イタリア発ジェッセージの2018春夏サイクルウエアが上下セットでラインナップ

イタリアGSG(ジェッセージ)社の春夏新作第2便が到着した。メンズの上下セットアップ可能なモデル3点。それぞれのグレードに合わせた新開発のパッドを備え、実験的かつ革新的なテクノロジーを使用している。

GSGサリテ・インフィニテジャージ(1万4904円)・ビブショーツ(1万5984円=税込み)

取り扱いはGSG社とのコラボレーベル、7ITA(セブンアイティーエー)ブランドでおなじみのセブンバイシクル。

●セブンバイシクルのホームページ

GSG GZ-Rジャージ(1万4904円)・GZ-Rビブショーツ(1万5984円=税込み)
GSG RT-Gジャージ(1万1664円)・RT-Gビブショーツ(1万1664円=税込み)

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レッドブル・エアレース第2戦カンヌ大会はNHKが4月22日夜に生中継

レッドブル・エアレース第2戦がフランスのカンヌで4月22日に開催され、NHK BS1が生中継する。前半が日本時間夜9時から、後半は夜11時から。

レッドブル・エアレース第2戦はフランスのカンヌで開催される © Anthony Pecchi / Red Bull Content Pool

最高時速370km、14人のパイロットが世界最速を目指してぶつかりあうエアレース世界選手権。シーズン2戦目の舞台は初開催となるフランス南部のリゾート地・カンヌ。2017シーズンで日本人初の年間王者となったのが室屋義秀。2018シーズン開幕戦のアブダビでも安定したフライトで準優勝と好スタートを切った。2年連続の年間優勝をめざす室屋は、地中海の海上に作られたコースでどんなフライトを見せてくれるのか、生中継で紹介。

●NHKの詳細サイト

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9極の耐9レースが筑波サーキットで7月7日開催へ…参加者募集中

「9極の耐9 in筑波サーキット」と銘打った自転車エンデューロ大会が2018年7月7日(土)に茨城県下妻市の筑波サーキットで開催され、その参加者を募集している。2018年で23回目の開催となる自転車イベントで、会場は日本にあるサーキットの中で3番目に古い歴史を持つ筑波サーキット。全長2.07kmで平坦ながらもカーブの多いテクニカルなコースで、種目は「9時間エンデューロ」「4時間エンデューロ」「100kmチャレンジ」から選べる。

夏場の開催となり、下妻市の「スイカのふるまい」や暑い体を冷やす「ひんやりステーション」などサポート体制も充実している。ゲストMCは宇都宮ブリッツェンGMの廣瀬佳正に決定した。現在エントリー受付中で、申し込み締め切りは6月18日(月)。同大会は「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして開催され、シリーズ第7戦となる。

9極の耐9 in筑波サーキット
■開催日:2018年7月7日(土)
■会場:筑波サーキット(茨城県下妻市岡乙159)
■種目:サイクルエンデューロ(9時間、4時間)、100kmチャレンジ
■主催: ルーツ・スポーツ・ジャパン 
■事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
■公式サイト:9極の耐9 in筑波サーキット

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NIPPOのグロスがツアー・オブ・クロアチア第2ステージ優勝…総合でも首位に

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのエドアルド・グロスが4月18日に開催されたツアー・オブ・クロアチア第2ステージで、ロングスパートを仕掛けて区間優勝。個人総合成績でも首位に立った。19日は赤いリーダージャージを着用してスタートする。大会は22日まで。6日間の日程。

エドアルド・グロスがツアー・オブ・クロアチア第2ステージで優勝 © Dario Belingheri/BettiniPhoto

2018年で4回目の開催を迎えたステージレース、ツアー・オブ・クロアチ」。4月18日に開催された第2ステージは、KarlovacからZadaRまでの234.5kmのステージで、3級山岳が2カ所に組み込まれた。170km地点、この日2つめの山岳からフィニッシュラインにかけては下り基調。フィニッシュ前は平坦となっていたが、最後に1周する8.5kmの周回コースはコーナーが連続するテクニカルなものだった。

レースは序盤から5選手が逃げる展開で進んでいき、集団から最大で5分強のリードを得た。170km地点の3級山岳では、後続から30選手ほどが追走をしかけ、一時先頭は35選手になった。そこからピーター・コーニン(アクアブルースポーツ)が単独で先行し、山頂へと向かっていく。

ツアー・オブ・クロアチア第2ステージ

しかし、下り区間では非常に強い風が吹いていて、主催者は選手たちの安全を考慮し、山頂から190km地点までの下り区間をニュートラル走行とする決定を下し、山頂で一度レースがストップした。強風によりチームカーが風上を走り、選手たちを守るような形で下り区間を安全に走行。そして190km地点より、2分ほどのタイム差でコーニンとメイン集団が再スタートを切ったが、集団はすぐにコーニンを吸収し、集団ゴールスプリントに向けて激しい位置どりを繰り広げながら、フィニッシュ地点へと向かった。

テクニカルな最後の周回コースでは、集団はいくつもの小集団に分裂。NIPPO・ヴィーニファンティーニは、前方にグロスとファンホセ・ロバトがしっかりと残り、危険なアタックもかかるなかでタイミングを見極め、残り800m地点でグロスがロングスパートを開始。そしてリードを守り切って先着し、フィニッシュラインで大きなガッツポーツを掲げた。

エドアルド・グロスがツアー・オブ・クロアチアで首位に立った © Dario Belingheri/BettiniPhoto

NIPPO・ヴィーニファンティーニにとって、この勝利が2018シーズン初勝利。グロスは前日の第1ステージで3位にとどまり、勝利を逃した悔しさをこの日のステージにぶつけ、プロ通算11勝目を挙げた。この日の成績を受けて、個人総合成績で首位に浮上した。

健闘をたたえ合うNIPPO・ヴィーニファンティーニ © Dario Belingheri/BettiniPhoto

エドアルド・グロス

エドアルド・グロスのコメント
今日の最後の周回コースはテクニカルだったが、昨年も走り知っていたので、特に驚くことはなく、冷静に、そして残り800mからスプリントを開始した。強い風に見舞われたステージだったが、チームメートたちが風をさえぎるなどサポートしてくれ、素晴らしいチームワークで勝利することができ、また総合リーダーにもなれたことをうれしく思っている。明日のステージは厳しいもので、どうなるかわからないが、今はこの勝利を喜びたい。

内間康平

内間康平のコメント
逃げに乗りたいと言っていた第2ステージ。それを実現すべく、アタックに反応。様子を見て、今だ!と飛び出すとプロコン3人、コンチ1人とかなりいい構成だったが、しばらくして吸収され、ちょっと休み。もう一度トライした直後の逃げが決まった。その後は回復に努めながらメイングループで走った。今日はグロスがステージ優勝! この勢いにのって、また明日から頑張って走りたい。

吉田隼人

吉田隼人のコメント
今日はステージ距離今大会最長の237km。途中に登りはあるものの、チームとしてもスプリントを予想しスタートした。そしてレース前のミーティングでも昨日同様、グロスを中心に自分も狙いに行くプランでスタートすることになった。今日のステージは最後はコーナーの多い周回コース。その周回コースに入るまでは、グロスと同じ位置で入ることができたが、徐々にポジションを下げてしまう。しかし、昨日は集団先頭が見えない位置でゴールすることになったが、今日は先頭を確認できる位置で走ることができた。また徐々に位置取りもできているので、最低でもスプリントできる位置で位置取りできるよう明日以降に備えたい。

西村大輝

西村大輝のコメント
監督からの指示は昨日と同じで、5〜6人の逃げに入ること。コンチネンタルだけであれば入らなくていいというものだった。序盤から何度もアタックに反応していくが、タイミングが合わず結局逃げに乗ることはできなかった。その後はチームの位置取りや、補給や防寒着の運搬などを、ひたすら繰り返して走った。補給所を過ぎてから横風で分断した時に、前から2つ目の集団に入った。それまでに、かなり動いていたので猛烈に苦しかったが、ひたすら耐えた。前の集団が、すぐそこに見えているという状況だったので、追いかけっこ状態になり、スピードは猛烈に速かった。結局、前に追いついたが、風があまりにも強いということでニュートラルが入った。
最後の周回コースに入ってからは前で落車があり、巻き込まれることはなかったが、減速したところから踏み直す脚がなくて集団から遅れてゴールした。結果はグロスがステージ優勝をし、最高の形となりすごくうれしかった。ゴール後に監督のテバルディ、他の選手がボクの今日の走りをかなりほめてくれて、ロバトはテバルディに「彼の走りは素晴らしかった。」と話してくれてうれしかった。昨日、今日と連日ゴール後にほめてもらうことができて、うれしい気持ちはあるが、やはりヨーロッパのレースで逃げに乗って、評価をもらえるように頑張りたい。明日は本格的な山岳ステージとなり、ハードなレースになると思うので、今晩もしっかりと休んで回復に努めようと思う。

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