パワフルな電動アシスト自転車「アシスタDX」8月発売へ

ブリヂストンサイクルの電動アシスト自転車「アシスタDX(デラックス)」の2019年モデルが2018年8月中旬より全国の販売店を通して発売される。「アシスタDX」はセンターユニット方式の中で最もパワフルな電動アシスト自転車。脚力の弱いシニアや女性、坂の多い地域で長距離走行をする人に適したモデルとなっている。

ブリヂストンサイクルの電動アシスト自転車、アシスタDX

ブリヂストンサイクルが坂の多い地域で長距離走行をする人のために開発した電動アシスト自転車。電動アシスト自転車の「センターユニット方式」は、自転車のモーターがペダル軸の近くに配置されていて、チェーンを介して後輪を駆動する仕組み。センターユニット方式の電動アシスト自転車は、ハブ・チェーンへ負担がかかる仕組みのため、通常のハブ・チェーン仕様ではアシスト力を一定数抑える必要があり、高いアシスト出力に耐えられるパワフルなセンターユニット方式が市場から求められていた。

「アシスタDX」は2018年モデルから頑丈な内装3段ハブと肉厚なチェーンを採用したことで、高いアシスト出力に耐えられるパワフルなセンターユニット方式の電動アシスト自転車となった。今回のモデルチェンジでは仕様はそのままに新たに新色「P.Xオパールミント」を追加し、全4色で展開。11万4800円(税別)。長距離の買い物や坂の多い町を移動するときは頼もしい存在。

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MTBワールドカップが7月7・8日にイタリアで開催…レッドブルTVでライブ中継

MTBワールドカップが7月7・8日にイタリアのバルディソーレで開催される。7日がダウンヒル競技、8日がクロスカントリー競技。世界チャンピオンのニノ・シューターがクロスカントリーに参戦する。どちらもレッドブルTVでライブ中継される。

世界チャンピオンのニノ・シューター。虹色のジャージ「アルカンシエル」を着用する © Bartek Wolinski/Red Bull Content Pool

レッドブルTVのライブ中継

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クリストファー・フルーム、ツール・ド・フランス最多5勝目に向けて参戦

英国のスカイが7月7日に開幕する第105回ツール・ド・フランスの出場8選手を発表し、4年連続5回目の総合優勝を目指すクリストファー・フルーム(英国)がリストに載った。一時は主催者ASOが、フルームの過去のぜんそく薬問題を取り上げて出場を認めないという通達を出したが、国際団体がフルームの潔白を証明。ASOはフルームを閉め出す理由がなくなり、前年の覇者が開幕地に登場することになった。

第101回ジロ・デ・イタリアを制したクリストファー・フルーム © Marco Alpozzi – LaPresse

スカイの出場選手はエガン・ベルナル(コロンビア)、ヨナタン・カストロビエホ(スペイン)、ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)、フルーム、ジャンニ・モスコン(イタリア)、ワウト・プールス(オランダ)、ルーク・ロウ(英国)、ゲラント・トーマス(英国)。

ツール・ド・フランス総合優勝回数
5回
ジャック・アンクティル(フランス)1957、1961、1962、1963、1964
エディ・メルクス(ベルギー)1969、1970、1971、1972、1974
ベルナール・イノー(フランス)1978、1979、1981、1982、1985
ミゲール・インデュライン(スペイン)1991、1992、1993、1994、1995
4回
クリストファー・フルーム(英国)2013、2015、2016、2017
3回
フィリップ・ティス(フランス)1913、1914、1920
ルイゾン・ボベ(フランス)1953、1954、1955
グレッグ・レモン(米国)1986、1989、1990

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シルバン・シャバネルがツール・ド・フランス新記録となる18度目参戦へ

フランスのシルバン・シャバネルが所属するディレクトエネルジーのツール・ド・フランス出場メンバーの中に入り、大会新記録となる18度目の参戦を果たすことになりそうだ。同選手は39歳。2001年に現チームの前身であるブリオシュ・ラブランジェールの一員として初出場し、17年間出場を続けていた。

2010年の第7ステージで優勝し、マイヨジョーヌを着用したシルバン・シャバネル

ツール・ド・フランスの最多出場記録はジョージ・ヒンカピー(米国)、イェンス・フォイクト(ドイツ)、そしてシャバネル(フランス)の3選手が17回で並んでいた。2018年7月7日の第105回大会にシャバネルが出場すれば、単独最多記録となる。

シャバネルはツール・ド・フランス区間3勝。2008年と2010年にスーパー敢闘賞を受賞。2010年には第2ステージと第7ステージで首位に立ち、合計2日間マイヨジョーヌを着用している。同選手は引退を公言していないが、「ツール・ド・フランスとしては最後のレース」と語っている。

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Tommasini(トッマジーニ)の限定モデル、スーパープレステージ85が入荷

創業65年を超える歴史を持つイタリアのフレームメーカー「Tommasini(トッマジーニ)」から、同社によって完全ハンドメイドで作られるイタリアンスチールフレームの限定生産モデルが入荷した。

トッマジーニの芸術的なフレームワーク

かつては米国人に聞きなじみやすい「Tomas(トーマス)」というブランド名で米国に輸出していた時代もあるというブランド。1985年にTommasiniという一家の名前で本格的に米国(ニューヨークの展示会)に進出した。6月20日に85歳の誕生日を迎えた創業者イリオ・トマジーニだが、米国進出の1985年にちなみ、スーパープレステージ85というネーミングでフレームをリリースした。Tommasiniの歴史が込められているモデルだ。

最も新しく懐かしい名前でもあるコロンバスのニューSLXチューブを使用し、よく磨かれたメッキの上に格子柄をハンドメイドペイントで施したカラーリング。Tommasiniならではの逸品。48万円(税別)。納期は2018年10月予定。

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東京五輪出場枠争いが始まる…7月6日にジャパントラックカップ開催

寛仁親王記念ワールドグランプリ/2018ジャパントラックカップⅠ・Ⅱが2018年7月6日(金)から8日(日)まで静岡県の伊豆ベロドロームで開催される。同大会はUCI(国際自転車競技連合)のclass1に該当し、ここでのポイントがワールドカップの出場枠獲得につながる。ワールドカップでのポイントがオリンピックの出場枠に直結することから、2020年のオリンピック出場枠獲得のための第一歩となる重要な大会。大会には世界から強豪選手が勢ぞろいし、オリンピックに向けて強化に力を入れてきた日本代表選手が世界を相手にどこまで戦えるのか注目。

2020東京五輪トラック競技出場枠獲得への流れ
2018-2019シーズン、2019-2020シーズンに行われる①アジア選手権、②UCIトラックワールドカップ、③UCIトラック世界選手権の結果による「UCIオリンピック・トラックランキング」で出場枠が決定。
②のUCIトラックワールドカップに出場するためには「UCIトラック・ランキング」が上位でなければならない。
③のUCIトラック世界選手権に出場するためにはワールドカップの最終戦終了時における「UCIトラック・ランキング」、アジア選手権の結果が上位でなければならない。
今大会の位置付けは②・③にあたる「UCIトラック・ランキング」で上位を目指すためのもの。

東京五輪の出場枠は、2018-2019シーズン、2019-2020シーズンに行われるUCIトラックワールドカップ、アジア選手権、UCIトラック世界選手権の結果による「UCIオリンピック・トラックランキング」で決まる

寛仁親王記念ワールドグランプリ/2018ジャパントラックカップⅠ・Ⅱ UCI class1
主催:日本自転車競技連盟
開催日:2018年7月6日(金)・7日(土)・8日(日)
会場:静岡県・伊豆ベロドローム
競技スケジュール:7月6日(金)9:30〜19:00
男女スプリント、男女ケイリン、男女マディソン
7月7日(土)10:00〜17:30
男女ケイリン、男子オムニアム、女子マディソン
7月8日(日)9:45〜16:30
男女スプリント、女子オムニアム、男子マディソン
※上記に加え若手選手出場のジュニア種目を開催

主な日本代表選手:河端朋之(2018世界選手権ケイリン銀メダル)
脇本雄太(2017-18ワールドカップ第4戦ケイリン優勝)
近谷涼(2017-18ワールドカップ第4戦チームパーシュート2位)

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