キナンがツール・ド・コリアに2年連続出場…ハイスピードバトルに挑む

韓国を舞台としたステージレース、ツール・ド・コリアが5月30日から6月3日まで同地で開催され、キナンサイクリングが2年連続で出場。ツール・ド・コリアは2017年に初出場を果たし、2018年は2年連続の招待枠を獲得。レースカテゴリーは1クラスで、例年上位カテゴリーのチームが参戦してハイレベルな戦いを展開する。同時期開催のツール・ド・熊野とあわせ、チームは2班編成でUCIアジアツアーを転戦する。

ツール・ド・コリアに出場するキナンの5選手

 
2018年の開幕地は同国中西部の港湾都市・群山。以降徐々に東へと針路をとり、いったん内陸部へと戻ったのち、首都ソウルの市街地サーキットでフィナーレを迎える。レース総距離は781.6km。ソウル夏季五輪から30年、この冬には平昌冬季五輪が開かれ、スポーツ熱の高まる同国だけにこの大会への関心度は高い。

各ステージとも細かなアップダウンこそあるものの、頂上フィニッシュや上級山岳ステージといった設定がなく、終始スピード域の高いレースとなることが例年の流れ。特にスプリンターや独走力に長けるスピードマンを擁する韓国選手が得意とするコースレイアウトで、実際に2017年は同国の若手有望株が逃げ切り勝利からそのまま個人総合優勝を達成。いかに数少ないチャンスをモノにできるかも、勝敗を分けるカギとなる。

キナンはこの大会に椿大志、塚本一樹、ジャイ・クロフォード、中西健児、雨乞竜己の5選手をセレクト。上りや小集団での争いを得意とするクロフォード、2017年の大会で上位進出まであと一歩に迫った中西、独走力のある椿、若手の塚本、そしてスプリントになれば絶対的な存在となる雨乞と、あらゆるレース展開に対応するメンバー編成。2017年は個人の最上位が総合7位、チーム総合では2位だったが、2018年はそれを上回る結果を求めるとともに、UCIポイントの獲得を目指して走ることになる。


ツール・ド・コリア
5月30日(水) 第1ステージ 群山〜天安 184.6km
5月31日(木) 第2ステージ 天安〜栄州 202.6km
6月1日(金) 第3ステージ 栄州〜旌善 192.4km
6月2日(土) 第4ステージ 旌善〜忠州 137.0km
6月3日(日) 第5ステージ ソウル 65.0km

ツール・ド・コリアの公式サイト

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快適性を高める自転車専用設計アイテム…春夏アクセサリー

パールイズミが2018年春夏新商品として「コールドブラックアームカバー」、「コールドブラックレッグカバー」、「UVフェイスカバー」、「ペチコートスカート」をサイクルショップやスポーツ用品店で発売する。

コールドブラック アー ムカバー

コールドブラックアームカバー
は半ソデジャージと合わせて着用すれば、日焼け対策は万全。直射日光を反射して、ウエア内の温度上昇を抑えながら日焼けを防ぐ素地「コールドブラック」を採用。日の当たらないヒジ側はメッシュで風通しがよく、涼しい着心地に加えて携帯性にも優れた高機能アイテム。上腕部には肌に優しいすべり止めを採用している。
カラーはブラックとホワイト。男性用と女性用がある。4000円(税別)。

コールドブラック レッグカバー

コールドブラックレッグカバー
レーサーパンツと合わせて着用すれば日焼け対策は万全。直射日光を反射して、ウエア内の温度上昇を抑えながら日焼けを防ぐ素材「コールドブラック」を採用。涼しい着心地と最高水準のUVカット性能で疲労の原因となる日焼けを防止している。日の当たらない太ももの裏側はメッシュで風通しがよく、携帯性にも優れた高機能アイテム。太もも上部は肌に優しいすべり止めを採用している。
カラーはブラックのみ。男性用と女性用がある。6500円(税別)。

UVフェイスカバー

UVフェイスカバー
目から下を覆って顔の日焼けを防ぐアイテム。ずり下がりを防ぐ耳かけ付き、口元は呼吸がしやすいように開閉する。顔の日焼けはUVフェイスカバーを身に着けておけば安心。ユニセックスで4段階のサイズ調整機能も付いている。
カラーはブラックとグレー。3800円(税別)。

ペチコートスカート

ペチコートスカート
ふわりとした2段のギャザーが魅力的なスカート。ウエストには締め付け感のない幅広で伸縮性の高い素材を採用して着脱も楽々。腰回りの揺れるシルエットが華やいだ印象を与えるアイテム。オールシーズン対応で、さまざまなボトムスとのコーディネートが楽しめる。
カラーはブラックのみ。8000円(税別)。

●パールイズミのホームページ

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ツール・ド・熊野にキナンのガルシアなど6選手…総合優勝を目指す

和歌山県と三重県にまたがる熊野地域を舞台としたステージレース、ツール・ド・熊野が5月31日から6月3日に開催され、キナンサイクリングから6選手が出場する。チームにとってホームである熊野地域で行われる4日間のステージレースはシーズン最大の目標であり、目指すはもちろん個人総合優勝者の輩出となる。2015年のチーム発足から「熊野制覇」に挑みながらも、厚く高い壁に跳ね返されてきた。2018年は4度目の正直となるか。

ツール・ド・熊野に出場するキナンサイクリングの6選手

2018年は第20回の記念大会で、節目の年にホームチームが勝利できるかにも期待と注目が集まっている。大会はチームのメインスポンサー「キナン」角口賀敏会長が理事長を務める「SPORTS PRODUCE 熊野」が主催。キナンチームにとっては固い絆と縁で結ばれているレースでもあるという。4日間のレースは、2004年にユネスコ世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる熊野古道の周辺道路を使用。大会初日の31日はプロローグとして0.7kmの個人タイムトライアルが設定され、最初のリーダージャージ着用者を決める。

6月1日の第1ステージからはロードレースステージを実施。113.2kmで争われ、細かなアップダウンと道幅の狭いトンネル、テクニカルなコーナーなどが選手たちをふるいにかけていく。109.3kmに設定される第2ステージは、風光明媚な熊野名物の「千枚田」をレース前半と後半に1回ずつ上り、中盤には最大の山岳ポイントである札立峠を通過。難攻不落のクイーンステージであり、上りだけでなく狭く急なダウンヒルもコースの特徴。例年ここでの戦いから総合争いの形成が見えてくる傾向にある。

最終の第3ステージはクジラで有名な太地半島での104.3km。2018年から一部コースがアレンジされ、国道42号線沿いに位置する道の駅「たいじ」の敷地内を通過するルートへ。美しい海が眼前に広がり、太地港からの上りやテクニカルなダウンヒルなどを経て、大会はフィナーレを迎えることになる。

ホストチームとして臨むキナンはこの大会に山本元喜、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の6選手を招集。2017年に個人総合3位となったガルシア、2017年の第2ステージを制したルバ、同じく2017年個人総合7位で終えた山本元など、この大会との相性のいい選手がそろうとともに、熊野での戦い方を知る選手たちがセレクトされた。

5月に入り、上旬のスリランカTカップでは中島が、大会直前のツアー・オブ・ジャパンではガルシアがそれぞれ個人総合優勝と、勢いに乗るキナン。他のメンバーも調子を上げていて、個人はもとよりチーム力を示す絶好の機会となる。プロローグ終了後に行われる開会式では、出場選手を代表して新城が選手宣誓を務める予定。オーガナイザーのみならず、地元の人々による運営や大会成功を目指し尽力する、まさに「おらが街のサイクルイベント」。すっかり国内UCIレースとしての地位を確立したこの大会にキナンはタイトル獲得をかけて戦う。


ツール・ド・熊野
5月31日(木) プロローグ(新宮) 0.7km個人タイムトライアル
6月1日(金) 第1ステージ(赤木川清流) 113.2km
6月2日(土) 第2ステージ(熊野山岳) 109.3km
6月3日(日) 第3ステージ(太地半島) 104.3km

ツール・ド・熊野の公式サイト

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オートバイ専用ナビのBNV-2がユピテルから6月初旬発売へ

バイク専用設計のポータブルナビゲーション「BNV-2」がユピテルから6月初旬に発売される。最新地図ソフト「マップルナビPro3」搭載。。ユピテルオリジナルのうっかり違反抑止データ7万1千件以上収録。グローブのまま操作OKの感圧式タッチパネルを採用。製品購入特典としてタイムズクラブ ロードサービス「カーレスキュー」が1年間無料。オープン価格。

バイク専用ポータブルナビゲーションのBNV-2

●ツーリングが充実「好展望地・道路コメント」
●ツーリングマップルから探せる「グリッドサーチ」
●急な雨でも安心な全天候型「防水・防塵」 JIS IP57準拠
●日中でも見やすい「Blanview液晶」
●[オプション]手もとでラクラク「コントロールスイッチ」
●首都高速のバイク二人乗り禁止エリアをお知らせ!
●[オプション]レーダーレシーバーユニットで警報を強化できる
●高速道の制限速度引き上げ対応
●分かりやすい案内表示、ていねいな音声案内
●GPSが途切れても自車アイコンが止まらない「トンネルモード」
●全国47都道府県(主要部)の「渋滞ぬけみちデータ」を収録

感圧式タッチパネルなのでグローブのまま操作OK
Blanview液晶で日中でも見やすい

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室屋義秀はオーバーGで失格…レッドブル・エアレース千葉大会

レッドブル・エアレースの第3戦千葉大会が5月27日、千葉県の幕張海浜公園で決勝レースが開催され、前年のワールドシリーズチャンピオンで千葉大会の3年連続優勝をねらった室屋義秀(ファルケン)がオーバーGで失格するという波乱があった。

室屋義秀がレッドブル・エアレース千葉大会を飛ぶ © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

27日の決勝は午後2時から出場14選手が1対1でタイムを競うラウンドオブ14が行われた。予選を3位通過した室屋の対戦相手は最下位から3番目のマット・ホール(オーストラリア)。じつは第2戦のフランス・カンヌ大会優勝者で、現在ワールドランキング2位という優勝候補だが、予選結果が思わしくなく、室屋と対戦することになった。

対戦では先にフライトしたホールが好タイムでフィニッシュ。この記録が室屋にプレッシャーを与え、レース序盤に上空に旋回する場面でオーバーGという失格。まさかの決勝初戦敗退となり、会場に詰めかけた室屋ファンはガッカリ。

優勝はホール。2位は米国のマイケル・グーリアン。3位はチェコのマーティン・ションカ。

レッドブル・エアレース千葉大会を制したマット・ホール © Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

優勝のマット・ホールを中央に左が2位グーリアン、右が3位ションカ © Gardi/Red Bull Content Pool

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マルコス・ガルシアがツアー・オブ・ジャパンで初の総合優勝

2015年の初出場から4度目の挑戦で、キナンサイクリングが初の個人総合優勝者を輩出。チームにとってシーズン最大目標の1つであるツアー・オブ・ジャパンで、マルコス・ガルシアが初めて総合優勝を挙げた。リーダージャージを守り抜き、最高の栄誉を勝ち取ってチーム総合でも1位を堅守。個人・チームともに頂点に立ち、力をもって今大会の主役であることを証明した。

ツアー・オブ・ジャパン東京ステージでグリーンジャージのガルシアを援護してゴールを目指すキナンサイクリング ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

大会をとおしてキナンは各選手がそれぞれに役割をまっとうし、個人・チームともに存在感を発揮してきた。大阪・堺で5月20日に開幕して以来、同日の堺国際クリテリウムで中島康晴が3位に入ったのを皮切りに、南信州での第5ステージでトマ・ルバが、富士山ヒルクライムの第6ステージでガルシアがステージ優勝。ルバの勝利以降、チームにグリーンのリーダージャージがもたらされ、翌日にはガルシアへと引き継がれた。加えて、第5ステージ以降チーム総合でも首位に立ち、選手層の厚さも示した。

前日の26日に伊豆で行われた第7ステージは獲得標高が約4000mと山岳ステージに匹敵する難コースで行われたが、アシスト陣の好走もあり終始レースをコントロール。終盤はガルシアが自らライバルの攻撃を封じ、個人総合優勝に王手をかけた。このステージを終えた時点での総合成績では、トップのガルシアだけでなくルバが個人総合3位に続いている。

ファイナルを飾る第8ステージは日比谷シティ前をスタートし1.2kmのニュートラル走行を含むワンウェイルートを経て、大井埠頭のサーキットコースへと入っていく。1周7kmを14周回。レース全体では112.7kmで争われる。コースはオールフラットで、スピード感あふれるダイナミックなレースが展開される。勝負はスプリントに限らず、逃げ切りが決まるケースもあり、あらゆる展開を想定して臨むことが求められる。

キナンはガルシアのリーダージャージをフィニッシュまで運ぶことが絶対的なミッション。残りの5選手がライバルチームの動きを見ながら、ガルシアの個人総合優勝、同時に首位に立つチーム総合での1位に向かって進んでいくことになる。

緊張感の中でスタートが切られたレースは、序盤からキナンにとってねらい通りの展開となる。サーキットコースに入るとともに3選手がアタック。いずれも総合成績に関与していない選手とあり、この動きを容認。キナン勢がメイン集団の統率を図り、それ以上の飛び出しは許さない。序盤はサルバドール・グアルディオラを中心にペーシングを図り、タイム差は約3分とする。

こうして淡々と進行していくが、レース中盤を前にスプリントフィニッシュをねらう数チームがアシストを出し合い、逃げグループとのタイム差を少しずつ埋めていく。キナン勢としては、他チームにコントロールを任せられる好状況へと変化。集団前方で隊列を組みながら、ライバルチームの動きのチェックに終始する。この状況は後半に入っても続いた。約1分30秒差と逃げを射程圏内にとらえつつも、一気にペースアップする流れではなかったこともキナン勢にとっては幸い。総合成績にかかわるような動きは見られず、ガルシアを安全に走らせることに集中しながら、フィニッシュまでの残り距離を減らしていった。

結局、逃げは最終周回に入る直前で吸収。代わってカウンターアタックを仕掛ける選手が出たものの、これも労せず捕まえ、レースは定石通りスプリントにゆだねられることに。キナン勢はガルシアの危険回避を図りながら、メンバーが近くに固まってフィニッシュを目指した。

そして、ついに歓喜のときがやってきた。スプリント勝負が繰り広げられた後方で、キナンメンバーがガルシアの個人総合優勝を喜び合いながらフィニッシュラインを通過。ガルシアも近くにいたメンバーと手を取りながら、王座確定の瞬間を迎えた。

チーム創設4年目、これまで手が届きそうで届かなかった国内最大級のツアータイトルをようやく獲得。終わってみれば、ステージ2勝に、個人・チームともに1位を獲得。個人総合においてはガルシアの優勝に続き、ルバも3位の座を守った。ガルシアにとってステージレースの個人総合優勝は、2017年9月のツール・ド・北海道以来2回目となる。また、チーム総合の表彰ではメインスポンサー「キナン」角口賀敏会長もゲスト登壇。活躍した選手たちとともに会場に集まったファンから大きな祝福を受けた。

今大会のキナンは順位的には目立たなかったステージも含め、予定していたとおりにレースが運び、ねらっていたステージできっちりと結果を残したことが、最高の成果につながったといえる。また、難コースに多くの選手が苦しめられた中、キナンは6人全員が完走。チーム加入1年目の山本大喜と新城雄大も十二分に機能し、ライバルチームに対して数的優位な状況を作り出したことも、勝因の1つとして挙げられそうだ。

チーム登録における上位カテゴリーの、UCIワールドチーム、同プロコンチネンタルチームから強豪も参戦し、いつになくハイレベルな戦いだった2018年のツアー・オブ・ジャパン。キナンにとっては目標達成にとどまらず、今後のビッグレースでの戦い方やチーム力の指標となる価値あるシリーズとなった。力のある選手がそろうチームにあって、今回の結果が出走メンバーだけでなく、メンバー外となった選手たちも含めた全体の底上げにもつながることだろう。

5月に入り、上旬のスリランカTカップに続くUCI公認国際レースでの立て続けの勝利。この波に乗って、たちまちやってくる次の戦いに挑むことになる。5月31日からはツール・ド・熊野が開幕。チーム本拠地である熊野地域での年間最大のチームイベント。2018年は第20回記念大会。ねらうはもちろん個人総合優勝だ。なお、この大会に臨むロースター(出場選手)は一両日中に発表する予定となっている。

ツアー・オブ・ジャパンを制したガルシア(中央)とチーム優勝のキナンサイクリング ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

ツアー・オブ・ジャパン第8ステージ結果(112.7km)
1 マルティン・ラース(エストニア、チームイルミネイト) 2時間23分12秒
2 アンソニー・ジャコッポ(オーストラリア、ベネロング・スイスウェルネスサイクリングチーム) +0秒
3 アイラン・フェルナンデス(スペイン、マトリックスパワータグ)
4 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)
5 マルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
6 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
28 中島康晴(KINAN Cycling Team)
29 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team)
31 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
34 新城雄大(KINAN Cycling Team)
35 山本大喜(KINAN Cycling Team)
37 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)

ツアー・オブ・ジャパン個人総合時間
1 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 19時間57分25秒
2 ヘルマン・ペルシュタイナー(オーストリア、バーレーン・メリダ) +35秒
3 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +53秒
4 クリス・ハーパー(オーストラリア、ベネロング・スイスウェルネスサイクリングチーム) +1分27秒
5 グレガ・ボーレ(スロベニア、バーレーン・メリダ) +1分40秒
6 サム・クローム(オーストラリア、ベネロング・スイスウェルネスサイクリングチーム) +1分55秒
17 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +5分0秒
54 山本大喜(KINAN Cycling Team) +48分11秒
57 中島康晴(KINAN Cycling Team) +52分21秒
65 新城雄大(KINAN Cycling Team) +1時間5分28秒

ポイント賞
1 グレガ・ボーレ(スロベニア、バーレーン・メリダ) 110pts
4 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 41pts
19 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 18pts
26 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 13pts
46 新城雄大(KINAN Cycling Team) 6pts

山岳賞
1 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) 24pts
4 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 15pts
17 新城雄大(KINAN Cycling Team) 3pts

チーム総合
1 KINAN Cycling Team 59時間58分13秒

マルコス・ガルシア

マルコス・ガルシアのコメント
最終ステージについては、チームとしてよいプロトンコントロールができたと思う。逃げの3人をよいタイミングで行かせることができ、ねらっていたとおりのレース展開にすることができた。そしてなにより、個人総合優勝を果たせたことがとてもうれしい。(第5ステージでの)トマのステージ優勝に始まり、翌日の富士山では自分が勝つことができた。チームとしてはこれ以上ない出来になった。この勝利はチーム全員の働きがあったからなしえたもの。ライバルチームの動きをしっかりと読んで動いてくれたことにありがとうと言いたい。クイーンステージと考えていた伊豆(第7ステージ)でのみんなの働きは本当に素晴らしく、心から感謝している。

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