新城幸也がツール・ド・台湾で総合優勝…2秒差で逃げ切る

新城幸也が3月11日から5日間の日程で開催されていたツール・ド・台湾で総合優勝した。新城がステージレースで総合優勝したのは、2012年にフランスのリモージュ近郊で開催されたツール・デュ・リムザン以来6年ぶり。プロチームの所属はバーレーン・メリダだが、今回は日本ナショナルチームのエースとして参戦。第1ステージで区間優勝した岡本隼(愛三レーシング)、小野寺玲、鈴木龍、雨澤毅明(以上宇都宮ブリッツェン)、佐野淳哉(マトリックス・パワータグ)とともに戦った。

ツール・ド・台湾で総合成績のリーダージャージを獲得した新城幸也

新城は第3ステージで先頭集団に加わり、この日終わって2秒遅れの総合2位に浮上。第4ステージで区間3位になった新城がボーナスタイム4秒を獲得して、2位に2秒差をつけての首位に。ベテランの佐野は体調不良により第3ステージでリタイアしてしまったが、最終日の第5ステージも若手のアシストで新城の総合トップを守り抜いた。

「経験のある新城と若手メンバーによるベストなチームワークで成功を収めることにより、ナショナルチームの意義と活動する価値を大きく高めた。2018年世界選手権ロード男子エリートの3人枠獲得のためにも非常に意味のある結果」と浅田顕監督。

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政府の自転車活用推進本部がアンケート…安全快適な利用環境実現へ

政府の「自転車活用推進本部」が3月14日からアンケートを開始し、サイクリストをはじめとする多くの人からの意見や要望を調査している。締め切りは2018年3月27日(火)。

自転車活用推進法に基づき、自転車の活用の推進に関する目標や実施すべき施策を定める「自転車活用推進計画」の骨子がとりまとめられている。2018年夏までの計画策定に向け、広く国民から意見を聞くためのアンケート実施だという。

アンケートそのものは短時間で回答できるが、事前に骨子を読んでおき、自らの意見や要望を考えておく必要がある。アンケートはスマホ、パソコンからアクセスできる。パソコンは「ウインドウズのみ」と記されているが、最新のMac OSなら回答可能。

「ぜひ自転車の安全快適な利用環境を実現するよう要望してください。国民の熱意が政府の姿勢を決定します」とNPO自転車活用推進研究会の小林成基さん。

アンケート募集の案内

現時点での計画の骨子案

有識者会議における配付資料及び議事録

インターネットによるアンケート調査

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初山翔がシーズン最初の重要レース、ミラノ〜サンレモに初出場

NIPPO・ヴィーニファンティーニの初山翔が3月17日にイタリアで開催されるミラノ〜サンレモに初出場する。「世界で一番美しいとされるミラノ〜サンレモに出走することができて、とても光栄にうれしく思う。世界最長距離の300kmをひとこぎひとこぎ、かみしめるように走りたい」と語っている。

NIPPO・ヴィーニファンティーニのミラノ〜サンレモ出場選手

世界最高峰クラシックレース、初山の出場決定
イタリアに本格的な春の訪れを告げる伝統のワンデーレースは291km。“ラ・プリマベーラ(春)”の愛称で親しまれる大会だ。チームはイタリアでのUCIワールドツアー3連戦の最終戦となり、ここまでいい走りを見せている初山をメンバーに起用した。

ミラノ〜サンレモはその名前の通り、イタリア最大の都市ミラノからフランス国境にも近い観光地サンレモまで291kmの距離を駆け抜ける。走行距離は現存するワンデーレースでは世界最長距離で、レース時間は7時間を超える。初開催は1907年。イタリアでは1906年に初開催された秋のクラシックレース「イル・ロンバルディア」に次ぐ2番目に古いレースで、“モニュメント”と呼ばれる世界五大クラシックレースの最初の一戦になる。

初山翔

序盤は平たん路が続き、内陸部から海沿いに出る際にトゥルキーノ峠を越える。海岸線を出てからは終盤に連続する登坂区間の勝負どころに向けて集団はペースアップしていく。例年、勝負を大きく左右するのは、フィニッシュまで21.5kmのチプレッサ、5.4kmのポッジオの登りとなる。少人数でのゴールスプリントの展開になることも多く、300km近い距離を走行し、最後の登坂区間やスプリントで勝負する脚をどれだけ残しておけるかがポイントだ。

NIPPO・ヴィーニファンティーニではシーズン最初の目標をミラノ〜サンレモに設定しているマルコ・カノラがエースを務める。2017年の同大会をカノラは20位で終えていて、2018年はこれを上回る結果をねらう。

日本人選手ではティレーノ〜アドリアティコに引き続いて初山が参戦。中3日でのレースとなるが、大会前は回復に専念し、当日は世界最高峰の格式ある大会に出場できるチャンスを活かして、チームのために走るとともに、今後につなげる多くの経験を積みたいという。またチームは初山だけでなく、マルコ・ティッツァ、ダミアノ・チーマがミラノ〜サンレモ初出場となる。

マリオ・マンゾーニ監督

マリオ・マンゾーニ監督のコメント
春のクラシックレースでチームのエースを務めるのは間違いなくマルコ・カノラ。ティレーノ〜アドリアティコで示したとおり、とてもいいコンディションに仕上がっていて、いい結果が期待できるだろう。他のメンバーたちは、最後のポッジオの登りを前にできるかぎりカノラをいいポジションに連れていくことが仕事になる。初山もティレーノではいいステージがあったので、彼の頑張りにも期待したい。

Milano – Sanremo
開催期間/2018年3月17日(土曜日)
カテゴリー/2. UCIワールドツアー
開催国/イタリア

ミラノ〜サンレモの公式サイト
ミラノ〜サンレモのフェイスブック
ミラノ〜サンレモのツイッター 
ミラノ〜サンレモのハッシュタグ #MSR

日本国内では DAZN でライブ放映あり。

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ジャイアントがユニクリップシリーズ新製品などを3⽉16⽇発売

ジャイアントは3⽉16⽇より、UNICLIP(ユニクリップ)システム対応サドルの後⽅にスッキリと装着できる「UNICLIP」シリーズの5アイテムを新発売。さらに⼈気クロスバイク「GIANT GRAVIER」「Liv GRAMME」専⽤フルフェンダーや、幅広い⾞種に対応するMTB⽤フェンダーも発売する。

UNICLIP システム対応サドルに⼀体装着可能な充電式テールライト 3000円(税別)
UNICLIP ドッキングステーションの下部に装着可能な軽量サドルバッグ Sサイズ3200円、Lサイズ3600円(税別)
UNICLIP ドッキングステーションの下部に装着可能なリヤフェンダー 1500円(税別)
GRAVIER/GRAMME専⽤設計のボルトオン式フルフェンダー

GRAVIER/GRAMME専⽤設計のボルトオン式フルフェンダー 4500円(税別)

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宇都宮ブリッツェンが3⽉16⽇に伊⾖ゲートウェイ函南で公開インターネット放送

国内有数のプロロードチーム「宇都宮ブリッツェン」の選⼿たちが、サイクリストの拠点を目指す道の駅「伊⾖ゲートウェイ函南」を3⽉16⽇に訪れ、17時から観光案内所内「i-studio」で公開インターネット放送を⾏う。

宇都宮ブリッツェン

今回の放送(およそ30分)では、JBCF沖縄1.2戦連勝感想や、17⽇・18に⽇開催される「JBCF修善寺ロードレース」の意気込みなどを中⼼に展開していく予定。インターネット放送は伊⾖ゲートウェイ函南フェイスブックページで⽣中継され、コメント欄では選⼿への質問も受け付ける予定。

伊⾖ゲートウェイ函南フェイスブックページ

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伊⾖ゲートウェイ函南でeバイクを借りれば距離を伸ばしたサイクリングも可能

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伊⾖ゲートウェイ函南でeバイクを借りれば距離を伸ばしたサイクリングも可能

自転車ブランドのメリダを取り扱うミヤタサイクルと道の駅「伊⾖ゲートウェイ函南」は「MERIDA(メリダ)エクスペリエンスセンター」で最新eバイク「CRUISE(クルーズ)」のレンタルを3⽉17⽇から開始する。

⽇本最⼤級の「エクスペリエンスセンター」
道の駅「伊⾖ゲートウェイ函南」は2017年5⽉1⽇にオープンしたばかりの、静岡県内で最も新しい道の駅。敷地⾯積1万3231平⽅mの中に4つの店舗を設置。観光案内所やスタジオ、コンサートもできるコミュニティ広場なども併設していて、伊⾖地⽅の「⽞関⼝(ゲートウェイ)」をテーマに、多種多様な展開を⾏っている。2018年2⽉には来場者数100万⼈を突破した。

同施設は「サイクリストの聖地」を⽬指して、サイクリストの情報発信と交流を⽬的としたカフェ「Spoke Cafe(スポーク・カフェ)」を設置し、サイクリスト利⽤促進に取り組んでいる。2018年1⽉21⽇には世界シェア第2位の⾃転⾞ブランド「MERIDA」と連携し、最新のメリダブランドを体験できる施設「メリダエクスペリエンスセンター 道の駅伊⾖ゲートウェイ函南」をオープンした。

今回は2018年2⽉にミヤタサイクルから販売されたeバイク(電動アシスト⾃転⾞)「CRUISE」の体験会も開催。ヨーロッパではすでに⾃転⾞シーンの中⼼を占め、⽇本でも話題になっているeバイク。その最⼤の特徴はデザイン性もさることながら、連続⾛⾏可能距離が115km(エコモードの場合)と従来の電動アシスト⾃転⾞に⽐べ⾶躍的に伸びた航続距離だ。

同店では⽇本で最も先駆けて17⽇からレンタサイクルのラインナップに導⼊し、トップサイクリストだけでなく、より多くのユーザーに「サイクルツーリズムの楽しみ」を提供していきたいという。レンタル料⾦は17⽇から体験記念価格として1時間2000円、4時間3500円、7時間7000円。

道の駅「伊⾖ゲートウェイ函南」
所在地 静岡県⽥⽅郡函南町塚本887-1
営業時間 9:00〜18:00(年中無休)/コンビニは24時間営業
施設設備 交通情報案内施設/交通・観光情報案内施設/物産販売所/飲⾷施設(3店舗)/24時間コンビニ/展望歩道橋/イベント広場&コミュニティ広場/交流室/防災倉庫/駐⾞場

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