のツアー・オブ・チンハイレイクにも出場した強力な選手も走る。しかしプロコンチネンタルチームの意地をみせて、全員で協力し優勝を目指していきます。

岡本隼のコメント

岡本隼

今回がNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニで走らせてもらう初戦ですが、結果が求められるレースだと思います。 リヴィーニョ合宿から1カ月、心身ともにコンディションを上げられています。いい緊張感を持ち一戦一戦集中します!

福島晋一監督のコメント

中国で初めて2クラスのレースに参加する。このレースは熱心に招待していただいたので、その気持ちに応えるために参加を決めた。また、内間、岡本、吉田は思いっきりレースを楽しむことで、その勢いでツアー・オブ・チャイナに向かいたい。スプリントは吉田と岡本をエースに、マランゴーニとダミアーノ・チマでサポートしていく。

Tour of Xingtai
開催期間/2018年9月3日(月曜日)〜9月5日(水曜日)
カテゴリー/UCIアジアツアー2.2
開催国/中国

ツアー・オブ・シンタイのツイッター
ツアー・オブ・シンタイのハッシュタグ #TourofXingtai #TOX2018

9月3日 第1ステージ Qilihe Sports Park-Yegoumen Reservoir 123km
9月4日 第2ステージ Qilihe Sports Park-The venue of the Conference of Tourism 125km
9月5日 第3ステージ Qilihe Sports Park 173km

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