ブリヂストンの90年代クロモリ製ロードレーサーが50台限定販売へ

クロモリの素材特性を最大限に活かすことを目的に生まれたネオコットが誕生から25周年を迎え、そのロードモデル「RNC7」が限定50台で発売される。生産・販売はブリヂストンサイクル。

25周年を記念して、ネオコットのロードモデルが原点となる90年代レーサーをオマージュしたデザインで登場した。フレームセットのみの販売で、価格は25万円(税別)。購入権の抽選申し込みは2018年1月5日(金)12時まで。購入権は抽選で、地域は限定していない。購入権を獲得後、希望のブリヂストンアンカー取り扱い店で注文し、納車をしてもらう。

NEO-COT 25th ANNIVERSARY SPECIAL MODEL特設ページ
http://www.anchor-bikes.com/neo-cot25th/

カーボングラベルバイク 「EXPLORO」で2泊3日の剣山スーパー林道

イタリアのパーツブランド「3T」がリリースするカーボングラベルバイク「EXPLORO」を使用した 2泊3日のアドベンチャーツーリングXPDTN3.CLUBのWEBサイトに剣山スーパー林道でのツーリングレポートがアップされた。

「3T」は2017年10月に日本総輸入代理権を自転車販売チェーン店舗の「あさひ」が取得。今回は「3T」が展開するXPDTN3.CLUBのWEBサイト内で徳島県の剣山スーパー林道をツーリングした際のレポートがアップされた。

XPDTN3.CLUBとは、3Tが2017年からリリースを始めたカーボングラベルバイク「EXPLORO」を使い、世界各地のさまざまなルートで3日間のアドベンチャーツーリングを行ない、その様子を写真や映像とともにレポートする特設サイト。今回、あさひと3Tの間で日本総輸入代理権の契約に合わせて、イタリアから専属フォトグラファーのMARC GASCHが来日し、剣山スーパー林道であさひスタッフとともにツーリングした。

XPDTN3.CLUB
https://xpdtn3.club/
3T OFFICIALサイト
https://www.3t.bike/en/
3T CYCLING JAPAN Facebook
https://ja-jp.facebook.com/3TcyclingJapan/

女子版ジロ・デ・イタリアのジロローザはゾンコランに登坂

女子版ジロ・デ・イタリアと言われるジロローザが2018年に開催される第29回大会のコースを発表した。ツール・ド・フランスが開幕する1日前、7月6日にベルバニアでスタート。初日はマッジョーレ湖をめぐる距離15.5kmのチームタイムトライアル。

© 2015 Giro Rosa

最大の勝負どころは14日の第9ステージ。平均勾配11.9%、最大値22%のゾンコランにゴールする。最終日は15日の第10ステージで、フリウリにゴールする。

© 2015 Giro Rosa

© 2015 Giro Rosa

祝祭に彩られた冬のパリ…クリスマス~新年のイベント情報

冬のパリは街中が色彩にあふれ、建物や城館はさん然と輝きを放つ。「光の都」と呼ばれるパリがもっとも輝く時。それがクリスマスから1月にかけての時期だ。

年越しカウントダウンが始まると凱旋門をキャンバスにした映像を映し出される © Federico Pestellini/Panoramic

そもそもパリが「光の都」と呼ばれるようになった由縁とは? それはルイ15世治下、犯罪防止のためにフランスで初となる警察代理官が街路の隅々まで提灯・行燈を設置することを人々に命じたことに始まった。そのころパリを訪れた異邦人にとって「夜でも明るい街」のイメージが印象づけられるようになったのだ。今日ではパリのシャンゼリゼ通りに世界中から往来があり、高級デパートや歴史的建造物の前では夜のライトアップでクリスマスムードを盛り上げるようになっている。

年末年始のヴィレット公園はクリスマスフェアでにぎわい、ゴーカート、射撃などが用意されている © Bruno Delamain

エッフェル塔と回転木馬 © CRT IDF/Baetens
コンコルド広場の大観覧車 © CRT IDF/Gelot



サンウェブが2018ジャージ公開…2本ストライプはチームのDNA

ロードレースチームのサンウェブが2018シーズンのチームジャージを公開した。メーカーはスペインのエチェオンド。縦に太い2本ストライプが入るが、「キープ・チャレンジング」というチームのDNAを具現化したキャッチフレーズ。

胸にはチームタイムトライアル世界チャンピオンのロゴが誇らしく躍る。パンツの一部には落車しても皮膚が擦過傷になりにくいプロテクト素材を導入。女子チームもベースは同様の仕様だ。

新刊「俺たちはみんな神さまだった」…野蛮で非人道的な冒険だった大戦後2度目のツール・ド・フランス

書籍「俺たちはみんな神さまだった」が12月8日、翻訳物の自転車書籍を取り扱う未知谷(みちたに)から出版された。ベンヨ・マソ著、安家達也翻訳。2500円(税別)。

第二次世界大戦後2度目、1948年のツール・ド・フランスが舞台。レース形態は現在のツール・ド・フランスとほぼ同じものに定着していたが、当時はより野蛮で非人道的な冒険だった。この年のジーノ・バルタリ(イタリア)の完璧な総合優勝は敗戦国の政治的混乱まで鎮めた。

じつに人間臭く自由奔放なフランス一周、しかも大きな社会的影響力を持った旅。この特別なレースを、1ステージごと分析するドキュメンタリー。

著者のベンヨ・マソは1944年オランダ生まれ。専門は社会学。11世紀から13世紀の中世ヨーロッパの宮廷文化研究で博士号取得。自転車競技にも強い関心を持ち、本書は「自転車ファンのマソと社会学者のマソの合作」と高く評価され、自転車競技の古典的書物と見なされている。

訳者の安家達也(あんけたつや)は1956年東京生まれ。中央大非常勤講師。専攻はドイツ文学。著書に『ツール100話』、『ツール伝説の峠』、『ジロ・ディ・イタリア 峠と歴史』、訳書に『ロード競技トレーニング』、『トレーニング日誌』(いずれも未知谷)がある。

◆◆俺たちはみんな神さまだった / ベンヨ・マソ/著 安家達也/訳 / 未知谷

価格:2,700円
(2017/12/15 23:20時点)
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