ワイズロードのアーバンeコミューター3号店が中野駅近くにオープン

日本最大級のスポーツサイクル専門店Y’s Road(ワイズロード)を展開するワイ・インターナショナルは、アーバンライフにおける自転車での快適な移動を全面サポートする新しいコンセプトのスポーツタイプ自転車の専門店「Y’s Road Nakano urban e-commuter」を6月14日(木)にオープンさせる。アーバンeコミューターを提案する同店の立地は、近年の再開発でタワーマンションや多機能複合施設などが誕生して多彩な街の魅力が進化した「中野」駅から徒歩4分。新コンセプトショップとしては5月18日に開店した神楽坂、6月1日に開店する銀座勝ちどきに続き第3号店となる。

Y’s Road Nakano urban e-commuter

「住みたい街ランキング2018(主催SUUMO)」で第15位を獲得、毎回上位に選ばれ安定感のある都心の人気にぎわいスポットが中野。サブカルチャーの発信地としても知られるが、近年の再開発でタワーマンションや多機能複合施設などが誕生して多彩な街の魅力がさらにパワーアップ。そんな町にアーバンeコミューター3号店が誕生する。中野アーバンeコミューター店は完成車(e-バイク約25台、ミニベロ・コミューター・クロスバイク約30台)、パーツ、アクセサリーなどさまざまな関連商品を取りそろえ、スポーツタイプ自転車の初心者にやさしく対応する。

丹安一店長のコメント
ワイズロード中野アーバンeコミューター店・店長の丹(たん)です。今までになかった、まったく新しいコンセプト「ワイズロードアーバンeコミューター」として3店舗目のお店になります。女性・初心者にやさしいスポーツタイプのプレミアムeバイク、地球環境にやさしいECOなライフスタイルバイクを、真心を持って提案いたします。あなたのライフスタイルに寄り添うバイクを一緒に見つけましょう。

中野にお立ち寄りの際は、ぜひ当店に足を運んでみてください。

創業120周年のスポーツサイクル専門店Y’Roadだからできること 
同社は2018年に創業120周年を迎える。日本最大級のスポーツサイクル専門店として、これまで蓄積してきたあらゆるノウハウをすべて投入し、利用客にアーバンeコミューターの専門店としてお役に立てるよう努めたいという。女性にやさしい小さめのサイズや、初心者が安全に乗車することができる適正なサイズをそろえる。また、都市間移動に便利なカゴやスタンドなどのコミューターとしてのアイテムも充実。気軽に相談すれば、初めてのアーバンeコミューターライフを全面的にバックアップしてくれる。

「即日納車」強化店 決めたらその日にお持ち帰り
「明日からすぐ乗りたい!」の要望に応えてくれる。スポーツサイクルはメーカーから入荷しても整備を行なわないとすぐに乗車することができない。同店は充実のサポートで即日の納車を行なっていくという。

充実のサポート&サービス
購入後も安心してアーバンeコミューターライフを楽しむために、充実した「アフターサポートパック」を用意。手ごろな掛け金で大切な愛車を守る、スポーツサイクル専門店こそのの安心サービスだ。修理サービスと盗難補償のふたつのサポートがセットになっているので、購入後も安心。また、外出先などでパンクしたなど愛車に万一のことがあった場合でも、希望の場所まで無料で搬送する「自転車ロードサービス」も用意。自転車保険も付帯されていて万一の事故の際でも安心。

開店記念セール
Y’s Road(ワイズロード)Nakano urban e-commuter開店記念セールとして、6月14日〜7月15日までの期間中、Nakano urban e-commuter店限定でeバイクは5%Off、クロスバイクは10% Off。

Y’s Road(ワイズロード)Nakano urban e-commuter
店長:丹安一(タン ヤスカズ)
延床面積、売り場構成:約80平方m
完成車(eバイク約25台、ミニベロ・コミューター・クロスバイク約30台、パーツ、アクセサリー)
取り扱いブランド:TREK,GIANT,GIOS,BIANCHI,RALEIGH,YAMAHA,TSINOVA,BESV
営業時間:
月・木・金 12:00-20:00、土・祝 11:00-19:00、
定休日:火・水(祝日をのぞく)
所在地、アクセス:
〒164-0011
東京都中野区中央4-61-4 フォルトゥーナ中野1F
l 中野駅 から徒歩4分  -JR中央線、総武線、東京メトロ東西線
l 新中野駅 から徒歩8分 -東京メトロ丸ノ内線
電話番号:03-5328-3670
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いつものエイプリルフールかと思ったらそうじゃない…レッドブルからオーガニック飲料

レッドブル・ジャパンは6月5日(火)より、エナジードリンクではない、有機JAS認定を受けたオーガニックな炭酸飲料「ORGANICS by Red Bull(オーガニックス・バイ・レッドブル)」を関東エリアで販売開始する。味はシンプリーコーラ、ビターレモン、ジンジャーエールの3種類。

レッドブルのオーガニックスシンプリーコーラ、オーガニックスビターレモン、オーガニックスジンジャーエール

「オーガニックを、カジュアルに」というテーマのもと、オーガニック製品が手に入りやすい世の中の実現を目指し、レッドブルが再び新たなカテゴリーの創出に挑戦したという。250mlのアルミ缶で、税込み206円。販売は東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の一部コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店など。

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ツール・ド・コリア開幕…上位進出を目指してキナンがスタート

キナンサイクリングが出場するツール・ド・コリアが5月30日に韓国で開幕し、第1ステージは群山から天安までの184.6kmで行われた。フィニッシュ付近が平坦基調のスプリンター向けステージで、チーム最高位は雨乞竜己の31位だった。塚本一樹はレース前半の落車により負傷した影響でリタイア。第2ステージからのキナンは4人で各ステージの表彰台や総合上位でのUCIポイント獲得を目指す。

ツール・ド・コリア第1ステージ ©︎KINAN Cycling Team / Naoi HIRASAWA

第1ステージはのどかな韓国西岸に位置する群山から北上し、大都市・天安にフィニッシュするコース。勾配の厳しい3級山岳をはじめとしたアップダウンが続くが、終盤は平坦基調。残り2kmからフィニッシュまでは一直線のスプリントステージだ。スタート地点からのパレード走行の段階で、中西は集団前方に顔を出し、アタックに対応できる位置につけた。0km地点で正式スタートが切られるとすぐにアタック合戦が始まり、数名が抜け出しては吸収され、という展開が続いた。中西はこのなかでいくつかのアタックに反応。数選手で集団から抜け出す場面もあったが、逃げが容認されるには至らなかった。

約30kmにわたる激しいアタック合戦のあと、2選手の逃げが成功。ウィリエールが集団のコントロールを開始し、ようやくレースに落ち着きがもたらされた。キナン勢5選手はメイン集団内でレースを展開。2017年大会で2度の10位台フィニッシュという成績を残している雨乞のスプリントに備えることとなった。

逃げが決まってからは、2分程度の差で集団が追いかけるシンプルな展開になったが、19歳の若手塚本にアクシデントが起きた。集団前方の選手が道を間違えた影響で方向転換を余儀なくされ、その際に周囲の選手ともつれるような形で落車。左脚などを負傷し、追いついては上りで離される苦しい展開が続き、大きく遅れてリタイアとなってしまった。

残り約60kmを過ぎ、タイム差が縮まったタイミングでメイン集団から単独でブリッジした選手が逃げに合流。さらに残り30kmほどで集団が活性化し逃げ集団をとらえにかかったが、残り約25kmで新たに4人の逃げが形成された。キナン勢は逃げには入らず、引き続き集団スプリントでチャンスをうかがった。残り10kmからはクロフォードが集団内での位置取りに尽力。椿と中西も雨乞の周囲を走り、残り2kmからは中西が雨乞を集団前方に引き上げ、フィニッシュに向けて順調にレースを進めていった。

しかし、メイン集団の追走は届かず先頭の4選手が逃げ切りで優勝争いを展開。5位争いとなった集団スプリントで、雨乞は好位置からスプリントに臨んだが、別のラインを進むトレインに先行されトップから9秒差の31位という結果に終わった。中西も集団内の57位でフィニッシュしている。雨乞をアシストして仕事を終えた椿は2分14秒遅れの104位。ポジショニングでチームを助けたクロフォードは、残り1kmで集団落車に巻き込まれた影響で108位でフィニッシュしたが、救済措置によりメイン集団と同じ9秒差となっている。怪我明けの復帰レースで思わぬ落車に見舞われたクロフォードだが、幸い軽傷で走りには影響がなさそうだという。

第2ステージは天安から東へ進み、栄州にフィニッシュする202.6kmの大会最長ステージ。山間部を走るステージで、序盤と中盤に2つの2級山岳が設定されている。とはいえフィニッシュまでの1kmはゆるやかな下り基調になるなど、第1ステージ同様にスプリンター向けのコースプロフィールとなっている。初日で連携に手ごたえをつかんだキナンには、さらなる好成績が期待できそうだ。(Text:平澤尚威)

ツール・ド・コリア第1ステージ結果(184.6km)
1 チョウ・ヒョンミン(韓国、グンサン・インサム チーム) 4時間19分2秒
2 ベン・ペリー(カナダ、イスラエル サイクリングアカデミー) +0秒
3 セルゲイ・トヴェトコフ(ルーマニア、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム) +0秒
4 ステパン・アスタフィエフ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナ モータース) +2秒
5 ヤクブ・マレチュコ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) +9秒
6 ルーカス・セバスティアン・アエド(アルゼンチン、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム) +9秒
31 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +9秒
57 中西健児(KINAN Cycling Team) +9秒
104 椿大志(KINAN Cycling Team) +2分14秒
108 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +9秒
DNF 塚本一樹(KINAN Cycling Team)

個人総合時間
1 チョウ・ヒョンミン(韓国、グンサン・インサム チーム) 4時間18分52秒
2 ベン・ペリー(カナダ、イスラエル サイクリングアカデミー) +1秒
3 セルゲイ・トヴェトコフ(ルーマニア、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム) +6秒
4 ステパン・アスタフィエフ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナ モータース) +12秒
5 キム・オクチョル(韓国、ソウル サイクリングチーム) +18秒
6 ヤクブ・マレチュコ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) +19秒
32 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +19秒
57 中西健児(KINAN Cycling Team) +19秒
100 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +19秒
108 椿大志(KINAN Cycling Team) +2分24秒

ポイント賞
1 ベン・ペリー(カナダ、イスラエル サイクリングアカデミー) 19pts

山岳賞
1 アレクサンダー・カタフォード(カナダ、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム)

チーム総合
1 イスラエル サイクリングアカデミー 12時間57分24秒
20 KINAN Cycling Team +9秒

雨乞竜己

雨乞竜己のコメント
基本的に後ろにいたり、要所要所で前に上がってゆっくり上りをクリアしたりという感じだった。スプリントはそこまでガチガチでやろうというわけではなくて、ボクがいるところにみんなが集まってくれる感じだった。10kmくらいからジャイさんに引いてもらって、その後は椿と健児が周りにいてくれた。当初のプラン通りにラスト2kmで健児に上げきってもらい、そこから自分でトレインに入って、いい場所からスプリントできた。切り離してもらうところまではうまくいったが、右にイスラエルサイクリングアカデミーのトレインができて、そこに割り込めなかった。前が逃げ切ったことがわかっていたので、集団ではそれほどバチバチやっているわけではなかったけれど。脚の調子は悪くないので、またどこかのステージでスプリントをねらいたい。

中西健児

中西健児のコメント
序盤は集団前方でアタックに参加していたが、それほど積極的にではなく、チャンスがあればと思っていた。30kmほどアタックが続いたが、ウィリエールトリエスティーナが逃げのメンバーをコントロールしていた。数名で抜け出した場面もあったが、あまり自分の力を使わず、周りのメンバー次第で行けたら行こうかなという感じだった。メイン集団に残ってからは、チームで近くにいて、上りはある程度集団前方で入って、雨乞さんやみんなの脚を残すようにしていた。終盤に向けてはジャイさんが位置取りをしてくれて、ラスト10kmを過ぎてからもみんなで連携できていたので、形としてはよかったと思う。

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バンムーフは鍵さえ不要…最新盗難防止機能搭載のeバイク発売

オランダ・アムステルダム発ハイテク自転車メーカーのVanMoof(バンムーフ)が、同社最新の盗難防止技術を装備した電動自転車の新シリーズを発表した。自動認証ロック、応答性の高いマルチフェーズ警告音、自動タイヤブロックシステム、そしてVanMoof特有の自転車追跡技術などが搭載されている。最新の盗難防止システムとVanMoofのバイクハンターのスキルがあれば、従来の鍵は必要でないという。

VanMoof Electrified 2

VanMoofのElectrified 2 シリーズは世界中のVanMoofストアとオンラインで発売される。価格は43万円。6月7日21時(日本時間)から販売受け付け開始で、最初の2000台(全世界での合計販売台数)までは13万円の割り引きが受けられる。商品の引き渡しは2018年10月以降を予定。申し込み時に予約金1万円が必要。

「私たちは最新の技術を駆使して自転車泥棒を廃業に追い込むことができるということを証明している」とバンムーフ共同創立者タコ・カーリエ。

VanMoof Electrifiedの主な特徴
⚫時速24km電動アシスト:250Wのハブモーターと418Whのバッテリーは静かでパワフル。長距離を効率的に走行することができる。
⚫ブーストボタン:ハンドル横の小さなボタンを押すとさらに加速する。坂道や強風の時などとても便利。
⚫ステルス・ロック:自転車を降りて小さなロックボタンを押せば、後輪タイヤがロックされ、3段階の盗難防止装置が作動する。
⚫洗練されたデザイン:最新のフレームデザインでは、より大きなバッテリーとスマート技術をそのスタイリッシュなボディにギュッと詰め込んだ。スマートなカートリッジシステムによりサービスや修理が簡単にできる。
⚫走行距離:1回の充電で最大150km走行可能(実際に使用するアシストレベル、気温、電池寿命により異なる)。
⚫素早い充電:パワフルなバッテリーはゼロから6時間でフル充電。
⚫自動認証ロック:Bluetoothを使いオーナーが自転車に近づくと自動的に盗難防止システムを解除。
⚫究極の盗難防止システム:オーナー以外の人間が自転車を動かそうとすると、大音量を発し、自転車盗難を抑止。
⚫ボディーガード付き:位置トラッキングモードを作動させると、VanMoofのバイクハンターに通知が行き、自転車のライトがSOS点滅モードになり全ての機能が停止する。
⚫「東京」にインスパイアされたデザイン:2017年、日本で発売されたXフレームが好評につき世界同時発売。このユニセックス仕様の自転車は身長155〜200cmの全てのライダーに適応。
⚫LEDダッシュボード:フレームに搭載されたLEDスクリーンにより、速度、バッテリーレベル、ペダルアシスト設定などを確認できる。
⚫スマートフォンアプリ:駐輪位置情報、ライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行う。アプリの無料アップグレードで自転車はどんどんスマートになっていく。
⚫ セルフ充電:全ての電子機器はペダル動力(ダイナモ搭載)により充電される仕組みになっている。
⚫シティバイク仕様:メンテナンスフリーに加え、VanMoof特有の要素、組み込み式ハイパワーライト、フレーム内に収納された自動調節装置、チェーンテンショナーなど。

トップチューブに搭載されたLEDスクリーンにより、速度、バッテリーレベル、ペダルアシスト設定などを確認できる

ひとつ上をいく盗難防止システム
新発売のVanMoof Electrified SとXには最新の盗難防止技術を搭載している。持ち主が自転車に近づくと、自動的に解錠し盗難防止システムを解除。キックオンロックと応答性の高いアラームとの組み合わせにより、自転車の盗難を抑制することができ、都会を高性能の自転車で通勤をする上での懸念材料の一つを払拭することができた。

その仕掛けとは
⚫キックオンロックにより後輪の回転を止め、アラームを作動させる。
⚫持ち主が近づくと自動的に解錠し、盗難防止システムを解除。
⚫不正行為を感知するとアラームが反応し、持ち主に危険を知らせる通知が行く。自転車が盗まれると追跡機能が作動し、VanMoofのバイクハンターに通知される。
⚫キックオンロックでの施錠はPeace of Mind保証を受けるために必要。オプションのPeace of Mind保証とは、VanMoofの自転車が盗難にあった場合、VanMoofの国際的なバイクハンターチームが2週間以内に自転車を取り戻すか、同等品の自転車と交換するというサービス。この一連の盗難防止システムは2016年に絶賛を浴びた「盗まれないスマートバイク」以来、培ってきた研究開発の成果。

VanMoof EX2 フォグホワイトの内蔵スピーカー

持続可能な都市のモビリティを向上させる技術
VanMoofの創始者であるティーズとタコ・カーリエ兄弟は、都市でのモビリティを向上させるスマート技術の可能性を確信してきた。2018年から、全てのVanMoofの自転車はスマホのアプリから作動が可能で、盗難防止用の追跡機能を搭載している。この技術により自転車泥棒を廃業に追い込むことができると信じている。
「もっと大きくて頑丈な鍵を作ることもできるけど、そもそも盗んだら痛い目に遭うような自転車を作れば本来の問題解決になるよね。スマート技術を使って、ライダーにとってストレスフリーで、かつ自分で自分の面倒を見ることができるバイクを開発したんだ」とVanMoof共同創立者ティーズ・カーリエ。

6月7日21時(日本時間)から世界同時発売
VanMoof Electrified SとXは、サンダーグレイ(Thunder Grey)とフォグホワイト(Fog White)の2色。Peace of Mindサービスは1年保証が1万円、3年保証が2万4000円。商品の引き渡しは2018年10月以降を予定。

バンムーフ・ジャパンの公式サイト

VanMoof EX2 サンダーグレイ

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ジロ・デ・イタリア新人王&総合3位のロペスがスーパーハッピーを連発

アスタナのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)が25歳以下で最も総合成績のいい新人賞と、総合3位の座を獲得した。「信じられない気分だ。最終日のローマで表彰台に上がれることができてとてもうれしい」と語っている。

ジロ・デ・イタリア総合3位までの表彰台。総合優勝のフルームを中央に左がデュムラン、右がロペス © Roberto Bettini/BettiniPhoto

24歳のロペスは小柄ながら上りに強く、その将来性を高く評価されている逸材だ。カザフスタンのアスタナに所属し、今回のジロ・デ・イタリアでもエースだった。

「この結果はボクにとって大きなものだけでなく、チーム全体でも素晴らしい。大会期間中を通して、それだけではなくて1年を通してアシストしてくれるチームメート、チームスタッフ、そしてマネージャーのアレクサンドル・ビノクロフに感謝したい。これはみんなの成功だ。期間中は常にハードワークで、不運な落車もあった。でも最後はポディウムに到着することができた。

ジロ・デ・イタリアでの第1目標は新人賞の獲得で、これを達成できたことに一番満足している。次の目標は総合成績のトップ5入りで、なんとポディウムに上ることができた。大会の沿道でコロンビアのファンだけでなく、カザフスタンのファンもたくさん見つけることができた。すべてのサポーターに感謝したい。みんな素晴らしいジロ・デ・イタリアになってくれたらとてもうれしい」

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キナンが2度目のツール・ド・コリアに挑む…上位進出を目指し5日間の戦いへ

韓国を舞台に5月30日から6月3日まで開催されるステージレース、ツール・ド・コリア(Tour de Korea)に出場選手するキナンサイクリングは29日、トレーニングライドやミーティングを行い5日間の大会に向けて準備を進めた。チームは2年連続2度目のツール・ド・コリア出場となる。今回のメンバーは雨乞竜己、ジャイ・クロフォード、椿大志、中西健児、塚本一樹。このうち雨乞、クロフォード、中西は2017年も出場している。怪我で戦列を離れていたクロフォードにとっては、1月のシャールジャ・ツアー(Sharjah Tour)以来のレース復帰。塚本は海外では2度目となるレースに挑む。

ツール・ド・コリアの開幕地に集まったキナンの出場5選手 ©︎KINAN Cycling Team / Naoi HIRASAWA

大会にはキナンを含む20チームが出場。欧米を拠点とするUCIプロコンチネンタルチームが4チーム参戦するなど強豪が集まっている。開幕前日にあたるこの日、選手たちは第1ステージのスタート地点となる群山でライドを行った。川沿いを走り、2時間ほどのトレーニングで最終調整。気温が高く日差しも強いため、大会中も暑さへの注意が必要になりそうだ。また、夜にはミーティングを開き、レース中の動きや注意すべきポイント、大会を通しての目標などを確認し合った。

韓国西岸から山間部に向かうツール・ド・コリアの各ステージは、レース終盤までアップダウンが連続するものの、フィニッシュ付近はスプリンターに有利なレイアウトが多い。なかでも最終第5ステージは、首都ソウルの周回コースでフィニッシュする完全なスプリントレースだ。一方で、山頂ゴールがないため逃げ切りを決めると総合成績で上位に入れる可能性も高くなるため、逃げをめぐる攻防も重要になりそうだ。

今回初めてチームの指揮をとる綾部勇成スポーツディレクターは、現役時代に何度もツール・ド・コリアを走った経験をもつ。「レースのクラスとともに選手のレベルも上がっているが、アジアのレースは人数が少なくヨーロッパの選手には慣れない部分もあるので、チャンスはある」とレースを分析。チーム作りについては「みんながのびのびと走れる環境を作ってあげたい。また、いつも石田哲也監督の指揮のもと走っていると思うので、違うなにかを与えられたら」と意気込みを語った。

第1ステージは群山から北に進路をとり、山間部を抜けて天安にフィニッシュする184.6kmで争われる。スプリンター有利なステージが多いとはいえ、初日から距離1.3kmで平均勾配9.9%という急勾配の山岳が登場。キナンにとっては、アップダウンを越えてゴールスプリントでチャンスをうかがう、チーム力が試されるステージになりそうだ。(文=平澤尚威)


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