東京五輪ロードの舞台となる富士山麓を走るサイクリングバスツアー

観光バスに自転車を積み込んで風光明媚な目的地まで移動し、サイクリングを楽しむ国際興業の「サイクリングバスツアー」が5月26日(土)、6月16日(土)、7月8日(日)の3回にわたって「富士山周遊コース2018」を催行することになり、その参加者募集を開始した。東京五輪ロードレースのコースとして注目される静岡県小山町をゴールとし、富士山をおよそ3分の2周する。走行距離約74km、標高差770m。東京五輪の自転車4競技のうち3競技を開催する静岡県東部エリアを自転車パラダイスにしようという「静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会」とのタイアップ事業。

各日の旅程は早朝に東京と新宿を出発。富士山北麓に位置する「道の駅なるさわ」を自転車でスタート。富士ミルクランド、奇石博物館、富士山こどもの国のエイドステーション3カ所ではご当地補給食が用意される。小山町あしがら温泉にゴール。入浴・食事・休憩後に帰路に着く。まる1日のツアーとなるため規定により運転士2名体制の運行となる。

旅行代金は1人1万5800円。代金に含まれるのは食事代、温泉入浴代、休憩地点での補水・補食費用、保険代、大型貸切バス代、有料道路代、駐車場代、諸経費。

「2020年東京五輪自転車ロードレースのゴール会場に決定した富士スピードウェイは小山町にあります。雄大な富士山を眺めながら、美しい緑・豊かな田園風景に囲まれたコースを楽しんでください。ゴールの「あしがら温泉」では雄大の富士山を眺めながら温泉につかり、食事処、藤曲屋ではこだわりの自家製麺のおいしいお蕎麦をご堪能いただけたら」と小山町役場オリンピック・パラリンピック推進局の鈴木新一さん。

「サイクリング機運の高まりが感じられる静岡県東部地域。山梨県の鳴沢村をスタートし、県境を越えて静岡県の富士山南山麓を『上って下る』走りごたえのあるコースです。通常のツアーより現地でのサイクリング時間を確保するため、安心の運転士2名体制で実施します。小山町・小山町観光協会にも支援をお願いし、地元エスコートライダーとともにこの地域で楽しく盛り上がっていただきたいと思います」とツアー担当の国際興業・尾崎久さん。

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国際興業トラベルのホームページ

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デザイン&イノベーション賞を獲得したチューブレスタイヤ対応フロアポンプ

スタイリッシュなデザイン、他のメーカーとは一線を画すアイデアで数多くの使いやすいアイテムがそろうクランクブラザーズ(crankbrothers)のポンプの代名詞「KILC」シリーズにチューブレスタイヤのセットアップを容易に行うことが可能なバーストタンク(キャニスター)を備えた「KLIC FLOOR PUMP(クリックフロアポンプ)アナログゲージ+キャニスター付き」がラインナップに追加された。さまざまな革新的なアイデアとその美しいデザインで「Design & Innovation Award 2018」を獲得した製品。


ハンドルに内蔵された大型のアナログゲージは視認性が高く、ホースはシリンダー内から使用時に抜き取り、外部のソケット部分に装着する。これで一般的なフロアポンプと同様にポンピング使用することが可能。さらにはソケット下部のアダプターに付属のバーストタンク(キャニスター)を接続することで空気を内部に充填し、一気に放出することができる。苦労するチューブレスタイヤのビート上げを容易に行うことが可能になった。

ソケット下部のアダプターに付属のバーストタンクを接続することで空気を内部に充填し一気に放出することが可能

●KLIC FLOOR PUMP アナログゲージ+キャニスター付き
カラー:シルバー
サイズ:81×28×33cm
最大空気圧:11bar/160psi
スマートヘッド:仏式&米式対応
価格:2万3620円(税別)

●カワシマサイクルサプライのホームページ

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世界最軽量ボトル「フライ」に2018チームカラーと限定ジロ・デ・イタリア登場

全世界で入手可能なボトルのなかで最も軽く、柔らかで疲れているときも楽に飲めるエリート社の「FLY(フライ)」に、2018チームカラーとジロ・デ・イタリア限定デザインがラインナップに追加された。

これまでのボトルと比べると圧倒的に軽量で、柔らかく握りやすいボトル。無臭で柔らかさと耐久性を兼ね備えたプラスチック素材を使用している。新型の人間工学に基づいた吸い口は複合素材で作られていて、旧製品に比べて中身の流量がアップした。ドリンクも注ぎやすく、洗いやすい広口のボディスタイル。

●容量550mlm重量約54g
2018チームカラーはAG2R、BMC、CERVELO、DIMENSION DATA、FDJ、MITCHELTON-SCOTT、MOVISTAR、TEAM BHARAIN MERIDA、TEAM SKY、UAE TEAM EMIRATESの全10色。730円(税別)


●容量750ml
カラーはBMC、TEAM SKY、CERVELO、MOVISTARの全4色。870円(税別)


ジロ・デ・イタリア2018記念限定ボトルは完全数量限定の特別なデザイン。ベースとなるFLYボトルはエリートの実験的研究プロジェクトの結果、無臭で柔らかく耐久性のあるプラスチック素材を使用した最も軽いスポーツボトルで、最高のワールドツアープロチームに使用されている。人間工学に基づいた形状のキャップは複合素材を用いて作られていて、従来のキャップに対し液体の流れがより容易に、より理想的になった。


●FLYジロ デ イタリア2018(限定商品)
カラーはブラック、グレー、ビッグスタート。容量550ml。800円(税別)

●カワシマサイクルサプライのホームページ

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トレック直営店「TREK Bicycle甲府」が5月11日にオープン

トレック・ジャパンは2018年5月11日(金)に山梨県初となるトレック直営店「TREK Bicycle甲府」をオープンさせる。トレックのブランドを体験できるストアとして、最新のロードバイクやクロスバイクはもちろん、マウンテンバイク、今注目の電動アシストクロスバイク、女性モデルやキッズバイクなどの幅広いラインナップをそろえ、知識・経験豊富なスタッフが安心できるサービスを提供する。

「通勤用にクロスバイクがほしい」「ロードバイクで運動不足を解消したい」「週末にマウンテンバイクでトレイルライドを楽しみたい」などひとり一人の要望に合わせて、自転車を通じた幅広いライフスタイルを提案していきたいという。

自然に恵まれた地の利を生かして、甲府を中心に趣味として自転車を楽しむ人が増えるように、地域の人たちとの関係を大切にしたストア作りを目指していく。今後はグループライドやストアイベントなども実施していく予定。

■TREK Bicycle甲府
運営:トレック・ジャパン
住所:〒400-0803山梨県甲府市桜井町643番1
オープン日:2018年5月11日(金)
営業時間:平日11:00~19:00、土日祝10:00~18:00
定休日:水曜日
電話番号:0552-36-8515(オープンより開通)
TREK Bicycle甲府のホームページ
TREK Bicycle甲府のFacebook

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魔法びんのグローバル企業サーモスから自転車用ボトルの新色登場

世界で初めて真空断熱製魔法瓶を製品化したことで知られる、魔法びんのグローバル企業として名高いサーモス。2017年に発売されて好評の自転車用ボトル「真空断熱ストローボトル FFQ-600」の新色ステンレスレッドが発売された。従来カラーはステンレスブラック、ステンレスホワイト。取り扱いは自転車用品輸入商社のマルイ。

真空断熱ストローボトル FFQ-600は、サーモスならではのステンレス製魔法びん構造の高い保冷力と、さまざまなケージにフィットするφ73㎜のボディ、飲みやすさを追求したストロータイプの自転車専用ボトル。容量600cc。重量は270g。3600円(税別)。

サーモス真空断熱ストローボトル FFQ-600の詳細サイト

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ミゲールアンヘル・ロペスがツアー・オブ・アルプス第2ステージ優勝

アルプス山脈を舞台とする5日間のステージレース、ツアー・オブ・アルプスは4月17日、距離145.5kmの第2ステージが行われ、アスタナのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)が小集団のゴール勝負を制して優勝。アスタナチームは前日のペリョ・ビルバオ(スペイン)に続いて連勝を飾った。総合成績ではアンドローニのイバン・ソーサ(ベネズエラ)がビルバオに代わって首位に立った。

ツアー・オブ・アルプス第2ステージを制したミゲールアンヘル・ロペス © Luca Bettini/BettiniPhoto

この日最後の山岳、アルペ・ディ・パンペアーゴの頂上まで5km地点でアスタナ勢は先頭集団に5人を残していた。ゴールまで2.5kmになるとそのうちのひとり、ヤン・ハートが何度もアタックし、総合優勝を争う有力選手を消耗させていく。ハートは残り2kmで捕らえられたが、有力選手の動きはなく、最後のゴール勝負へ。体力を温存していたロペスがスプリント勝利を飾った。

「アルペ・ディ・パンペアーゴという伝統の山岳で勝利できて、過去の偉大なチャンピオンに近づけたことを光栄に思う」とロペス。
「チームメートの援護があって、とても過酷な山岳だったが安全に、そして体力を削ることなくクリアすることができた。ハートの動きによっていい状況となって、最後の数mまでパワーを温存することができた」

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